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[[2000年]]より開催されている。2000年は山梨と大阪、2001年以降は千葉と大阪の2箇所で同時開催され、出演アーティストを入れ替えるという手法がとられている。これはイギリスの[[レディング・フェスティバル|レディング&リーズ・フェスティバル]]の形式を採用したものである。また、関東の会場は千葉県(初回のみ山梨県)だが、'''東京会場'''と称される。 |
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[[コンセプト]]は当初から「日帰りでも気軽に行ける」という「都市型フェス」を掲げている<ref name="千葉日報下">[http://www.chibanippo.co.jp/news/local/207877 ダンス、アイドル…懐深く【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<下>] - [[千葉日報]]ウェブ 2014年8月8日</ref>。都市型にふさわしい商業性を全面に押し出した、勢い偏重のパワーあふれるフェスとなっている。 |
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[[動員]]数について、幕張移動後で最初は1日3万人程度の規模を想定していたが、[[2010年代]]では2日間で約12万~13万人となっており、運営側では[[オーディエンス]]が居心地の良さや活動しやすい環境を考慮して1日5万~6万人、2日で10万人~12万人を目安に設定している<ref name="千葉日報下"/><ref name="千葉日報中">[http://www.chibanippo.co.jp/news/local/207875 「神ライブ」が飛躍の契機【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<中>] - [[千葉日報]]ウェブ 2014年8月8日</ref>。 |
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== 歴史 == |
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* 2000年 - クリエイティブマン・プロダクションが10周年を迎え |
* 2000年 - クリエイティブマン・プロダクションが10周年を迎え、フェスティバル「SUMMER SONIC」を立ち上げ、[[山梨県]][[富士吉田市]]の[[富士急ハイランド]]・[[サウンドコニファー229]]と[[大阪市]]の[[WTCオープンエアスタジアム]]で行われた。 |
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** 富士急では収容人数が最大2万人でステージ作成場所の確保が問題化したため関東は次回以降、富士急以外の会場で行うとの結論に至った<ref name="千葉日報上">[http://www.chibanippo.co.jp/news/local/207828 事実上3日間のフェスに【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<上>] - [[千葉日報]]ウェブ 2014年8月8日</ref>。 |
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* 2001年 - 関東の会場が[[山梨県]][[富士吉田市]]の[[富士急ハイランド]]・[[サウンドコニファー229]]から[[千葉市]]の[[幕張メッセ]]と[[千葉マリンスタジアム]]に移動した。関西の会場は[[大阪市]]の[[WTCオープンエアスタジアム]]に、[[大阪国際見本市会場|インテックス大阪]]が加えられた。 |
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** 新たな候補地は東京・神奈川・千葉・埼玉などで大きな施設や広場があるところとし、[[稲毛海浜公園]]や[[パシフィコ横浜]]などが挙がったが、運営者が調査中に立ち寄った千葉・[[幕張]]で[[幕張メッセ]]と[[千葉マリンスタジアム]]を同時に使用する発想が浮かび、両方の施設に9月から交渉し翌年分の同じ日に両会場が確保できたことから年内に次年度の[[幕張]]開催が決定した<ref name="千葉日報上"/>。 |
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* 2002年 - 前年から大幅に出演者数が増え、東京・大阪ともにステージ数や会場スペースの規模が拡大された。 |
