アリシア・キーズ

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アリシア・キーズ
Alicia Keys Sing.jpg
基本情報
出生名 Alicia J. Augello-Cook
生誕 1981年1月25日(35歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州
ジャンル R&Bポップ・ミュージックジャズクラシック
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ボーカルピアノギター
活動期間 2001年 -
レーベル Jレコード
公式サイト 公式サイト
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アリシア・キーズ: Alicia Keys、本名:Alicia J. Augello-Cook、1981年1月25日 - )は、アメリカ合衆国の女性歌手女優

世界中でのアルバムの累計セールスは、3,000万枚以上。

略歴[編集]

1981 - 2000年:生い立ちと初期の活動[編集]

1981年1月25日、ニューヨーク市マンハッタンにて、法律関係の仕事に携わるアイルランドイタリア人の母親Terri Augelloとジャマイカ人の父親Craig Cookとの間に生まれたアリシアは、2歳で両親が離婚し(現在は復縁)、母親の下、幼少期をヘルズ・キッチンで過ごす。7歳からピアノをはじめ、ベートーヴェンモーツァルトショパンといったクラシックからジャズまで幅広く音楽を学ぶ。14歳の時、デビューアルバムにも収録されている楽曲「バタフライズ(Butterlyz)」を作曲。ピアノだけでなく、学業と歌唱のレッスンをこなしていた。16歳で地元の芸術・演劇系の高校を首席で卒業しコロンビア大学に入学するも、音楽活動に専念するために4週間で中退。

最も初期にはジャーメイン・デュプリSo So Defレーベルと契約し、1996年のクリスマス・アルバム『12 Soulful Nights of Christmas』や翌年の『メン・イン・ブラック』のサウンドトラックに楽曲が収録されたが、キャリアは大きく花開かずにレーベル契約を終えた。

2001 - 2006年:ソングス・イン・Aマイナー、ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ[編集]

2001年、デビュー・アルバム『ソングス・イン・Aマイナー』を発売、世界中で1,200万枚を売り上げ、2001年で最も売れている新人歌手と最も売れているR&B歌手になった。翌年グラミー賞では、新人賞、最優秀楽曲賞、さらに収録曲「フォーリン」が最優秀楽曲賞 (Song of the Year)に輝くなど、5部門を独占した。2003年、セカンド・アルバム『ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ』をリリース。世界中で800万枚の大ヒットとなり、2005年にグラミー賞4部門を受賞。カニエ・ウェストプロデュースのファースト・シングル「ユー・ドント・ノウ・マイ・ネーム(You Don't Know My Name)」、セカンド・シングル「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー(If I Ain't Got You)」を始め、多くの曲がアルバムからシングル・カットされる。2004年MTV Video Music Awards 最優秀R&Bビデオ賞を受賞。2005年に、しばらく制作休止中だった『MTVアンプラグド』が、アリシアの強い希望で復活し、念願であった出演を果たした。この模様はライブ・アルバムにもなり、全米1位を獲得した。2006年からは、幾つかのテレビ番組シリーズにも出演する。

2007 - 現在:アズ・アイ・アム、エレメント・オブ・フリーダム[編集]

2007年1月に、ベン・アフレック出演の『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』で映画デビューをする。同年8月には、スカーレット・ヨハンソン主演の『私がクマにキレた理由』に出演。11月には、約4年振りとなるスタジオ・アルバム『アズ・アイ・アム』をリリース。デビュー以来4作連続アルバム・チャート1位を記録し、世界中で600万枚を売り上げ、グラミー賞の3部門を受賞した。また、ファースト・シングル「ノー・ワン(NO ONE)」も全米シングル・チャートの1位となり、アルバムとシングルの同時1位を達成。2008年には『リリィ、はちみつ色の秘密』に出演し、NAACPイメージ・アワードを受賞。2009年10月、ジェイ・Zにフィーチャーされたシングル「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」が全米1位に。12月に発売の4thアルバム『エレメント・オブ・フリーダム』は、スーザン・ボイルのデビュー・アルバムに阻まれて初登場2位となった。

2013年、第47回スーパーボウルで国歌斉唱を務めることになった。

慈善活動[編集]

