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2012年1月29日 (日) 08:07時点における版

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日常
ジャンル ギャグ漫画
漫画
作者 あらゐけいいち
出版社 角川書店
掲載誌 月刊少年エース
4コマnanoエース
コンプティーク
発表号 月刊少年エース
2006年12月号 - 連載中)
4コマnanoエース
(Vol.1 - 連載中)
コンプティーク
2007年3月号 - 2008年7月号(一時休載))
巻数 7巻
OVA:日常の0話
原作 あらゐけいいち
監督 石原立也
石立太一(副監督)
シリーズ構成 花田十輝
キャラクターデザイン 西屋太志
アニメーション制作 京都アニメーション
製作 東雲研究所
発売日 2011年3月12日
アニメ:日常
原作 あらゐけいいち
監督 石原立也
石立太一(副監督)
シリーズ構成 花田十輝
キャラクターデザイン 西屋太志
アニメーション制作 京都アニメーション
製作 東雲研究所
放送局 テレビ愛知ほか
放送期間 2011年4月 - 2011年9月
話数 全26回
ゲーム:日常(宇宙人)
ゲームジャンル 日常型ADV
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売元 角川書店
発売日 2011年7月28日
テンプレート - ノート

日常』(にちじょう)とは、あらゐけいいちによる日本ギャグ漫画作品。『月刊少年エース』と『4コマnanoエース』(ともに角川書店)で連載中で、2011年(平成23年)4月から9月までテレビアニメが放送された。

概要

『月刊少年エース』2006年5月号から同年10月号に渡り読み切りを連載したのち、同年12月号より同誌で本格連載を開始した。ストーリー漫画版・4コマ漫画版の双方が混在する。女子高生の不条理な「日常」を題材にしたシュールなタッチのギャグ漫画で、登場人物の多くがエキセントリックな言動を発し、奇想天外なアクシデントの続発に翻弄されるのが基調。

登場人物の姓に群馬県内の実在の地名が多数流用され、群馬県ローカルな名物の一つ「上毛かるた」がネタに登場するなど、群馬出身の作者らしいご当地ネタも多い。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物

「声」はOVA・TVアニメ版での担当声優

時定高校

本作品の主な舞台となる県立高校。読みは「ときさだめ」高校で、時定市に所在する。教育方針としては生徒の自主性を重んじており、年に一度風船を飛ばす行事があるらしい。偏差値は59。

1年Q組

相生 祐子(あいおい ゆうこ)
声 - 本多真梨子
人気投票:3位
元気で明るいバカな女子高生。1年Q組。通称「ゆっこ」。作中では名字かこの通称で呼ばれることが多い。血液型はA型RH-、星座は山羊座、特技は手品で、幼い頃の将来の夢はエリマキトカゲになることだった。運動神経は良いが、勉強や宿題はややおろそか。茶色のセミロングヘアで中背。猫の無我(声 - 今野宏美)[1]を飼っている。お弁当の一番美味しいものは最後に食べるタイプ。家では母親からよく制裁を受け、気絶させられている。
基本的にツッコミ体質であるがその行動は大抵空転し、突っ込まれるボケ役に陥ることも少なくない。
長野原 みお(ながのはら みお)
声 - 相沢舞
人気投票:5位
1年Q組の女子生徒でゆっこの親友。16歳。小柄で、瞳は青。水色の髪の毛を左右両側で小さな木製キューブの髪留めで縛っている。この髪留めはゆっこが居眠りのときに見る夢では古代兵器を復活させるアイテム「ウッドキューブ」となっており、みおの髪留めから先の「しっぽ」と並んで、漫画の中のギャグや、コミックスのネタプレゼント企画にまで利用されている(後述)。
ゆっことは逆に運動は苦手だが勉強は得意。(本人曰く、基礎体力はあるが、ルールが絡むと全然ダメ)しかし、状況によってはゆっこをも遥かに上回る運動能力を発揮する。上級生の奇人・笹原幸治郎に片想いをしている。
腐女子でもあり、BL系の漫画を書いている。ペンネームは「長野原大介」。時定第九小学校出身。
水上 麻衣(みなかみ まい)
声 - 富樫美鈴
人気投票:6位
1年Q組。ゆっこやみおの親友で、頭の良い優等生。メガネに黒髪のロングヘアで、背丈はゆっこより高く、目は多くの場合眠たげな半開き。腕力が強く、腕相撲ではゆっこを瞬殺した。
ほとんどの場合無表情かつ無口だが、豪快なボケ倒しやマイペースな役割放棄を平然と実行、周囲をどこまでも翻弄する。仏像が好きな一面があり、校長からもらった小さい木製の弥勒菩薩像や大威徳明王像を大切にしており、どうでもいいなどと言われるとムッとする。また自身でも一から仏像を掘り起こせるほどの技量をもつ。
動物好きでもあり、家では犬のオグリキャップ(声 - 白石稔)とピョン(声 - 味里)、猫のチッチを飼っている。その他のペットもアニメでは出てきている。
東雲 なの(しののめ なの)
声 - 古谷静佳
東雲研究所の項を参照。
安中 榛名(あんなか はるな)[2]
声 - 佐土原かおり
人気投票:12位
1年Q組の女子。金色のショートヘアで赤い大きなリボンが特徴。そのリボンについて桜井先生に指導を受けるが、軽いジョークでその場をやりすごす。ギャグシーンでボケ役や珍事態に翻弄される役回りの常識人。近所で開催されるイベントに無邪気に参加するが、その度に理不尽な目にあう。
中之条 剛(なかのじょう つよし)
声 - 山本和臣
人気投票:14位
1年Q組の男子。15歳。出席番号は12番。横から髪が伸びない体質のため、天然の金髪モヒカン頭。外見は典型的な不良を思わせるが、実際の性格は至って大人しく、夢は科学者で、非科学的な事を信じない。片道8時間かけて恐山のイタコに会いに行ったことがある。合気道を習得している。安中と同じく損な役回りを受けることが多い。モヒカン刈りのためにウェボシーから好意を持たれたこともある。
家業(大福屋)を継がされそうな気配のため、父親に反抗している。
田中(たなか)
人気投票:21位
声 - 山口浩太
1年Q組の男子。黒色のアフロヘアー。頭にどら焼きを収納していたこともある。霊媒体質でもある。中之条と仲がいい。

2年P組

笹原 幸治郎(ささはら こうじろう)
声 - 川原慶久
人気投票:9位
2年P組。演劇部部長。黒髪に眼鏡(実は伊達眼鏡)を掛けている。本当は普通の農家の長男だが、白ヤギの「笹原コジロウ」に乗って登下校し、常に バッハのような髪型の従者を従え、身辺の世話をさせている変人。生徒・教師の別なく慇懃な武家言葉で応対し、無闇に大芝居でキザなポーズや台詞を連発する。
昔、剣道道場に通っていた事があり、みおとは学校と剣道の先輩後輩の仲でもある。文化祭実行委員。
立花 みさと(たちばな みさと)
声 - 堀川千華
人気投票:11位
幸治郎のクラスメートで、剣道部所属。彼女も文化祭実行委員。髪型は赤色のショートヘア。幸治郎のことが気になっているが、典型的なツンデレで、どこからともなく銃器類を取り出して常軌を逸した制裁行為を連発する。
ウェボシー
声 - 玉置陽子
人気投票:20位
みさとのクラスメート。本名不明。髪型は緑色のポニーテール。みさとの恋を応援している。不良系の男子に憧れており、剛が気になるようである。怒ると怖い。
フェっちゃん
声 - 樋口結美
人気投票:13位
みさとのクラスメート。本名不明。髪型はオレンジ色のセミロング。ウェボシーと同じくみさとの恋を応援している。天然系のドジっ娘であり、ときおり「ふぇーっ」という声を出す。「フェッちゃん」と表記されている場合もある
広瀬(ひろせ)[注 1]
声 - 宮下栄治
笹原の従者。時定高校の生徒だが、常に笹原に付き従っている。実は大工財閥の所属であり、演劇部員として貴族を演じている笹原が大工から借りているだけであった。

