津軽今別駅

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津軽今別駅
旧待合室(2010年8月)
旧待合室(2010年8月)
つがるいまべつ - Tsugaru-imabetsu
中小国 (13.0km)
(74.8km) 木古内
所在地 青森県東津軽郡今別町大川平清川内
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 海峡線津軽海峡線
キロ程 13.0km(中小国起点)
電報略号 ルイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[注 1]
開業年月日 1988年昭和63年)3月13日
乗換 JR東日本津軽線津軽二股駅
備考 無人駅
津軽今別駅、津軽二股駅、道の駅いまべつの位置図
(※切り替え工事前)
津軽二股駅出入口からみた津軽今別駅
駅名標には隣駅として竜飛海底駅と中小国駅が記載されている

津軽今別駅(つがるいまべつえき)は、青森県東津軽郡今別町大川平清川内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)海峡線津軽海峡線)のである。特急白鳥」2往復のみが停車するが[注 2]、8名以上のグループで利用する場合、1か月前に申請すると特急を臨時停車させることができる[1]。JR北海道管内では最南端に位置する駅である。

当駅と同一地点に北海道新幹線奥津軽いまべつ駅(おくつがるいまべつえき)[2]が開業する予定であり、同時に津軽今別駅としては廃止になる予定[3]

東日本旅客鉄道(JR東日本)津軽線津軽二股駅と隣接しており、連絡通路となる下り階段も存在するが、両者は公式には連絡駅ではない[注 3]。北海道新幹線開業後、奥津軽いまべつ駅と津軽二股駅が一体化するのか否かははっきりしていない。なお、津軽線には津軽二股駅から三厩方面に向かって2駅先に今別駅が存在し、そちらの方が今別町の集落に近い。

概要[編集]

元々は、青函トンネルの本州側の保守基地としての役割を担う「新津軽二股信号場」(しんつがるふたまたしんごうじょう)として開設する計画だったが、地元の請願により旅客駅として開業した。

新幹線駅の名称は、当初は「奥津軽駅」(おくつがるえき)という仮称が使用されていたが、2013年に今別町が駅名を「奥津軽いまべつ駅」とするように提案しており[4][5]2014年6月11日のJR北海道の発表で正式に採用された[6]

2002年、「青函トンネルの本州側入口に位置する駅」として、東北の駅百選に選定された。JR北海道の駅で東北の駅百選に選定された駅は津軽今別駅が唯一である。

2014年3月に竜飛海底駅吉岡海底駅知内駅が廃止されて以来、海峡線内の駅としては、唯一廃止されずに存続している。

歴史[編集]

駅構造[編集]

上下方向別の単式ホーム2面2線を有する無人駅である。駅の設備は簡素で跨線橋がなく、下りホームへの移動は構内踏切を利用する。開業当初は相対式ホーム2面2線であったが、2013年に旧ホームの外側に新たに在来線用の線路と仮設ホームを設置する工事が行われた。同年10月に仮設ホームの使用を開始し(上り線は18日、下り線は25日)、旧ホームは撤去された[3][10]

駅に向かう通路(階段)には屋根が設置されているが、ホームには屋根がなく、有効長も5両分と短い。そのため、有効長を越える長さの編成の場合は一部のドアが締切扱い(ドアカット)となる[注 5]

発車時刻表・運賃表はホーム待合室および、道の駅いまべつの玄関前待合スペースに掲示している。公衆電話は開業当初より設置されていない。ホーム待合室内に設置されている電話は一般利用のできない業務用電話(JR電話)であり、公衆電話は津軽二股駅構内にあるとの案内がなされている。

北海道新幹線開業後は、新幹線が2面3線(うち1線は下り通過線)、海峡線が2面4線(うち2線は貨物待避線)の地上駅(橋上駅)となる予定である。新幹線のホームは有効長が263メートルで、可動式ホームドア日本信号製)が設置される[12]。建設中の奥津軽いまべつ駅舎は、「本州最北の地から北の大地へ 〜津軽海峡の四季が感じられる駅〜」をデザインコンセプトとし、今別町のシンボルである青函トンネルをゲート風にデザインしたものとなっている[9]

のりば
1 津軽海峡線 (下り) 木古内函館方面 (特急「白鳥」)
2 津軽海峡線 (上り) 青森新青森方面 (特急「白鳥」)

駅周辺[編集]

