四日市駅

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四日市駅
駅舎
駅舎
よっかいち - Yokkaichi
所在地 三重県四日市市本町3-85
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 ヨカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面3線
乗車人員
-統計年度-
2,232人/日(降車客含まず)
-2007年-
開業年月日 1890年明治23年)12月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 関西本線
伊勢鉄道伊勢線直通含む)
キロ程 37.2km(名古屋起点)
富田浜 (4.2km)
(3.2km) 南四日市
所属路線 関西本線(貨物支線)
キロ程 0.0km(四日市起点)
(3.3km) 塩浜
備考 みどりの窓口
3番線伊勢鉄道直通の普通列車のりばは、「伊勢鉄道」の表記がある

四日市駅(よっかいちえき)は、三重県四日市市本町にある東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)関西本線である。

当駅では関西本線名古屋方面からの折り返し普通列車の区間運転便が日中を中心として設定されている。また関西本線の列車のほか、河原田駅を起点とする伊勢鉄道伊勢線の列車も乗り入れている。ただし、四日市 - 河原田間はJR線への乗り入れという扱いとなるため、伊勢鉄道線普通列車であってもこの区間の運賃はJRの運賃として計算される。

目次

[編集] 概要

市名を冠した駅であるが、四日市市の代表駅の地位は、近畿日本鉄道(近鉄)の四日市付近における経路変更と住宅地の内陸方向への展開により西に2kmほど離れた近鉄四日市駅になっている。市民のあいだで「四日市駅」とは「近鉄の駅」であり、こちらは「JRの四日市駅」と呼ばれている。市街地も近鉄四日市駅を中心に形成されており、当駅はコンビナートを中心とする工業地帯に近い一角に位置している。

東にある四日市港まで日本貨物鉄道管轄の側線(通称:四日市港線)2.5kmが伸びており、途中の千歳運河を渡るところに国の重要文化財になっている現役唯一の可動鉄道橋末広橋梁があることで有名。また、当駅より関西本線貨物支線が塩浜駅まで伸びている。

[編集] 駅構造

1面3線の島式ホームを持つ地上駅。伊勢鉄道直通の普通列車(当駅始発)が使用する3番線は、2番線を南四日市側に50mほど歩いた先に設置されている。その為当番線のみ架線が引かれていない。ホームと駅舎は、多数の側線を跨ぐため長い跨線橋で連絡している。

駅構内・駅舎は広大であるが今では使われず閉鎖されている区画が多い上に、跨線橋にエレベーターやエスカレーターの設備がないなどバリアフリー対策も遅れている。トイレは改札内になく、改札口を出たホールにもない。トイレに行くには、駅舎内の閉鎖区画があるため、駅出入口から駅舎外へ出て南に50mほど歩き、再び駅舎に入りトイレに行く必要がある。 早朝や深夜のほか、昼間でも短時間ではあるがみどりの窓口が閉まっている時間帯がある。なお、昼間は駅内にあるJR東海ツアーズでも購入可能である。自動券売機自動改札機は深夜は使用停止となるため、自動改札機は扉なしの簡易型に格下げ、無人駅と同じ集札箱も設置された。

のりば
1 関西本線 (下り) 亀山方面
(上り) 桑名名古屋方面(一部の列車)
伊勢線経由 鈴鹿鳥羽新宮方面(特急・快速)
2 関西本線 (上り) 桑名名古屋方面
3 伊勢線直通 鈴鹿・津方面(普通列車)

[編集] 貨物駅

JR貨物四日市営業支店
コスモ石油専用線の貨物列車(2009年)
四日市港の太平洋セメント入換機(2008年)

コンテナホームは4面、コンテナ荷役線は7線ある。ホームは、駅舎に近い側から島式1面2線、単式1面1線、島式1面2線、単式1面2線の順に配置されている。最も東側のホームは海上コンテナ・大型コンテナ専用で、ホームに近い荷役線も舗装されている。なお、駅舎に最も近いホームは使用されておらずコンテナ置場となっている。このホームの北端に、営業窓口のJR貨物四日市営業支店がある。

構内には複数の留置線と2本の検修線があり、検修庫が1棟設置されている。この検修庫では、四日市周辺で運用されるコンテナ車や石油輸送用タンク車炭酸カルシウム輸送用ホッパ車などの点検などを行っている。

駅構内北端からは、本線東側に沿って北上するコスモ石油専用線が分岐している。専用線の終端、三滝川付近に同社四日市製油所のタンク車用石油荷役線が4本あり、石油製品の積み込みが行われている。荷役を終えたタンク車はJR貨物のディーゼル機関車により発送される。空車の受取は日本通運が保有する小型ディーゼル機関車が行う。

旧四日市港駅へ向かう側線は、駅構内南端から分岐している。前述の末広橋梁を渡った先にある着発線の北端より先には太平洋セメント専用線が敷設されている。。専用線の終端には太平洋セメント藤原工場四日市出荷センターのセメント荷役設備があり、入換作業は太平洋セメントが保有するディーゼル機関車が行う。

[編集] 取扱う貨物の種類

四日市駅は、コンテナ貨物車扱貨物の取扱駅である。

コンテナ貨物は、JR規格の12フィート・20フィート・30フィートコンテナや、20フィート・40フィートISO規格海上コンテナを取り扱っている。これは、JR貨物が取り扱う全種類のコンテナ規格である。主な輸送品目は化学薬品食品清涼飲料水などとなっている。また産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ており、これらが入ったコンテナも発着している。

