木古内駅

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木古内駅
駅南口(2013年9月)
駅南口(2013年9月)
きこない - Kikonai
所在地 北海道上磯郡木古内町字本町
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
電報略号 キコ
駅構造 橋上駅
ホーム 3面5線
開業年月日 1930年昭和5年)10月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 江差線
キロ程 37.8km(函館起点)
札苅 (3.8km)
(2.3km) 渡島鶴岡
所属路線 海峡線津軽海峡線
キロ程 87.8km(中小国起点)
津軽今別 (74.8km)
備考 社員配置駅 木古内ブロック主管駅
みどりの窓口 有
* 一部の寝台特急を除く全列車が函館駅まで乗り入れ。
木古内駅
きこない - Kikonai
(5.2km) 森越
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 松前線
キロ程 0.0km(木古内起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1937年昭和12年)10月12日
廃止年月日 1988年昭和63年)2月1日
備考 松前線 廃線
ホーム(2010年8月撮影)

木古内駅(きこないえき)は、北海道上磯郡木古内町字本町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)のである。

概要[編集]

江差線所属線としており[1]海峡線を加えた2路線が乗り入れている(海峡線は複線交流電化。江差線は当駅を境に函館側が単線交流電化、江差側が単線非電化)。当駅は線路名称上での海峡線の終点であるが、一部の寝台特急[2]を除く海峡線の全列車は「津軽海峡線」の運転系統として函館駅まで乗り入れている。そのため旅客案内上では「海峡線」の名称は使われず「津軽海峡線」が用いられている。

2015年度には北海道新幹線の駅も設置される予定で、当駅と新中小国信号場間は3線軌条による新幹線・在来線共用区間となる。江差線は新幹線開業後JRより経営分離され、交流電化されている当駅と五稜郭間は第三セクター鉄道へ移管される。なお、輸送人員がJR北海道管内で最も少なく赤字が続いている当駅と江差間は2014年5月12日に廃止となる予定[3][4]である。

特急「スーパー白鳥」・「白鳥」の停車駅である。蟹田方面は2002年12月1日のダイヤ改正で普通列車快速海峡」)が廃止されたことで特急列車のみの運転となっているため、当駅から蟹田駅までの区間内での普通車自由席に乗車する場合は、特急料金が不要となる特例が設けられている[5]。さらに津軽海峡線は当駅を境に青森側が複線で函館側が単線となっているため、下り貨物列車も(上り列車と交換のため)大半が当駅に運転停車する。

かつて当駅から南へ分岐していた松前線が廃止となった後は、道内の有人駅として最南端である。そして、江差線の当駅以西が廃止される2014年5月12日以降は道内全体の駅として最南端となる。

歴史[編集]

1976年の木古内駅と周囲約1km範囲。下側、木古内川を渡ってから左へカーブを切って向かうのが江差線本線江差方面。下へ向かうのが松前線松前方面。単式と島式の複合ホーム1面2線で、駅舎側から1.2.3番ホームとなっており、松前・江差双方面下りが1番、松前線からの上りが2番、江差からの本線上りが3番、もしくは松前線との併合で2番を使用した。駅舎横の江差・松前側には切欠き状の貨物ホームへ2本の引込線、駅裏には4本の仕分けまたは留置線と、その外側に機回し線、そこより江差・松前側駅裏及び函館側駅裏双方へ車庫線、そして函館側駅裏には転車台が残されている。また函館方本線脇を引上げ線が用水路を渡って併走し、スイッチバックして再び斜めに用水路を渡って駅裏にある木工所土場へ引き込まれている。当駅は木材の出荷駅でもあった。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  • 1930年昭和5年)10月25日 - 国有鉄道江差線開業に伴い開業する(一般駅)。
  • 1935年(昭和10年)12月10日 - 江差線が当駅から湯ノ岱駅まで延伸され開業する。
  • 1937年(昭和12年)
    • 3月10日 - 函館機関区木古内支区が設置される。
    • 10月12日 - 松前線が当駅から碁盤坂駅(後の千軒駅)まで開業する。
  • 1961年(昭和36年)8月1日 - 函館機関区木古内支区が廃止される。
  • 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物扱いが廃止される。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物扱いが廃止される。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1988年(昭和63年)
  • 2012年(平成24年)
    • 8月7日 - 江差線の当駅から江差駅間の鉄道営業を廃止しバス転換する検討に入った旨が公式発表される(当駅と五稜郭駅間は新幹線新函館開業後も第三セクターにより存続)。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月28日 - 当駅と江差駅間を2014年5月までに鉄道営業廃止しバス転換することに、沿線の木古内・上ノ国・江差3町が同意する[3]
    • 5月29日:木古内駅新幹線駅舎建設工事の安全祈願、立柱式挙行。
    • 8月頃より新幹線開業に向け駅舎の改築工事を開始している[要出典][6]
  • 2014年(平成26年)5月12日 - 江差線当駅 - 江差駅間が廃止予定[4]
新幹線建設中の画像。