囲碁サッカー部

大工 健三郎(だいく けんざぶろう)
声 - 吉崎亮太
人気投票:25位
2年P組。囲碁サッカー部・部長。地元の一大コンツェルン・大工財閥の息子で、登下校にはヘリコプターを使っている。(アニメ最終回ではブラックバードを使用)容姿は茶色の天然パーマ。
呑気な性格で、自身がダラダラ過ごす部室を得るために「囲碁サッカー」という架空のスポーツをでっち上げ、後輩の誠が入部するまでユリアと一緒に遊んでいたが、「囲碁サッカー」が実在するスポーツであることを知る。
関口 ユリア(せきぐち ユリア)
声 - 廣坂愛
人気投票:16位
1年O組。囲碁サッカー部女子部員。容姿は金髪でおかっぱ。無口でいつも本を読んでいる。たまに部長の健三郎といるときに、照れたような様子を見せる。
桜井 誠(さくらい まこと)
声 - 比上孝浩
人気投票:17位
1年O組。教諭の桜井泉の弟。姉同様に茶髪であり、いつもニコニコしている。囲碁サッカー経験者(中学校ではMVPだった)で、入部を希望して現れ、謎の演舞を見せて部長を驚かせる。
小木(おぎ)
声 - 竹内良太
人気投票:19位
2年A組。囲碁サッカー部男子部員。3か月間幽霊部員をしたのち、しばらく退部していたが、後に復帰。部長と違い、本格的な囲碁サッカーの技術を会得しており、誠と学の野良試合では「囲碁サッカーに精通した者以外には皆目意味不明」な状況解説とジャッジメントを繰り広げて、健三郎とユリアを唖然とさせた。

教員

校長先生 / 東雲(しののめ)[注 2]
声 - チョー
人気投票:15位
時定高校校長。62歳。見た目は何処にでもいる温厚そうな校長先生だが、エキセントリックな言動・行動で生徒や教師を惑わす。頭頂部がハゲていると見せかけて残った部分の毛髪もカツラ。桜井先生への誕生日プレゼントとして弥勒菩薩を桜井先生の下駄箱にいれたことがある。教頭から度々嫌がらせを受けているが、打ち解けたいと思っている。趣味は孫にプレゼントを買うこと。
教頭先生 / 邑楽 耕介(おうら こうすけ)[3]
声 - 中博史
時定高校教頭。59歳。白髪で眼鏡をかけている。今の校長が来る以前の校長だったが、なぜか現校長の赴任でそのまま教頭に格下げされ、日々校長に嫌がらせを行っている。
自宅では妻に放置されがち。孫好きだが、無邪気(というよりも大人らしい)な孫に振り回されて頭を悩ませることもしばしば。
桜井 泉(さくらい いずみ)
声 - 小菅真美
人気投票:7位
1年Q組担任の英語教諭で、時定高校の卒業生でもある。24歳。桜井誠の姉。髪型は茶色のセミロングで童顔。彼氏はいないようである。性格は天然ボケでどこか感覚のずれたところがあり、そんな自分を変えるべく生徒指導担当を志願して任に当たっているが、なかなか上手くいかない。ブラコンであり、弟には厳しい。よく緊張による汗を飛ばす。カレーライスは0辛までいける(逆に言うと0辛までしかいけない)。豆が苦手。
高崎 学(たかさき まなぶ)
声 - 稲田徹
人気投票:8位
国語教師。26歳。彼女いない歴=年齢だが、桜井泉に好意を寄せており、そのためにしばしば妄想に突っ走った挙句自縄自縛の事態に陥るという間の抜けた面もある。高校時代は囲碁サッカー部に所属し、MVPとして全国大会で鳴らした過去がある。憧れの桜井泉の弟の誠から誘われた(桜井泉の高校時代の卒業写真で買収された)こともあって、囲碁サッカー部の顧問になった。もみあげが濃い。毎回宿題をやってこないゆっこに手を焼いている。趣味は家庭菜園らしい。
中村 かな(なかむら かな)
声 - 水原薫
人気投票:10位
女性理科教師。中性的な容貌の持ち主で、髪型は濃紺色のショートカット。コーヒーを好み、しばしば大工喫茶へも行っている。ロボット女子高生であるなのの完成度に感動し、回路ショート君(こけしスタンガン)や睡眠薬酸化君プラス(しびれ薬を配合した強力酸化剤)など、自作の道具を用いて捕獲・調査しようと企むが(主に自身の凡ミスで)失敗ばかりしている。よく倒れる。
阪本さんの以前の飼い主であり、その頃は「大将」と呼んでいた。
赤城先生(あかぎせんせい)
声 - 宮下栄治
数学教師。38歳。授業はいつも難解。コワもてで、ヘマをした生徒をすぐにバインダーで小突くが、実は生徒と打ち解けたいと思っている。
富岡先生(とみおかせんせい)
声 - 長嶝高士
歴史教師。54歳。古株の白髪の先生で、趣味はギャンブル(金銭は賭けない)。幸治郎が悩みのタネ。

東雲研究所

東雲 なの(しののめ なの)
声 - 古谷静佳
人気投票:2位
実年齢(完成後の経過年数)1歳。時定高校1年Q組に編入し、普通の女の子に憧れる日々を送るロボ女子高生。容姿は黒髪のセミロング。アニメ版では1クール目は高校に通っていなかったが、第13話で遂にはかせから許可が下り、第14話から高校に編入した。
外観は人間の女の子とほとんど区別が付かないが、唯一背中に大きなネジ回しが付いているのが特徴。自分がロボットであることやネジ回しの存在にコンプレックスを抱いているため、「普通」であることにこだわる。はかせにはネジを取ってもらうよう再三頼んでいるが、「かわいいから」として外してもらえない。またはかせの台詞からネジはなの自身では外せないがそれ以外なら誰でも外せる模様。アニメ最終回では「なのが嬉しくなった時にネジがそこそこ回る」機能を追加された。さらに身体には、デジタル時計やお菓子、果てはロケットパンチなど多彩な改造がはかせによって加えられている。将来の夢は仰向けで寝ること。ロボットだが痛覚はあるらしい(該当部分を外すと感じなくなる)。ゴキブリと雷が苦手。
みおのアシスタントとして手伝いに来た際、BLの原稿を見てこれ程ないくらいショートしていた(興奮するとネジが高速回転する)。ちなみに、みお曰くその時の様子は「夢中だよ!目が釘付けだよ!嬉しい悲鳴だよぅ!」らしい。
はかせ
声 - 今野宏美
人気投票:1位
なのを製作した8歳の天才少女。自称:はかせで一人称も同じ。姓はどうやら「東雲」らしいが、名は不詳。髪はオレンジ色のロングヘアで、瞳は青。寝る時以外は大きめの白衣を着ており、白衣の下には半そでのTシャツと半ズボンを穿いている。
性格は年齢相応の子供そのもので、「~だけど」が口癖。その天才的才能に対して倫理が全く伴っていないマッドサイエンティストであり、ロクでもない発明やなのの新機能を追加してはそれを使ったイタズラを仕掛けている。また、立場が悪くなると、責任を阪本さんに押し付けることが多々ある。
好物はお菓子(特にロールケーキ)とオムライス、4.5牛乳で、ネギが苦手。カッコイイという理由でが好きで、彼女のお絵かきシーンはたいてい鮫を描いている。
阪本さん(さかもとさん)
声 - 白石稔(鳴き声 - 水原薫[4]
人気投票:4位
はかせが道で拾ってきた黒猫で、1歳 - 1歳半(人間に照らし合わせると20歳)。性別はオス。元々は中村先生の飼い猫(当時の名は「大将」)で、中村先生のドジに振り回される生活を送っていたがアクシデントで町をさまようことになったところをはかせに拾われ、東雲家で暮らすようになった。はかせの作った「しゃべれる首輪(赤いスカーフ)」により人間の言葉を話せるようになり(はかせ&なのと初めて喋った瞬間だけ大阪弁を話している)、一人称は「俺」で態度は横柄。名前は元々入っていた箱に書かれていた「阪本製薬」の「阪本」から取られた(本人はあまり気に入ってない様子)。はかせを「ガキ」、なのを「娘」と呼び、「2人の親がわり」を自称して何かと上下関係に厳しい態度を見せるが、消しゴムや小さい虫などを見るとつい猫の血が騒いではしゃいでしまい、結局いつも2人に遊ばれている。また、はかせから「ちっちゃくて弱そう」と言われた時には石化していた。アニメ最終回では中村先生と再会するが、すぐに逃げ出して隠れている。
ビスケット2号(ビスケットにごう)
声 - 小桜エツコ
人気投票:24位
はかせが作ったロボット。容姿は旧モデルのビスケット1号とほぼ同じ(違うのは帽子の番号のみ)。動力はビスケットで、特技は速読。ビスケット1号と違い、意思を持ち言葉を話せる。

