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「Don't wanna cry」(ドント・ワナ・クライ)は、日本の元女性歌手、安室奈美恵の単独名義では5枚目のシングル。1996年3月13日にavex traxよりリリースされた。小室哲哉プロデュースによる楽曲である。
主な記録[編集]
- HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPパーフェクトランキング・2週連続(96/04/15~22・#063~64)1位。
- 1996オリコン年間カラオケリクエスト回数11位。
- 第38回日本レコード大賞ソロアーティスト史上最年少記録(当時19歳)で大賞受賞。
- 第11回日本ゴールドディスク大賞ベスト5・シングル賞。
- HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPパーフェクトランキング・3 YEARS BEST 100(95・96・97)21位。
収録曲[編集]
- Don't wanna cry (Radio Edit)
- 作詞:小室哲哉、前田たかひろ
作曲・編曲:小室哲哉
- 1995年の暮れに小室と二人だけで「これからどんな曲を歌いたいのか・どういうことをやりたいのか」をテーマにミーティングを行っていた。安室は「今までリズムの激しい曲が多かったから、次はバラードまでとは行かずとも、ミディアムテンポでブラックミュージックを歌ってみたい」と話した。しかしその時小室はイベントの打ち上げが終わった直後の酔っ払った状態で話していたため、安室は「明日覚えているのかな?」と不安になっていたがその後間もなく出来た本作を聞いて安室は「こういう曲が歌いたかった!」と喜んだ[3][4]。小室も「制作に苦労した曲が多い中でスムーズに出来上がった曲の1つ」と語っている[5]。
- present
- 作詞:前田たかひろ
作曲・編曲:小室哲哉、久保こーじ
- サビ・メロディ以外は全て台詞で構成され、「女性シンガーがロサンゼルスにいる恋人の誕生日に国際電話とラブコールをする」というシチュエーションが再現された[3]。
- 2ndアルバム「SWEET 19 BLUES」では、セリフ無しで新たに書き直されて収録された。共に前田たかひろによる詞。
- Don't wanna cry (Original Karaoke)
- present (Original Karaoke)
収録作品[編集]
- Don't wanna cry
- CD
- 映像作品
- present
- オリジナル『SWEET 19 BLUES』
- アルバムに入れるために新しく歌詞を書き直した続編「present 2」であり、全くの別物。「その後」をテーマに歌詞を書き換え、コーラス・サックスのパートを更に追加した[7]。
- ^ ミュージックステーション 公式ホームページ 1996年4月5日 出演者ラインナップ
- ^ 安室奈美恵ディスコグラフィー、日刊スポーツ。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ a b 角川書店刊「CDでーた」1996年4月5日号「安室奈美恵 新曲『Don't wanna cry』発表 私らしいNEW COLOR」12Pより。
- ^ ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1996年9月号「SWEET 19 QUESTIONS」11Pより。
- ^ マガジンハウス刊『POPEYE』1996年12月25日号「小室哲哉が明かす『誰にも話してない'97年の世界戦略』。」36P-37Pより。
- ^ 株式会社スコラ刊「スコラ」1996年8月8日号123Pより。
- ^ a b ソニー・マガジンズ刊 『WHAT's IN?』 1996年9月号63Pより。
外部リンク[編集]
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第32回から第34回までは演歌・歌謡曲とポップス・ロックの2部門に分けて発表された。括弧内の数字は第○回を示す。 |
オリコン週間 シングルチャート第1位(1996年3月25日-4月1日(2週連続)、4月15日付・通算3週) |
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