動物戦隊ジュウオウジャー
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スーパー戦隊シリーズ | ||
第39作 | 手裏剣戦隊 ニンニンジャー |
2015年2月 - 2016年2月 |
第40作 | 動物戦隊 ジュウオウジャー |
2016年2月 - |
動物戦隊ジュウオウジャー | |
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ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 香村純子 |
監督 | 柴﨑貴行 |
出演者 |
中尾暢樹 柳美稀 南羽翔平 渡邉剣 立石晴香 寺島進 ほか |
オープニング | 高取ヒデアキ「動物戦隊ジュウオウジャー」 |
エンディング | 大西洋平「レッツ!ジュウオウダンス」 |
製作 | |
プロデューサー |
佐々木基 井上千尋 宇都宮孝明 柴田宏明 望月卓 矢田晃一 深田明宏 |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2016年2月14日 - |
放送時間 | 日曜 7:30 - 8:00 |
放送枠 | スーパー戦隊シリーズ |
放送分 | 30分 |
『動物戦隊ジュウオウジャー』(どうぶつせんたいジュウオウジャー)は、2016年2月14日よりテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST) に放送されている特撮テレビドラマのタイトル、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
キャッチコピーは「本能覚醒!!」[1]。
概要
スーパー戦隊シリーズ第40作目記念戦隊であり、『百獣戦隊ガオレンジャー』以来の動物をメインモチーフとした戦隊である[2]。動物は過去のシリーズでも度々デザインモチーフとして用いられていたが、本作品では動物というモチーフを物語としても掘り下げることが志向されている[3]。
メンバーは地球人1人と、異世界の人間4人という構成が採られており、後者は人間態とヒーローとしての姿のほかに獣人としての姿も持っている[4]。青色(ブルー)の女性戦士は、『魔法戦隊マジレンジャー』以来となる[2]。
なお、レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ホワイトという組み合わせはスーパー戦隊シリーズ40作目にして初である[2]。
ジュウオウジャーのスーツデザインは、新素材を導入して胸にモチーフの動物の絵をプリントしている[3]。
タイトルは「ジュウオウジャー」が先に決まり、漢字表記は「猛獣」や「野獣」では「じゅう」が重なってしまうことやわかりやすさを重視したことから「動物戦隊」が選ばれた[3][注釈 1]。
第1話放送当日には全国の玩具店で、ジュウオウイーグルのフィギュアを無料プレゼントするキャンペーンが行われた[5]。
あらすじ
駆け出しの動物学者である風切大和は、とある森の中でガイドの仕事をしていた際にお守りとしているキューブを落とし、それを拾いに行くとそこに巨大なキューブが現れる。大和がくぼみに自身の持つキューブを差し込むと巨大なキューブは突然開いて彼はそれに吸い込まれ、その先は人間と同じような二足歩行の体型や服装をしながらも外見上は動物の特徴を持つ生命体である「ジューマン」が生活している異世界、「ジューランド」へと続いていた。
大和はジューランドの住人で、自身の前に現れた巨大なキューブである「リンクキューブ」の番人でもあるセラ、レオ、タスク、アムという4人のジューマンと出会う。大和は彼らと交流するも、自身がお守りとしていたキューブの正体がリンクキューブを介してジューランドと人間の世界とを繋ぐ鍵となる「王者の資格」であり、さらにそれが以前に何者かにより盗まれた物であったことから、自身が王者の資格を盗んだ犯人であると彼らに疑われることとなるが、そこでリンクキューブが原因不明の異常を起こす。動揺するジューマンたちの隙を見て大和は王者の資格をリンクキューブに差し込んでジューランドを後にし、セラたちもそれを追って人間界へとやってくる。
大和が戻った人間界では、宇宙の無法者集団である「デスガリアン」が地球を滅ぼそうと侵略を開始し、大和が仕事をしていた森は彼らに襲われて焼け野原となり、人々や動物たちが逃げ惑っていた。セラたち4人は王者の資格が変化した「ジュウオウチェンジャー」で伝説の戦士「ジュウオウジャー」へと変身し、デスガリアンとの戦いに挑むが、さらなる加勢により徐々に追い詰められていく。そんな大和も「地球に生きる命を救いたい」という気持ちからジュウオウチェンジャーでジュウオウジャーの1人であるジュウオウイーグルへと変身し、デスガリアンの幹部の1人のジャグドを撃破する。激戦を終えたものの、デスガリアンにリンクキューブを破壊されたうえに王者の資格のひとつを何者かが持ち去ったためにセラたちはジューランドへ帰還することができなくなり、大和はそんな彼らの面倒を見ることにした。