家族たち

長野原 よしの(ながのはら よしの)
声 - 小林元子
人気投票:18位
みおの姉で大学生。紺色のロングヘア。瞳は妹と同じく青。時定高校剣道部のOGで、練習しなくても強い天才タイプの強豪剣士である。国体に出たこともあり、全国大会では優勝したこともある。普段はマイペースでつかみどころがなく、愉快な性格。しかし普段からその行動に振り回されているみおにとっては、はた迷惑な姉である。
立花 みほし(たちばな みほし)
声 - 本田愛美
みさとの妹で中学1年生。髪型は赤色のツインテール。姉と同様に剣道をやっている。よしのの後輩に当たる人物であり、対抗心を燃やしている。ギャグに弱い。
ゆっこ母
声 - 山本圭子
ゆっこの母親。中年の容姿で眼鏡をかけている。部屋で騒ぐゆっこに対して合気道などの制裁を加えることがある。
中之条さん(なかのじょうさん)
声 - 平松広和
剛の父親で、大福餅を売る事に情熱を傾ける和菓子店主。息子同様の天然モヒカン頭だが、普段は無理矢理七三分けに抑えつけて隠蔽している。月に一度、大福フェアを開いており、その度に大福の被り物を被って大福の宣伝をするバイトを1人雇う(日給1万円)。「大福は喋ってはいけない」「和三盆じゃなきゃ駄目」「いちご大福には絶対逃げない」など、大福については強いこだわりを持っている。
設楽 君子(したら きみこ)[5]
声 - 小菅真美
教頭の娘。みーちゃんの母。時々みーちゃんをつれて教頭の家に遊びに来る。母親が旅行でいないときに料理を作りにくるなど、父親との仲は良好。
みーちゃん
声 - 水原薫
教頭の孫。君子の子ども。幼稚園に通う無邪気で元気な男の子だが、「おじき」と呼んで慕う祖父に自分が作った泥団子を本当に食べるようにしつこく強要したり、祖父の部屋で実印の場所をしつこく聞いたり、野球のために120坪を要求するなど、無邪気故に祖父を振り回す恐ろしい一面もある。また、キャッチボールではシンカーを投げて祖父を驚かせた。

その他

師範代
声 - 竹内良太
よしのとみほしの剣道の師匠。長髪でジャケット姿、面長で目が大きく、70年代青春ドラマの主人公のような風貌をしている。剣道の腕は超一流だが、中学生時代のよしのにあっさり一本とられた事がある。座右の銘は「努力は必ず扉を開く」。
玉村(たまむら)
声 - 味里
大工喫茶の店員。まだ研修生の模様。金髪のセミロング。焦ったり緊張すると、泉同様周囲に汗が飛び散る。よしのとは大学の友人で、「ながのん」と呼んでいる。
バディ
声 - 白石稔[6]
中型くらいの。おそらく柴犬の類である。ゆっこが失敗をして廊下に立っているとよく慰めに来る。
慰めのリアクションは場所を問わず、突然落ち込んだ登場人物の元へ、つかつかと現れ(砂煙を上げて爆走してきた例外もあった)、相手の足または頭や背中などに右の前足をぽんと載せてやる(お手のような形)というもの。
どんな慰めの時でも特段表情は見せず、淡々とした態度を崩さない。
コバディ
名前の通り、バディを二回りほど小さくした感じの犬。日常の51で初登場し、バディと共に初慰めを披露した。師をよく見習っている。
きよし[注 3]
声 - 水原薫
バディとコバディの飼い主。おじいちゃんはジェントルマン。
ジェントルマン
声 - 田坂秀樹
漫画に出てくる典型的な紳士の格好をしたシルクハットの老人で、きよしの祖父。孫の名前をよく覚えていない。作者曰く「もう出ないかもしれない」とのことだったが、その後も度々登場している。
紳士
声 - 土門仁
元々はプロトタイプ版の登場人物。ジェントルマンと同じく紳士の格好をしているが、口がひげで覆われている。プロトタイプ版ではみおのコークスクリューに感動していた。本編ではみおのシャドーボクシングを見てボクサーとしてスカウトした。
お付き
声 - 烏田裕志
元々はプロトタイプ版の登場人物。紳士に付き添っている。紳士と共にみおのコークスクリューやシャドーボクシングに感動していた。
まーちゃん
声 - 水原薫(第9話)、広橋涼(第25話)
みおが大福くんのバイトをしていたときにお腹を殴っていた子供の一人。川でおぼれていたところをみおに助けられ、お礼に凧をあげた。
おさむ
声 - 河出侑子(第9話)、平松晶子(第25話)
まーちゃんと共にみおを殴っていた子供。近鉄バファローズの帽子をかぶっている。おぼれていたまーちゃんを助けるため警官を呼びに行っていた。
警官
声 - 土門仁
偽札を確認するためみおとゆっこに声をかけたが、みおが持っていたBL漫画を見てしまったため攻撃され気絶してしまった。おさむに呼ばれまーちゃんを助けに来た際にみおとゆっこに再会し、みおがまーちゃんを助けたことに免じて公務執行妨害を許した。
江木 正晴(えぎ まさはる)
声 - 西村知道
流しそうめん研究者。51歳。30年前に妻の元を離れ、彼女の貯金を使って流しそうめんばかり食べてきたが、その金も尽きて帰ってきた。
江木の妻
声 - くじら
長い旅に出た流しそうめん研究者の江木の妻。夫の帰りを信じ、定期的に自宅に面した時定公園にて流しそうめんを開催し、やってきたものに理不尽ないやがらせを行う。
和尚
声 - 麦人
通学途中のゆっこらが雨宿りの為に立ち寄った神社の住職。ゆっこらが摂末社の鈴を千切り落としたり、庇の床板を踏み抜いたりしたので「疫病神」と呼んで追い出そうとした。物語の中で社を「わしの寺」と呼んでいたことから「神宮寺」の住職であることが窺い知れる。
イタコ
声 - くじら
剛が恐山で会った老婆。霊を呼び出した報酬として、5000円を剛に要求した。
カラス
声 - 小野大輔
はかせに捕まえられて阪本さんのスカーフを着けられる。礼儀正しい。猫(しゃべれない阪本)の言葉がわかる。身体は俗にいうカラスではなく(作中では普通な形のカラス(声 - 白石稔[6])も出てくる)、円錐形をしている。
タナボ
ゆっこが道端で会った女子学生。本名は不明。黒髪のショートヘアで、引っ込み思案な性格。
総統(そうとう)
天川新聞(あまがわしんぶん)創設者。時定新聞と大工新聞が幅を利かせる時定市に革命を起こそうと新聞社を立ち上げた[7]
全身を袈裟のような衣装で覆っている。また、鼻から下も覆面で覆っている。
新聞社の人物は全員、服装・表情ともに時代劇のような表現がなされている。
隼(はやぶさ)
天川新聞社員。その名は、1日に3件も顧客を獲得したという伝説に由来するという[7]
上半身は裸で、鍛え上げた筋肉を露にしている。スキンヘッド。
シューティングスター
天川新聞社員。親孝行で一日一善をモットーとしている[7]
テレビドラマ『水戸黄門』の助さん格さんような格好をしている。
彦六(ひころく)
天川新聞社員。主に雑用を担当[7]
棘のついた鉄球を着用し、頭と手足だけを出している。鉄球の中には顧客勧誘用の洗剤やチケットなどが入っている[7]。スキンヘッド。

ゆっこの居眠りの夢に登場する人々

主に「フェイ王国」に住んでいる人々。この国では片仮名に横線を一本足したような文字が使われているのが分かる。ゆっこの夢の中に出てくる人物のはずだが、現実の上空で飛行船状の飛空船に乗って周回している。

スターラ姫 / フェイ・スターラ[2]
声 - 日高のり子
フェイ王国のお姫様。金髪で髪と耳が長い。風貌に反して強がりで気性が荒く、乱暴な言葉をよく口にする。自分一人に対して大多数の人々を蹴散らす一面もあり、ドルフの突然死以後、クーデターに荷担していた兵士たちを平然と虐待している。レクリエーション大会と称し、兵士を飛行船から転落させるなどサディストな一面が強い。日常のゲームにも登場し彼女を中心に物語が進行していく。
アルベルト王
声 - 大木民夫
スターラ姫の父であり、フェイ王国の国王。野心を持ったドルフに裏切られ拘束される。困っている人を放っておけない心優しい人物。
ドルフ
声 - 土師孝也
孤児の頃にアルベルト王に拾われたフェイ王国の指揮官。王の計画した地球旅行を期に王を裏切り、WC(「ウッドキューブ」の略称。フェイ王国に伝わる古代兵器の起動要件で、なぜかみおの髪飾りに付いている物と同じ形状である)を使い征服を試みる。しかし、自分の足につまづいて転び、そのまま死亡した。