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* 2003年 - [[ブラー]]と[[レディオヘッド]]という2大UKバンドを迎えたこの年、初めてチケットが完売した。ロックフェスティバルのチケットが完売するということ自体が当時の日本では考えにくかった事例であり、サマーソニックの運営が軌道に乗ったことを覗わせた。(現在では世界的に運営の洗練化が進み、「チケットが完売する」ということはキャパシティの見誤りとなり逆説的に利益損失に繋がるため、避けるべきこととなっている。よって、チケットが全て完売してしまうことは余りない。) |
* 2001年 - 関東の会場が[[千葉市]]の[[幕張メッセ]]と[[千葉マリンスタジアム]]に移動した。関西の会場は[[大阪市]]の[[WTCオープンエアスタジアム]]に、[[大阪国際見本市会場|インテックス大阪]]が加えられた。東京・大阪ともにステージ数や会場スペースの規模が拡大され、大幅に出演者数が増えた。 |
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* 2003年 - [[ブラー]]と[[レディオヘッド]]という2大UKバンドを迎えたこの年、初めてチケットが完売した。ロックフェスティバルのチケットが完売するということ自体が当時の日本では考えにくかった事例であり、サマーソニックの運営が軌道に乗ったことを覗わせた。({{要出典|範囲=現在では世界的に運営の洗練化が進み、「チケットが完売する」ということはキャパシティの見誤りとなり逆説的に利益損失に繋がるため、避けるべきこととなっている。よって、チケットが全て完売してしまうことは余りない|date=2014年8月}}。) |
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** 開催前々日の[[8月11日]]に「SUMMER SONIC EVE」が[[名古屋市]][[港区 (名古屋市)|港区]]の名古屋港オープンエアパーク(現在の[[テバオーシャンアリーナ]]がある場所に仮設されていた野外ステージ)で開催。出演アーティストは[[オアシス (バンド)|オアシス]]・[[カサビアン]]・[[ASIAN KUNG-FU GENERATION]]の3組(ASIAN - はスケジュールの都合で出演できなくなった[[ルースター]]に代わり出演)。 |
** 開催前々日の[[8月11日]]に「SUMMER SONIC EVE」が[[名古屋市]][[港区 (名古屋市)|港区]]の名古屋港オープンエアパーク(現在の[[テバオーシャンアリーナ]]がある場所に仮設されていた野外ステージ)で開催。出演アーティストは[[オアシス (バンド)|オアシス]]・[[カサビアン]]・[[ASIAN KUNG-FU GENERATION]]の3組(ASIAN - はスケジュールの都合で出演できなくなった[[ルースター]]に代わり出演)。 |
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*[[2010年]] - 2日間の開催に戻った。[[スラッシュ (ミュージシャン)|スラッシュ]]のゲストとして[[稲葉浩志]](B'z)が飛び入り参加。[[大阪]]会場では、再結成を発表した[[Def Tech]]もサプライズとして出演した。一方で、[[:en:deadmau5|deadmau5]]が出演キャンセルし、東京の会場のみ[[アタリ・ティーンエイジ・ライオット]]が代役を務めることになった。 |
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* 2011年 - 6月1日にサマーソニック2011の開催に向けてサマソニ・サポーターズSHOP[[サマーソニック・ミュージアム]]が東京と大阪で期間限定でオープンした。ミュージアムでは過去の歴史を代表する貴重品や写真パネルの展示や、サマーソニック2011の主要アーティスト公式グッズなどを扱っている。また、「SONICMANIA」が復活し、以降サマーソニックの前日に行われている。 |
* 2011年 - 6月1日にサマーソニック2011の開催に向けてサマソニ・サポーターズSHOP[[サマーソニック・ミュージアム]]が東京と大阪で期間限定でオープンした。ミュージアムでは過去の歴史を代表する貴重品や写真パネルの展示や、サマーソニック2011の主要アーティスト公式グッズなどを扱っている。また、「SONICMANIA」が復活し、以降サマーソニックの前日に行われている。 |
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*2013年 - 東京初日 |
