ヴィレッジ・ピープル

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ヴィレッジ・ピープル
Village People
VillagePeople1978.jpg
1978年撮影
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州
ジャンル ディスコポップス
活動期間 1977年 -
レーベル カサブランカ・レコードアメリカ合衆国の旗
ビクター音楽産業日本の旗
共同作業者 ジャック・モラリ
公式サイト グループの公式サイト
メンバー フェリペ・ローズ
アレックス・ブレイリー
レイ・シンプソン
エリック・アンザローン
ビル・ホワイトフィールド
ジム・ニューマン
旧メンバー ランディ・ジョーンズ
グレン・ヒューズ
ヴィクター・ウィリス
マイルス・ジェイ
レイ・ステファンズ
マーク・リー
デイヴィッド・ホードー
ジェフ・オルソン

ヴィレッジ・ピープルVillage People)は、アメリカ合衆国の男性6人組の音楽アーティスト・グループ。

概要[編集]

ヴィレッジ・ピープルとは、「Y.M.C.A.」などの大ヒット作を数々と生み出し、短期間ながらも一世を風靡したアメリカの音楽グループである。

1977年ニューヨークで結成。1970年代後半から1980年代前半にかけて、ディスコソングを中心に世界的ヒット曲を次々生み出す。ゲイ・マーケットをターゲットにして売り出され、メンバーそれぞれが、ゲイ受けを狙ったアメリカの職業等のコスプレをしている。ポップス史上、ゲイ・イメージを表面に出して音楽活動を行った最初のグループといわれ、アメリカにおけるゲイの理解向上に貢献したとの評価もある。また実際にリード・ボーカルのヴィクター・ウィリス以外は全員ゲイであったといわれていたが、真偽は定かではない。実際、長年ゲイだと思われてきた2代目リード・ボーカルのレイ・シンプソンは一般女性と結婚し、娘も誕生している。

1978年に発表されたグループ最大のヒット曲「Y.M.C.A.」は、西城秀樹1979年に青春歌謡ポップス曲「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」としてカバーし大ヒットしたことにより、日本でも楽曲とともにグループ名も一躍有名になった。2006年にはレイザーラモンHGもカバーしている。

またペット・ショップ・ボーイズがカバーした「ゴー・ウエスト」、ピンクレディー渋谷哲平キャプテン・ジャックがカバーした「イン・ザ・ネイヴィー」(ピンクレディー・バージョンのタイトルは「ピンク・タイフーン (In The Navy)」)、筋肉隆々な男性のシーンのBGMなどでは定番となっている「マッチョマン」なども有名。これらの世界的ヒット曲は現在においても様々な場所で流され、全世界での総売上は5000万枚に達する。

1985年に一旦解散するも1987年に再結成され、幾度かのメンバーチェンジを行いながらも、現在に至るまでアメリカ国内のみならず世界各国でライブ活動を続けており、現在も高い人気を誇っていて、世界での売上は1億枚を超えたとも言われている。

デビュー当時のオリジナル・メンバーはフェリペ・ローズ以外全員髭をはやしていた。

結成へのいきさつ[編集]

フランス人音楽プロデューサージャック・モラリ英語版が仕掛け人。モラリが、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにあるゲイ・ディスコを訪れた際に、インディアンの衣装を身に着けたダンサー、フェリペ・ローズを発見。また、その周辺ではカウボーイ道路工事人のコスプレをした男達が踊っており、これを見たモラリが「ゲイの象徴的グループを作ろう」と思いついたのが始まりである[1]。グループ名は前述の「グリニッジ・ヴィレッジ」に由来する。

グループ結成にあたり、モラリはまずフェリペ・ローズをスカウト。そして、ミュージカル俳優やシンガーとして既に活躍していたヴィクター・ウィリスをリード・ボーカルに抜擢し、その友人でシンガーのアレックス・ブレイリーもバック・ボーカルとして加入させた。その後、新聞に「ゲイのシンガーで、マッチョ・ルックの人求む」という広告を打ち出してオーディションを行い[1]、その結果、デイヴィッド・ホードー、ランディ・ジョーンズ、グレン・ヒューズ(イギリスのミュージシャン、グレン・ヒューズとは別人)の3人がメンバー入りした。

