鉢塚古墳 (池田市)

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鉢塚古墳
鉢塚古墳
位置 北緯34度49分3.6秒
東経135度26分13.5秒
所在地 大阪府池田市鉢塚2丁目4-28
形状 円墳
規模 基底部約45m
築造年代 6世紀末から7世紀初頭
史跡指定 大阪府指定史跡
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鉢塚古墳(はちづかこふん)は大阪府池田市鉢塚2丁目の五社神社境内に所在する古墳

概要[編集]

明治造幣局技師として大阪に在住した英国人ウィリアム・ゴーランドが論文「日本のドルメンとその築造者達」に「テラスのある墳丘」と記して以来、上円下方墳と考えられていたが、平成5年の池田市教育委員会の外形実測では基底部約45mの円墳のようである。 石室の構造は昭和9年(1934年)に京都大学梅原末治平成6年には池田市教育委員会が横穴式石室の実測を行った。 石室の全長は14.8m、玄室の長さ6.48m、高さ5.2m、幅3.2m。羨道長さ8.4m、高さ平均約2m、幅平均1.8mという全国でも屈指の規模を誇る大型横穴式石室。 石室の石材は花崗岩が主で、ほかにチャート粘板岩、輝緑凝灰岩が使用されている。石棺と思われる熔結凝灰岩が見られる。 また、石室内には石造十三重塔(国の重要文化財)と不動明王種子を刻んだ板碑地蔵菩薩像が祀られ、墳頂は後世に経塚としても利用されている。

蘇我馬子墳墓との伝承があるが、往時秦郷に当たる秦氏一族の本貫に位置し、その有力な一族の墓と考えられる。

文化財[編集]

昭和39年(1962年)に古墳上より経塚に関する資料が発見された。本体の経巻は失われているが、陶製の容器内に鋳鉄製の経筒と、供養した祭器や、奉賽の財物と思われる遺物を伴出している。五社神社蔵。

史跡指定[編集]

交通アクセス[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

  • 池田市立歴史民俗資料館 「古墳時代の猪名川流域」 (2010)全国書誌番号:21846426
  • 池田市 「新修 池田市史 第一巻」 (1997)全国書誌番号:98014225