フェイ王国の兵隊

その名の通り、フェイ王国の兵士たち。ドルフと共にクーデターを起こしたが、ドルフの死後は本来の兵士に戻り、スターラ姫のわがままに振り回されている。姫を楽しませるレクリエーションで機嫌を損ねさせると、穴から落とされ処刑される。基本的に顔は見えず、それぞれ正面に数字(役職についている者は文字)が入った帽子キャップ)を被っている。兵士といっても武器等は携帯していない。以下に代表的な兵隊を挙げる。

隊長(通称 とくになし)
声 - 阪脩
フェイ王国兵隊の隊長。帽子の文字は「長」で、つばの裏に「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」と書いてある。「かりそめにも」が口癖。ウッドキューブの奪還にやってきたみおが開けた大穴から転落死。
アニメのクーデター時には16番の役割となり、転んだドルフの脈をとった。
参謀(通称 粘り腰の交渉人(ねばりごしのネゴシエイター))
声 - 大塚明夫
フェイ王国兵隊の参謀。帽子の文字は「参」。諸葛亮のような付けひげをしており、帽子を紐で結んでいる。片方のウッドキューブを手にし、ウッドキューブ奪還のため、飛行船に現れたみおに交渉を持ちかけたものの、みおに殴られ即死。
おつき(通称 おつき)[注 4]
声 - 竹内良太
ジャンケンの結果、姫のおつきとなった兵士。35歳。帽子の文字は縦書きで「おつき」。常に姫の横に立ち、兵士達のリーダー的存在だが、レクリエーション大会で、しょうもないギャグで笑ってしまったがために死亡。
ゲームでは死んだ彼に変わりおつき2、おつき3が登場する。
1番
声 - 宮下栄治
ドルフのクーデターで姫を探していた兵士の一人。原作では最初に登場した兵士である。
アニメのウッドキューブ奪還では隊長に叱咤され、14番と共にみおへ立ち向かった。
4番(通称 ユーモアの4番[注 5]
声 - 土門仁
ドルフと共に倉庫でアルベルト王を拘束していた兵士の一人。ドルフの死に際し、姫をたたえる拍手とかけ声を始めた6番に同調した。
アニメのレクリエーション大会では8番の役割である「ユーモアの4番」となり、66番に続いて芸を披露するも死亡。
5番(通称 ドミンゲス)
29歳。ひょうきん13に憧れを抱いていたが、レクリエーション大会で巻き添えを食いひょうきん13と共に死亡。
アニメのレクリエーション大会では11番のくじ番号順が三番目から五番目となり、必然的に彼が兵士3番の役割へと変更になったため、原作での彼の役割は15番へ譲られたことで生き残った。
6番(通称 クイズの6番)
声 - 玄田哲章
ドルフと共に倉庫でアルベルト王を拘束していた兵士の一人。26歳。ドルフの死に際し、最初に姫をたたえる拍手とかけ声を始めた。クイズを考えることが生き甲斐でクイズマスターと呼ばれているが、レクリエーション大会で姫の機嫌を損ね死亡。
8番(通称 ユーモアの8番)
声 - 大塚芳忠
ドルフと共に倉庫でアルベルト王を拘束していた兵士の一人。28歳。クーデター時にウッドキューブを2つとも拾ってしまった。レクリエーション大会で最初に芸を披露するもギャグがすべったため死亡。キャップのつばの裏に「one for all」と書いてある。
アニメではゆっこの夢の中の主人公扱いとなっているため、レクリエーション大会では主に30番の役割へと変更になり、代わりに彼の役割は4番に譲られたことで生き残った。みおのウッドキューブ奪還においては主に80番の役割となった。
11番(通称 なし)
レクリエーション大会でひょうきん13とネタがかぶってしまったため死亡。
原作でのくじ番号順はユーモアの8番、6番に次ぐ三番目だが、アニメでは66番、ユーモアの4番、6番、7番に続く五番目となっている。
13番(通称 ひょうきん13(ひょうきんサーティーン))
声 - 岩田光央
32歳。兵士一のお笑い者であり、レクリエーション大会で白鳥の首がついたパンツを履いて芸をしようとしたが、する前に飛行船から落とされた。
14番
声 - 河相智哉
ドルフのクーデターで姫を探していた兵士の一人。レクリエーション大会で3番をくじの三番目と勘違いした。
アニメのレクリエーション大会では0番へ役割が譲られたため、出番はなかった。ウッドキューブ奪還では94番にかわり、最初に密航してきたみおを発見した。また、隊長に叱咤され、1番と共にみおへ立ち向かった。
15番
声 - 田中一成
原作ではレクリエーション大会でひょうきん13の話を聞いていたモブキャラの一人。
アニメのレクリエーション大会では5番の役割となり、ひょうきん13と共に死亡。
16番
声 - 千葉一伸
クーデター時に転んだドルフの脈をとった兵士。
アニメでは隊長が脈をとったため出番がなかった。アニメのレクリエーション大会では肌が浅黒く、66番の特技を驚いていた。
22番
声 - 中田譲治
見た目はかなりチャラチャラしている。ウッドキューブ奪還にやってきたみおにナンパを仕掛けるが、みおの一撃で壁に頭がめり込み死亡。
30番
殺戮祭りとなったレクリエーション大会から脱走した兵士。ちなみにチアリーディングを披露するつもりだった。
アニメのレクリエーション大会では8番へ役割が譲られたため、出番はない。
66番
声 - 福山潤
原作ではレクリエーション大会でマジックの準備をしているモブキャラ。
アニメでは王室の専属マジシャンを目指していたが、レクリエーション大会で最初に芸を披露するも死亡。
71番(通称 学者)[注 6]
声 - 速水奨
人気投票:22位
フェイ王国兵士のブレーン。メガネをかけていて出っ歯だが、眉毛と瞳は男前。語尾に「ゲス」とつけて喋る。
80番
ウッドキューブ奪還において、隊長の死に憤りみおに立ち向かうも吐息で一蹴され、飛行船内をバウンドするように転げ回った。
アニメのウッドキューブ奪還では8番へ役割が譲られたため、隊長の死を嘆くモブキャラ扱いとなっている。
98番
声 - 竹内良太
ウッドキューブ奪還において、ウッドキューブを見つけると金一封であることに対して素直に喜んでおり、また、参謀がすでにウッドキューブを一つ見つけたことを告げた。

他の兵隊は主に竹内良太[8]、烏田裕志[9]が演じている。

プロトタイプ版の登場人物

2巻に収録されているプロトタイプ版[注 7]の登場人物。

みお
演劇部所属の1年生で期待のホープ。髪型は本編とは異なりセミロング。母親はセパタクローにハマっている。
鵜飼 真美(うかい まみ)
人気投票:23位
プロトタイプでの登場人物。演劇部所属の1年生。茶色のおさげ髪。脚本を自分で手掛けたり、演出に凝ったりと意欲があり活発。摩訶不思議な行動を取り相手を困惑させてその様子を見るのが好き。
アニメでは出番がよしのに譲られている。
背景キャラとして登場していると言われているが、それは大胡という名前の同級生である。
本編には登場していないがもったいないということでアニメ2クール目のエンディングに出ている。(日常大百科参照)
紳士
#その他を参照。
お付き
#その他を参照。
みお姉
みおの姉で大学生。黒髪のロングヘア。剣道部所属。みおのケーキに将棋の駒(桂馬王将)を指したりするなどけっこう愉快な人物。みおにとっては、はた迷惑な姉。

Helvetica Standard (ヘルベチカスタンダード)

原作者のあらゐけいいちが『月刊ニュータイプ』や非売品の『コミック通信』(角川書店発行)において連載している漫画作品。『日常』本編に登場しないキャラクターの話が多いものの、『日常』のメインキャラクターも登場しており、アニメにおいても話数により挿入されている。2011年7月26日に単行本が発売された。

アニメでは、『日常』のキャラが登場する話(「ティコマート」など)はアニメの本編に組み込まれた形になっているが、それ以外の話ではタイトルが冒頭に付加される上に作画も異なる。

