モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行

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シエーナにある本店
シエーナにある本店

モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行(モンテパスキ銀行、Banca Monte dei Paschi di Siena、MPS)は、1472年に創業した、現存する中で世界最古の歴史を持つ銀行である。イタリア第4位[1]の大手銀行で、本店はイタリアシエーナit:Palazzo Salimbeniにある。

経営不振[編集]

2012年以降は赤字が続き、2014年の欧州中央銀行によるストレステストでは、約21億ユーロの資本不足を指摘されて信用不安に直面。直後に最大25億ユーロの増資計画を発表したが、他銀行との合併も取りざたされるようになっている[2]

2016年、経営難は深刻さを増し、銀行が現在抱える不良債権額は約280億ユーロと報道された。銀行は、同年、深刻な経営難を克服するために50億ユーロの増資計画を立たが不調に終り、イタリア政府に公的資金の投入を求める考えを明らかにしている。株価は年初以降、88%の暴落となった[3]。株式銘柄としての取引は極度の低迷が続き、2017年3月、FTSE MIB指数の構成銘柄から除外された。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ バンコ・ポポラーレとポポラーレ・ディ・ミラノ銀行の合併により、2016年にバンコBPMが発足する以前は第3位。
  2. ^ “モンテパスキ銀との合併、今は選択肢にない”. ロイター (ロイター通信社). (2014年11月13日). http://jp.reuters.com/article/jp_eurocrisis/idJPKCN0IX02E20141113 2014年11月13日閲覧。 
  3. ^ 世界最古の伊銀行が深刻な経営難、公的資金要請へCNN.co.jp(2016.12.25)2016.12.31閲覧

外部リンク[編集]