*2013年 - 東京初日と大阪2日目に[[メタリカ]]と[[リンキン・パーク]]が、大阪初日と東京2日目には[[ミューズ (バンド)|ミューズ]]と[[Mr.Children]]がそれぞれ[[ヘッドライナー (コンサート)|ヘッドライナー]]として出演。同日でのダブルヘッドライナー並びに[[邦楽]]アーティストがヘッドライナーとして出演するのは初となる。また、前日に[[舞洲アリーナ]]では「NANIWA SONIC」の開催が予定されていたが、[[ビーディ・アイ]]の出演キャンセルにより中止となった。 |
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== 脚注 == |
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== 関連項目 == |
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* [[コヤブソニック]] |
* [[コヤブソニック]] - 名前はサマソニをもじった音楽イベント。本家サマソニと同じ舞洲で行われた回がある。 |
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* [[あまちゃん]] |
* [[あまちゃん]] - サマソニをパロディーにしたコンサート「海女〜ソニック」なるものが開催された。 |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
2014年8月14日 (木) 10:02時点における版
サマーソニック SUMMER SONIC | |
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概要 | |
開催年 | 2000年 - |
会場 |
日本 千葉 千葉マリンスタジアムほか 大阪 舞洲スポーツアイランド |
主催 | クリエイティブマンプロダクション |
ジャンル | ロック |
外部リンク | |
[www.summersonic.com 公式サイト] |
サマーソニック(SUMMER SONIC)は、毎年8月上旬から中旬の間で2日間、土曜・日曜に千葉(2000年のみ山梨)と大阪で開催される都市型ロック・フェスティバルである。企画・運営はクリエイティブマンプロダクション。
概要
2000年より開催されている。2000年は山梨と大阪、2001年以降は千葉と大阪の2箇所で同時開催され、出演アーティストを入れ替えるという手法がとられている。これはイギリスのレディング&リーズ・フェスティバルの形式を採用したものである。また、関東の会場は千葉県(初回のみ山梨県)だが、東京会場と称される。
コンセプトは当初から「日帰りでも気軽に行ける」という「都市型フェス」を掲げている[1]。都市型にふさわしい商業性を全面に押し出した、勢い偏重のパワーあふれるフェスとなっている。
出演ジャンルの傾向について、当初は洋楽のロックを中心としていたが、音楽ファンの嗜好変化・多様化に合わせてジャンルレス化しており、2000年代後半以降は規模の拡大と共にJ-POP・アイドルユニットも出演している[1]。中高生向けのポップパンクから果ては高齢のベテランミュージシャンまで出演する実に雑多な顔を持つフェスである。
オーディエンスの年齢層の傾向は、当初20代と30代が中心だったが、音楽ジャンルの多様化によって幅広い層が参加するようになり、2010年代では10代から40代ぐらいまで均等に幅広くなって参加している状況である[1]。また、10代も参加しやすい「敷居の低さ」も目指している[1]。オーディエンスの年齢層は日本の音楽フェスティバルの中でも幅広い部類。
動員数について、幕張移動後で最初は1日3万人程度の規模を想定していたが、2010年代では2日間で約12万~13万人となっており、運営側ではオーディエンスが居心地の良さや活動しやすい環境を考慮して1日5万~6万人、2日で10万人~12万人を目安に設定している[1][2]。
ヘッドライナーは現在のところすべて著名な外国人ミュージシャンで、最年少は2007年のアークティック・モンキーズ。また、関東のメインステージのMCは1回目からサッシャが皆勤賞で務めている。
関連するイベントとして、2004年・2005年は冬(2月ごろ)にサマーソニックのウィンターヴァージョンともいえる「Sonicmania」が開催された。また、同社が企画・制作するパンク・ロック主体の「PUNKSPRING」とR&Bやヒップ・ホップ主体の「SPRINGROOVE」が2006年4月から開催され、10月にはヘヴィメタル主体の「LOUD PARK」も開催された。
歴史
