グレン・ヒューズ
グレン・ヒューズ | |
---|---|
![]() | |
基本情報 | |
別名 | The Voice of Rock/The God of Voice |
生誕 |
1951年8月21日(68歳)![]() |
ジャンル |
ロック ヘヴィ・メタル ハード・ロック ソウル ファンク ブルース |
担当楽器 |
ベース・ギター 歌 |
活動期間 | 1968年~現在 |
レーベル |
フロンティアーズ・レコード ポニーキャニオン SPV GmbH ヤマハ ゼロ・コーポレーション |
共同作業者 |
ディープ・パープル トラピーズ ヒューズ/スロール ブラック・サバス ヒューズ・ターナー・プロジェクト チャド・スミス ブラック・カントリー・コミュニオン |
公式サイト | Official website |
グレン・ヒューズ(Glenn Hughes,通称The Voice Of Rock/The God of Voice, 1951年8月21日 - )は、イギリス出身のベーシスト兼ヴォーカリスト。
トラピーズのメンバーとして1970年にデビュー、ディープ・パープルのメンバーにスカウトされて世界的な注目を浴びた。その後様々なバンドやプロジェクトに携わり、ソロ名義の活動をしている。
目次
略歴[編集]
1951年、スコットランド・グラスゴー・キャンノックで生まれる。
1969年にトラピーズでレコーディング・キャリアのデビュー。同バンドのベーシスト兼ヴォーカリストとして3枚のアルバムを発表し1973年、ディープ・パープルへスカウトされる。1974年、同グループでアルバム『紫の炎』を発表。同年4月にアメリカ・カリフォルニア州で行われたイベント「カリフォルニア・ジャム」に出演し一躍有名に。
1976年、ディープ・パープル解散後、ソロ・アーティストとしての活動を始める。翌1977年にファースト・ソロ・アルバム『Play Me Out』をトラピーズのメンバーと発表、活動の拠点をアメリカへ移す。
1982年にギタリストのパット・スロールと共にヒューズ/スロール名義で作品を発表。
1985年にはヴォーカリスト兼ベーシストとしてゲイリー・ムーアの『ラン・フォー・カヴァー』、1986年にはヴォーカリストとしてブラック・サバスのトニー・アイオミのアルバム『セヴンス・スター』に参加する。ハード・ロック・バンド、ヨーロッパのメンバーであるギタリスト、ジョン・ノーラムと活動中ドラッグの問題でスウェーデンから強制退去を命じられる。脱ドラッグのリハビリテーションを行い、1991年にKLFのシングル「America:What time is Love」にヴォーカルとして再デビューする。1992年、ヒューズがリード・ヴォーカルを担当したジョン・ノーラムのアルバム『フェイス・ザ・トゥルース』が発表される。
2002年にはジョー・リン・ターナーとのヒューズ・ターナー・プロジェクトに参加以降2005年になって、チャド・スミスとのレコーディング作品「Soul Mover」でソロ・キャリアを再開する。2010年にはジョー・ボナマッサ、デレク・シェリニアン、ジェイソン・ボーナムと共にブラック・カントリー・コミュニオンを結成し、同年発表のデビュー・アルバムは全英アルバムチャートでトップ20入りするヒットとなった[1]。
ディスコグラフィー[編集]
トラピーズ[編集]
- トラピーズ - Trapeze(1970年)
- メデューサ - Medusa(1970年)
- 連動 - You Are The Music...We're Just The Band(1972年)
- Welcome to the Real World(1993年)
ディープ・パープル[編集]
- 紫の炎 - Burn(1974年)
- 嵐の使者 - Stormbringer(1974年)
- カム・テイスト・ザ・バンド - Come Taste The Band(1975年)
- メイド・イン・ヨーロッパ - Made In Europe(1976年)
- ラスト・コンサート・イン・ジャパン - Last Concert In Japan(1977年)
ソロ・アルバム[編集]
- Play Me Out(1977年)
- L.A. Blues Authority Volume II: Glenn Hughes - Blues(1992年)
- From Now On...(1994年)
- Burning Japan Live(1994年)
- Feel(1995年)
- Addiction(1996年)
- The Way It Is(1999年)
- From The Archives Volume I - Incense & Peaches(2000年)
- Return Of Crystal Karma(2000年)
- A Soulful Christmas(2000年)
- Building The Machine(2001年)
- Songs In The Key Of Rock(2003年)
- Soulfully Live In The City Of Angels(2004年) - DVD & CD
- Soul Mover(2005年)
- Freak Flag Flyin'(2005年)
- Music For The Divine(2006年)
- Live In Australia(2007年) - DVD & CD
- First Underground Nuclear Kitchen(2008年)
ヒューズ/スロール[編集]
- Hughes/Thrall(1982年)
元DEEP PURPLEのGlenn Hughesと元PAT TRAVERS BANDのPat Thrallによるプロジェクト。 リリースは1枚のみだが、2枚目に収録予定だった曲は後にGlenn Hughesのソロアルバムに収録される事になる。
グレン・ヒューズ/ジェフ・ダウンズ[編集]
- The Work Tapes(1998年)
トニー・アイオミ[編集]
- セヴンス・スター - Seventh Star(1986年) - Black Sabbath featuring Tony Iommi名義
- ザ・1996・DEPセッションズ - The 1996 DEP Sessions(2004年)
- ヒューズド - Fused(2005年)
ヒューズ・ターナー・プロジェクト[編集]
- HTP(2002年)
- Live In Tokyo(2002年)
- HTP 2(2003年)
ブラック・カントリー・コミュニオン [編集]
- Black Country Communion(2010年)
- 2(2011年)
- Afterglow(2013年)
その他参加作品[編集]
- ロジャー・グローヴァー - 『The Butterfly Ball and the Grasshopper's Feast』(1974年)
- ジョン・ロード - 『Windows』(1974年)
- トミー・ボーリン - 『Teaser』(1975年)
- フェノメナ - 『Phenomena』(1985年)
- ゲイリー・ムーア - 『Run for Cover』(1985年)
- フェノメナII - 『Dream Runner』(1987年)
- ジョン・ノーラム - 『Face the Truth』(1992年)
- ジョージ・リンチ - 『Sacred Groove』(1993年)
- スティーヴィー・サラス - 『Stevie Salas Presents: The Electric Pow Wow』(1993年)
- ブレイズン・アボット - 『Live and Learn』(1995年)
- リッチー・コッツェン - 『Wave of Emotion』(1996年)
- ナイアシン - 『Deep』(1999年)
- エリク・ノーランダー - 『Into the Sunset』(2000年)
- ケン・ヘンズレー- 『Blood On The Highway 』(2007年)
- ケン・ヘンズレー- 『Love & Other Mysteries 』 (2012年)
- 『ディープ・パープル マシン・ヘッド・トリビュート:リ・マシンド』(2012年)
他多数
脚注・出典[編集]
- ^ Kellman, Andy. “Black Country Communion - Biography & History”. AllMusic. 2018年5月4日閲覧。
外部リンク[編集]
|
|