池田市
いけだし 池田市 | |||
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ファイル:Fukumaru.jpg 池田市制定キャラクターの“ふくまる”くんと“ふくまる”ちゃん | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 近畿地方 | ||
都道府県 | 大阪府 | ||
市町村コード | 27204-3 | ||
法人番号 | 6000020272043 | ||
面積 |
22.14km2 | ||
総人口 |
104,134人 [編集] (推計人口、2024年5月1日) | ||
人口密度 | 4,703人/km2 | ||
隣接自治体 |
大阪府:豊中市、箕面市 兵庫県:川西市、伊丹市 | ||
市の木 | クスノキ | ||
市の花 | サツキツツジ | ||
市の鳥 | ヤマバト | ||
池田市役所 | |||
市長 | 瀧澤智子 | ||
所在地 |
〒563-8666 大阪府池田市城南一丁目1番1号 北緯34度49分18.17秒 東経135度25分42.67秒 / 北緯34.8217139度 東経135.4285194度 | ||
外部リンク | 池田市 | ||
ウィキプロジェクト |
概要
背後の五月山は、春の桜、秋の紅葉などで市民に親しまれる。
都市施設は阪急電鉄沿線及び国道171号沿線の南部を中心に展開し、北部は農地や山地が広がる。植木の産地として有名で大阪府立園芸高校が立地している。早くから阪急電鉄による住宅開発が進み北摂の中心市であったが、交通網の発達や、1980年代の池田駅周辺再開発の際、地元商店街の反対により、阪急百貨店や能勢電鉄とのターミナル駅などの建設計画が頓挫、両施設共に隣の兵庫県川西市に建設されるなど、求心力が低下している。歴史的な町並みが比較的よく保存されているが、近年は中高層マンションの立地が進んできている。
一時、青年会議所を中心とした直接請求方式により、豊能郡豊能町との市町村合併を検討したが、飛び地合併であることなど困難があり、法定合併協議会は解散された。
地元での「池田」のアクセントは「いけだ」であり、「いけだ」ではない。
月に一度、池田市に居住する全世帯の過程に「広報いけだ」という広報誌が配布される。池田市で企画されたイベントの概要、報告や、公的サービス、市長の市政への取り組み状況などが把握できる。
地理
隣接している自治体
行政
パブリックコメント(意見募集手続き):池田市ではパブリックコメントを実施している。平成20年度から開始され、現在でも続いている。
市長
- 小南修身(2011年12月25日就任 1期目)
歴代市長
代 | 氏名 | 在職期間 |
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初代 | 藤阪寅次郎 | 1939年8月〜1940年12月 |
2 | 北村貞次 | 1941年3月〜1946年8月 |
3 | 井上道夫 | 1946年10月〜1946年11月 |
4-10 | 武田義三 | 1947年4月〜1975年4月 |
11-15 | 若生正 | 1975年5月〜1995年4月 |
16-19 | 倉田薫 | 1995年5月〜2011年11月 |
20 | 小南修身 | 2011年12月〜現職 |
財政
池田市の財政は、バブルの崩壊後悪化し、平成10年度決算(1998年度)にて経常収支比率が大阪府のワースト1位、全国でワースト2位となった。この結果財政再建団体となる可能性があった。
しかし、倉田薫が市長として就任後、積極的に数度の行財政改革を策定し、改革を推し進めた結果、2010年現在、10年連続黒字へ転換させることに成功した。さらに2010年度は過去最高の13億円の黒字となる。
他にも市の振興も課題であり、地元企業などと協力して街興しを計画・実施している。
国の出先機関
- 豊能税務署 - 池田市、豊中市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 池田公共職業安定所 - 池田市、豊中市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 大阪池田簡易裁判所 - 池田市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 大阪法務局池田出張所 - 池田市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。※平成19年9月25日豊中出張所を統合、同日より豊中市も管轄。