主な登場キャラクター

ハセガワ
声 - 水原薫[1]
ティコマートのアルバイト店員。商品を注文する時にキャッチコピーまで読んだゆっこを笑ってしまった。センパイを尊敬している。
センパイ
ティコマートの社員店員。長谷川にクールでかっこいいと思われている。
ピノ[注 8]
声 - 水橋かおり
一級天使。頭の上に輪っか、肩の上から羽が生えている(直接付いているのではなく、羽は浮かんでいる)。陽気で活発な性格。
モノアイ
二級天使。長髪で、右目は絆創膏で隠れている。ピノの後輩だが、性格は対照的におとなしい。

書誌情報

コミックス単行本

単行本は、全て角川書店より「角川コミックス・エース」レーベルとして刊行されている。カバーの表紙には、その巻にあるネタがいくつかちりばめてあり、さらに裏表紙折り返し部分には一部が変化している(例:3巻カバー表紙にはタケノコが並べられているが、裏表紙折り返し部分でそのうちの1本が成長して竹になっている)。また、カバー下の表紙には、登場するキャラクターや事物の紹介などが掲載されている。既刊7巻(2011年12月31日現在) [注 9]

  • 第1巻 2007年7月26日発行(2007年7月26日発売)、ISBN 978-4-04-713949-7
    • 月刊少年エース』2006年8月号-2007年6月号初出。
    • カバー下の表紙には、東雲研究所の居間の見取り図と、居間にあるポスター、だるま及び床の間の解説が掲載されている。
  • 第2巻 2007年10月26日発行(2007年10月26日発売)、ISBN 978-4-04-713980-0
  • 第3巻 2008年7月26日発行(2008年7月26日発売)、ISBN 978-4-04-715089-8
    • 『月刊少年エース』2007年12月号-2008年6月号、『月刊少年エース増刊 エースアサルト』2007年WINTER、2008年SPRING、『月刊コンプティーク』2007年8月号-10月号、2008年2月号、3月号初出。
    • カバー下の表紙には、時定高校の教員紹介(校長、教頭、桜井先生、高崎先生、赤城先生、富岡先生)が掲載されている。
  • 第4巻 2009年1月26日発行(2009年1月26日発売)、ISBN 978-4-04-715171-0
    • 『月刊少年エース』2008年7月号-2009年1月号、『月刊少年エース増刊 エースアサルト』2008年SUMMER、『月刊コンプティーク』2007年11月号-2008年1月号、4月号、7月号初出。
    • カバー下の表紙には、フェイ王国の兵士紹介(おつき、5番、6番、8番、11番、13番)が掲載されている。
  • 第5巻 2009年10月26日発行(2009年10月24日発売)、ISBN 978-4-04-715311-0
    • 『月刊少年エース』2009年2月号-10月号、『コンプティーク』2008年5月号、6月号初出。
    • カバー下の表紙には、水上麻衣のペット紹介(チッチ(猫)、オグリキャップ(犬)、ピョン(犬))等が載っている。
  • 第6巻
    • 限定版 2011年?月?日発行(2011年3月12日発売)、ISBN 978-4-04-900804-3 - OVA(#OVAの項を参照)を収録したDVDを同梱
    • 通常版 2011年3月26日発行(2011年3月26日発売)、ISBN 978-4-04-715651-7
    • 『月刊少年エース』2009年12月号-2011年4月号初出。
    • カバー下の表紙には、作中に登場する「青春土手」、「はずれアイス」、雑誌「DVDビニール」、「大威徳明王」像等の解説が掲載されている。
  • 第7巻 2011年10月26日発行(2011年10月26日発売)、ISBN 978-4-04-120025-4
    • 『月刊少年エース』2010年2月号、7月号-12月号、2011年1月号、2月号、4月号-7月号、9月号、11月号、『4コマなのエース』2011年Vol.2-Vol.6初出。
    • カバー下の表紙には、天川新聞の社員紹介(総統、隼、シューティングスター、彦六)が掲載されている。

関連コミックス

  • 『Helvetica Standard -ヘルベチカスタンダード-』 2011年?月?日発行(2011年7月26日発売)、ISBN 978-4-04-715756-9

テレビアニメ

群馬県伊勢崎市波志江町付近の航空写真。「日常の第二話」では県立時定高等学校の周辺を俯瞰する場面が描かれたが、主要な建物などの位置関係はほぼ一致する。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

2011年4月から9月まで独立局などで放送され、2011年10月より一部独立局にて再放送された(第1話から第13話まで)。さらに2012年1月からNHK Eテレで全26話を全12話(Eテレ版)に再編集して放送[10]。民放で1度放送されたテレビアニメがNHK Eテレで放送されるのは異例 [注 10][11]

ロケーションに原作者と縁のある群馬県伊勢崎市の実在の風景を多く用いている。

作中で時折挿入されるナレーションは銀河万丈が、「ヒトコトワドコトバ」でのナレーション(エンディングのテロップなどでは「言葉お姉さん」の役名)は皆口裕子が担当するが、次回予告のナレーションは毎回違う声優が担当している(次回予告を参照)。

再放送版の最終話では、後提供テロップの前にメインキャスト4人が顔出しで「『日常』の再放送をご覧いただきありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています」とお礼を言う映像が流された。

スタッフ

  • 原作・構成協力 - あらゐけいいち
  • 監督 - 石原立也
  • 副監督 - 石立太一
  • シリーズ構成 - 花田十輝
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 西屋太志
  • 色彩設計 - 宮田佳奈
  • 美術監督 - 鵜ノ口穣二
  • 撮影監督 - 高尾一也
  • 音響監督 - 鶴岡陽太
  • 編集 - 重村建吾
  • 音楽 - 野見祐二
  • 音楽プロデューサー - 斎藤滋
  • プロデューサー - 伊藤敦、八田英明
  • アソシエイツプロデューサー - 鈴木智子、沼田知己、佐藤久暢
  • アシスタントプロデューサー - 瀬波里梨、マック千葉、アントニー山崎
  • アニメーション制作 - 京都アニメーション
  • 製作 - 東雲研究所

キャスト

主題歌

オープニングテーマ

ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」(第1話 - 第6話、第8話 - 第13話、Eテレ版:第1、3話)
作詞・作曲・編曲 - 前山田健一 / 歌 - ヒャダイン
ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」(第14話 - 第16話、第18話-第23話、第25話、Eテレ版:第2話)
作詞・作曲・編曲 - 前山田健一 / 歌 - ヒャダイン

エンディングテーマ

Zzz」(第1話 - 第13話、Eテレ版:第1話 -)
作詞・作曲・編曲 - 前山田健一 / 歌 - 佐咲紗花
第6話では不使用。第2話、第10 - 13話、Eテレ版第2話、第4話ではZzz(Bossa Nova Version)、第7 - 9話、Eテレ版第3話ではZzz(Acappella Version)を使用。アレンジバージョンはともにシングルに収録されている。いずれもエンドロール上ではバージョンについての言及は無い。
翼をください」(第14話)
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 村井邦彦 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 佐咲紗花
これ以降は同一のエンディング映像のもと、毎話ごとに曲が変わるようになっている。曲目は主に小中高校の合唱コンクールや卒業式などで歌われるもの。
気球にのってどこまでも」(第15話)
作詞 - 東龍男 / 作曲 - 平吉毅州 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 東雲なの、はかせ、阪本さん
マイ バラード」(第16話)
作詞・作曲 - 松井孝夫 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 佐咲紗花
怪獣のバラード」(第17話)
作詞 - 岡田冨美子 / 作曲 - 東海林修 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 相生祐子、長野原みお、水上麻衣
グリーングリーン」(第18話)
作詞・作曲 - Barry McGuire、Randy Sparks / 訳詞 - 片岡輝 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 佐咲紗花
野生の馬」(第19話)
作詞 - 中村千栄子 / 作曲 - 岩河三郎 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 高崎学、桜井泉、中村かな、桜井誠、関口ユリア、安中榛名、小木
あの素晴らしい愛をもう一度[注 11](第20話)
作詞 - 北山修 / 作曲 - 加藤和彦 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 佐咲紗花
巣立ちの歌」(第21話)
作詞 - 村野四郎 / 作曲 - 岩河三郎 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 笹原幸治郎、立花みさと、中之条剛、ウェボシー、フェッちゃん
仰げば尊し」(第22話)
作詞・作曲 - 文部省唱歌 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 佐咲紗花
空がこんなに青いとは」(第23話)
作詞 - 岩谷時子 / 作曲 - 野田暉行 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - はかせ、水上麻衣
勇気一つを友にして」(第24話)
作詞 - 片岡輝 / 作曲 - 越部信義 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 佐咲紗花
Let's search for Tomorrow」(第25話)
作詞 - 堀徹 / 作曲 - 大澤徹訓 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 相生祐子、長野原みお、水上麻衣
旅立ちの日に」(第26話)
作詞 - 小嶋登 / 作曲 - 坂本浩美 / 編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - 相生祐子、長野原みお、水上麻衣、東雲なの、はかせ、阪本さん

