熱海駅

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熱海駅
熱海駅(2004年8月13日)
熱海駅(2004年8月13日)
あたみ - Atami
所在地 静岡県熱海市田原本町11-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
東海旅客鉄道(JR東海)
電報略号 アタ
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線(在来線・JR東日本管理)
2面2線(新幹線・JR東海管理)
乗車人員
-統計年度-
*9,657人/日(降車客含まず)
**5,000人/日(降車客含まず)
開業年月日 1925年大正14年)3月25日
乗入路線 3 路線
所属路線 東海道新幹線
キロ程 104.6km(東京起点)
小田原 (20.7km)
(16.1km) 三島
所属路線 東海道本線
キロ程 104.6km(東京起点)
◄***湯河原 (5.5km)
(9.9km) 函南***►
所属路線 伊東線
キロ程 0.0km(熱海起点)
(1.2km) 来宮
備考 みどりの窓口
JR東海:駅長配置駅管理駅
*JR東日本の値
**JR東海の値
***当駅が境界で、湯河原方をJR東日本、函南方をJR東海が管理。

熱海駅(あたみえき)は、静岡県熱海市田原本町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)のである。

目次

[編集] 概要

熱海駅は、静岡県東部に位置する温泉街熱海の代表駅である。JR東海に所属する東海道新幹線と、JR東日本およびJR東海に所属する東海道本線、JR東日本に所属する伊東線、合計3線が乗り入れる。東海道本線においては当駅が会社境界駅となっており、以東(東京方面)はJR東日本、以西(静岡方面)はJR東海が管轄する。ただし、鉄道資産の境界は駅構内ではなく丹那トンネル東側坑口付近にある来宮駅上り場内信号機(来宮駅北西)である。JR東日本とJR東海の共同使用駅であり、在来線構内および駅舎はJR東日本、新幹線構内はJR東海の管轄である。静岡県にある東海道線の駅では唯一、JR東日本の管轄となっている。

JR東日本の熱海運輸区が構内に存在するなど運行上の拠点でもあるため、在来線では当駅を経由するすべての旅客列車が停車していたが、2009年3月14日のダイヤ改正から、臨時列車化したムーンライトながらが通過扱いとなった。特急列車や一部普通列車を除く大半の列車が当駅で系統が分離されている。新幹線では「こだま」・「ひかり」の停車駅である。ただし「ひかり」は1日上下3本ずつのみ停車する。

駅の開業は1925年(大正14年)3月である。開業当初は国府津駅を起点とする熱海線の終着駅であったが、1934年(昭和9年)12月に当駅西側の熱海 - 沼津間が開業し、東海道本線の中間駅となった。伊東線は翌年の1935年(昭和10年)3月から乗り入れている。東海道新幹線の熱海駅は、同線が開業した1964年(昭和39年)10月から存在する12駅のうちの一つである。

[編集] 駅構造

[編集] ホーム・駅構内

在来線(東海道本線・伊東線)・新幹線とも地上駅である。

在来線は単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、合計3面5線のホームを使用する。構内の南側に単式ホームがあり、その北側に島式ホームが並ぶ。ホームの番号は、単式ホーム側から1番線・2番線…の順で、5番線まである。そのうち、2番線が下り本線、5番線が上り本線となっている。

新幹線は待避線のない相対式ホーム2面2線を使用する。番号は南側(在来線ホーム側)から6番線・7番線の順。山肌に沿った高い位置にホームがあり、列車通過の際に危険がないように可動式安全柵が設置されている。スペースの都合で待避線が設置されなかったため、ダイヤ作成上のネックとなっている。また当駅付近は大都市部を除くと新幹線有数の急カーブとなっており、列車の通過速度は最高 185km/h に制限される。この速度は、東海道新幹線の駅通過速度としては最も遅い。