初期のヴィレッジ・ピープルは、ゲイ・ディスコでの営業等を中心にアンダーグラウンド的な活動を行っていたが、ゲイ受けを狙いすぎたヴィジュアルや音楽性が裏目に出てしまい、ターゲットとしていた肝心のゲイ達からは「ゲイをパロディ化している」と受け止められ、あまり良い反応は得られなかったという[1]。そこで、ゲイに限らず一般の人々にも受け入れられるように、ポップ路線へと変更したところ[1]、それが功を奏し世界的スターとして大成功を収める結果となった。

メンバー[編集]

※担当パート表記はキャラクター名

オリジナル・メンバー[編集]

ホノルルの「シェラトン・ワイキキ」で行われたニューイヤーコンサート(2010年
  • ヴィクター・ウィリス (Victor Willis) - ポリスマン (1977年-1979年、1982年)
  • フェリペ・ローズ (Felipe Rose) - インディアン (1977年-)
  • アレックス・ブレイリー (Alex Briley) - GI (1977年-)
  • デイヴィッド・ホードー (David Hodo) - 道路工事人 (1977年-1981年、1987年-2013年)
  • ランディ・ジョーンズ (Randy Jones) - カウボーイ (1977年-1980年、1987年-1990年)
  • グレン・ヒューズ (Glenn Hughes) - 革ジャン男 (1977年-1995年) ※2001年3月4日、肺癌のため死去。50歳

追加メンバー[編集]

  • レイ・シンプソン (Ray Simpson) - 2代目ポリスマン (1979年-1981年、1987年-)
  • マイルス・ジェイ (Miles Jaye) - 3代目ポリスマン (1983年-1984年)
  • レイ・ステファンズ (Ray Stephens) - 4代目ポリスマン (1985年)
  • ジェフ・オルソン (Jeff Olson) - 2代目カウボーイ (1980年-1985年、1991年-2013年)
  • マーク・リー (Mark Lee) - 2代目道路工事人 (1982年-1985年)
  • エリック・アンザローン (Eric Anzalone) - 2代目革ジャン男 (1995年-)
  • ジム・ニューマン (Jim Newman) - 3代目カウボーイ (2013年-)
  • ビル・ホワイトフィールド (Bill Whitefield) - 3代目道路工事人 (2013年-)

代表曲[編集]

  • 「サンフランシスコ」 - "San Francisco" (1977年)
  • 「マッチョマン」 - "Macho Man" (1978年)
  • Y.M.C.A.」 - "Y.M.C.A." (1978年)
  • "Just A Gigolo" (1978年)
  • 「イン・ザ・ネイヴィー」 - "In The Navy" (1979年)
  • ゴー・ウエスト」 - "Go West" (1979年)
  • "Ready For The 80's" (1979年)
  • "Can't Stop The Music" (1980年)

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • 『ヴィレッジ・ピープル登場』 - Village People (1977年)
  • 『マッチョマン』 - Macho Man (1978年)
  • 『クルージン』 - Cruisin' (1978年)
  • 『ゴー・ウェスト』 - Go West (1979年)
  • 『ライヴ・アンド・スリージー』 - Live and Sleazy (1979年) ※A面はライブ音源
  • 『キャント・ストップ・ザ・ミュージック』 - Can't Stop the Music - The Original Soundtrack Album (1980年)
  • 『ルネッサンス』 - Renaissance (1981年)
  • 『フォックス・オン・ザ・ボックス』 - Fox on the Box (1982年) ※CD化の際に『In the Street』に改題
  • Sex Over the Phone (1985年)

コンピレーション・アルバム等[編集]

  • Live: Seoul Song Festival (1984年)
  • Greatest Hits (1988年)
  • Greatest Hits '89 Remixes (1989年)
  • The Best of Village People (1994年)
  • The Very Best Of (1998年)
  • 20th Century Masters, The Millennium Collection ... The Best of Village People (2001年)
  • Universal Music Icon Series: Village People (2014年)
  • Village People Live At The Greek Theatre (2018年)
  • A Village People Christmas (2018年)

出演映画[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d CD『ベスト・オブ・ヴィレッジ・ピープル』PHCR-1256 ライナーノーツ解説より

外部リンク[編集]