挿入歌

ヘッドライト・テールライト」(第19話、Eテレ版:第4話)
作詞・作曲・歌 - 中島みゆき / 編曲 - 瀬尾一三

次回予告

次回予告には専用BGMと本編の1場面(本編に登場した物など)の静止画が使われ、ナレーションは毎回違う声優が静止画の物になりきり、名前(役名)を名乗って行っている(第3話と第16話の次回予告では名乗らなかった)。予告といっても、静止画の物に関することを話したあとに次回のサブタイトルを言うだけで、内容には一切触れていない。Eテレ放送時には次回予告はない。

話数 名前(カッコ内はナレーションの話題 静止画 予告ナレーション
#1 なのちゃんの足の親指 壁にめり込んだなのの左足の親指 桂玲子
#2 甘食 なのの額が開いて甘食が出てきた場面 池田昌子
#3 ナットウキナーゼ 校長先生の右手の掌に乗せた藁人形納豆が入った苞) 増岡弘
#4 団地 上から見た昼間の4階建ての中層団地 小原乃梨子
#5 オノマトペ 麻衣がゆっこの頭を国語の教科書で叩く場面で、
上に「GASCOIGNE!」というオノマトペが出ている
小山力也
#6 ペソ
十円
和同開珎
机の上に1枚ずつ置かれたペソ、十円玉、和同開珎 立木文彦
#7 ウッドキューブ 開いた窓の近くに置かれた二つのウッドキューブ 若本規夫
#8 一卵性双生児 フライパンの上で焼かれる二黄卵目玉焼き 関智一
#9 王将 上にイチゴではなく王将が乗ったショートケーキ 平野綾
#10 エリマキトカゲ 朱色のエリマキトカゲの折り紙 野沢雅子
#11
鉄球
教頭先生の孫が作った泥団子と町工場のおっちゃんが
作った鉄球(それぞれの静止画を交互に使用)
白石冬美
#12 サイダー はかせが両手で持つ飲みかけのありまサイダー こおろぎさとみ
#13 万国旗 教室でゆっこの口から飛び出た瞬間の小さい万国旗
(左端だけ国旗ではなくトランプハートのエース
緒方恵美
#14 サッカーボール 囲碁サッカー部の部室の床に置かれた
+Teamgeistタイプのサッカーボール
千葉繁
#15 オイル キャッチャーミットで捕らえたエンジンオイルのボトル缶 榊原良子
#16 (プラスねじ) 教室の床に落ちた、あら先の十字穴付き丸頭小ねじ TARAKO
#17 スペードの3 ゆっこがトランプタワーの頂上の2枚を乗せようとする場面 中井和哉
#18 ホワイトチョコレートフラペチーノグランデ 丸い木製テーブルの上に置かれた
スターバックスのドリンク(本編未登場の実写写真)
愛河里花子
#19 粘土 大雨神社境内に転がったゆっこの自画像粘土が
雪駄を履いた和尚に左足で踏まれて変形する場面
三ツ矢雄二
#20 漫画原稿用紙 ゆっこが両手で持つアイシー漫画原稿用紙
A4サイズ・40枚入)
小山茉美
#21 相合傘 学校の廊下の掲示板画鋲で貼られた、桜井先生と
高崎先生の名前が入った相合傘の落書きをした紙
島本須美
#22 メロンパン 部屋の床に落ちて潰れた未開封の袋入りメロンパン
(袋に緑色の字で商品名「おいしいメロンパン」が記してある)
柴田秀勝
#23 卒業写真 が降る校舎の屋上で桜井誠が右手で持つ、桜井泉の高校
時代の卒業写真(校舎の玄関前で、時定高校の制服姿で
左手に黒い丸筒を持ち、右手でピースをしている)
堀江由衣
#24 自販機 学校で笹原が紙コップ入り飲料の自動販売機のボタンを
右手で押してアンバサを買う場面
永井一郎
#25 なのちゃんのねじ 横向きで寝ているなのの上に、
はかせが仰向けで重なって寝ている場面
よこざわけい子

各話リスト

サブタイトルは公式サイトでは『日常の第X話』、京アニサイトでは各エピソード表記となっている。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ・演出 演出補佐 作画監督
#1 日常の第一話 花田十輝 石原立也 武本康弘 西屋太志
#2 日常の第二話 石立太一 - 堀口悠紀子
#3 日常の第三話 内海紘子 - 池田和美
#4 日常の第四話 米田光良 河浪栄作 門脇未来
#5 日常の第五話 山田尚子 - 堀口悠紀子
#6 日常の第六話 西岡麻衣子 三好一郎 - 植野千世子
#7 日常の第七話 村元克彦 北之原孝將 - 池田晶子
#8 日常の第八話 西岡麻衣子 武本康弘 - 高橋博行
#9 日常の第九話 村元克彦 内海紘子 - 池田和美
#10 日常の第十話 瀬川千鶴 米田光良 河浪栄作 門脇未来
#11 日常の第十一話 花田十輝 坂本一也 - 秋竹斉一
#12 日常の第十二話 ジョー伊藤 北之原孝將 - 池田晶子
#13 日常の第十三話 石原立也 坂本一也 - 鴨居知世
#14 日常の第十四話 花田十輝 三好一郎 - 植野千世子
#15 日常の第十五話 石立太一 北之原孝將 - 池田晶子
#16 日常の第十六話 花田十輝 武本康弘 - 高橋博行
#17 日常の第十七話 西岡麻衣子 山田尚子 - 堀口悠紀子
#18 日常の第十八話 村元克彦 内海紘子 - 池田和美
#19 日常の第十九話 ジョー伊藤 -
#20 日常の第二十話 花田十輝 三好一郎 - 植野千世子
#21 日常の第二十一話 村元克彦 河浪栄作 - 門脇未来
#22 日常の第二十二話 西岡麻衣子 武本康弘 - 高橋博行
#23 日常の第二十三話 村元克彦 坂本一也 - 鴨居知世
#24 日常の第二十四話 花田十輝 北之原孝將 - 池田晶子
#25 日常の第二十五話 武本康弘 - 丸木宣明
#26 日常の第二十六話 あらゐけいいち 石立太一 - 西屋太志
Eテレ版

オープニングテーマの表記を「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」は「カカカタ☆カタオモイ」、「ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」は「じょーじょーゆーじょー」とする。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ・演出 作画監督 OP・ED
#1 日常の第一話 花田十輝、瀬川千鳥
石原立也、村元克彦
西岡麻衣子
三好一郎、武本康弘
米田光良、坂本一也
石立太一、河浪栄作
高橋博行、西屋太志
植野千世子、門脇未来
鴨居知世
カカカタ☆カタオモイ
Zzz
#2 日常の第二話 花田十輝、村元克彦
西岡麻衣子
石原立也、三好一郎
北之原孝將、武本康弘
内海紘子
高橋博行、池田晶子
西屋太志、植野千世子
池田和美
じょーじょーゆーじょー
Zzz(Bossa Nova Version)
#3 日常の第三話 花田十輝、ジョー伊藤
村元克彦、石立太一
石原立也、三好一郎
北之原孝將、坂本一也
山田尚子、内海紘子
池田晶子、西屋太志
植野千世子、堀口悠紀子
秋竹斉一、鴨居知世
池田和美
カカカタ☆カタオモイ
Zzz(Acappella Version)
#4 日常の第四話 花田十輝、ジョー伊藤
瀬川千鶴、村元克彦
石立太一、西岡麻衣子
三好一郎、北之原孝將
米田光良、石立太一
河浪栄作、内海紘子
池田晶子、植野千世子
堀口悠紀子、池田和美
門脇未来
じょーじょーゆーじょー
Zzz(Bossa Nova Version)