こうして、デスガリアンとの戦いに加えて、大和と4人のジューマンとの地球での共同生活が始まるのであった。
登場人物
動物戦隊ジュウオウジャー
群れである5人は大和のみ人間であり、それ以外は異世界であるジューランド出身のジューマン。胸部に描かれた動物の絵にある目が光り、「野生解放」することで動物のパワーを取り込むことが可能。
前述の通り、現時点で人間界にいるジューマンはジューランドに帰る手段が失われているため、セラたち4人は大和の叔父にあたる真理夫のアトリエかつ自宅である「アトリエ・モリ」に居候している。
- 風切 大和(かざきり やまと)
- 駆け出しの動物学者である人間の男性。一人称は「俺」。
- アトリエ・モリに下宿している。真理夫に「昔から犬でも猫でも人間でもほっとけない」と言われる[ep 1]ほど面倒見の良い性格であるため、いらぬ苦労を背負うことも多い。ただし、怒ると強行手段に出ることもあり、レオには「怒ると面倒くさい」と言われている[ep 1]。
- 幼少期に両親と喧嘩して家出をするも山中で怪我を負った際、自分を助けてくれた鳥男から託された「王者の資格」をお守りとして大事に持っているほか、同時に彼のジューマンパワーも密かに託されていた[ep 2]。またこの時の経験から、「地球の生き物はどこかで繋がっており、その繋がった誰かを守る人になりたい」と志すようになる[ep 1]。ジュウオウイーグルへの変身能力を身につけてからは視力が覚醒し、遠く離れた場所からも物が見えるようになったほか、超速の矢も見切ることができるようになった[ep 3]。
- 東映プロデューサーの宇都宮孝明は、大和の立ち位置をジューマン4人に対する「猛獣使い」と称している[3]。
- ジュウオウイーグル
- 大和がジュウオウチェンジャーを使い変身。スーツカラーはレッド。野生解放モードでは翼が現れ、その翼を広げて飛行することができる。大和から直接変身するほか、ゴリラから「本能覚醒!」の掛け声とともにマスクの嘴部分を正面に戻すことで多段階変身することも可能である。
- 名乗りフレーズは「大空の王者」。
- ジュウオウゴリラ
- ラリーのジューマンパワーを受け取った大和[ep 4]が変身できるようになった姿。スーツカラーはレッド。上半身が筋肉質の体型に変化する。
- ジュウオウイーグルが「本能覚醒!」の掛け声とともにマスクの嘴部分を上部にスライドさせることで多段階変身することが可能であり、またイーグル同様にジュウオウチェンジャーを使い大和から直接変身することもできる。
- 名乗りフレーズは「ジャングルの王者」。
- セラ
- サメのジューマンである女性。一人称は「私」。
- 負けず嫌いで気の強い姉御肌。自分の弱さを他人に見せたくないため、自分をクールに見せている。聴覚に優れており、離れた場所からも音を聴くことができる[ep 1]がその反面、耳を塞いでも聞きたくない音を聞いてしまうという欠点もある。水が大好きで噴水などを見るとたまらず飛び込む面もある[ep 1]。「女だから」という理由で男から手加減されることを嫌い、かつてジューランドで開催された武術大会にてレオと対戦した際に彼がそれを理由としてわざと負けたことに怒りを感じており、アミガルドの作戦でレオと戦うことになった際にその想いを告白するも、レオは最後まで自身が負けるつもりで戦ったため、「いつか絶対本気出させる」と語っている[ep 5]。
- ジュウオウシャーク
- セラが変身。スーツカラーはブルー。野生解放モードでは背部に背びれが生え、地中を水中同様に泳ぐことができるようになる。
- 名乗りフレーズは「荒海の王者」。
- レオ
- ライオンのジューマンである男性。一人称は「俺」。
- テンションが高いお調子者で短気な反面、弱い者たちを思いやる気持ちは強い。声が非常に大きく、敵のノイズを無理矢理掻き消したこともある[ep 6]が、聴覚に優れるセラは度々被害を被っている。大和の世話になることに反発するタスクに対し、「大事なのはこれからのメシ」と発言する[ep 1]など現実的な面もある。全く手掛かりのない王者の資格を探すことに退屈を感じており、消極的な態度を隠さない。
- 女好きだが、「男は女を守ってなんぼ」と考えると共に男が女を力でねじ伏せることを「男のすることじゃない」と嫌っており、それを理由としてセラとの戦いに本気を出さなかったことで彼女に反発されるも、「女をぶちのめすくらいなら嫌われた方がまし」、「力で女を負かしてもかっこ悪いだけ」として、「これが男の美学」と語っている[ep 5]。
- ジュウオウライオン
- レオが変身。スーツカラーはイエロー。野生解放モードでは両拳が大きくなり、その強靭な爪で敵を切り裂く。
- 名乗りフレーズは「サバンナの王者」。
- タスク
- ゾウのジューマンである男性。一人称は「僕」。
- お坊ちゃま育ちだが、洞察力が高い知性派で冷静沈着。パワーを活かした攻撃を得意とする。嗅覚に優れているため、臭いを辿って場所を探ることもできる[6][ep 5]が、納豆のような臭いが強い食べ物は苦手[ep 1]。なお、軽い乗りも好まない[ep 1]。家事においても、ごみを出す作業は仲間たちが絶賛し、食器洗いもアムに絶賛されているが、生真面目な性格からアムに説教をしたり[ep 7]、王者の資格を探すことに消極的なレオからは「めんどくさいのが来た」と敬遠されてもいる[ep 3]。