- 2000年 - クリエイティブマン・プロダクションが10周年を迎え、フェスティバル「SUMMER SONIC」を立ち上げ、山梨県富士吉田市の富士急ハイランド・サウンドコニファー229と大阪市のWTCオープンエアスタジアムで行われた。
- 2001年 - 関東の会場が千葉市の幕張メッセと千葉マリンスタジアムに移動した。関西の会場は大阪市のWTCオープンエアスタジアムに、インテックス大阪が加えられた。東京・大阪ともにステージ数や会場スペースの規模が拡大され、大幅に出演者数が増えた。
- 2003年 - ブラーとレディオヘッドという2大UKバンドを迎えたこの年、初めてチケットが完売した。ロックフェスティバルのチケットが完売するということ自体が当時の日本では考えにくかった事例であり、サマーソニックの運営が軌道に乗ったことを覗わせた。(現在では世界的に運営の洗練化が進み、「チケットが完売する」ということはキャパシティの見誤りとなり逆説的に利益損失に繋がるため、避けるべきこととなっている。よって、チケットが全て完売してしまうことは余りない[要出典]。)
- 2005年
- 開催前々日の8月11日に「SUMMER SONIC EVE」が名古屋市港区の名古屋港オープンエアパーク(現在のテバオーシャンアリーナがある場所に仮設されていた野外ステージ)で開催。出演アーティストはオアシス・カサビアン・ASIAN KUNG-FU GENERATIONの3組(ASIAN - はスケジュールの都合で出演できなくなったルースターに代わり出演)。
- 東京会場で運営スタッフ23人が下痢や腹痛を起こす事故が発生。スタッフの食べた弁当による集団食中毒症状と見られている。大阪会場では、近隣で行なわれていたアレグリアの公演のためにメインステージの音量が抑えられ問題となった。また会場周辺はオフィスビルやマンションの増加により、騒音の苦情が問題化した。
- 2006年 - 18万人の観客を動員した。出演アーティストの増加、様々なブースや企画も増え規模をさらに拡大させた。
- 2007年 - 20万人の観客を動員した。大阪公演は舞洲に会場を移して開催された。
- 2009年 - 10回目の開催を記念し、史上初めて3日間の開催となった。東京会場のみソニック・ダンス両ステージが深夜もダンス・ミュージック中心の公演を続ける「ミッドナイトステージ」として開演。一方で、7日(金)東京ビーチステージに出演予定だったタヒチ80が荒天のために中止、8日(土)大阪スカイステージ出演予定のフェニックスが体調不良により、急遽キャンセルした。
- 2010年 - 2日間の開催に戻った。スラッシュのゲストとして稲葉浩志(B'z)が飛び入り参加。大阪会場では、再結成を発表したDef Techもサプライズとして出演した。一方で、deadmau5が出演キャンセルし、東京の会場のみアタリ・ティーンエイジ・ライオットが代役を務めることになった。
- 2011年 - 6月1日にサマーソニック2011の開催に向けてサマソニ・サポーターズSHOPサマーソニック・ミュージアムが東京と大阪で期間限定でオープンした。ミュージアムでは過去の歴史を代表する貴重品や写真パネルの展示や、サマーソニック2011の主要アーティスト公式グッズなどを扱っている。また、「SONICMANIA」が復活し、以降サマーソニックの前日に行われている。
- 2013年 - 東京初日と大阪2日目にメタリカとリンキン・パークが、大阪初日と東京2日目にはミューズとMr.Childrenがそれぞれヘッドライナーとして出演。同日でのダブルヘッドライナー並びに邦楽アーティストがヘッドライナーとして出演するのは初となる。また、前日に舞洲アリーナでは「NANIWA SONIC」の開催が予定されていたが、ビーディ・アイの出演キャンセルにより中止となった。
主な出演者
- ^ a b 富士急ハイランド・サウンドコニファー229での開催。
脚注
- ^ a b c d e ダンス、アイドル…懐深く【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<下> - 千葉日報ウェブ 2014年8月8日
- ^ 「神ライブ」が飛躍の契機【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<中> - 千葉日報ウェブ 2014年8月8日
- ^ a b 事実上3日間のフェスに【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<上> - 千葉日報ウェブ 2014年8月8日
関連項目
外部リンク
- SUMMER SONIC - 公式ウェブサイト
- クリエイティブマン プロダクション - 公式ウェブサイト
- SUMMER SONIC (summersonicfestival) - Facebook
- Creativeman (@summer_sonic) - X(旧Twitter)