放送局

放送対象地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 備考
愛知県 テレビ愛知 2011年4月2日 - 9月24日 土曜 26:20 - 26:50 テレビ東京系列
日本全域 ニコニコチャンネル 2011年4月3日 - 9月25日 日曜 12:00 更新 ネット配信 全話配信終了。
千葉県 チバテレビ 日曜 24:00 - 24:30 独立UHF局
埼玉県 テレ玉 日曜 25:05 - 25:35
京都府 KBS京都 2011年4月4日 - 9月26日 月曜 25:00 - 25:30
神奈川県 tvk 月曜 25:15 - 25:45
広島県 テレビ新広島 月曜 25:25 - 25:55 フジテレビ系列
兵庫県 サンテレビ 2011年4月5日 - 9月27日 火曜 24:00 - 24:30 独立UHF局
東京都 TOKYO MX 2011年4月6日 - 9月28日 水曜 25:30 - 26:00
石川県 北陸放送 水曜 25:55 - 26:25 TBS系列
群馬県 群馬テレビ 2011年4月7日 - 9月29日 木曜 23:30 - 24:00 独立UHF局
福井県 福井放送 木曜 25:35 - 26:05 テレビ朝日系列
日本テレビ系列
クロスネット局
福岡県 TVQ九州放送 木曜 25:53 - 26:23 テレビ東京系列
岡山県・香川県 テレビせとうち 木曜 26:10 - 26:40
北海道 テレビ北海道 2011年4月8日 - 9月30日 金曜 26:00 - 26:30
宮城県 東北放送 2011年4月14日 - 9月29日 木曜 25:40 - 26:10 TBS系列 当初は4月7日開始予定だったが、
東日本大震災関連報道特別番組に
より延期になった。
第2話と第3話は連続放送で対応。
富山県 チューリップテレビ 木曜 25:42 - 26:12
再放送(第1話から第13話まで)
東京都 TOKYO MX 2011年10月3日 - 12月26日 月曜 19:00 - 19:30 独立局[注 12] 当該時間帯にマルチ編成を行っている
ため、SD画質16:9での放送。
兵庫県 サンテレビ 2011年10月5日 - 12月28日 水曜 18:00 - 18:30 10月19日と10月26日は放送休止。
11月23日と12月28日に2話連続放送。
NHK Eテレ版
日本全域 NHK Eテレ 2012年1月7日 - 土曜 17:55 - 18:20 NHK系列 全12話に再編集放送。
字幕放送あり、次回予告なし。

Blu-ray Disc/DVD

Blu-ray Discは特装版と通常版、DVDも特装版と通常版と計4系統で発売が開始された。各巻2話収録で全13巻予定。発売元は角川書店、販売元は角川書店と京都アニメーションの共同である。 特装版はサウンドトラックとラジオの再編集版を収録したCD、提供バックイラストステッカー2枚、日常格言絵はがき等が収録されている。 通常版との共通特典として、ブックレットのほか、音声特典のオーディオコメンタリーや映像特典のロケハン映像、BGMレコーディング映像、TV未収録のオリジナル次回予告映像等が収録されている。

巻数 発売日 収録話 オーディオコメンタリー出演者 規格品番
特装版BD 通常版BD 特装版DVD 通常版DVD
1 2011年06月24日 第1、2話 本多真梨子、相沢舞 KAXA-3201 KAXA-3214 KABA-9001 KABA-9101
2 2011年07月22日 第3、4話 今野宏美、古谷静佳 KAXA-3202 KAXA-3215 KABA-9002 KABA-9102
3 2011年08月26日 第5、6話 本多真梨子、富樫美鈴 KAXA-3203 KAXA-3216 KABA-9003 KABA-9103
4 2011年09月30日 第7、8話 堀川千華、川原慶久 KAXA-3204 KAXA-3217 KABA-9004 KABA-9104
5 2011年10月28日 第9、10話 小林元子、烏田裕志 KAXA-3205 KAXA-3218 KABA-9005 KABA-9105
6 2011年11月25日 第11、12話 吉崎亮太、佐土原かおり KAXA-3206 KAXA-3219 KABA-9006 KABA-9106
7 2011年12月22日 第13、14話 本多真梨子、相沢舞 KAXA-3207 KAXA-3220 KABA-9007 KABA-9107
8 2012年01月25日予定 第15、16話 水原薫、今野宏美 KAXA-3208 KAXA-3221 KABA-9008 KABA-9108
9 2012年02月22日予定 第17、18話 KAXA-3209 KAXA-3222 KABA-9009 KABA-9109
10 2012年03月23日予定 第19、20話 KAXA-3210 KAXA-3223 KABA-9010 KABA-9110
11 2012年04月27日予定 第21、22話 KAXA-3211 KAXA-3224 KABA-9011 KABA-9111
12 2012年05月25日予定 第23、24話 KAXA-3212 KAXA-3225 KABA-9012 KABA-9112
13 2012年06月22日予定 第25、26話 KAXA-3213 KAXA-3226 KABA-9013 KABA-9113

関連CD

発売元はLantis

キャラクターソング

2011年7月6日に発売された。東雲なののキャラクターソングであり、劇中でなの役を演じる古谷静佳が唄っている。
(全作詞・作曲・編曲:前山田健一
  1. なののネジ回しラプソディ [4:13]
  2. なののおひるねおせんたく [4:30]
  3. なののネジ回しラプソディ(off vocal
  4. なののおひるねおせんたく(off vocal)
2011年7月6日に発売された。はかせのキャラクターソング。劇中ではかせ役を演じる今野宏美が唄っている。
(全作詞・作曲・編曲:前山田健一)
  1. はかせの好きなのなの [4:09]
  2. はかせのサメといぬ [4:00]
  3. はかせの好きなのなの(off vocal)
  4. はかせのサメといぬ(off vocal)
2011年7月6日に発売された。阪本さんのキャラクターソング。劇中で 阪本さん役を演じる白石稔が唄っている。
(全作詞・作曲:前山田健一、編曲:板垣祐介)
  1. 阪本さんのニャーというとでも思ったか [4:59]
  2. 阪本さんのねこじぇらしー [3:58]
  3. 阪本さんのニャーというとでも思ったか(off vocal)
  4. 阪本さんのねこじぇらしー(off vocal)
2011年8月10日に発売された。長野原みおのキャラクターソングであり、劇中で長野原みお役を演じる相沢舞が唄っている。
(全作詞・作曲:前山田健一)
  1. みおのカプってカプって萌えちぎれ [4:06]
  2. ゆっこはほんとにバカだなあ [4:37]
    編曲:藤澤慶昌
  3. みおのカプってカプって萌えちぎれ(off vocal)
  4. ゆっこはほんとにバカだなあ(off vocal)
2011年8月10日に発売された。相生祐子のキャラクターソングであり、劇中で相生祐子を演じる本多真梨子が唄っている。
(全作詞・作曲・編曲:前山田健一)
  1. ゆっこのスラマッパギだよ人生は [3:44]
  2. ゆっこのギャグ百連発 [4:10]
  3. ゆっこのスラマッパギだよ人生は(off vocal)
  4. ゆっこのギャグ百連発(off vocal)
2011年8月10日に発売された。水上麻衣のキャラクターソングであり、劇中で水上麻衣を演じる富樫美鈴が唄っている。カップリングには「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」の麻衣バージョン「麻衣のカカカタ☆カタオモイ-梵」が収録されている。
(全作詞・作曲:前山田健一)
  1. 麻衣の涙の阿弥陀如来 [4:42]
    編曲:板垣祐介
  2. 麻衣のカカカタ☆カタオモイ-梵 [4:10]
  3. 麻衣の涙の阿弥陀如来(off vocal)
  4. 麻衣のカカカタ☆カタオモイ-梵(off vocal)
2011年9月7日に発売された。笹原幸治郎のキャラクターソングであり、劇中で幸治郎を演じる川原慶久が唄っている。
(全作詞・作曲:前山田健一)
  1. 笹原のコジロウポルカ
    編曲:藤澤慶昌
  2. 笹原の桜舞う時定
  3. 笹原のコジロウポルカ(off vocal)
  4. 笹原の桜舞う時定(off vocal)
2011年9月7日に発売された。立花みさとのキャラクターソングであり、劇中でみさとを演じる堀川千華が唄っている。
(全作詞・作曲:前山田健一)
  1. みさとの学校生活は爆発だっ!!
  2. みさとの教えてフェっちゃんウェボシー
  3. みさとの学校生活は爆発だっ!!(off vocal)
  4. みさとの教えてフェっちゃんウェボシー(off vocal)
2011年8月24日に発売された。「日常のキャラクターソング その6」と同じく水上麻衣のキャラクターソングで、劇中で水上麻衣を演じる富樫美鈴が唄っている。 「日常のまち」は、白石稔が出演する日常のブルーレイ、DVD映像特典『たんけんはっけん日常のまち』のテーマソング、「大威徳明王のテーマ」は、タイトル通り水上麻衣が大好きな大威徳明王のイメージソングとなっている。なお作詞・作曲はどちらも白石が手掛けている。
(全作詞・作曲:白石稔)
  1. 日常のまち [4:11]
    編曲:菊谷知樹
  2. 大威徳明王のテーマ [5:15]
    編曲:鈴木マサキ
  3. 日常のまち(off vocal)
  4. 大威徳明王のテーマ(off vocal)


