気仙沼駅

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気仙沼駅
駅舎(リニューアル後)
駅舎(リニューアル後)
けせんぬま - Kesennuma
所在地 宮城県気仙沼市古町一丁目5-25
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ケヌ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
250人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1929年昭和4年)7月31日
乗入路線 2 路線
所属路線 大船渡線
キロ程 62.0km(一ノ関起点)
新月 (6.7km)
(2.2km) 鹿折唐桑
所属路線 気仙沼線
キロ程 72.8km(前谷地起点)
不動の沢 (3.2km)
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
ホーム
気仙沼駅中心標
BRTの駅名標(2012年9月15日)
改装前の駅舎

気仙沼駅(けせんぬまえき)は、宮城県気仙沼市古町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

大船渡線気仙沼線が乗り入れており、このうち大船渡線を所属線としている[1]。気仙沼線は当駅が終点である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅になっている。ホーム有効長は、1番線4両、2・3番線6両までとなっている。一部の大船渡線の列車は、当駅で増解結を行っていた。

東日本大震災後の三陸地区の活性化貢献を狙って、2012年(平成24年)に駅舎のリニューアルが行われた。駅のテーマは「漁港のまち」で、駅舎入口に三陸海岸の岩を模したアプローチゲートが設置されている。2008年(平成20年)の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに合わせて、地元の画家によってメカジキの突きん棒漁が屋根に描かれていたが、このリニューアルで同じ画家によるメカジキと漁民の格闘の絵に描き直された[6]

2014年(平成26年)には1番線と2番線の間の線路敷地をかさ上げし専用道化されBRTが構内に乗り入れるようになった。元の2番線は専用道部分が2番線で、一ノ関側にある線路部分が新たに3番線となった。元の3番線の線路上にホームを増設し側線を新たに4番線とした。

直営駅駅長(大船渡線営業所長が兼務)・営業総括助役配置)であり、管理駅として、大船渡線の真滝駅 - 小友駅間、気仙沼線の本吉駅 - 不動の沢駅間の各駅を管理している。

みどりの窓口(営業時間 5時 - 20時 ※途中休止時間帯あり)・自動券売機キオスク設置。当駅の上部組織であり、大船渡線の営業・運転士・設備を管理する大船渡線営業所および、大船渡線・気仙沼線BRTの企画・統括を行う気仙沼BRT営業所を併設しており、夜間滞泊の運用もある。

のりば[編集]

1 気仙沼線 志津川柳津方面
2 気仙沼線 降車専用
3・4 大船渡線 一ノ関方面

BRT[編集]

  • 本吉志津川柳津方面のBRTは駅ホームから発車する。
  • 陸前高田方面のBRTは駅舎を出て左側にある観光案内所に隣接する乗り場から発車する。
  • 上鹿折方面のBRTは市道三日市古川線のバス停から発車する。

乗車券は自動券売機と窓口で、回数券・定期券は窓口で発売する。列車とBRTを乗り継ぐ場合で乗車券を持っていない場合は窓口で乗車券を購入することになる。また気仙沼線BRTと大船渡線BRTを乗り継ぐ場合は、先に乗車したBRTを気仙沼駅で降りる際に最終降車駅までの運賃を支払い、運転士から精算証明書を受け取り、乗り継いだBRT下車時に整理券と精算証明書を渡すことになっている。

駅弁[編集]

  • 纜(ともづな)弁当(気仙沼コンベンションビューロー協議会)
  • 黄金龍の海めし
  • 黄金龍のハモニカめし
  • 黄金龍のさんまめし

気仙沼駅ではかつてアワビ弁当、幕の内弁当などを販売していたが、1993年に消滅し、2007年に地元の熱意で復活した。

※ただし、当駅の弁当販売業者は日本鉄道構内営業中央会の会員ではなく、また大型時刻表に駅弁販売駅を示す「弁」マークは記載されていない。

利用状況[編集]

2013年度の気仙沼線BRTにおける乗車人員は1日平均92人、大船渡線BRTは65人[7]

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2000 378
2001 346
2002 302
2003 292
2004 313
2005 316
2006 322
2007 318
2008 315
2009 308
2010 287
2011
2012 261
2013 250

駅周辺[編集]

一般的に主要駅とは市街地や街の中心部に位置し、その駅における特定方向の出口(南口や西口、東口、北口など)を起点として「駅前」が成立し、都市が発展したり市街地が築かれたりする場合が多い。当駅は気仙沼市の中心市街地の外れに位置しているためそういった事例には当てはまらず、街の中心駅としての機能を南気仙沼駅に譲っていた。ところが2011年の東日本大震災による大津波で南気仙沼駅など他の駅が甚大な被害を受け営業休止になってからは、中心市街地で唯一営業している鉄道駅となった。また、路線バスにおいては乗り入れ路線数の少なさとスペースの狭さから、パスプールやバスターミナルと呼ばれるような場所は駅前には存在せず、路線バスは、駅から少々歩いた旧国道沿いに設置されたバス停1箇所から乗降するようになっている。

バス[編集]

駅前がターミナルとなっていないため、路線バスは駅舎より若干離れた道路上にバス停がある。

路線バス[編集]

乗合タクシー[編集]

  • 南気仙沼 - 上廿一(かみにじゅういち)線

その他[編集]

  • 「潮の香りがする素朴な駅」として、東北の駅百選に選定された。
  • 毎年、受験シーズンにはきっぷを購入した受験生に合格祈願の御守りとして、列車の運行で実際に使用されている空転防止用の砂が配られている。
  • JR気仙沼旅行センターは当駅ではなく南気仙沼駅に設置されていたが、2011年3月11日の東日本大震災による大津波で壊滅的な被害を受け営業休止中である。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
大船渡線
鉄道区間
新月駅 - 気仙沼駅
BRT区間
気仙沼駅 - 鹿折唐桑駅
気仙沼線
不動の沢駅 - 気仙沼駅

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース(2012年7月18日)
  3. ^ 沿岸4駅リニューアル 完成記念式典ならびに物産市の開催について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2012年11月13日)
  4. ^ 交通新聞2012年12月13日
  5. ^ 気仙沼線BRTの専用道延伸に伴うダイヤ改正及び電気BRT・観光型BRTの運転開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2014年3月18日)
  6. ^ 交通新聞2013年1月18日
  7. ^ BRT駅別乗車人員(2013年度) - 東日本旅客鉄道

関連項目[編集]

外部リンク[編集]