レイザーラモン

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レイザーラモン
Razor Ramon (owarai).jpg
ハッスル・ツアー2008〜7.27 in YOKOHAMA〜が行われた横浜文化体育館にて
メンバー HG/住谷正樹
RG/出渕誠
結成年 1997年
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動時期 1997年 -
出身 現事務所直入
影響 バッファロー吾郎
出会い 大学時代のプロレス同好会の定期戦
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 漫才コント
同期 青空、ヤナギブソン(ザ・プラン9
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
1997年 第18回今宮こどもえびすマンザイ新人コンクール福笑い大賞
2000年 ABCお笑いグランプリ審査員特別賞
2005年 流行語大賞
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レイザーラモンは、日本お笑いコンビよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。

メンバー[編集]

  • HG住谷正樹 (エイチジー/すみたに まさき、1975年12月18日 - )
元々はボケを担当し、ハードゲイキャラ、レイザーラモンHGの存在自体がボケと言えるが、THE MANZAI等に出演以降はツッコミを担当する。漫才ではハードゲイキャラは一切出さないが、ツッコミの際におなじみの「セイ!」を取り入れる事もある。
  • RG出渕誠 (アールジー/いずぶち まこと、1974年6月8日 - )
元々はツッコミを担当していたが、レイザーラモンHGのブレイクを期に類似キャラ「レイザーラモンRG」となり、ダブルボケの様な状態となる。以降、「シルバーウルフ」等のピン芸のネタを増やし、THE MANZAI等に出演以降はボケを担当する。

来歴[編集]

大学時代は、共にプロレス同好会に所属。住谷は同志社大学で、リングネームは「ギブアップ住谷」。一方、出渕は立命館大学でプロレスラー新崎人生をもじった「チン先真性」の名で活動していた。両大学のプロレス同好会は定期戦などで交流があり、しばしば顔を合わせていた。共に学内チャンピオンを獲得した経験を持つ2人は意気投合し、1997年10月にお笑いコンビ「レイザーラモン」を結成。コンビ名は、スコット・ホールWWF時代に名乗っていたリングネームレイザー・ラモン」に由来する。

卒業記念でエントリーした「今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」で福笑い大賞を受賞。その後2丁目劇場のオーディションライブ「SABIKI」などに出演し、腕を磨いた。

大学卒業後はそれぞれ就職し、住谷は生活協同組合コープこうべ、出渕はカーディーラーで働いていたが、お笑いの道を諦め切れず、程なく脱サラして吉本興業入り。

  • 1999年
    • バッファロー吾郎プロデュースの「爆笑新ネタ逆転満塁ホームラン寄席」に初出演し、本格的にプロとして活動を始めた。吉本の同世代では珍しいNSC非出身者。大阪NSC17期生と同期になる。
    • 10月、毎日放送クヮンガクッ」で、初のテレビ番組のレギュラーとなる。しかし翌3月、「悲しみの豆板醤事件」が仇となり降板した。
  • 2000年
    • 「ABCお笑い新人グランプリ」では審査員特別賞を受賞。
    • フジテレビ新しい波8」に3度出演。しかし、後に同番組から派生して開始した「はねるのトびら」のレギュラーには選出されなかった。
  • 2001年
    • 11月、吉本新喜劇に加入。いずれも若手ではセリフが多い方で、共に様々な役柄を演じた。

レイザーラモンHGのブレイク[編集]

  • 2002年から、住谷がハードゲイキャラクターのレイザーラモンHGとしての活動を開始。言葉尻に、「フゥー」(「フォー!」とも)などと叫び、ポーズを決め、様々な番組イベントに登場した(ちなみに、HGは住谷(本名)に宿った別人格という設定が本人によって後付けされている)。
  • HGを真似て出渕はレイザーラモンRG(REAL GAY:リアルゲイ)というキャラクターを作った。HGのブレイクに便乗し「ハードゲイの愛人」という設定で無理矢理登場したものの、HGは「絡み辛い」などと困惑し、RGというキャラクター自体HGのパクリ(衣装、言動等)であるため、明石家さんまダウンタウンなどに呆れられていた。また、当初はRGの名はHGの真似をしている時にのみ使用していたが、その後出渕が他の衣装を着て他のキャラクターを演じている時もRGを名乗るようになり、実質的に出渕の芸名になった。
  • 2003年小籔千豊とユニット「ビッグポルノ」を結成。
  • 2005年5月1日、関西のゲイカルチャーの中心地として知られる堂山町のクラブ「Explosion」で、単独ライブ『堂山フー!!! 〜Do Your Man Who?』を開催。なかやまきんに君をトークゲストに迎え、コント、漫才などネタ見せの他、ビッグポルノのVTR作品などを上演した。
  • RG登場以後、HGが先輩芸人にRGの愚痴をこぼしたり、RGがコンビ解散をHGに提案するなど、両者の関係が悪化してきている事を漏らした。しかしHGは、ブレイクした2005年には番組や自著などで「来年は私だけでなく、出渕と一緒にコンビで売れるようになりたい」という希望を明かしていた。以後、RGにも仕事のオファーが来るようになり、コンビでの仕事も増加した。
  • プロレスイベントハッスルに最初にHG、少し遅れてRGが参戦するようになってからは、二人ともプロレスの仕事が本業お笑い以上に多くなり、必然的にタッグを組むことも多くなった。しかし、HGが怪我により離脱中にハッスルは資金難により活動休止を表明し、レスラーとしては引退することになった。