駅周辺では、今別町屋内駐車場(48台収容)が整備されているほか、今別町屋外駐車場(34台収容)の整備工事が行われている。

遠景(※切り替え工事前)
旧ホーム
駅の外へつながる階段


その他[編集]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
海峡線(津軽海峡線)
蟹田駅 - )中小国駅 - (新中小国信号場) - 津軽今別駅 - 木古内駅
  • 海峡線直通列車は中小国駅を通過する。
北海道新幹線(建設中)
新青森駅 - (新中小国信号場) - 奥津軽いまべつ駅 - (湯の里知内信号場) - 木古内駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 北海道新幹線開業時は、2面3線(北海道新幹線・うち1線は下り通過線)・2面4線(海峡線・うち2線は貨物待避線)になる見通し。
  2. ^ なお、隣接する津軽二股駅は普通列車のみの停車だが、1日5往復と運行本数はやや多い。
  3. ^ ただし、JTBの時刻表には「津軽今別と津軽二股は隣接しています」の文言が欄外に添えられている。
  4. ^ 直前は同じJR北海道の石勝線新夕張駅 - 占冠駅間(同:34.3km)、新幹線も含めば東海旅客鉄道(JR東海)の東海道新幹線京都駅 - 米原駅間(同:67.7km)だった。
  5. ^ 8両編成で運転される場合は、6 - 8号車がドアカットとなる。
  6. ^ 海峡線の本来の起点は中小国駅(JR北海道・JR東日本両社の境界は新中小国信号場)だが、同駅には三厩駅へ向かう津軽線の列車のみが停車し、北海道へ向かう列車は全て通過するため、蟹田駅が実質的な分岐駅となっている。なお、蟹田駅で三厩行き津軽線列車に乗り換えて中小国駅以北で下車する場合の運賃は、中小国駅乗り換えで計算する特例が設けられているため、蟹田駅で改札を出ない限り蟹田駅 - 中小国駅間の運賃は不要となる。

出典[編集]

  1. ^ 広報いまべつ 平成22年3月号(548号) (PDF)”. 今別町 (2010年3月1日). 2014年6月18日閲覧。
  2. ^ a b “北海道新幹線 新駅の駅名について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2014年6月11日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140611-1.pdf 2014年6月18日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f “津軽今別駅、中旬から仮設ホーム(ウェブ魚拓)”. Web東奥 (東奥日報社). (2013年10月3日). オリジナル2013年10月10日時点によるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2013-1010-1821-29/www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20131003084515.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f 2013年10月7日閲覧。 
  4. ^ “今別町の新駅名案 「奥津軽いまべつ」 北海道新幹線 青森”. MSN産経ニュース (産業経済新聞社). (2013年4月3日). オリジナル2013年4月3日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20130403101750/http://sankei.jp.msn.com/region/news/130403/aom13040302030000-n1.htm 
  5. ^ “駅名案「奥津軽いまべつ」”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2013年4月4日). オリジナル2013年7月16日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20130716083352/http://www.yomiuri.co.jp/otona/railwaynews/02/aomori/20130404-OYT8T00421.htm 
  6. ^ “[速報]新幹線駅名「奥津軽いまべつ」”. Web東奥 (東奥日報社). (2014年6月11日). http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2014/20140611150036.asp [リンク切れ]
  7. ^ “平成14年12月ダイヤ改正について” (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2002年9月20日), オリジナル2002年10月10日時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20021010072608/www.jrhokkaido.co.jp/press/2002/1412daiya.html 2014年6月19日閲覧。 
  8. ^ “平成22年12月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2010年9月24日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2010/100924-1.pdf 2014年6月18日閲覧。 
  9. ^ a b “北海道新幹線、奥津軽(仮称)駅 安全祈願について” (PDF) (プレスリリース), 鉄道建設・運輸施設整備支援機構, (2013年5月22日), http://www.jrtt.go.jp/08-2Press/pdf/H25/pressh250522.pdf 2014年9月26日閲覧。 
  10. ^ a b c 広報いまべつ 平成25年10月号(591号) (PDF)”. 今別町 (2013年10月1日). 2013年10月23日閲覧。
  11. ^ “駅の営業終了について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2013年9月13日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/130913-1.pdf 2014年6月18日閲覧。 
  12. ^ “北海道新幹線の可動式ホームドアを受注” (PDF) (プレスリリース), 日本信号, (2014年9月18日), http://www.signal.co.jp/uploads/140918hokkaido2.pdf 2014年9月26日閲覧。 
  13. ^ “(5)DMV 道内外で機運”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2013年1月6日). オリジナル2013年7月13日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20130713120312/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/feature/hokkaido1357264519243_02/news/20130107-OYT8T00234.htm 
  14. ^ “線路と道路の両用車、津軽鉄道が導入断念 既存列車との併用困難”. Web東奥 (東奥日報社). (2014年6月24日). http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2014/20140624084129.asp 2014年6月24日閲覧。 [リンク切れ]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]