ハーモニーホール駅

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ハーモニーホール駅
駅全景(2020年7月)
はーもにーほーる
Harmony Hall
F12 浅水 (0.8 km)
(1.1 km) 清明 F14
地図
所在地 福井県福井市今市町37字板取16
北緯36度0分50秒 東経136度12分19秒 / 北緯36.01389度 東経136.20528度 / 36.01389; 136.20528座標: 北緯36度0分50秒 東経136度12分19秒 / 北緯36.01389度 東経136.20528度 / 36.01389; 136.20528
駅番号 F13
所属事業者 福井鉄道
所属路線 福武線
キロ程 13.8 km(たけふ新起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
51人/日
-2019年[要出典]-
開業年月日 1997年平成9年)9月20日[1][2][3]
備考 無人駅
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ハーモニーホール駅(ハーモニーホールえき)は、福井県福井市今市町にある、福井鉄道福武線である。 駅番号F13

歴史[編集]

駅構造[編集]

福井県立音楽堂(ハーモニーホールふくい)の最寄り駅として、音楽堂の開館に先立つ1997年9月20日に供用を開始。名称も音楽堂の愛称である「ハーモニーホールふくい」から取られた[1][4]

単式ホーム1面1線[5]を有する地上駅無人駅である[1]。2枚重ねのコルゲート鋼板を曲げて造られた屋根は待合室を兼ねている[1][6]。また、外観は♭(フラット)を横にしたように見える構造となっている[4]。なお、駅開設時はト音記号を使用した駅名標が設置されたが(下記写真参照)[5]、現在は福井鉄道の統一デザインに変更されている。

県営のパークアンドライドは48台分が用意されているが、利用には定期券または回数券が必要となる。

ハーモニーホールふくいの公演チケット保有者向けに、ハーモニーホール鑑賞割引乗車券が発売されている。福井鉄道線全駅から当駅まで200円(初乗り区間からは無割引)となっており、有人駅では公演チケットを駅員に提示して本乗車券を購入するが、無人駅発の場合は当駅下車時に公演チケットを呈示のうえ、車内にて精算することとなる。復路は当駅が無人であるため整理券を取って乗車し、下車時に公演チケットの半券を提示のうえ精算する[7]

諸元[編集]

  • 設計:遠藤秀平建築研究所[6]
  • 施工:第一技術開発、ナカミツ[6]
  • 敷地面積:200000m2[6]
  • 建築面積:103m2[6]

駅周辺[編集]

駅は、福井市と越前市を結ぶ2本の幹線道(うち東側は国道8号福井バイパス)に挟まれた位置にあり、その連絡道沿いに入口がある。福武線西側に並行する福井県道229号福井鯖江線には浅水駅北側から江端駅北側までの約3km に亘って自動車販売店が立ち並ぶが、住宅は遠巻きになっているため、音楽堂利用以外の乗降客は少ない。

  • 福井県立音楽堂[3]

隣の駅[編集]

福井鉄道
福武線
急行・区間急行・臨時急行
通過
普通
浅水駅 (F12) - ハーモニーホール駅 (F13) - 清明駅 (F14)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 川島 2010, p. 90.
  2. ^ a b 朝日 2011, p. 13.
  3. ^ a b c 鉄道ピクトリアル』第48巻第3号、電気車研究会、1998年3月、85頁。 
  4. ^ a b 朝日 2011, p. 11.
  5. ^ a b 川島 2010, p. 24.
  6. ^ a b c d e 遠藤秀平「HALFTECTURE 福井(福井鉄道ハーモニーホール駅)」『新建築』第73巻第2号、新建築社、1998年2月、181-183頁。 
  7. ^ お得なきっぷ - 福井鉄道株式会社

参考文献[編集]

  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8 
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]