ア・トライブ・コールド・クエスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ア・トライブ・コールド・クエスト
A Tribe Called Quest
TribeCalledQuest2008(close).jpg
2008年のライヴ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク市クイーンズ区
ジャンル ヒップホップ
活動期間 1985年 - 1998年
2006年 - 2013年
レーベル ジャイヴ・レコード
公式サイト atribecalledquest.com
メンバー Qティップ
ファイフ・ドーグ
アリ・シャヒード
ジェロビ・ホワイト

ア・トライブ・コールド・クエストA Tribe Called Quest)は、アメリカヒップホップグループ。1988年に結成され、5枚のアルバムを発表した後、1998年に解散。デ・ラ・ソウルと並んでネイティブ・タン(Native Tongues)の中核グループのひとつであった。通称「ATCQ」。

来歴[編集]

1988年、MCQティップ(グループ結成前は、MC Love Childと名乗っていた)とDJのアリ・シャヒードのデュオに、ファイフ・ドーグとジェロビが加わり結成。ジャングル・ブラザーズDJレッドアラートの後押しを受け、1989年にシングル「Description Of A Fool」でデビュー。

翌年に、ファースト・アルバム『People's Instinctive Travels』を発表。サンプリングキャノンボール・アダレイロイ・エアーズの素材を用いるなど、ジャズの要素を絡めた作品になっている。一部の批評家からは「踊れないアルバム」などと酷評されたが、3枚目のシングル「Can I KIck It?」がナイキのCMに使われたことから、徐々に人気が高まる。

続く、1991年の『The Low End Theory』は、ジャズ・ベーシストのロン・カーターを迎えて制作され、さらにジャズに影響されたサウンドを展開した。「Jazz (We've Got)」などの曲を含む本作は、前作から一転して評論家の賛辞を受け、商業的にも成功した。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、153位にランクイン。

ジャズ路線を継承した1993年のサード・アルバム『Midnight Marauders』も大きな成功を収め、プラチナ・ディスクを獲得。グループ史上最大のヒットである「Award Tour」も収録されており、前作と並ぶ名盤として評価されている。

1998年に解散した後、2006年に再結成。2013年に再び解散。2015年11月にはテレビ出演のため、一時的に再結成した[1]

メンバー[編集]

Qティップ(Q-Tip)
1970年4月10日生まれ、ニューヨーククイーンズ区出身。
MC担当、プロデューサー。グループ解散後はソロ活動を展開。また俳優としても活動している。90年代半ばにイスラム教に改宗した。
ファイフ・ドーグ(Phife Dawg)
1970年4月20日生まれ、ニューヨークブルックリン地区出身。
MC担当。グループ加入以前はバスケットボールのプロ選手になることを目指していた。遺伝性の1型糖尿病を患っている。
もともとバスケットボール選手であったこともあり、大のバスケファン。高校バスケのスカウトとしても働く。
糖尿病による合併症のため、2016年3月23日死去[2]
アリ・シャヒード・ムハマド(Ali Shaheed Muhammad)
1970年8月11日生まれ、ニューヨークブルックリン地区出身。
DJ担当、プロデューサー。
ジェロビ・ホワイト(Jarobi White)
1971年生まれ、出身地不明。
1989年加入し、1stアルバム発表後に脱退。2006年の再結成の際に復帰した。

アルバム[編集]

  • - People's Instinctive Travels and the Paths of Rhythm (1990年)
  • - The Low End Theory (1991年)
  • - Midnight Marauders (1993年)
  • - Beats, Rhymes and Life (1996年)
  • - The Love Movement (1998年)

映画[編集]

  • ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ~ア・トライブ・コールド・クエストの旅~ - Beats Rhymes & Life: The Travels Of A Tribe Called Quest (2011年)

脚注[編集]

外部リンク[編集]