柔 (美空ひばりの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
美空ひばりシングル
B面 ふり向かないで(オリジナル盤)
お島千太郎(1991/2/21盤)
しのぶ(1991/7/21盤)
港町十三番地(1998年盤)
残侠子守唄(2003年盤)
リリース 1964年11月20日(EP)
1991年2月21日(CDシングル)
1991年7月21日(CDシングル)
1992年8月21日(カセットテープ)
1998年6月20日(CDシングル・カセットテープ)
2003年8月20日(CDシングル・カセットテープ)
ジャンル 演歌
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 関沢新一(作詞)
古賀政男(作曲)
ゴールド等認定
美空ひばり シングル 年表
笑顔と涙の遠い道
(1964年)

シナの夜
(1964年)
娘道中伊達姿
(1964年)
テンプレートを表示

」(やわら)は1964年11月20日に発売された美空ひばりシングルである。

概要[編集]

美空ひばりは表題曲で1965年の「第7回日本レコード大賞」を受賞した。またひばりは、『NHK紅白歌合戦』に1964年の「第15回NHK紅白歌合戦」、翌1965年の「第16回NHK紅白歌合戦」と2年続けて表題曲で出場し、どちらも紅組トリを務めた(後者は大トリ)。NHKの公式資料によれば、同曲の2年連続トリ歌唱は紅白史上初且つ唯一である。なお、これに関し各マスコミから「2年連続同じ歌を歌うとは非常識だ」とのバッシングもあった[1]

表題曲が発売された1964年に開催され、初めて柔道が正式競技に採用された東京オリンピックともあいまって、翌1965年にかけて爆発的にヒットした。発売から半年足らずで180万枚以上を売り上げる大ヒットとなったが、これはひばりの全シングルの中で最高売り上げ記録となっている[2]

柔道の総本山「講道館」を描き、日本テレビ系列で1964年から1965年にかけて全3シリーズが放送されたドラマ『』、『柔一筋』、『続・柔』の3つのシリーズ全てで本楽曲が主題歌として使用され(『続・柔』では本楽曲に加えて、後述の『柔の男』もあわせて使用された)、その名の通り「柔道」をテーマとした曲である。

表題曲が発売された翌年の1965年11月5日にはアンサーソングとして、「柔の男」が表題曲と同じく関沢新一の作詞、古賀政男の作曲、ひばりの歌唱により発売され、日本テレビ系ドラマ『続・柔』の主題歌として使用された。

ひばりがステージなどで本曲を歌唱する時は、男装して歌うことが多かった。

後にカップリング曲を変更してシングルとカセットテープで何度も再発売されている。

漫画『YAWARA!』では猪熊滋悟郎がこの歌を口ずさんでいる。

収録曲[編集]

オリジナル盤(EP)[編集]

  1. ふり向かないで
    • 作詞:石川潭月、作曲:古賀政男、編曲:佐伯亮

1991年2月21日盤(CDシングル)[編集]

  1. お島千太郎

1991年7月21日盤(CDシングル)・1992年盤(カセットテープ)[編集]

  1. (オリジナル・カラオケ)
  2. しのぶ
  3. しのぶ(カラオケ)

1998年盤(CDシングル・カセットテープ)[編集]

  1. (オリジナル・カラオケ)
  2. 港町十三番地
  3. 港町十三番地(オリジナル・カラオケ)

2003年盤(CDシングル・カセットテープ)[編集]

  1. (1964年録音)
  2. 残侠子守唄(1983年録音)
  3. (オリジナル・カラオケ)
  4. 残侠子守唄(オリジナル・カラオケ)

カバー[編集]

  • 中西圭三2000年、アルバム「美空ひばりトリビュート」に収録)
  • 島津亜矢2001年、アルバム「波動 亜矢・美空ひばりを唄う」に収録)
  • 浜田真理子2004年、ライブアルバム「mariko live ~こころうた~2003.11.21 at GLORIA CHAPEL 」に収録)
  • 氷川きよし2013年、アルバム「演歌名曲コレクション18~しぐれの港~」に収録)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 太田省一『紅白歌合戦と日本人』、114頁。
  2. ^ 長田暁二『歌謡曲おもしろこぼれ話』社会思想社、2002年、189頁。ISBN 4390116495