Thule

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THULE GROUPスーリー)は、スウェーデンの世界最大のカーキャリアメーカー。THULEは「テューレー」または「トゥーレ」と発音する。「スーリー」という読み方は、初めて日本国内で展開する際にFET極東が命名したもの。

概要[編集]

1980年代初頭より日本に輸入され始めた。日本おけるカーキャリアシステムの元祖。 カーキャリアシステムは大別すると、土台となる「ベースキャリア」部分と「キャリア」部分に分かれ、スーリーは「キャリア」部分のことを「アタッチメント」と呼ぶ。 「アタッチメント」の中でも最もポピュラーな商品は車の天井部分に取り付けるボックスで、これは一般には「ルーフボックス」などと呼ばれる。

近年の製品展開はカーキャリアに留まらず、本格的なアウトドア用バックパックから自転車アクセサリ、スポーツ用ベビーカーまで多岐に渡る。 高いデザイン性と機能性の両立、単純に物を運ぶソリューションを提供するだけではなく、アクティブなライフスタイルを喚起提唱し、それらを実現するための製品供給をモットーとしている。

取付[編集]

車のルーフ上に「バー」「フット」「キット」から構成される「ベースキャリア」、言わばシステムの土台となる部分を取り付ける。しかし「ルーフレール」や「Tトラック」や「レインガター」が標準装備されている車はキットを取り付ける必要がない。キットは車ごとにルーフの形状が違うので車種別に用意されており、ルーフの前後左右4箇所に装着する。 キットもしくはルーフレール・Tトラック・レインガターの上に、いわゆる脚となるフットを装着しバー2本を左右に取り付けることでベースキャリアは完成する。

バーにはベーシックな「スクエアバー」「アルミエアロバー」、横にスライドし積み降ろしを楽にする「スライドバー」、空力を考慮した翼形状の「ウィングバー」がある。ウィングバーは2012年から投入され、他のバーに比べ幅広であるため古いアタッチメントは使用できない場合がある。

ベースキャリアのバーに各種アタッチメントを取り付けて使用する。アタッチメントにはボックスタイプのルーフボックスや平置きタイプのルーフラックのほかに、スキー・スノーボード・自転車・サーフボード・カヤック・カヌーなどの積載対象が明確な製品がある。

年表[編集]

1942 – エリック・チューリンが、スウェーデンの漁師向け製品を作り始める。Thuleの誕生

1955 – Thule初の自動車用品、ヘッドランプを砂利から保護するためのグリルを発売

1962 – 最初のスキーラック

1964 – バスケット付きルーフラック

1968 – ルーフラックClassic 68

1977 – スキーボックスTB-11、Thule初のルーフボックス

1983 – サーフボード用キャリア

1984 – Thule Combibox 250

1992 – Thule初のトウバーマウント型サイクルキャリア

1997 – Thule、世界最大のルーフボックス・メーカーになる

2002 – Thule Hull-a-Portカヤックキャリア、米国でトップセラーに

2004 – Thule 591 ProRide発売。ベストセラーとなったルーフマウント型サイクルキャリア

2010 – Thule Crossoverラゲッジ&ノートパソコンバッグ

2012 – Thule Pack 'n Pedalサイクルバッグ&ラック

2013 – Thule Perspektivカメラバッグ

2015 - Thule テクニカルバックパック

外部リンク[編集]