ザ・クリブス
The Cribs | |
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基本情報 | |
出身地 | イングランド ウェスト・ヨークシャー州 |
ジャンル |
インディー・ロック ポストパンク |
活動期間 | 2001年 - |
レーベル |
ウィチタ・レコーディングス ワーナー・ブラザース・レコード |
公式サイト | www.thecribs.com |
メンバー |
ゲイリー・ジャーマン ライアン・ジャーマン ロス・ジャーマン |
旧メンバー | ジョニー・マー |
ザ・クリブス (The Cribs) は、イギリス・ウェスト・ヨークシャー州、ウェイクフィールド出身のロックバンド。ローファイ好きのジャーマン3兄弟にて結成された。 2008年に元ザ・スミスのギタリストであるジョニー・マーが加入したが、2011年に脱退したため、元の3人組に戻っている。
来歴
[編集]2001年、ローファイ好きのジャーマン3兄弟によって結成される。
2004年、インディーでリリースしたシングルが話題となり、イギリスの人気レーベル・ウィチタと契約し、1stアルバム『ザ・クリブス』をリリース。同年8月、サマーソニックにて初来日を果たす。
2005年、2ndアルバム『ザ・ニュー・フェラス』をリリースし、スマッシュヒットとなる。この年、ピート・ドハーティにも気に入られ、ザ・リバティーンズの前座を務めたこともあった[1]。
2006年、フジロック・フェスティバルに出演のため来日。同じくフジロックに出演していたフランツ・フェルディナンドの演奏時にはステージに招かれドラム乱打のパフォーマンスを共演した。
2007年、プロデューサーにフランツ・フェルディナンドのボーカル、アレックス・カプラノスを迎え、3rdアルバム『メンズ・ニーズ,ウィメンズ・ニーズ,ホワットエヴァー』をリリース(アレックスはノーギャラで引き受けたという噂もある)。同アルバムにはソニック・ユースのリー・ラナルドもゲスト参加している。
2008年、フジロック・フェスティバルに2度目の出演を果たす。同年、バンドと一緒にレコーディング・セッションを行なっていると伝えられていた元ザ・スミスのギタリスト、ジョニー・マーが正式にザ・クリブスに加入。
2009年、4人編成になって初の作品、4thアルバム『イグノア・ジ・イグノラント』をリリース。10月に単独での来日公演を行った。
2011年、ジョニー・マーがソロ活動に専念するため脱退。
メンバー
[編集]- ゲイリー・ジャーマン(Gary Jarman)(1980年10月20日 - )(ボーカル、ベース)
- ライアン・ジャーマン(Ryan Jarman)(1980年10月20日 - )(ボーカル、ギター)
- ロス・ジャーマン(Ross Jarman)(1984年9月22日 - )(ドラムス)
ゲイリーとライアンは双子でツインボーカル、ロスは2人より4歳年下の弟である。
元メンバー
[編集]- ジョニー・マー(Johnny Marr)(1963年10月31日 - )(ギター)
概要
[編集]- 新人バンドたちの活躍で賑やかなUKシーンにあって地味な印象を与えがちだが、「バンドを続けていける程度のセールスで構わない」という、流行に左右されない独自のバンド運営と音楽スタンスをとっているため、熱烈なファンを多く抱えている。
- 多くの同期バンド - カイザー・チーフス、ジ・オーディナリー・ボーイズ、ブロック・パーティー、フランツ・フェルディナンド、ダーティ・プリティ・シングス、アークティック・モンキーズ、ザ・コーラル、マキシモ・パーク、レイザーライトといった面々と親交が深く、彼らからも憧憬と好意のリスペクトをよせられている(また、日本ではアジアン・カンフー・ジェネレーションとも交流がある)。カイザー・チーフスとは特に仲が良く、彼らはクリブスの「アナザー・ナンバー」を、クリブスはカイザーの「モダン・ウェイ」を互いにカバーしている。
- 彼らのライブは過激で知られ、メンバーがどこかしら怪我するのは日常茶飯事である。
- ゲイリー・ジャーマンの妻はスティーヴン・マルクマス&ザ・ジックスやクワージなどでプレイしているジョアンナ・ボーム。
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
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UK [2] |
IRE [3] |
SCO [4] | |||||||||||
2004 | The Cribs |
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96 | — | — | ||||||||
2005 | The New Fellas |
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78 | — | — |
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2007 | Men's Needs, Women's Needs, Whatever |
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13 | 87 | 11 |
| |||||||
2009 | Ignore the Ignorant |
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8 | 46 | 14 |
| |||||||
2012 | In the Belly of the Brazen Bull |
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9 | — | 10 | ||||||||
2015 | For All My Sisters |
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9 | — | 16 | ||||||||
2017 | 24-7 Rock Star Shit |
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8 | — | — | ||||||||
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
日本公演
[編集]- 1月25日 渋谷CLUB QUATTRO
- 『Fuji Rock Festival 06』 7月28日 苗場スキー場
- 10月22日 心斎橋CLUB QUATTRO、23日 名古屋CLUB QUATTRO、25日 LIQUIDROOM
- 『Fuji Rock Festival 08』 7月26日 苗場スキー場
- 10月19日 日本武道館 ※アークティック・モンキーズ公演のスペシャルゲストとして出演
- 10月21日 赤坂BLITZ、22日 名古屋CLUB QUATTRO、23日 心斎橋CLUB QUATTRO
『Fuji Rock Festival 10』 7月30日 苗場スキー場
- 6月21日 梅田CLUB QUATTRO
- 『Hostess Club Weekender』 6月23日 恵比寿ガーデンホール
- 8月6日 渋谷CLUB QUATTRO
- 2018
- 5月17日 京都 CLUB METRO
- 5月18日 東京 代官山UNIT
脚注
[編集]- ^ 「ザ・クリブス、待望の初の単独公演が決定!」 BARKS、2005年11月30日。
- ^ “The Cribs ACHARTS”. acharts.com. 2 June 2016閲覧。
- ^ “Discografy The Cribs”. irishcharts.com. 2 June 2016閲覧。
- ^ Peaks in Scotland:
- Mens Needs Womens Needs Whatever: “2007-05-27 Top 100 Scottish Albums Archive”. Official Charts Company. 27 May 2007閲覧。
- Ignore the Ignorant: “2009-09-13 Top 100 Scottish Albums Archive”. Official Charts Company. 13 September 2009閲覧。
- In the Belly of the Brazen Bull: “2012-05-13 Top 100 Scottish Albums Archive”. Official Charts Company. 13 May 2012閲覧。
- Payola: “2013-03-17 Top 100 Scottish Albums Archive”. Official Charts Company. 17 March 2013閲覧。
- For All My Sisters: “2015-03-29 Top 100 Scottish Albums Archive”. Official Charts Company. 29 March 2015閲覧。
- ^ Jones, Alan (9 June 2017). “Official Charts Analysis: Ed Sheeran's ÷ back at No.1”. Music Week. 26 June 2017閲覧。