- 猪名川河川事務所 - 猪名川流域の国土交通大臣管理区間を直轄管理区間としている。
- 産業技術総合研究所関西センター - 独立行政法人。
大阪府の出先機関
- 豊能府税事務所 - 池田市、豊中市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 豊能府民情報プラザ - 上記地区を担当。
- 池田保健所 - 池田市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
- 池田土木事務所 - 池田市、豊中市、箕面市、豊能郡豊能町、能勢町を管轄。
府税事務所、土木事務所は、池田府市合同庁舎(大阪府豊能府民センタービル/池田市役所内)にある。
市町村合併
2004年1月、青年会議所主導の直接請求による活動から、4月22日に豊能郡豊能町との法定合併協議会が設立され、市町村合併を検討したが、飛び地合併であること、市町の新設合併ではなく、池田市が豊能町を編入合併する方式を主張して池田市側が合併を焦りすぎたなどなど、さまざまな問題から、合併特例法による優遇期限である2005年3月31日までに合併の結論を出すことが困難であるとして、12月24日に合併協議会は解散された。
環境への取組み
- 第6回持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテストに参加。
子育て支援
「4人目の子供が生まれた時ダイハツ本社から3年間車が無償貸与され、その後は安く譲り受ける事ができる」という、ダイハツ本社がある池田市ならではの独自のサービスを行っている。
歴史
市中心部は古代から呉服(くれは)の里と呼ばれ、現在も呉服神社、呉服町などに名残りが見られる。平安時代後期には荘園が成立し、呉庭荘(くれはのしょう)と呼ばれた。この呉庭荘が鎌倉時代末期頃より池田と呼ばれるようになったと言われている。
南北朝時代には、摂津池田氏の居城池田城が築かれたが、戦国時代に廃城となった。1570年(元亀元年)、荒木村重が池田城から池田氏を追い出し、1574年(天正2年)、居城を伊丹城(有岡城)に移して以降、池田は商業都市としての性格を強めるようになり、なかでも池田炭の集散地と酒造の町として繁栄した。
沿革
- 1882年(明治15年) 豊島郡轟木村を北轟木村に、今在家村を北今在家村に改称。
- 豊島郡内に同名の村があったため。他方も同時に南轟木村、南今在家村に改称(どちらも現 豊中市)。
- 1887年(明治20年) 豊島郡産所村を石橋村に編入。
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、豊島郡池田町、細河村、秦野村、北豊島村が発足。
- 池田町 ‐ 池田村単独。
- 細河村 ‐ 伏尾村、東山村、中河原村、木部村、吉田村、古江村が合併。
- 秦野村 ‐ 畑村、上渋谷村、下渋谷村、尊鉢村、才田村が合併。
- 北豊島村 ‐ 神田村、西市場村、東市場村、井口堂村、野村、中ノ島村、北轟木村、北今在家村、玉坂村、宮ノ前村、石橋村が合併。
- 1896年(明治29年)4月1日 豊能郡が成立。
- 1935年(昭和10年)8月10日 豊能郡細河村、秦野村、北豊島村を池田町に編入。
- 1939年(昭和14年)4月29日 大阪府下で6番目に市制を施行して、池田市となる。
経済
第一次産業
市街化調整区域である市北部の細河地区では、日本4大産地の一つとして、植木産業が盛んである。 また、市街化区域である市南部の神田、秦野地区でも、野菜や花卉が栽培されている。
第二次産業
市の南西部には、ダイハツ工業やとよすの本社・工場、リコーの池田事業所、第一屋製パンの大阪空港工場等が立地している。また、江戸時代中期頃に、伊丹酒と並んで有名であった池田酒の伝統を引き継ぐ、呉春酒造も健在である。
第三次産業
阪急阪神ホールディングスをはじめとする、阪急関連会社が多数本社・本店を置いている。また、大阪国際空港周辺には、丸池地方卸売市場と丸北地方卸売市場の二つの地方卸売市場が立地している。
