ノー・ダウト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ノー・ダウト(No Doubt)
NO DOUBT 327b Brian McCauley.jpg
左から:トム、ステファン、エイドリアン、グウェン、トニー、ガブリエル
基本情報
出身地 アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイム
ジャンル スカパンク, オルタナティヴ・ロック, ポップロック
活動期間 1986年~2004年(一時中断)
2008年~
レーベル インタースコープ・レコーズ、トラウマ・レコーズ、ユニバーサル・ミュージック
公式サイト www.nodoubt.com
メンバー グウェン・ステファーニ
トニー・カナル
エイドリアン・ヤング
トム・ドュモント
ステファン・ブラッドリー(ツアー)
ガブリエル・マックネール(ツアー)
旧メンバー Eric Carpenter – saxophone (1988–1994)
Paul Caseley – trombone (1987–1990)
Gabriel Gonzalez – trumpet (1986–1989)
Don Hammerstedt – trumpet (1990–1992)
Alex Henderson – trombone (1991–1993)
Phil Jordan - trumpet (1992-1995)
Chris Leal – bass guitar (1986–1987)
Jerry McMahon – guitar (1986–1988)
Alan Meade – trumpet, co-lead vocals (1986–1988)
Tony Meade – saxophone (1986–1988)
Chris Webb – drums (1986–1989)
John Spence – original lead vocals (1986–1987)
Eric Stefani – keyboards, guitar (1986–1995)

ノー・ダウトNo Doubt)は1986年に結成されたアメリカ合衆国スカパンクオルタナポップロック系のロックバンド。現在までにグラミー賞を2つ受賞し、世界中で2700万枚のレコード売り上げ記録を持つ[1]

プロフィール[編集]

結成[編集]

1986年、アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムにて、当時デーリー・クィーンでバイトしていたジョン・スペンス、エリック・ステファーニ(グウェンの兄)とグウェン・ステファーニの3人がアップル・コア(Apple Core)というバンドを結成したのがはじまり[2][3]。 この3人でライブをしながら他に新メンバーが入れ替わり立ち替わりしていく中、彼らのライブを見に来ていたトニー・カナルがベーシストとして加わる。

1987年、当初のフロントマンでありボーカルだったジョン・スペンスの自殺を受け、アラン・ミードが一時的にボーカルとして加わるがすぐに去ってしまったため、グウェンがボーカルになった。この後、当時ギターのジェリー・マクマホーンの代わりに現ギターのトム・デュモントが参加し、バンドにヘヴィメタ的要素を加えることになった[4]

下積み期間[編集]

すでにその派手なパフォーマンスと地元ファン層を育てていたバンドは1990年、設立したてのインタースコープ社とマルチ・アルバムのレコード契約を結ぶ。しかし、90年代初頭はグランジが台頭しており、グランジの正反対とも言えるバンドのスカ/ポップ/コミック的音楽はなかなか全米的に売れるものではなかった。1992年にセルフ・タイトルのデビューアルバムをリリースするものの、レーベルからの後押しもなく、売上がたったの3万枚という失敗に終わった。この間、バンドは全米ツアーを遂行したがこちらも芳しくなく、南カリフォルニア以外での集客力のなさを痛感させられた。

この頃からエリックはバンド活動に参加したりしなかったりという中途半端な関わりになっていたが、インタースコープ社が、彼らの次作に対し、彼らの作曲した曲を受け入れず、勝手にプロデューサーを送りこんできたことが決定打となり、1994年にエリックはバンドから正式に引退し、TVアニメ『シンプソンズ』のアニメーターとしてのキャリアを開始した。同年、グウェンとトニーの7年に及ぶ関係に、トニーから終止符を打った。

全国区へ[編集]

1995年、インタースコープ社はこの売れないバンドを子会社のトラウマ・レコーズに移籍させる。 バンドは自主レーベルでそれまでのシングルを集めた『The Beacon Street Collection』をリリースし、デビューアルバムの3倍の売り上げを記録する。また、同年後半にトラウマ・レコーズより『Tragic Kingdom』をリリースする。

この『Tragic Kingdom』からリリースされたシングルが次々とヒットし、3rdシングル『Don't Speak』はビルボードのHot 100 Airplay Chartで16週連続1位をキープを記録した。ちなみにこのアルバムのほとんどの楽曲がグウェンとトニーの関係に基づいて作詞されており、『Don't Speak』も二人の別れについて書かれた曲である。