2005年に、U2ボノと共作『Keep A Child Alive』を無償で楽曲提供。この曲の収益は、全てチャリティー団体に寄付された。2007年には、自身がホストを務めたチャリティー・イベント『Black Ball concert for Keep a Child』で一夜にして150万ドル(約1億7,000万円)の寄付を集めた。

私生活[編集]

2010年5月27日に音楽プロデューサーのスウィズ・ビーツと婚約、妊娠していることを発表。かねてから交際は噂されていたが、当初は否定していた。また、交際が噂されていた当時、スウィズ側には妻マションダと子どもがおり、その後スウィズは離婚した。マションダ側は、離婚の原因を2人の不倫が原因であると主張している。2012年7月31日、二人は仏領コルシカ島で結婚式を挙げた。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
US
[1]
AUS
[2]
CAN
[3]
GER
[4]
IRL
[5]
NLD
[6]
NZ
[7]
SWI
[8]
UK
[9]
2001 Songs in A Minor 1 3 2 2 5 1 4 3 6
2003 The Diary of Alicia Keys
  • 発売日: 2003年12月2日[19]
  • レーベル: J
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 460万枚[20]
1 22 15 10 37 2 25 1 13
  • US: 4× プラチナ[12]
  • AUS: プラチナ[21]
  • CAN: 2× プラチナ[14]
  • GER: プラチナ[15]
  • NVPI: プラチナ[22]
  • NZ: ゴールド[23]
  • SWI: プラチナ[17]
  • UK: プラチナ[18]
2007 As I Am
  • 発売日: 2007年11月13日[24]
  • レーベル: J
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 370万枚[20]
1 3 2 6 15 2 5 1 11
  • US: 3× プラチナ[12]
  • AUS: プラチナ[25]
  • CAN: 2× プラチナ[14]
  • GER: プラチナ[15]
  • IRL: ゴールド[26]
  • NZ: ゴールド[27]
  • SWI: プラチナ[17]
  • UK: プラチナ[18]
2009 The Element of Freedom
  • 発売日: 2009年12月15日[28]
  • レーベル: MBK, J
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 160万枚[29]
2 19 5 10 9 2 22 1 1
  • US: プラチナ[12]
  • AUS: ゴールド[30]
  • CAN: プラチナ[14]
  • GER: ゴールド[15]
  • SWI: プラチナ[17]
  • UK: 3× プラチナ[18]
2012 Girl on Fire
  • 発売日: 2012年12月26日[31]
  • レーベル: RCA
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全米売上: 75.5万枚[29]
1 12 8 6 27 7 22 3 15
  • US: ゴールド[12]
  • AUS: ゴールド[32]
  • CAN: ゴールド[14]
  • GER: ゴールド[15]
  • SWI: ゴールド[17]
  • UK: ゴールド[18]
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

参加作品[編集]

他多数

フィルモグラフィ[編集]

ソフトウェア[編集]

  • Alicia's Keys - アリシアが所有するヤマハC3 Neoグランドピアノをアリシア自身の演奏によってサンプリングしたソフトウェア・ピアノ音源。ドイツのNative Instruments社によって2010年に製作された。アリシアのアルバムの中でも使用されている。

受賞歴[編集]

  • グラミー賞
    • 2002年度 Song of the Year ("Fallin'")
    • 2002年度 Best New Artist
    • 2002年度 Best Female R&B Vocal Performance ("Fallin'")
    • 2002年度 Best R&B Song ("Fallin'")
    • 2002年度 Best R&B Album ("Songs in A Minor")
    • 2005年度 Best Female R&B Vocal Performance ("If I Ain't Got You")
    • 2005年度 Best R&B Song ("You Don't Know My Name")
    • 2005年度 Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocals ("My Boo" with Usher)
    • 2005年度 Best R&B Album ("The Diary of Alicia Keys")
    • 2007年度 Best Female R&B Vocal Performance ("No One")

脚注[編集]

