八田駅

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八田駅
はった - Hatta
所在地 名古屋市中村区中川区
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海・駅詳細
名古屋市交通局駅詳細
乗換 近鉄八田駅近鉄名古屋線

八田駅(はったえき)は、愛知県名古屋市中村区中川区にある、東海旅客鉄道(JR東海)・名古屋市交通局名古屋市営地下鉄)のである。

JR東海の関西本線と、名古屋市営地下鉄の東山線との接続駅であり、地下鉄の駅には「H02」の駅番号が設定されている。近隣に近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線近鉄八田駅があり、乗り換えが可能となっている。

JR東海[編集]

駅構造[編集]

JR 八田駅
駅舎
駅舎
はった - Hatta
*名古屋 (3.8km)
(3.7km) 春田
所在地 名古屋市中村区八田町字長田
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 関西本線
キロ程 3.8km(名古屋起点)
電報略号 ハタ
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,593人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1928年昭和3年)2月1日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
名 名古屋市内
* この間に笹島信号場有り(当駅から2.0km先)。

島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線、合計2面3線のホームを有する高架駅。路線は東西に通っており、島式ホームは北側に、単式ホームは南側にある。単式ホームに隣接する路線が1番線(下り本線)、島式ホーム南側が2番線(上り中線)、北側が3番線(上り本線)となっている。

東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、桑名駅が当駅を管理している[1]。高架下の駅舎内にはみどりの窓口が設けられている。

JRの特定都区市内制度における「名古屋市内」の駅である。

JR線のりば
1 関西本線 下り 四日市松阪方面[2]
2 中線  
3 関西本線 下り 名古屋方面[2]

駅移転と連続立体交差[編集]

地上駅時代の八田駅は現在より500m西側の中川区八田本町に位置した。かつてより「八田総合駅」構想があり、旧国鉄時代から名古屋市は駅の現在地への移転を求めてきたが、当時は貨物の取扱い駅でありこれに伴う移転費用など協議が難航していた。

また周辺は南北に走る幹線道路があるが名古屋中心部と比べ道路幅は狭く交通渋滞が頻繁であった。更に朝夕の通勤時間帯には関西本線と並行して走る近鉄名古屋線の列車本数が多くなることから「開かずの踏切」が発生し車や歩行者による鉄道事故が起きやすくなっていた。このことにより、連続立体交差化事業計画が持ち上がっていった。

国鉄民営化後に貨物の取扱いを廃止により駅移転の協議が両者間で進むことになり、JR八田駅移転及びJR線・近鉄線連続立体交差化事業を一括にして工事を行うことになった。駅移転工事の際、退避線となっていた中線が使用できなくることから列車の運行に支障が出ないよう八田 - 春田(当時は春田信号場)間に伏屋信号場が1998年9月28日開設した。

駅移転及び連続立体交差工事は上り線側から始まり2002年4月7日駅移転工事が完成。先行して駅ホームは下り線を2番(現在は退避線の中線)上り線は3番として開業した。現在の1番線(駅前ロータリー側)のホーム下は移転用の仮設線路を設けていた為に未完成のままでした。先行して開業した2・3番ホームはポイント及び信号設備等の関係で2番線の下り線は名古屋寄り、3番線の上り線は桑名寄りにそれぞれ乗車口があったためホームへ上ってからも乗車口まで距離があり乗換え駅として十分ではなかった。

その後、2003年10月31日に現在の下り線1番ホームが完成し、これまで使用した旧下り線2番ホームは待避線となる工事を行う為、しばらくは使用できなくなった。この間、旧駅、新駅の中線が使用できるまでの間、伏屋信号場はその役割を果たし2005年1月30日廃止された。

こうしてJR・地下鉄・近鉄の乗り換えの距離が短縮され、同時に周辺の踏切も撤去され幹線道路の拡幅や駅前も整備もされた。ただし、同じ名古屋市にある「金山総合駅」に比べると規模は小さく、JR・近鉄とも普通列車が停車のままである。なお現在の駅の位置は高架化前の近鉄八田駅の位置に近いところにある。

当駅付近のJR関西線を複線化する計画があるが、2013年9月現在において事業が凍結されたままとなっている。[3]

歴史[編集]

  • 1918年大正7年)7月15日 - 国有鉄道関西本線の名古屋 - 蟹江間に、八田信号所開設。
  • 1922年(大正11年)4月1日 - 八田信号場に変更。
  • 1925年(大正14年)4月25日 - 専用線発着貨物の取扱いを開始。
  • 1928年昭和3年)2月1日 - 駅に昇格、八田駅が開業。一般駅
  • 1980年(昭和55年)10月1日 - 専用線発着を除く、車扱貨物の取扱いを廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道・日本貨物鉄道が継承。
  • 1997年平成9年)11月1日 - 日本貨物鉄道の駅(貨物の取扱い)が廃止。
  • 2002年(平成14年)4月7日 - 名古屋方に0.5km移転、高架化。
  • 2006年(平成18年)4月 - 駅南側の駅前広場およびロータリー完成。市バス、高畑13、高畑15、深夜2の3路線が乗り入れ。
    • 7月 - TOICA導入に伴い、JR自動改札機をICカード読み取り機のついた簡易型自動改札機に更新。
    • 11月25日 - TOICA導入。

隣の駅[編集]

東海旅客鉄道
関西本線
快速「みえ」・快速・区間快速
通過
普通
名古屋駅 - (笹島信号場) - 八田駅 - 春田駅

名古屋市営地下鉄[編集]

駅構造[編集]

名古屋市営地下鉄 八田駅
はった - Hatta
H01 高畑 (0.9km)
(1.1km) 岩塚 H03
所在地 名古屋市中川区八田町1812
駅番号  H02 
所属事業者 名古屋市交通局
名古屋市営地下鉄
所属路線 東山線
キロ程 0.9km(高畑起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
5,948人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1982年昭和57年)9月21日

配線図

高畑駅

2 1


STRg STRf
STR+BSl STR+BSr
STR+BSl STR+BSr
STRg STRf

岩塚駅

島式ホーム1面2線を有する地下駅1961年都市計画決定では終点の予定であったが、建設時に隣の高畑駅を終点にすることに変更された。

市営地下鉄のりば
1 東山線 名古屋藤が丘方面
2 東山線 高畑ゆき

歴史[編集]

  • 1982年(昭和57年)9月21日 - 開業。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - manaca運用開始。

隣の駅[編集]

東山線
高畑駅 (H01) - 八田駅 (H02) - 岩塚駅 (H03)
  • ()内は駅番号を示す。
八田駅2番出入口


利用状況[編集]

「名古屋市統計年鑑」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 JR東海 地下鉄
2003年 902 4,602
2004年 983 4,610
2005年 1,039 4,937
2006年 1,116 5,133
2007年 1,219 5,292
2008年 1,315 5,517
2009年 1,417 5,545
2010年 1,484 5,631
2011年 1,541 5,681
2012年 1,593 5,948

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

地下鉄八田停留所
駅から南に徒歩10分程
八田駅停留所
JR駅前のバスターミナル
並木2丁目停留所
駅から北に10分程
  • 名古屋市営バス
    • [名駅22] 名古屋駅 - 並木2丁目 - 横井町

脚注[編集]

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  1. ^ 『東海旅客鉄道20年史』、732 - 733頁。
  2. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2011年1月現在)。
  3. ^ http://www.city.nagoya.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000008/8601/15Lhokokusyo.pdf

関連項目[編集]

外部リンク[編集]