川崎大師駅

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川崎大師駅
川崎大師駅
かわさきだいし
Kawasakidaishi
KK22 鈴木町 (0.5 km)
(0.7 km) 東門前 KK24
地図
所在地 川崎市川崎区大師駅前一丁目18-1[1]
北緯35度32分8.5秒 東経139度43分34.0秒 / 北緯35.535694度 東経139.726111度 / 35.535694; 139.726111座標: 北緯35度32分8.5秒 東経139度43分34.0秒 / 北緯35.535694度 東経139.726111度 / 35.535694; 139.726111
駅番号 KK23
所属事業者 京浜急行電鉄
所属路線 大師線
キロ程 2.5 km(京急川崎起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[京急 1]14,347人/日
-2021年-
開業年月日 1899年明治32年)1月21日[1]
備考 1925年 大師駅から改称
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ホーム 2019年3月
ホーム 2019年3月
京浜急行発祥の地記念碑
京浜急行発祥の地記念碑

川崎大師駅(かわさきだいしえき)は、神奈川県川崎市川崎区大師駅前一丁目にある、京浜急行電鉄大師線である[1]駅番号KK23

歴史[編集]

開業以来、京浜電気鉄道(大師電気鉄道)、東京急行電鉄京浜急行電鉄と所属する会社が変わったが、京浜急行電鉄最古の駅であるとともに、関東最古の電車駅でもある。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホーム間は地下道で連絡している。エレベーターエスカレーターは設置されていない。

改札口2007年(平成19年)12月20日より供用を開始した1番線側の「北口」と2番線側の「南口」の2か所がある。初詣などの混雑時には南口横の臨時改札口も使用される。臨時改札口と北口には簡易ICカード改札機も設置済。

バリアフリー対応設備としてスロープおよび構内踏切が設置されていたが、北口改札の供用開始とともに構内踏切が廃止された。これにより、1番線ホームより南口方面(川崎大師など)へ車椅子等で向かう場合には、駅構外にある踏切を経由することとなった。

トイレは2番線ホームにあり、多機能トイレも併設されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 KK 大師線 下り 小島新田方面
2 上り 京急川崎方面

接近メロディ[編集]

作曲家古賀政男が生前、川崎大師の信者であったことにちなみ、2014年5月1日から2015年4月30日まで、古賀の代表作である美空ひばりの「」をアレンジしたものを接近メロディとして使用していた[3]。メロディはスイッチの制作で、編曲は塩塚博が手掛けた[4]

利用状況[編集]

2021年度の1日平均乗降人員は14,347人である[京急 1]。例年、大晦日深夜から正月にかけては初詣客で混雑する[1]

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[5]
年度 1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[7]
1995年(平成07年) 8,798
1996年(平成08年) 8,495
1997年(平成09年) 8,347
1998年(平成10年) 8,085
1999年(平成11年) 8,181
2000年(平成12年) 8,024
2001年(平成13年) 7,851
2002年(平成14年) 15,550 8,121
2003年(平成15年) 16,135 8,140
2004年(平成16年) 16,781 8,711
2005年(平成17年) 16,363 8,389
2006年(平成18年) 16,849 8,448
2007年(平成19年) 16,803 8,600
2008年(平成20年) 17,295 8,611
2009年(平成21年) 16,879 8,555
2010年(平成22年) 16,680 8,468
2011年(平成23年) 16,316 8,194
2012年(平成24年) 16,465 8,231
2013年(平成25年) 16,877 8,389
2014年(平成26年) 17,605 8,787
2015年(平成27年) 16,898
2016年(平成28年) 17,207
2017年(平成29年) 17,729
2018年(平成30年) 18,050
2019年(令和元年) 18,231
2020年(令和02年) [京急 2]13,013
2021年(令和03年) [京急 1]14,347

駅周辺[編集]

川崎大師(平間寺)

バス路線[編集]

駅前の大師バス停から川崎鶴見臨港バス路線バスが発着する。大師線の南側を川崎駅方面へ向かう川23系統のほか、平日には国道409号を並行して走る川01系統(1往復のみ)や快速浮島橋行きも運行される。また、正月などは川崎駅前 - 大師間直行の臨時便も運行される。

1958年5月13日から1999年7月16日まで、京浜急行バス[注釈 1]羽田空港行き路線バスを運行していた[8]

隣の駅[編集]

京浜急行電鉄
KK 大師線
鈴木町駅 (KK22) - 川崎大師駅 (KK23) - 東門前駅 (KK24)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 運行開始当初は、臨港バスとの共管だった。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e “私鉄沿線・いま 京浜急行電鉄川崎大師駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年1月8日) 
  2. ^ 川崎大師駅 | 路線図・各駅情報 - 京浜急行電鉄、2015年4月15日閲覧。
  3. ^ a b c 川崎大師大開帳奉修特別記念企画!記念きっぷ販売や大師線赤札号の運行など盛りだくさん!!”. 京浜急行電鉄. 2014年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月22日閲覧。
  4. ^ 塩塚博. “京急の新作駅メロディ情報です”. ☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆. 2020年3月14日閲覧。
  5. ^ 川崎市統計書
  6. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  7. ^ 神奈川県県勢要覧
  8. ^ 京急バスWEB年譜 (PDF) - 京浜急行バスホームページ
京浜急行電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 京急グループ会社要覧 2022 - 2023” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 28. 2023年6月25日閲覧。
  2. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]