『Tragic Kingdom』の成功から4年経った2000年に『Return of Saturn』をリリース。しかし、このアルバムのレビューは良かったにも関わらず、実際の売り上げは芳しくなく、15か月後に『Rock Steady』をリリースし巻き返しを図る。『Rock Steady』は主にジャマイカでレコーディングされ、地元のレゲエ歌手とコラボする等レゲエスカ色を存分に取り入れた意欲作となった。この結果、『Rock Steady』でグラミー賞を『Hey Baby』と『Underneath It All』の2曲で受賞する。

2003年には過去のシングル・コンピレーション『The Singles 1992-2003』を発表。

翌2004年には、フロントウーマンのグウェンがソロ活動を開始し、バンドのトニーやザ・ネプチューンズファレル・ウィリアムスともコラボした。 同年トム・デュモントもサイド・プロジェクトの「Invincibel Overlord」を開始した。

バンドは2009年、バンドとしての活動を再開し、春から夏にかけて全米ツアーを、またその合間に新アルバムのレコーディングを行う予定である[5]


ノー・ダウト(2002年)

メンバー[編集]

  • グウェン・ステファーニ(Gwen Stefani) – ボーカル
  • トム・デュモント(Tom Dumont) – ギター
  • トニー・カナル(Tony Kanal) – ベースギター
  • エイドリアン・ヤング(Adrian Young) – ドラム、パーカッション

<ツアー・メンバー>

  • ステファン・ブラッドレー(Stephen Bradley) – キーボード、トランペット、バックボーカル
  • ガブリエル・マックネール(Gabrial McNair) – キーボード、トロンボーン、バックボーカル


ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
US AUS AUT CAN GER NL NZ SWE SWI UK
1992 No Doubt
1995 The Beacon Street Collection
  • 発売日: 1995年3月3日
  • レーベル: Beacon Street
  • フォーマット: CD, LP, cassette, digital download
  • 全米売上: 10万枚
Tragic Kingdom
  • 発売日: 1995年10月10日
  • レーベル: Trauma, Interscope
  • フォーマット: CD, LP, cassette, digital download
  • 全米売上: 816.7万枚
1 3 2 1 2 2 1 3 3 3
  • US: ダイヤモンド
  • AUS: 4× プラチナ
  • AUT: ゴールド
  • CAN: ダイヤモンド
  • GER: ゴールド
  • NZ: 5× プラチナ
  • SWE: 2× プラチナ
  • SWI: プラチナ
  • UK: プラチナ
2000 Return of Saturn
  • 発売日: 2000年4月11日
  • レーベル: Interscope
  • フォーマット: CD, LP, cassette, digital download
  • 全米売上: 158.7万枚
2 11 18 4 5 24 14 7 8 31
  • US: プラチナ
  • CAN: プラチナ
2001 Rock Steady
  • 発売日: 2001年12月11日
  • レーベル: Interscope
  • フォーマット: CD, LP, cassette, digital download
  • 全米売上: 284.2万枚
9 15 12 21 13 66 17 52 33 43
  • US: 2× プラチナ
  • AUS: ゴールド
  • CAN: プラチナ
  • UK: ゴールド
2012 Push and Shove
  • 発売日: 2012年9月25日
  • レーベル: Interscope
  • フォーマット: CD, digital download, Picture Disc
  • 全米売上: 11.5万枚
3 8 11 5 11 28 11 55 9 16
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

来日記録[編集]

  • 1996年9月[6]
  • 2000年秋[7]
  • 2002年8月サマー・ソニック・ゼロ・ツー(02)
  • 2007年8月サマー・ソニック・ゼロ・セブン(07)

脚注[編集]

  1. ^ MacDonald, Patrick. "Gwen Stefani: She sings! She designs! She dances ... uh, um, no". The Seattle Times. November 18, 2005. Retrieved April 14, 2007.
  2. ^ Krohn, Katherine E. Gwen Stefani: pg. 22. Twenty-First Century Books. 2007. ISBN 0822571579.
  3. ^ Vineyard, Jennifer. "Tunes and 'Toons". OC Weekly. February 26, 1998. Retrieved August 24, 2007.
  4. ^ "No Doubt". Behind the Music. VH1. April 9, 2000.
  5. ^ [BARKS]活動を再開するノー・ダウト、でも新作はもう少し先に[BARKSニュース], 2008/12/17, http://yo-gaku.eplus2.jp/article/111354212.html
  6. ^ http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/nodoubt/bio.html
  7. ^ http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/nodoubt/bio.html

外部リンク[編集]