ヴェオリア・エンバイロメント

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ヴェオリア・エンバイロメント (英語: Veolia Environnement S.A. , EuronextVIE , NYSEVE) は、フランスリヨンに本社を置く、多国籍総合環境サービス会社である。

概要[編集]

ヴェオリアは4つの事業で構成され、それぞれが法人として独立している。グループ全体として総合環境サービス事業会社として事業を展開している。

水処理事業部門[編集]

世界各国の行政府や地方公共団体、独自の水処理施設を保有する民間企業を対象に、上下水道水・工業用水処理施設のコンサルティング・設計・建設・維持管理、料金徴収までを受託する。150年以上の歴史を持つヴェオリアの創業以来の本業ともいうべき事業である。

エネルギー事業[編集]

エネルギー事業を担当する会社として、「ヴェオリア・エネルギー」がある。ヴェオリア・エネルギーはヨーロッパ最大手のエネルギー事業会社であり、地方自治体や民間企業の保有する施設のエネルギー効率化を中心に、省エネルギー設備の導入や設備保全も行っている。4万9000人の従業員を抱え、2012年の売上高は7.6億ユーロ。収入の88%はヨーロッパ地域での事業収入である(フランス本国42%、そのほかヨーロッパ地域46.5%)。

交通事業[編集]

ヨーロッパ最大の交通事業会社。自治体や民間企業から委託を受けて、鉄道バス地下鉄タクシーなど、公共交通に関わる全般と貨物輸送とそれに関連する物流事業を行っている。

廃棄物処理事業[編集]

廃棄物処理事業を担当する会社として、「ヴェオリア・エンバイロメント・サービス」がある。ヨーロッパ最大の廃棄物処理事業会社であり、従業員数は6万4000人。自治体や民間企業から委託された廃棄物収集業務や清掃工場での廃棄物処理が主な収入であるが、焼却やリサイクル、最終処分場での埋め立てまでを一手に行う。また、清掃業や土壌改善事業も行っている。

歴史[編集]

創業は1853年。フランスリヨン市でナポレオン3世の勅令により、ジェネラル・デ・ゾー社として創業されたのがヴェオリアの始まりである。ジェネラル・デ・ゾー社の最初の契約はリヨン市に100年間水道水を供給することであった。そして7年後、首都パリにも50年間の水道水を供給する契約を締結した。1880年、イタリアヴェネツィアで水の生産・販売権を獲得、1882年にはポルトガルにも進出した。

それ以後、約100年間ジェネラル・デ・ゾー社は水処理を中心に事業展開をしていたが、1976年最高経営責任者にGuy Dejouanyが就任すると積極的なM&Aを進めていく。水処理事業から得られる安定した収入を元に、公共交通事業や廃棄物処理事業、エネルギー事業に進出をした。

1996年、Jean-Marie Messierが最高経営責任者に就任すると、携帯電話事業やケーブルテレビ等の分野でM&Aを実行し、メディア分野へも進出をした。1998年、ジェネラル・デ・ゾー社はヴィヴェンディへと商号変更した。2000年7月にメディア・通信事業のヴィヴェンディ・ユニバーサルと環境サービス業のヴィヴェンディ・エンバイロメントの2社に分社することになった。

2003年にはヴィヴェンディ・エンバイロメントからヴェオリア・エンバイロメントへと商号変更をした。

関連事項[編集]

  • スエズ・エンバイロメント - 競合する企業
  • ヴィヴェンディ - 水道・建設企業であったジェネラル・デ・ゾー社はメディア・電気通信へと進出し、ヴィヴェンディと改名し水道部門などをヴェオリアとして分割した

外部リンク[編集]