主な大型小売店は、ダイエー池田駅前店・東館と、その西館を核店舗とする専門店街・サンシティ池田のみで、近隣都市に比べると決して多くも大きくもない。 市域が狭く、新たに開発する面積がほぼ無い事や、イオンモール伊丹、箕面マーケットパーク・ヴィソラなど、市域を出てすぐの近隣都市に大型小売店があり、今後の誘致は困難とされている。 過去には百貨店の出店計画があったが、いずれも下記の通り断念・計画変更された。
- 阪急百貨店 - 阪急電鉄池田車庫跡地への出店計画を、すぐ側の栄町商店街などの反対により断念し、隣の川西市・川西能勢口駅に建設。車庫跡地は阪急池田ゴルフ練習場・池田テニススクールを経て、住宅地として再開発された。
- 大丸 - 丸池地方卸売市場移転後の跡地への出店計画を、JR大阪駅増改築の際にそちらへの出店へと計画変更し、池田市への出店を断念。
商店街は、池田駅から国道176号を挟んで栄町商店街、石橋駅のすぐ側には石橋商店街がある。
かつては、旧池田銀行が本店を置いていたが、2010年5月1日に、泉州銀行を吸収し、池田泉州銀行に改称され、大阪市北区に本店を移転したため、現在は、中核店舗の一つ、池田営業部として本部に次ぐ拠点が存続しているのみである。
特産品
- 地酒「呉春」(池田市に滞在した絵師、呉春に由来する)
- 池田炭
- 植木
- 池田市の細河地区は「埼玉・安行」「愛知・稲沢」「福岡・久留米」と並ぶ植木の日本4大産地の一つであり、400年以上の歴史がある。生産農家約200戸が細河地区など余野川沿いを中心に約100ヘクタールで栽培している。池田の植木の歴史は15世紀末から始まる。初めは山林用苗木から始まり、後に庭木へと移り、江戸時代中期には様々な盆栽や花の生産が行われた。池田市の細河地区が日本4大産地の一つとして発展した背景には様々な好条件が重なっていたからである。好条件とは、にわか雨が多く、良質の赤土が取れ、殺菌作用があるイオン化金属を含む水など、植木がよく育つ自然環境に恵まれていたこと。大消費地である大阪、京都などに近かったことである。
- 細河産の植木が植えられている有名な施設
池田市に本社を置く企業
- 池田銀行(2010年5月1日、池田泉州銀行に改称の上、大阪市北区に本店を移転)
- キンキクレスコ(本社) - スポーツ器具・用品の製造・販売
- JALエクスプレス - 航空会社(登記上本店は東京都品川区)
- ダイハツ工業(本社・工場) - 自動車メーカー
- 鶴原製薬(本社) -薬品メーカー
- とよす(本社・工場) - 米菓の製造・販売
- ナギサオート
- 阪急阪神ホールディングス(登記上の本店所在地) - 持株会社
- 池田タクシー(本店)
- ベルクラシック(本店) - 結婚式場
- ベルコ(本部・本店) - 冠婚葬祭事業
池田市に事業所を置く主な企業
日本郵政グループ
- 池田支店(城南/池田郵便局と併設)
- 池田郵便局(城南)
- 池田井口堂郵便局(井口堂)
- 池田五月丘(さつきがおか)郵便局(五月丘)
- 池田栄本町(さかえほんまち)郵便局(栄本町)
- 池田鉢塚郵便局(鉢塚)
- 池田畑(はた)郵便局(畑)
- 池田伏尾台郵便局(伏尾台)
- 池田石橋四郵便局(石橋)
- 池田石橋郵便局(石橋)
- 池田宇保(うほ)郵便局(宇保町)
- 池田神田(こうだ)郵便局(神田)
- 池田北豊島郵便局(豊島北)
- 池田細河郵便局(中川原町)
- 大阪支店 池田出張所(城南/池田郵便局と併設)(ATMはホリデーサービスを実施)
- その他各郵便局にATMが設置されており、池田石橋郵便局ではホリデーサービスを実施(2011年5月現在)。
※池田市内各区域の郵便番号は「563-00xx」(池田支店の管轄)となっている。
姉妹都市・提携都市
国内
海外
地域
人口
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.57%増の104,229人であり、増減率は府下43市町村4位、72行政区域中16位。
池田市(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
教育
幼稚園
- 池田市立 あおぞら幼稚園、さくら幼稚園、ひかり幼稚園、なかよし幼稚園
- 私立 宣真幼稚園、池田旭丘幼稚園、池田五月山教会幼稚園、石橋文化幼稚園、亀之森幼稚園、室町幼稚園、カトリック聖マリア幼稚園、友星幼稚園
小学校
- 国立 大阪教育大学附属池田小学校
- 池田市立 池田(いけだ)小学校、 秦野(はたの)小学校、 呉服(くれは)小学校、神田(こうだ)小学校、五月丘(さつきがおか)小学校、石橋南(いしばしみなみ)小学校、細河(ほそかわ)小学校、北豊島(きたてしま)小学校、 石橋(いしばし)小学校、緑丘(みどりがおか)小学校、伏尾台(ふしおだい)小学校
