サンスター

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サンスター株式会社
Sunstar Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場(以下は過去のデータ)
大証1部(廃止) 4913 2007年7月26日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
569-1195
大阪府高槻市朝日町3-1
設立 1950年昭和25年)11月10日
業種 化学
事業内容 歯磨、歯ブラシ、デンタルリンス、ヘアケア・スキンケア製品、食品、石けん・洗剤、化学品等の製造販売
代表者 代表取締役会長 北谷孝一
資本金 107億82百万円
売上高 連結:705億円
単独:496億円(2007年3月期)
従業員数 連結:1,480名
単体:878名(2006年3月)
決算期 3月
主要子会社 サンスター技研株式会社
関係する人物 金田邦夫(創業者)
外部リンク http://www.sunstar.com/
特記事項:日本法人について記述。設立日は4社合併時のもの。
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サンスター株式会社Sunstar Inc.)は、日用品トイレタリー用品メーカーである。本社は大阪府高槻市に所在。みどり会の会員企業である。かつては、大阪証券取引所に上場していた。

概要[編集]

創業者の金田邦夫が、1932年に大阪で金田兄弟商会を設立し自転車部品の販売を始め、のちに自転車用ゴム糊を製造したのが始まり。その後、戦後に設立した会社でゴム糊を充填した金属チューブを開発し、その中身に歯磨剤を充填したことがきっかけで、自転車部品の販売から、歯磨剤歯ブラシ等の製造を開始する会社へと転身し、現在ではオーラルケア用品を中心として、シャンプーヘアースプレー洗剤等の製造・販売を行っている。歯磨剤市場はライオン花王とシェアを争っている。

社名の「サンスター」は、合併前の「星光社」が自社の自転車に使用する予定だった商標からきている。また、かつてのシンボルである『ペンギン』は塩野義製薬が薬用歯磨き発売の提携時に発案したもので、カラーの使用ができない当時の媒体でモノクロでも印象を与えられることや、南極の清涼感をイメージさせることから採用され、塩野義製薬の社章である分銅マークも入れて販売していた。しかし1969年に塩野義製薬との提携が解消された際にペンギンの使用は取りやめとなったが、市場においてイメージの浸透度が大きかったことから、1972年に塩野義製薬よりペンギンの商標を取得し再び使用している。

2007年2月14日、経営陣と従業員によるマネジメント・エンプロイー・バイアウト(MEBO)を実施した上で株式非上場企業となることを発表し、同年7月26日大阪証券取引所(現在の東京証券取引所)で株式を上場廃止した。また2009年には本社機能を高槻市からスイスへと移転し、日本は現地法人扱いとなっている。東京証券取引所による再上場は行われない見込み。

歴史[編集]