ドラマCD 日常の日めくりCD

ドラマCDシリーズを通して音響監督・音楽スタッフ・キャストともアニメと同一でアニメの製作委員会である東雲研究所が製作協力を務めている。脚本監修はアニメのシリーズ構成である花田十輝、脚本協力はSATZが担当している。アニメの裏の場面を描いている話もある。日めくりの通り●日■日であったなら1日のことを一人のキャラクターがつぶやき次の日は別のキャラクターがつぶやく形式。全4巻。

日常の日めくりCDその1
2011年7月27日発売、LACA-15130
脚本: 安藤和弘、岩本梨雨子、西都大貴、徳永卓司、前田基成
登場人物: 相生祐子、長野原みお、水上麻衣、東雲なの、はかせ、阪本さん、笹原幸治郎、立花みさと、校長先生、桜井先生、長野原よしの
4月1日から6月30日までを収録。
日常の日めくりCDその2
2011年8月24日発売、LACA-15131
脚本: 安藤和弘、岩本梨雨子、西都大貴、徳永卓司、前田基成
登場人物: 相生祐子、長野原みお、水上麻衣、東雲なの、はかせ、阪本さん、笹原幸治郎、立花みさと、大工健三郎、関口ユリア、校長先生、桜井先生、高崎先生、ゆっこ母
7月1日から9月30日までを収録。
日常の日めくりCDその3
2011年9月21日発売、LACA-15147
脚本: 安藤和弘、岩本梨雨子、西都大貴、徳永卓司、前田基成
登場人物: 相生祐子、長野原みお、水上麻衣、東雲なの、はかせ、阪本さん、笹原幸治郎、大工健三郎、関口ユリア、安中さん、校長先生、桜井先生、高崎先生、教頭先生
10月1日から12月31日までを収録。
日常の日めくりCDその4
2011年10月26日発売、LACA-15158
登場人物:相生祐子、 長野原みお、水上麻衣、東雲なの、はかせ、 阪本さん、 笹原幸治郎、立花みさと、大工健三郎、関口ユリア、安中さん、桜井先生、高崎先生、中村先生、長野原よしの、立花みほし
1月1日から3月31日までを収録。

OVA

『日常の0話』
テレビアニメに先駆け、2011年3月12日発売の単行本第6巻限定版にDVDが同梱された。
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
日常の0話 日常の褒め 花田十輝 石原立也 坂本一也 西屋太志
日常の風邪
日常の貸し切り
エンディングテーマ
「日常0話エンディングテーマ」
作曲・編曲 - 野見祐二 / 歌 - 佐咲紗花
歌詞は存在しない。日常のブルーレイ特装版1巻のサウンドトラックに収録された。

ラジオ

タイトルは『日常のラヂオ』。2011年2月25日よりランティスウェブラジオで毎週更新されていた。2011年12月30日に配信された第45回をもって放送は終了。番組は東雲研究所編と時定高校編の二部構成となっている[12]。本ラジオダイジェスト版がブルーレイ、DVD特装版の特典CDに収録されている。月刊少年エース2011年5月号に新規収録の出張版CDが付属した。

パーソナリティ
ゲスト
ラヂオのコーナー
  • 東雲研究所編
  • フツおた

(なんでもokの普通のお便りのコーナー)

  • 本のタイトル

(本のタイトルだけ送ってきてもらって、そのタイトルだけでパーソナリティたちがどういう話かを決め付けるコーナー)

  • ゲストのコーナー

(ゲストの方に登場していただいて色々としゃべってもらうコーナー)

  • 時定高校編
  • フツおた

(なんでもokの普通のお便りのコーナー)

  • 男塾合格でしょうか?

(よく分からない事象に対して、パーソナリティが入塾か否かを判定するコーナー)

  • ありがとう

(どん底になったときこそ前を向こう!というコーナー)

  • ゲストのコーナー

(ゲストの方に登場していただいて色々としゃべってもらうコーナー)

 ラジオスタッフ
  • 企画 - 安田猛
  • 番組構成・プロデューサー - 伊藤敦
  • 番組アシスタント - 千葉誠
  • エンジニア - 奥村伸一郎
  • 番組担当 - 川島誠一、伊藤映里
  • 収録スタジオ - グロービジョン
  • 番組制作 - 角川書店
  • 番組制作協力 - ランティス、東雲研究所
  • 製作著作 - 東雲研究所
テーマソング

第15回放送(6月3日更新)から使用

  • 東雲研究所編テーマソング
「東雲研究所の、今日も平和です」
作詞・作曲・編曲 - 前山田健一 / 歌 - はかせ(今野宏美)&東雲なの(古谷静佳)&阪本さん(白石稔)
  • 時定高校編テーマソング
「ゆっこ・みお・麻衣の スチャラカ三人衆」
作詞・作曲・編曲 - 前山田健一 / 歌 - 相生祐子(本多真梨子)&長野原みお(相沢舞)&水上麻衣(富樫美鈴)

ゲーム

日常(宇宙人)
プレイステーション・ポータブル用ゲームとして、角川ゲームスより2011年7月28日に発売[注 13]。発売形態としてゲームの他に花札が付いたDXパックと通常版が存在する。声優はアニメと同一。キャラクターの作画はアニメ版ではなく原作準拠。ジャンルは日常型アドベンチャー。

小説版

日常の小説
角川スニーカー文庫角川書店)レーベルより発売、著者は椎出啓

内容は完全オリジナルで東雲研究所、時定高校の話をどちらも描くとのこと。

脚注

注釈

  1. ^ ゲームでのクレジットは「従者」。
  2. ^ TVアニメ第26話より。また、元となった話の雑誌掲載時は単に「校長」となっていたが、アニメ放送後に発売されたコミックでは「東雲校長」と訂正されている。
  3. ^ アニメでのクレジットは「キヨシ」。
  4. ^ アニメ第18話でのクレジットは「お付き」。
  5. ^ アニメのみ。
  6. ^ アニメ第21話でのクレジットは「学者」。
  7. ^ 「日常」連載前に掲載されていた読み切り。当時のタイトルは「ふつう」。
  8. ^ アニメでのクレジットは「天使」。
  9. ^ 発売日については、「web KADOKAWA - 角川書店・角川グループ」内の 検索結果を参照した。2012年1月3日閲覧.
  10. ^ NHK-BSで放送された例としてはテレビ朝日系列の『かみちゅ!』などがある。
  11. ^ 「素晴しい」と「ら」を送らないのが正式な表記であるが、エンディングのテロップでは「素晴らしい」と表示された。
  12. ^ 独立局が存在する地域では、2011年7月24日をもって地上アナログ放送が廃止となり、地上波のテレビ放送はUHF波送信に統一された為。
  13. ^ 2011年4月1日付で角川書店のゲームパブリッシング事業が角川ゲームスに統合された為。

出典

  1. ^ a b 「日常のラヂオ 第32回」より。
  2. ^ a b ゲーム「日常(宇宙人)」より。
  3. ^ TVアニメ第11話より。
  4. ^ 「日常の第三話」オーディオコメンタリーより。
  5. ^ 名字は「ヘルベチカスタンダード」より。
  6. ^ a b 「日常のラヂオ 第20回」より。
  7. ^ a b c d e 単行本第7巻カバー下表紙「天川新聞」参照。
  8. ^ アニメ第7話でのクレジットより。
  9. ^ アニメ第18話でのクレジットより。
  10. ^ Eテレで アニメ「日常」(Eテレ版)放送決定!”. アニメワールド+BLOG:NHK. 2011年11月26日閲覧。
  11. ^ 日常:民放のテレビアニメをNHKで異例の放送へ”. まんたんウェブ. 2011年11月26日閲覧。
  12. ^ 日常のラヂオ - ランティスウェブラジオ

参考文献

  • あらゐけいいち 『日常』7巻アンケートハガキ 角川書店、2011年、初回限定付属品。

関連項目

外部リンク

NHK Eテレ 土曜17時55分枠
前番組 番組名 次番組
もしドラ
(2011.10.1 - 2011.12.3)
日常
(2012.1.7 - )
※Eテレ初放送
ふしぎの海のナディア
(2012.4.7 - )
(再放送、デジタルリマスター版)