  1. ^ Alicia Keys – Chart History: Billboard 200”. Billboard. Prometheus Global Media. 2013年2月23日閲覧。
  2. ^ Discography Alicia Keys”. 'australian-charts.com'. Hung Medien. 2013年2月23日閲覧。
  3. ^ Alicia Keys – Chart History: Canadian Albums”. Billboard. Prometheus Global Media. 2013年2月23日閲覧。
  4. ^ Chartverfolgung / Alicia Keys / Longplay” (German). 'musicline.de'. Media Control Charts. 2013年2月23日閲覧。
  5. ^ Discography Alicia Keys”. 'irish-charts.com'. Hung Medien. 2013年2月23日閲覧。
  6. ^ Discografie Alicia Keys” (Dutch). 'dutchcharts.nl'. Hung Medien. 2013年2月23日閲覧。
  7. ^ Discography Alicia Keys”. 'charts.org.nz'. Hung Medien. 2013年2月23日閲覧。
  8. ^ Alicia Keys (Charts) (select "Charts" tab)” (German). 'swisscharts.com'. Hung Medien. 2013年2月23日閲覧。
  9. ^ Alicia Keys (select "Albums" tab)”. Official Charts Company. 2013年2月23日閲覧。
  10. ^ Songs in A Minor – Alicia Keys > Overview”. AllMusic. Rovi Corporation. 2013年2月23日閲覧。
  11. ^ Top 20 New Acts Since 2000”. Yahoo! Music (2014年7月8日). 2015年9月17日閲覧。
  12. ^ a b c d e Gold & Platinum: Keys, Alicia”. Recording Industry Association of America. 2013年2月23日閲覧。
  13. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2002 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2013年2月23日閲覧。
  14. ^ a b c d e Gold and Platinum Search (Alicia Keys)”. Music Canada. 2013年2月23日閲覧。
  15. ^ a b c d e Gold-/Platin-Datenbank: Alicia Keys” (German). Bundesverband Musikindustrie. 2013年2月23日閲覧。
  16. ^ Top 50 Albums Chart: Chart #1299 (Sunday 10 March 2002)”. Recording Industry Association of New Zealand. 2013年2月23日閲覧。
  17. ^ a b c d e The Official Swiss Charts and Music Community: Awards (Alicia Keys)”. 'swisscharts.com'. Hung Medien. 2013年2月23日閲覧。
  18. ^ a b c d e Certified Awards (enter "Alicia Keys" into the "Keywords" box and then select "Search")”. British Phonographic Industry. 2013年2月23日閲覧。
  19. ^ The Diary of Alicia Keys – Alicia Keys > Overview”. AllMusic. Rovi Corporation. 2013年2月23日閲覧。
  20. ^ a b Mitchell, Gail (November 14, 2009). “The Elements of Style”. Billboard (Prometheus Global Media) 121 (45): 23. ISSN 0006-2510. http://books.google.co.uk/books?id=Pnp_Xu47q9cC&lpg=PP1&pg=PT22#v=onepage&q&f=false 2013年5月22日閲覧。. 
  21. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2004 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2013年2月23日閲覧。
  22. ^ Goud/Platina – Alicia Keys – The Diary of Alicia Keys” (Dutch). NVPI. 2009年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月23日閲覧。
  23. ^ Top 50 Albums Chart: Chart #1427 (Monday 27 September 2004)”. Recording Industry Association of New Zealand. 2013年2月23日閲覧。
  24. ^ Brown, Marisa. “As I Am – Alicia Keys > Overview”. AllMusic. Rovi Corporation. 2013年2月23日閲覧。
  25. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2008 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2013年2月23日閲覧。
  26. ^ 2007 Certification Awards – Gold”. Irish Recorded Music Association. 2013年2月23日閲覧。
  27. ^ Latest Gold / Platinum Albums”. RadioScope. 2011年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月29日閲覧。
  28. ^ The Element of Freedom – Alicia Keys > Overview”. AllMusic. Rovi Corporation. 2013年2月23日閲覧。
  29. ^ a b Halperin, Shirley (2014年7月18日). “Alicia Keys Signs with Guy Oseary and Ron Laffitte”. Billboard. New York: Prometheus Global Media. 2014年7月21日閲覧。
  30. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2010 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2013年2月23日閲覧。
  31. ^ Kellman, Andy. “Girl on Fire – Alicia Keys > Overview”. AllMusic. Rovi Corporation. 2013年2月23日閲覧。
  32. ^ ARIA Charts – Accreditations – 2014 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2014年2月16日閲覧。

外部リンク[編集]