のりば
1 伊東線 普通 伊東伊豆高原伊豆急下田方面
2・3 東海道本線 (下り) 普通 三島沼津静岡方面
特急「踊り子 三島・修善寺方面
寝台特急「サンライズ瀬戸出雲 岡山高松出雲市方面
伊東線 普通
特急「踊り子」
特急「スーパービュー踊り子
伊東・伊豆高原・伊豆急下田方面
4・5 東海道本線 (上り) 普通
快速「アクティー
特急「踊り子」
小田原横浜東京方面
特急「スーパービュー踊り子」 横浜・東京・新宿方面
寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」 横浜・東京方面
6 東海道新幹線 (下り) ひかり」・「こだま 名古屋・新大阪方面
7 東海道新幹線 (上り) 「ひかり」・「こだま」 新横浜・東京方面
  • 三島・沼津・静岡方面からの折り返し列車は原則として3番線を使用する。
  • 伊豆急行の普通列車は当駅まで乗り入れる。なお1番線の南側に0番線を新設し、伊東線列車を増発することが計画されている。
  • 在来線はJR東日本とJR東海の境界駅であり、両社線を直通する普通列車は2004年10月のダイヤ改正で大幅に削減され、朝夕の通勤時間帯と夜間を除いて当駅で乗り換えが必要となっている。

[編集] 駅舎・設備

ホームで並ぶ JR東海と伊豆急の車両
東海道新幹線ホーム

駅舎は1番線に隣接する場所に設置され、駅ビルの「熱海ラスカ」が併設されている。改札口は駅舎内の1か所のみで、改札口から各ホームに直結する地下道が存在する。地下道と新幹線コンコースの間には、乗換改札が設置されている。

改札外にはJR東日本が営業するみどりの窓口に加え、駅レンタカー営業所が設置されている。JR東海が営業するみどりの窓口は改札内の新幹線乗換口(在来線側)にある。地形の関係上、新幹線専用の改札口(出入口)は設置されておらず、新幹線の改札内から直接改札外に出ることはできない。熱海駅から新幹線に乗車する場合で、エクスプレス予約特急券だけでなく乗車券も購入している場合には、JR東日本のみどりの窓口や指定席券売機では引き取りができないため、JR東日本の改札口で「熱海駅構内通過票」の交付を受けた上で、新幹線のみどりの窓口まで出向く必要がある。なお、EX-ICカードの場合には、SuicaPASMOなどの都市圏のICカードをJR東日本の自動改札機にタッチさせた上で、新幹線の自動改札機に都市圏のICカードとEX-ICカードを2枚重ねてタッチすることで、新幹線を利用することができる。なお、都市圏のICカードを持たない場合には、やはりJR東日本の改札口で「熱海駅構内通過票」の交付を受ける必要がある。

かつては新幹線乗り換え改札口は2か所あり、東京方は入口・出口兼用、新大阪方は出口専用だった。1997年のリニューアル工事完了後は改札口が1か所に集約された。

在来線の自動券売機にはJR東日本線とJR東海線を区別する機能はなく、券面はすべて「東日本会社線」と表示されるが、JR東日本・JR東海の双方に共通で乗車できる。

構内にJR東日本伊東線のCTCセンターがある。JR東日本東海道本線(東京駅 - 湯河原駅間)ではATOSが導入されているが、当駅の進路・信号制御は伊東線の運行を統轄する熱海CTCセンターで行っている。そのため駅自動放送は古いタイプ(東海道型)となっている。

JR東海の東海道本線では、2008年(平成20年)3月1日よりTOICAが導入されたが、利用エリアの境界線は隣の函南駅であり、当駅 - 函南間はTOICA、Suica双方ともに利用範囲から除外されていて利用は不可能である。当駅在来線駅舎および構内はJR東日本が管理を行っているためTOICAは首都圏Suicaエリア内でしか使えない。そのため沼津 - 熱海のようにJR東海線内で完結し、通過駅全てがICカードに対応していても当駅を含む区間はTOICA定期券にはできない。函南以西へは券売機でICカードを使って乗車券を購入することになる。

