パラモア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Paramore
Paramore in Bali August 2011.JPG
(2011年)
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テネシー州フランクリン
ジャンル オルタナティヴ・ロック
エモ
ポップ・パンク
パワー・ポップ
活動期間 2004年 - 現在
レーベル フュエルド・バイ・ラーメン
公式サイト paramore.net
メンバー ヘイリー・ウィリアムス (ボーカル)
ジェレミー・デービス (ベース)
テイラー・ヨーク (ギター、パーカッション)

パラモアParamore)は、アメリカ合衆国テネシー州出身のロックバンド。バンド名は「秘密の恋人」を意味する「Paramour」や「愛のために」という意味を持つ「Par Amor」という言葉のスペルを変えたものである。

経歴[編集]

歌好きの家族に囲まれ、ヘイリーはコンテストに出場するなどして幼いころから歌に親しんでいた。ヘイリーが13歳の時ミシシッピ州メリディアンからテネシー州フランクリンに引っ越した際、学校でジョシュとザックのファロ兄弟と知り合い、意気投合、バンド活動を始める。またヘイリーはファロ兄弟からU2などを薦められて大きな刺激を受け、本格的に曲制作に取り組むようになる。まもなくヘイリーの家の隣に住んでいたジェイソンが加入する。

地元で名声を得た後、州都ナッシュビルでデビューに向けたデモテープ作成を開始。これを聞いたレーベル、フュエルド・バイ・ラーメンと契約し、2005年に1stアルバム『All We Know Is Falling』でメジャーデビューを果たした(ヘイリーは17歳、ザックは15歳でデビューしたことになる)。なお同レーベルの先輩にはフォール・アウト・ボーイがおり、パラモアはしばしば「フォール・アウト・ボーイの弟分」と紹介される。

2007年6月12日、2ndアルバム『Riot!』がビルボード15位、イギリスチャート24位を記録。2008年、第50回グラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされた。

2008年の映画『トワイライト〜初恋〜』に楽曲「Decode」を提供。これによりさらにファン層を広げることになる。

前作から2年を過ぎた2009年9月29日、3rdアルバム『Brand New Eyes』をリリース。ビルボード2位、イギリスチャートでは1位を獲得するなど、世界各国での人気が不動のものとなった。

しかし、2010年12月18日付の公式ブログにて、ジョシュとザックの脱退が明らかにされる。バンドは残ったメンバーで活動を継続することも合わせて発表された[1]

2011年6月に、3人となったメンバーで初の楽曲「Monster」を、映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のサントラからシングルとしてリリース。

2013年4月9日、ファロ兄弟が脱退し3人となったメンバーで初の4thアルバム『Paramore』をリリース。ビルボードチャートではバンド史上初の初登場1位を獲得した。

2015年2月8日に行われた第57回グラミー賞にて、アルバム『Paramore』からの4thシングル「Ain't It Fun」でバンド初のグラミー賞「最優秀ロック・ソング賞」を受賞した。

メンバー[編集]

ヘイリー・ウィリアムス
ジェレミー・デービス
テイラー・ヨーク

現メンバー[編集]

ステージではピアノやギターを演奏することがある。
  • ジェレミー・デービス(Jeremy Davis) - ベース
デビューアルバムのレコーディング直前に一時脱退している[2]。デビューアルバムリリース後には復帰している。
2011年には結婚した。1児の父。
前任のラム脱退後にサポートメンバーとして加入し、2009年に正式メンバーとなる。
ヘイリーと共に、作詞や作曲も多く担当している。

旧メンバー[編集]

  • ジョシュ・ファロ(Josh Farro) - リードギター、コーラス
  • ザック・ファロ(Zac Farro) - ドラムス、パーカッション
  • ジェイソン・バイナム(Jason Bynum) - ギター
デビュー直後に脱退した模様。
  • ジョン・ヘンブリー(John Hembree) - ベース
2005年にジェレミーが一時離脱した時に、デビューアルバムに代役として参加。
  • ウィリアム・“ハンター”・ラム(William "Hunter" Lamb) - リズムギター、コーラス
2007年初頭に脱退。結婚が理由。