駅構造[編集]

3面5線の相対式島式ホームの複合の地上駅である。もともとローカル線どうしの江差線と旧松前線の分岐駅だった。狭い敷地だったところに海峡線のホームを増設したためホームの幅が非常に狭くなっている。

社員配置駅(駅長・副駅長配置)であり、木古内ブロック主管駅である。江差線泉沢駅 - 吉堀駅間、海峡線知内駅を管理する。なお、津軽今別駅、新中小国信号場は木古内ブロック青函トンネル工務所今別管理室の管轄である。

橋上駅舎をもつ。キヨスクみどりの窓口(営業時間は6時から20時)・旅行相談室・自動券売機1台設置。窓口営業時間外は乗車券発売の駅員が不在となるが、運転扱いの駅員が終日配置されている。

駅からかなり離れている江差方の場内信号機(江差線)は海峡線の下り線に合流する手前に設置されている。

1番線では、時間帯は限られるが、函館方面からの特急列車と駅外に待機してある松前線代替バスとの乗り換えを円滑にするため、駅社員がホーム上で乗車券、特急券の回収を行い、ホームから直接外へ誘導することがある。

夜間滞泊設定駅である。

のりば
1 津軽海峡線 青森新青森方面
2 津軽海峡線 函館方面
3 (待避線)
4 江差線 江差方面
函館方面(当駅始発)
5 江差線 函館方面


駅周辺[編集]

木古内町の中心駅である。

路線バス[編集]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
江差線
札苅駅 - 木古内駅 - 渡島鶴岡駅
海峡線(津軽海峡線)
津軽今別駅 - (竜飛定点) - (吉岡定点) - 木古内駅 - (江差線)五稜郭駅
2014年3月14日までは津軽今別駅 - 木古内駅間に竜飛海底駅吉岡海底駅知内駅が設置されていた。この3駅の廃止により、各駅を挟んでいた津軽今別駅 - 木古内駅間の駅間距離(74.8km =営業キロ)はJR旅客6社の在来線における最長となった(直前は同じJR北海道の石勝線・新夕張駅 - 占冠駅間(34.3km =同)であった)。
※海峡線は特急列車のみの運転のため、江差線の当駅 - 五稜郭駅間の中間駅には列車行き違いのための運転停車を除き一切停車しない。
北海道新幹線(建設中)
奥津軽駅(仮称) - (湯の里信号場(仮称)) - 木古内駅 - 新函館駅(仮称)

かつて存在した路線[編集]

北海道旅客鉄道
松前線
木古内駅 - 森越駅

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 当駅は通過。該当列車は函館駅を経由せず五稜郭駅でスイッチバックする。
  3. ^ a b JR木古内 - 江差線、来年5月までに廃止 沿線3町了承、バスに転換 - 北海道新聞(2013年3月29日付、同年4月6日閲覧)
  4. ^ a b 江差線(木古内・江差間)の鉄道事業廃止届の提出について (PDF) - JR北海道プレスリリース、2013年4月26日。
  5. ^ 海峡線の本来の起点は中小国駅(JR北海道・東日本両社界は新中小国信号場)だが、同駅には三厩駅へ向かう津軽線の列車のみが停車し、北海道へ向かう列車は全て通過する。なお蟹田駅で三厩行き津軽線列車に乗り換えて大平駅以北で下車する場合の運賃は中小国駅乗り換えで計算する(蟹田駅で改札を出ない限り蟹田 - 中小国間の運賃は不要となる)特例が設けられている。
  6. ^ 1階にある物産館の入り口に「駅舎改築の為7月31日で閉店」の案内掲示物あり。[出典無効]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 木古内駅(バリアフリー情報) - JR北海道 ※駅構内断面図などを記載。