[編集] 利用状況

1日平均の乗車人員[1]

  • JR東日本・JR東海(在来線)
    • 9,486人(2003年度)
    • 9,486人(2004年度)
    • 9,592人(2005年度)
    • 9,607人(2006年度)
    • 9,657人(2007年度)
  • JR東海(新幹線)
    • 4,794人(2003年度)
    • 4,762人(2004年度)
    • 4,915人(2005年度)
    • 5,000人(2006年度)

観光客の利用が多い。2000年代ではホテル旅館が減少する反面マンションが増え、通勤・通学客の利用が増加している。

[編集] 駅周辺

熱海温泉

熱海市市街地の北側に立地し、駅前には熱海温泉のホテル・旅館・みやげ物店が立ち並ぶ。駅前広場には足湯(利用可能時間は9:00-16:00)があり、その横に熱海鉄道蒸気機関車静態保存されている。

※熱海市役所は来宮駅が最寄り駅である。

[編集] 路線バス

[編集] 歴史

東海道本線は当初、小田原 - 熱海 - 三島の山岳地帯にトンネルを開削する技術がなかったこともあり、現在の御殿場線ルートで建設された。そのルートから外れた小田原・熱海では、国府津駅より小田原電気鉄道という路面電車で小田原市街へ、さらに豆相人車鉄道→熱海鉄道大日本軌道→熱海軌道組合の人車軌道軽便鉄道により熱海まで連絡を図った。

その後、御殿場経由は急勾配が存在し輸送力増強の障壁になることや、トンネル掘削の技術が進展したことなどから、当初見送られた熱海経由での路線整備が決定する。そして1925年(大正14年)、熱海線の名目で現在の熱海駅まで鉄道路線が開業して路面電車や軽便鉄道は全廃。1934年昭和9年)、丹那トンネルが開通すると熱海線は東海道本線となった。

[編集] 年表

  • 1895年明治27年) - 吉浜(現湯河原町内)まで豆相人車鉄道開通(翌年小田原延伸)。
  • 1907年(明治40年) - 豆相人車鉄道改め熱海鉄道により、小田原 - 熱海で蒸気機関車運転開始。
  • 1923年大正12年)9月1日 - 関東大震災のため、熱海鉄道より改めた熱海軌道組合線休止(後に廃止)。
  • 1925年(大正14年)3月25日 - 鉄道省日本国有鉄道の前身組織)により、熱海駅が開業(熱海線 湯河原 - 熱海間の開通と同時)。旅客・貨物営業を開始。
  • 1934年(昭和9年)12月1日 - 熱海 - 沼津間の開通に伴い、熱海線は東海道本線に編入される。
  • 1935年(昭和10年)3月30日 - 伊東線 熱海 - 網代間が開通。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線が開業し、停車駅となる。
  • 1966年(昭和41年)9月1日 - 貨物の取扱を廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物の取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、当駅を境に東海道本線(東京方面)・伊東線はJR東日本、東海道本線(静岡方面)・東海道新幹線はJR東海が継承。駅業務は在来線がJR東日本、東海道新幹線はJR東海が継承。
  • 2001年平成13年)11月18日 - JR東日本でICカードSuica供用開始。
  • 2006年(平成18年) - 伊東線のCTC装置が当駅構内の進路制御も可能な装置に更新され、CTCセンターが来宮駅構内より当駅に移転。

[編集] 隣の駅

東日本旅客鉄道
東海道本線
湯河原駅 - 熱海駅
伊東線
熱海駅 - 来宮駅
東海旅客鉄道
東海道新幹線
小田原駅 - 熱海駅 - 三島駅
東海道本線
熱海駅 - 函南駅

[編集] 関連項目

[編集] 出典

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  1. ^ 静岡県企画部統計利用室編著 『静岡県統計年鑑』 静岡県統計協会発行

[編集] 外部リンク

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