ラーズ

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ラーズ
The La's.jpg
1991年、東京クラブクアトロにて。
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランドリヴァプール
ジャンル ロック
オルタナティヴ・ロック
インディー・ロック
活動期間 1984年1995年
2005年
レーベル Go! Discs
ユニバーサルミュージック
共同作業者 キャスト
公式サイト www.thelas.org
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ザ・ラーズ (The La's) は、イギリスロックバンド1986年リヴァプールにて結成。

シングル「ゼア・シー・ゴーズ」は彼らを代表する曲として知られている。

メンバー[編集]

メンバーは、リー・メイヴァースとジョン・パワーを中心とし、他のメンバーは頻繁に交代した。

中心人物[編集]

  • リー・メイヴァース/Lee Mavers (g./vo.)
  • ジョン・パワー/John Power (b./vo.)

その他[編集]

  • マイク・バッジャー (g./vo.)
  • ポール・ヘミングス (g.)
  • バリー・サットン (g.)
  • ピーター・(キャミー)・キャメル (g.)
  • ジェームス・ジョイス (b.)
  • ジョン・ティムスン (dr.)
  • クリス・シャーロック (dr.)
  • ニール・メイヴァース (dr.)

バイオグラフィー[編集]

1984年、マイク・バッジャーとリー・メイヴァースを中心に結成。当初はマイクがヴォーカルだったが、1986年にベーシストとしてジョン・パワーが加入し、その直後マイクがバンドを脱退してからは、リーがフロントマンとなり活動を再開。その後リーとジョンを中心としたバンドは、スタジオでデモ音源を何曲か録音し、レコードレーベルに売り込む。彼らの音源に興味を持ったレーベルの中から、彼らはGo! Discsを選ぶ。

1987年、Go! Discsからシングル『ウェイ・アウト』をリリース。地元リバプールを基盤として地道なライブ活動を精力的に行う。翌年の1988年にはセカンドシングル『ゼア・シー・ゴーズ』をリリース。セールス面で伸び悩むが、評論家達からの高い賞賛を得た。

本格的なアルバム制作活動は1989年に入ってからとなる。レコーディングが進み、その年の5月にはサードシングル『タイムレス・メロディ』がリリースされる予定であったが、リーがその出来に納得いかずに発売をキャンセル。プロデューサーとの衝突が原因ではないかとされている。この流れでレーベルとバンドの間に深い溝が出来てしまい、アルバムのリリースも水に流れる。デビューから2年経ったにも拘らず、一向にアルバムが完成しない状況をみて、レーベル側はスティーブ・リリーホワイトをプロデューサーに起用、ロンドンのエデン・スタジオでレコーディングを再開する。しかし、セルフ・プロデュースを望むバンド側は、曲の出来に満足がいかず、途中で放棄する。Go! Discs側も彼らに対して多大なレコーディング代を支払っていたため、リリーホワイトにアルバムを完成させるように説得、結局彼が一人でミックスや仕上げを行った。そして1990年、アルバム『ザ・ラーズ』が完成、リリースされた。

このGo! Discs側の行為に対しリーは激怒。自らのアルバムにも拘らず「背の折れた蛇のようで嫌いだ」と公言し、最終的に「買うな」と述べた。しかし皮肉にも評論家からの評価はとても高かった。またアルバムが発表された後、Go! Discs側は『ゼア・シー・ゴーズ』、『タイムレス・メロディ』、そして『フィーリン』を相次いでシングルとしてリリースする。これらはいずれもアルバム・バージョンで、バンド側の思惑を逸脱したレーベル側の行為だと考えられる。

その後ツアーを行ったものの、1991年末に中心メンバーであったジョンが脱退した後、バンドは解散を表明しないまま分解状態に。その後、表舞台から姿を消すことになる(尚、ジョンは脱退した翌年に新しいバンド「キャスト」を結成する)。

1994年から1995年にかけて、リーはドッジーポール・ウェラーオアシスのライヴのサポートアクトとして復帰するも、再びすぐに活動停止に陥る。この間、リーはドラッグやアルコールで精神を病んでいると噂されたり、1人でアルバムを作り直し続けているとも報道された。

約10年にも渡り活動を休止していた彼らだったが、2005年に突如再結成すると発表、イギリスやアイルランドでのライブを行い、その年の夏にはサマーソニックではトリを務めるなど、14年ぶりとなる日本公演も実現。その後リーはジョンと袂を分かち、ベイビーシャンブルズのドリュー・マコーネルをパートナーに活動する計画もあったが、結局実現しないまま、再度活動停止状態となっている。

トリビア[編集]

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

  • ザ・ラーズ The La's (1990年) UK #30

シングル[編集]

  • ウェイ・アウト Way Out (1987年) UK #86
  • ゼア・シー・ゴーズ There She Goes (1988年) #51
  • ゼア・シー・ゴーズ(再発) There She Goes (1990年) #23
  • タイムレス・メロディ Timeless Melody (1990年) #13
  • フィーリン Feelin' (1990年) #11
  • ゼア・シー・ゴーズ(再々発) There She Goes (1999年) #65

コンピレーション[編集]

  • ゼア・シー・ゴーズ〜シングル・コレクション (2001年/日本盤のみ)

内容は過去のシングルに収録されたB面曲などを収録。

  • ロスト・ラーズ 1984-1986 ブレイクルースLost La's 1984-1986 BREAKLOOSE (1999年)
  • ロスト・ラーズ 1986-1987 コーリン・オールLost La's 1986-1987 CALLIN'ALL (2001年)
  • ザ・ラーズ BBC イン セッションThe La's BBC In Session (2006年)
  • ザ・ラーズ―デラックス・エディション The La's - Deluxe Edition (2008年)

来日公演[編集]

1991年

  • 6月7日 名古屋・名古屋CLUB QUATTRO
  • 6月8日 大阪・心斎橋CLUB QUATTRO
  • 6月10日 東京・渋谷CLUB QUATTRO
  • 6月11日 東京・渋谷CLUB QUATTRO

2005年

  • 8月11日 大阪・心斎橋CLUB QUATTRO
  • 8月13日 大阪・サマーソニック2005
  • 8月14日 東京・サマーソニック2005
  • 8月15日 東京・SHIBUYA-AX

関連項目[編集]