  • 1933年8月 - 創業者の金田邦夫が大阪市住吉区(現在の平野区)で「金田兄弟商会」を設立し、後に自転車用ゴム糊の製造を開始。
  • 1941年9月 - 企業統合により「帝国合同護謨工業有限会社」が設立される。
  • 1942年 - 金田邦夫が帝国合同護謨工業の社長となる。
  • 1946年2月 - 「金田軽金属チューブ工業所」を設立し金属チューブの製造を開始。
  • 1946年4月 - 株式会社星光社の依頼により『サンスター歯磨』を開発し製造を開始。
  • 1946年9月 - 金田軽金属チューブ工業所を「金田金属工業株式会社」に改組。
  • 1946年11月 - 「巴産業株式会社」を設立し自転車部品の生産にあたる。
  • 1948年3月 - 「有限会社太陽チューブ工業所」を設立。金属チューブの製造にあたる。
  • 1948年5月 - 「極東化工株式会社」を設立しレザーの製造を開始。
  • 1948年7月 - 星光社と塩野義製薬株式会社が薬用歯磨販売で提携。
  • 1950年11月 - 帝国合同護謨工業・金田金属工業・極東化工と星光社の4社が合併、「サンスター株式会社」設立。
  • 1951年 - 旧星光社にあたる部門(化粧品・自転車製造)が再分離。
  • 1952年4月 - サンスターを「サンスター歯磨株式会社」に商号変更。
  • 1952年7月 - 「サンスター歯刷子株式会社」を設立し歯ブラシの製造を開始。
  • 1953年9月 - 太陽チューブ工業と巴産業を、サンスター歯磨に吸収合併。
  • 1953年11月 - 事業収支明確化のためサンスター歯磨より、太陽チューブ工業・巴産業・極東化工が再分離。
これら3社は後にサンスター技研となる。
  • 1955年6月 - 日本全国の販売店を組織化して「サンスター会」を結成。
  • 1958年8月 - 大阪府高槻市に現在の本社工場・研究所完成。
  • 1961年10月 - 大阪証券取引所2部上場。(上場当時の証券コードは4913、東京証券取引所に上場する予定の他社が取得するかは未定)
  • 1966年4月 - 大阪証券取引所1部指定替え。
  • 1969年9月 - サンスター歯磨と塩野義製薬との販売提携を解消。生産販売を一元化。
  • 1973年8月 - サンスター歯刷子をサンスター歯磨に吸収合併。
  • 1977年5月 - 東京・晴海スーパーカーショーを主催。
  • 1977年7月 - 「財団法人サンスター歯科保険振興財団」を設立。
  • 1980年9月 - 英国ビーチャム社と技術提携。
  • 1980年12月 - サンスター歯磨を「サンスター株式会社」に商号を再変更。
  • 1982年5月 - グループ内販売企業の統合により「サンスターグループ開発株式会社」を設立。
  • 1984年8月 - サンスターグループ開発を「サンスター開発株式会社」に商号変更。
  • 1988年8月 - 米国歯科用歯ブラシメーカーJ.O.Butler社を買収。
  • 1990年1月 - 世界初の歯周病抗生物質治療薬ペリオクリンの製造承認を取得し発売
  • 1998年4月 - サンスター開発を「エス・エム・アイ株式会社」に商号変更。
  • 2000年11月 - エス・エム・アイを「サンスターマーケティング株式会社」に商号変更。
  • 2003年 - 創業家・金田家以外が初めて社長に就任(牧山義仁専務)。
  • 2007年2月 - MEBOによる株式の非公開化と本社機能の一部のスイス移転を発表。
  • 2007年7月 - 大阪証券取引所上場廃止。(上場廃止から6年後には現物株市場を現在は東京証券取引所に統合した)
  • 2009年9月 - スイスエトワに Sunstar Suisse S.A. の本社ビルを完成させ、統括本部を設置。
  • 2011年4月 - サンスター歯科保険振興財団を「一般財団法人サンスター財団」に移行。

主な製品[編集]

オーラルケア用品
  • トータルケア(歯磨き・歯ブラシ・洗口液など)
    • G・U・M(ガム) - J.O.Butler社の買収により1989年から発売。
    • BUTLER(バトラー)
    • settima(セッチマ) - 1966年からドイツより輸入、1985年から自社生産。
    • Ora2(オーラツー) - 1998年発売。
    • LARK(ラーク)
    • Doクリア
ヘアケア用品
  • トニックシャンプー - 1968年から発売。
  • VO5シリーズ - 米国アルバート社との業務提携品
スキンケア用品
  • SAREINE(サレーヌ)
  • EQUITANCE(エクイタンス)
  • Atopilogy(アトピロジー)
食品
  • 健康道場 - 青汁含む野菜ジュース等

工場[編集]

  • サンスター高槻工場(大阪府高槻市・本社内)
  • サンスター徳島工場(徳島県松茂町

関連企業[編集]

CMに起用された有名人[編集]

提供番組[編集]

テレビ[編集]

2014年4月現在

(60秒以上)

(主に30秒)

過去(一社提供
過去(複数社提供)

その他にはフジテレビ深夜枠をはじめ、スポット枠などでCMを流している。

ラジオ[編集]

2011年9月現在(一社提供)
過去(一社提供)
  • ナイター速報(TBSラジオ
  • サンスター 三田村邦彦の20時(FM新潟他)
  • SUNSTAR HAPPY MORNING(bayfm、2007年10月 - 2009年6月)
  • SUNSTAR TONIC presents 爽るTONIC, SOUL MUSIC(JFN系列7局、2009年4月 - 2009年9月)
  • SUNSTAR PORT WALK(FMヨコハマ、2009年7月 - 2011年3月)

参考文献[編集]

  • 『サンスター40年の軌跡』サンスター株式会社 1985年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]