RGの活躍とHG人気の衰退[編集]

  • 2009年7月、HGがハッスルの興行で左足かかとを粉砕骨折する大怪我を負う。以降、RG単独でのテレビ出演が増える。「シルバーウルフ」や「市川AB蔵」など、キャラクターの路線変更を頻繁に繰り返してきたRGであったが、それと同時に「なかなか言わないあるあるネタ」などRG個人としてのネタも増やし、活動の場を広げていく。対照的に、HGというキャラクターの需要は低下をたどる。また時代の流れとしてLGBTを笑いのネタにするような芸風は社会的に困難になっていく。HG自身も「キャラクターをやめるタイミングを失ってしまった」と漏らしていたが、怪我から復帰以降は積極的にマスクを外し、素顔の状態での活動も始めた。以降、「HG、RGはいらない。住谷、出渕で漫才したいんや!!」といったタイトルのライブを開催するなど、漫才コンビとしても精力的に活動し、2012年にはTHE MANZAI認定漫才師、2013年には決勝に進出。結果は8位。
  • 2014年R-1ぐらんぷりではRGが決勝進出し3位。スティーブ・ジョブズに扮した。

芸風[編集]

  • 大学時代にプロレスに没頭していた事もあり、プロレスの要素をネタに組み込む事が多い。例として、ちょっとしたきっかけで互いに譲らず口論になり、取っ組み合いに発展。出渕が「ハードゲイやっちゃっていいですか〜!?」と客を煽り「マコト!マコト!(RG!RG!)」と声援を要求する。そのままローリングソバットで住谷を攻めるが、住谷はこれをかわしてヒップアタックで逆襲。うつ伏せに倒れ込んだ出渕の膝に足を掛けると、今度は逆に「出渕(RG)やっちゃっていいですか〜!?」と絶叫。腰を振りながら「ハードゲイ!ハードゲイ!(マサキ!マサキ!)」とアピールし、そのまま後転してロメロ・スペシャルで出渕を締め上げる。
    • RGのハッスル参戦時の記者会見でも、このコントネタを応用し、2人でプロレス技を掛け合った。
  • バッファロー吾郎も、若手時代にプロレスを織り込んだネタをやっていたことから、2人に師事。
  • 午前中の舞台でも、臆せず下ネタを披露する。

エピソード[編集]

悲しみの豆板醤事件[編集]

1999年に始まった、レイザーラモンの初レギュラー番組「クヮンガクッ」(毎日放送)。しかし、番組内では空回りすることが多く、レギュラー当落線上に追い込まれた。そんなある日、番組のスタッフに誘われて焼肉店に食事に出かけることに。食事が終わりかけの頃、スタッフは2人に「もう一度チャンスをやる。ここで意気込みを見せてみろ」と一喝した。すると2人は勘違いし、まず出渕が突然テーブルに置いてあった豆板醤[注 1]を一気飲みしてみせた。あまりの辛さに悶絶する相方の姿を目の当たりにした住谷(HG)は「俺も何かせなあかん」という衝動に駆られ、まずロースターに手を押し付けようとしたものの、既に肉を焼き終わった鉄板は冷え切っていた。ならば、と店の窓から飛び降りようとしたものの、店はビルの2階にあり、インパクトがない。追い詰められた(?)住谷は、テーブルに置いてあった豆板醤のビンを手に取ると、それを眼球に擦り付けるという暴挙に出た。当然の如く、住谷は「熱い〜!!!」とその場で悶絶。ひたすら洗面所で目を洗い続ける羽目になった。結局、レイザーラモンは「クヮンガクッ」のレギュラーからわずか3回の出演で降板することになってしまった。

THE MANZAI 2013[編集]

2013年のTHE MANZAIに決勝進出し、「ファッションショー」という設定でHGが服を脱いでいくネタを披露したため、ビートたけしに「フランス座じゃねえんだから(フランス座はたけしの古巣で、かつて、ストリップショーが行われていた)」とコメントされた。その後の投票後、オール巨人が「個人個人でやっていく力がある、その中で漫才を選んでくれた。ありがとう。裸になって誰かに怒られると言っていたけど、俺が怒る。」とコメントした。オール巨人は、芸に厳しいというイメージがあることから「俺が怒る」発言が注目されたものの、実際の番組後には逆に激励されたという。

その他[編集]

HGは第22回大阪モーターサイクルショーにて、南海部品よりスズキブルバード400を貰った。以前はホンダスティード400に乗っていたが腰痛で手放し、現在はバイク無しのためかなり喜んでいた。

TV[編集]

CM[編集]

受賞歴[編集]

  • 第18回今宮こどもえびすマンザイ新人コンクール福笑い大賞(1997年
  • ABCお笑いグランプリ審査員特別賞(2000年
  • 流行語大賞2005年

CD[編集]

「YOUNG MAN」(HGのみ)※「男なら腰を振れ」など、HGならではの解釈が印象的。

関連人物[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 焼肉店なので中華の豆板醤では無く、実際はコチュジャンと思われるが、語られたエピソード上、豆板醤とする。

外部リンク[編集]