中学校
高校
- 国立 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
- 大阪府立 池田高校、渋谷(しぶたに)高校、池田北高校、園芸高校
- 私立宣真高校
池田市は2010年、府立高校2校(池田北・園芸)を池田市に移管した上で「市立池田園芸高等学校(仮称)」として統合する構想を明らかにした。構想によると、従来の校舎をそのまま細河(現池田北高校)・北豊島(現園芸高校)の2キャンパスに移行し、細河キャンパスでは近隣の池田市立細河中学校と統合して中高一貫校とする、などとしている。
交通
空港
- 大阪国際空港(伊丹空港)
鉄道
- 能勢電鉄妙見線が鶯の森駅 - 鼓滝駅間で100メートルあまり池田市(古江町)を通過している。また、池田市境に比較的近い絹延橋駅・鼓滝駅(いずれも川西市域)は事実上、池田市細河地区の玄関口であり、これらを利用している池田市民も少なくない。
- 大阪高速鉄道本線が柴原駅 - 蛍池駅間で約60メートル池田市(石橋4丁目)を通過している。また、大阪空港駅のホームの一部及び先に続いている引込線が、僅かに池田市域(空港2丁目)にかかっている。
道路
- 高速道路
- 有料道路
- 五月山ドライブウェイ - 池田市が管理している。
- 一般国道
- 府道
バス
- 阪急バス
- 伊丹市営バスが池田市域の一部(空港)を走行しているが、市内に停留所は設置されていない。因みに空港一丁目停留所は、名前こそ池田市の町名ではあるが、実際には豊中市域(蛍池西町1丁目)に設置されている。
- 箕面市のコミュニティバス「オレンジゆずるバス」が、池田市域の一部(畑・旭丘)を走行しているが、市内に停留所は設置されていない。その代わり、箕面市域にある新稲・桜ヶ丘西・石澄住宅の3停留所は市境から比較的近い位置にある為、実質的には付近に住む池田市民であっても利用可能である。
- 池田市では現在のところ、コミュニティバスは運行されてはいない代わりに、福祉バスの「そよかぜ号」・「きぼう号」・「おでかけ号」・「やまばと号」が、毎週月曜日から金曜日のみ運行されており、60歳以上の高齢者・障害者・妊婦の方に限り、無料で利用できる。また、春・秋の行楽シーズンの土曜日・日曜日に限り、これらの車両を活用した市内の観光名所を案内する「無料巡回観光バス」として運行され、こちらは誰でも無料で乗車することが可能である。
タクシー
名所・旧跡・観光スポット
- 大広寺 - 池田城を根城に栄えた地方豪族池田氏の菩提寺となり、古来から密接な関係にある仏教寺院。牡丹の名所として知られる。
- 五月山公園・五月山ドライブウェイ
- 池田市立五月山動物園 - 日本最小の動物園。オーストラリアにしか生息しない「ウォンバット」がいる(このことからウォンバットは市のマスコットのようになっており、市内の商店シャッターや池田市職員の名刺に描かれていたり、ZAQの池田地域用ドメインは「wombat.zaq.ne.jp」であるなど、名称にも用いられる)。
- 池田城跡公園
- 水月公園 - 白鳥が住む大きな池が目立った特徴。夏には池の水が枯れることがある。
- 能勢街道
- 伊居太神社 - 呉織(クレハ)と穴織(アヤハ)織姫姉妹
- 呉服神社 - 織姫・呉服媛(くれはとりのひめ)と、仁徳天皇を祀っている。
- 八坂神社
- 久安寺
- 呉服橋
- 逸翁美術館
- 小林一三記念館
- 阪急学園池田文庫
- インスタントラーメン発明記念館 - 入館料無料。池田市は、世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」が安藤百福により発明された場所である。全国屈指の企業ミュージアムに成長し、これまでに270万人(2008年度は年間47万人、2009年度は年間50万人(見込))を超える来館者が訪れている。横浜みなとみらいにも2011年9月17日にオープンした。300円で世界に1つだけのオリジナルカップラーメン作りが出来るほか、要予約だがチキンラーメン作りを体験することも出来る。
- 落語みゅーじあむ - 入館料無料。素人の落語家のための入門講座、プロによる落語会が開かれたり、桂三枝提供の品など様々な物が展示されている。映像で落語を楽しむこともでき、各地で開催される落語会・イベントの情報も豊富に取り扱っている。1口3000円で「落語みゅーじあむを応援する市民の会」会員になることが可能。