車扱貨物は、コスモ石油専用線から発送されるガソリン重油などの石油類や、太平洋セメント専用線のセメント・骨材を取り扱っている。石油類は、当駅からタンク車で南松本駅日本オイルターミナル松本営業所)へ発送される。セメント・骨材は、太平洋セメント藤原工場で生産され、三岐鉄道東藤原駅で貨車に積み込まれ当駅まで輸送後、港湾部の出荷センターを経由し海上輸送される。

[編集] 貨物列車

[編集] その他

  • 営業は名古屋臨海鉄道が受託している。
  • 末広橋梁の係員が常駐している。末広橋梁を使用する際は自転車で係員が橋梁のたもとにある操作室へ行き、橋を操作したあとに入換列車に乗って操車の誘導をする。

[編集] 利用状況

  • JR東海
    • 2007年度の乗車人員は1日平均2,232人
    • 2006年度の乗車人員は1日平均2,197人
    • 2005年度の乗車人員は1日平均2,258人 である。
  • JR貨物
    • 2003年度の発送貨物は534,885トン、到着貨物は973,146トンであった。

[編集] 駅周辺

西側には街路樹のある中央通りがあり、2kmほど行くと近鉄四日市駅がある。東側は四日市コンビナートの一帯となっている。

[編集] バス路線

  • 三重交通
    • 1番乗り場
      • 71系統 福王山(近鉄四日市経由)
      • 94系統 市立病院(近鉄四日市経由) ※1日1本平日のみ
      • 95・96系統 ガーデンタウン東日野(近鉄四日市経由)
    • 2番乗り場
      • 61系統 宮妻口(近鉄四日市・室山・高花平経由)
      • 62系統 山本・椿大神社(近鉄四日市・室山・高花平経由)
      • 63系統 小山田病院(近鉄四日市・室山・高花平経由)
      • 64系統 高花平(近鉄四日市・室山経由) ※1日1本平日のみ
    • 3番乗り場
      • 95系統 四日市港(千歳町経由)
      • 96系統 四日市港(曙町経由)
    • 4番乗り場
      • 01系統 市立病院(東新町・近鉄四日市経由)
      • 02系統 近鉄四日市(東新町経由)
  • 三岐鉄道バス
    • 山城駅前(近鉄四日市・みたき総合病院前・坂部ヶ丘・あさけが丘3丁目経由)
    • 暁学園駅前(近鉄四日市・みたき総合病院前・坂部ヶ丘経由) ※平日のみ1日1本
    • 四日市大学前(近鉄四日市・みたき総合病院前・坂部ヶ丘経由)
    • 山城駅前(近鉄四日市・末永・坂部ヶ丘・あさけが丘3丁目経由)
    • 四日市大学前(近鉄四日市・直行)

[編集] 歴史

かつて、伊勢電気鉄道線(のち近鉄名古屋線)が国鉄駅に隣接して四日市駅を設置して接続駅としたが、1956年善光寺カーブを始めとする急曲線の解消、短絡を目的とした経路変更により廃止し、西側の諏訪駅近傍に近鉄四日市駅を建設した。

伊勢電気鉄道はのちに四日市駅西口前の四日市市駅まで路線を延ばしていた三重軌道より四日市市 - 諏訪間の線路敷を譲受して桑名へ路線を延伸した。

[編集] その他

  • バブル期からの計画として四日市市の再開発の一環で、近鉄四日市駅方面とを結ぶ中央通りを四日市港まで延伸するとともに、駅を高架化し貨物施設は霞地区へ移転させる案があったが、移転場所が具体化せず、実現の可能性も低くなってきた。
  • 関西本線は名古屋駅から四日市駅まで特定区間運賃を採用し、並行する近鉄よりも安価な運賃(JR¥460、近鉄¥610)で巻き返しを図っているが、利用者数および発着本数は圧倒的に近鉄の方が多い。なお、2009年3月14日改正では名古屋 - 亀山に快速が毎時1本設定され、これにより日中の名古屋 - 四日市では快速「みえ」と合わせて毎時2本の快速列車が運転されるようになり、動向が注目されている。
  • かつて四日市駅と富田浜駅との間に牛起駅が存在した。三岐鉄道からの乗り入れの普通列車(気動車)のみ停車し、関西本線の普通列車は通過していた。
  • 駅舎の南半分には、1階部にホールがあり、2階部にはかつてレストランが営業していたが、現在はどちらも使われていない。

[編集] 隣の駅

東海旅客鉄道
関西本線
ホームライナー四日市 (名古屋方のみ)
桑名駅四日市駅
快速「みえ」
桑名駅 - 四日市駅 - 鈴鹿駅伊勢鉄道
快速(当駅から南四日市方の各駅に停車)
桑名駅 - 四日市駅 - 南四日市駅
区間快速・普通
富田浜駅 - 四日市駅 - 南四日市駅
伊勢鉄道伊勢線普通
四日市駅 - 南四日市駅
日本貨物鉄道
関西本線貨物支線
四日市駅 - 塩浜駅

[編集] かつて存在した路線

日本国有鉄道
関西本線貨物支線
四日市駅 - 四日市港駅

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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