特徴[編集]

女性ボーカルはエモ系バンドでは珍しいが、ヘイリーのボーカルは力強さと繊細さを兼ね備えているとして評価が高い。またそのルックスからアイドル的人気も高まっており、アヴリル・ラヴィーンと比較する声もある。だがヘイリー本人はアヴリルのことは特に気にしていない。

ヘイリーの人気はやはりバンドの中でもダントツで高く、米音楽雑誌の“最もクールな女性ミュージシャン”で2位に選ばれた。 バンド全体のライブ・パフォーマンスも評価が高い。

作詞は大部分がヘイリー、作曲はヘイリーとジョシュ[4]で行っていた。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
US AUS AUT CAN FIN GER IRL NLD NZL UK
2005 All We Know Is Falling 51
  • US: ゴールド
  • AUS: ゴールド
  • UK: ゴールド
2007 Riot!
  • 発売日: 2007年6月12日
  • レーベル: Fueled by Ramen
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 100万枚
15 47 66 26 63 53 61 15 24
  • US: プラチナ
  • AUS: ゴールド
  • CAN: ゴールド
  • NZ: ゴールド
  • UK: プラチナ
2009 Brand New Eyes
  • 発売日: 2009年9月29日
  • レーベル: Fueled by Ramen
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 76.2万枚
2 1 6 3 5 7 1 23 1 1
  • US: ゴールド
  • AUS: プラチナ
  • CAN: プラチナ
  • NZ: ゴールド
  • UK: プラチナ
2013 Paramore
  • 発売日: 2013年4月5日
  • レーベル: Fueled by Ramen, Atlantic
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 50万枚
1 1 13 3 10 8 1 18 1 1
  • US: ゴールド
  • AUS: ゴールド
  • NZ: ゴールド
  • UK: プラチナ
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

ライブ・アルバム[編集]

2008年8月12日にアメリカ、シカゴのコングレス・シアターで撮影されたライヴ映像。DVDにはツアー中でのドキュメンタリー“40 Days Of Riot!”も収録されている。

EPs[編集]

シングル[編集]

発表
タイトル
収録アルバム
2005年 Pressure
All We Know Is Falling
Emergency
2006年 All We Know
2007年 Misery Business
Riot!
Hallelujah
Crushcrushcrush
2008年 That's What You Get
Decode
Twilight: Original Motion Picture Soundtrack
Brand New Eyes
2009年 Ignorance
Brand New Eyes
Brick by Boring Brick
2010年 The Only Exception
Careful
Playing God
2011年 Monster
Transformers: Dark of the Moon – The Album
Singles Club
2013年 Now
Paramore
Still Into You
Daydreaming
2014年 Ain't It Fun

その他[編集]

  • 週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラーで「When It Rains」が番組使用曲。
  • 2006年にフュエルド・バイ・ラーメン所属のバンドが参加して行われた『FBR Night Vol.2』に同僚パンチライン、オクトーバーフォールと共に初来日を果たした。2007年にもパンクスプリング出演のため来日する予定があったが、アルバム制作に専念するためキャンセルとなった。サマーソニック09出演で再来日を果たし、2010年には東名阪ツアーも行った。
  • ポップ・パンク系のバンドが集まったサウンドトラック『Sound of Superman』ではフー・ファイターズのカヴァー、「My Hero」を披露。
  • トワイライト〜初恋〜』のサウンドトラックには、「Decode」と「I Caught Myself」が収録されている。

脚注[編集]

  1. ^ 公式ブログにおける声明
  2. ^ 主な理由は、バンドとして売れるにはメンバー達があまりにも若すぎることに不安を感じたためだが、詳しくは不明。
  3. ^ デビュー当時からバンドメンバーとの親交があり、デビューアルバムの時点から曲作りにも参加していたものの、学業への専念を先行させるためバンドには加入していなかった。レコーディングではドラムスを担当することもある。
  4. ^ 脱退以前であり、4thアルバム以降では主にヘイリーとテイラーによる。

外部リンク[編集]