- 池田呉服座
- Humobility World『ヒューモビリティ ワールド』 ダイハツ本社内の自動車博物館。
- 池田市立歴史民俗資料館 - 池田市立図書館と隣接。月曜・火曜・祝祭日休館。茶臼山古墳・娯三堂古墳・池田城跡出土品などを収集、展示している他、池田に関する特集を組み、他の博物館などから出土品を借りてしばしば展示が行われる。すぐ裏には五月丘古墳があるが、柵で囲まれただけであり、周りに人がいることはほぼなく、かなりの至近距離で観覧可能。置いてある棺はレプリカで、本物は歴史民俗資料館に常設展示してある。また、資料館右前には荒木村重の祠と伝えられている建物がある。荒木村重は明智光秀が本能寺の変を起こす4年前に信長に反旗を翻したことで有名になっており、その件によって織田信長によって攻め滅ぼされた、との解説が添えられている。
- 茶臼山古墳
- 鉢塚古墳 - 竹林と住宅に囲まれた五社神社の中にあり、6世紀頃死亡の地方の首長を祀っていると推測される。2度盗掘にの被害にあっていると推測されており、中央の十三重塔の横に安置されている物は、1度目の盗掘の際に追加されたもの。中には入れるが、途中から鍵がかけられており、神社の人に連絡をして鍵を開けてもらうことが可能。古墳の解説をしてもらうにはおそらく300円支払わなければならない。阪神淡路大震災のときには、中央の十三重の塔は傾き、横にもたれかかっていたものの、石室自体は石が落ちたり、欠けていたりなどといった変化はなかったという。
- 古江古墳 - 1976年に池田市の埋蔵文化財分布調査で発見された直径約13メートル、高さ約1,2メートルの円墳。6世紀後半の物と推定され横穴式石室がある。其の後は詳細な調査が行われず、2005年に大阪市のNTTドコモ関西が携帯電話基地局の鉄塔新設工事を目的として、大阪府の風致条例や文化財保護法を無視した無届工事により古墳を全壊させた。同年6月16日、事態に気付いた大阪府教育委員会がNTTドコモに対して工事の中止を命令した時は既に手遅れで、ほぼ撤去され、基礎のコンクリが出来てしまっていた。原状回復を命令するものの石室等は失われていた。
- 池田城
- 伏尾温泉
祭事・催事
- 十日恵比寿(呉服神社・1月9日、10日、11日)
- さくらまつり(五月山公園、池田城跡公園・4月上旬)
- 春団治まつり(石橋駅周辺・4月29日)
- 石橋まつり(石橋駅前公園・8月上旬)
- 猪名川花火大会(8月下旬)
- がんがら火(8月24日)
- いらっしゃいフェスティバル(五月山公園、池田城跡公園・10月中旬〜11月上旬頃)
- もみじまつり(久安寺・11月第3日曜日)
出身有名人
芸能
- 田中裕子(女優)
- いしだあゆみ(女優、歌手)(出生は長崎県佐世保市)
- 有馬稲子(女優)
- 大鳥れい(女優、元・宝塚歌劇団)
- 葦笛るか(女優、元・宝塚歌劇団)
- 土屋シオン(子役、俳優)
- 石坂ちなみ(タレント、グラビアアイドル、女優)
- 上田浩寛(脚本家、演出家、大阪人情喜劇の会代表)
実業
文化
スポーツ
- 谷田絹子(バレーボール、東京五輪女子バレーボール代表・金メダリスト)
- 中西悠子(競泳、アテネ五輪女子200mバタフライ銅メダリスト)
- 奥村茂雄(プロレスラー)
- 旭里憲治(元大相撲力士)
- 石田治子(フィギュアスケート、グルノーブル五輪女子シングル日本代表)
政治
報道
宗教
池田市を舞台にした作品
- 上方落語「池田の猪買い」「牛ほめ」
- NHK連続テレビ小説「てるてる家族」(平成15年度下期放映)
その他
- 市の南西部に位置する室町は、小林一三によって開発された日本初の分譲住宅地。これが鉄道会社による郊外住宅分譲の嚆矢となった。
- 池田市商店会連合会では、クヌギ炭の一種である池田炭の出荷地(産地は豊能町切畑、能勢町下田尻、川西市黒川・国崎、箕面市止々呂美)であることから、アルケミストのキャラクターびんちょうタンのお友達クヌギたんのふる里として、応援活動を展開している。
- 街区表示板は1965年の住居表示実施から2008年までの間、漢字のみの丸文字のものを採用していたが、老朽化などの為、2009〜2010年にかけて自治体名・ローマ字表記・振り仮名を併記した新型に順次更新され、全住居表示地域(伏尾台を含む)を対象に更新が実施された(尚、ダイハツ町のみ振り仮名なしのタイプを採用している)。