- 人間であるにもかかわらずジュウオウイーグルに変身できたことに加え、結果的には自分たちがジューランドに帰れなくなった元凶となったことで、当初は大和に対して強い不信感を示し、自分たちの面倒をまとめて見るという彼の申し出を拒否する[ep 8]。大和の申し出を受け入れたレオたちをも突き放し、大和から王者の資格を取り上げて単独行動を取っていたが、後に彼の熱意に心動かされたことで彼に王者の資格を貸し与え共闘することとなり、大和や仲間たちとの共同生活も受け入れる[ep 1]。ジューランドに帰れなくなったことについて寂しさを抱く様子も見せ[ep 1]、王者の資格を探すことには積極的である。
- ジュウオウエレファント
- タスクが変身。スーツカラーはグリーン。野生解放モードでは両足が太くなり、その両足で地響きを起こす。
- 名乗りフレーズは「森林の王者」。
- アム
- ホワイトタイガーのジューマンである女性。一人称は「私」。
- 流行り物に弱く可愛い物好き。困っている人たちを放っておけないタイプ。味覚に優れており、飲み物を飲んだだけでその原材料を予想することができる[ep 1]。メンバーには全員敬称をつけて呼んでいる。ジューランドに帰りたいという気持ちはあるものの、それが現実的に考えて難しいことも理解しているため、腹を括って人間界に馴染むことを前向きに考えている[ep 3]。家事は苦手であり、人間界に早く馴染むことを口実にファッションの勉強などと、アトリエの雑用仕事より街での買い物を優先することもあった[ep 7]。
- ジュウオウタイガー
- アムが変身。スーツカラーはホワイト。野生解放モードではジュウオウライオンと同様に両拳が大きくなり、その強靭な爪で敵を切り裂く。
- 名乗りフレーズは「雪原の王者」。
宇宙の無法者デスガリアン
ゲーム感覚で生き物をいたぶる「ブラッドゲーム」を行って、今まで99の星を滅ぼしてきた邪悪な集団。地球を「100個目の星」と称して侵略を企む。宇宙船サジタリアークを根城としている。自分たちを上等生物と思っており、他の生物を下等生物と呼び見下している。
戦隊側の動物に対し、デスガリアンは無機物をモチーフとしている[3]。
- ジニス[7]
- デスガリアンのオーナー。穏やかな口調が特徴で一人称は「私」。
- 機械的な外見と他の部下の数倍ある巨体を持つ。自身の細胞にはプレイヤーを巨大化させる成分があり、これを利用してプレイヤーや幹部を巨大化させる「コンティニューメダル」を作り出す。
- ナリア[7]
- デスガリアンの紅一点でジニスの秘書。丁寧な口調が特徴で一人称は「私」。
- サジタリアークから一歩も動かないジニスの代わりに行動しており、ジニスから彼の細胞が入ったコンティニューメダルを預かりそれを使ってプレイヤーを巨大化させるほか、基地内にあるバーカウンターのスペースで幹部に飲料を与える役目も担っている。妖艶な一面があり、先述のコンティニューメダルをプレイヤーに投入する際に、メダルにキスをしてから怪人に投入する。
- アザルド[7]
- ジニスに仕えるチームリーダーの1人。紫色のキューブがより合わさったような外見が特徴で、一人称は「俺」。
- 力自慢に加え非常に好戦的で物理的に生物をいたぶる嗜好を持ち、ブラッドゲームや戦いを楽しんでいるところが見られる。その一方で細かいことは気にしない性格でもある。再生能力を持っており、倒されても復活できる。大剣が武器。
- 非常に頑丈な体格かつ高い攻撃力を誇り、野性解放モードのジュウオウジャーを全く寄せ付けなかったが、新たにジュウオウゴリラへの変身能力を得た大和によって倒され笑いながら爆散した[ep 4]が、先述の再生能力により復活する[ep 2]。
- クバル[7]
- ジニスに仕えるチームリーダーの1人。機械のような外見と慇懃無礼な丁寧な口調が特徴で、一人称は「私」。
- 知的で精神的に生物をいたぶる嗜好を持ち、「じっくり作戦を練るのが私のゲームスタイル」と語る[ep 3]。正反対な性格のアザルドのことは内心では少々馬鹿にしているが、彼がジュウオウゴリラに敗れた際にはナリア共々驚いていた[ep 4]。剣に変型する拳銃が武器。
- ジャグド
-
- 身長:208センチメートル(コンティニュー身長:41.6メートル)/体重:187キログラム(コンティニュー体重:374.0トン)
- 第1話に登場。ジニスに仕えるチームリーダーの1人。ジャンルはスティブナイト。一人称は「俺」。
- 左腕に搭載されたスティブラスターカノンから破壊力のあるボール形のビームを撃つ。好戦的な性格で、生命豊かな地球に着いたとたんに大はしゃぎしてトライアングラーから地球に降り立ち暴れまくるなどの残忍さを見せている。最初に自ら侵略を開始するが、ジュウオウイーグルのライザースピニングスラッシュに倒され、その後に巨大化するもジュウオウキングのジュウオウ斬りにも倒され爆散した[ep 9]。
- ジュウオウジャーと最初に戦った敵であり、デスガリアンのチームリーダーでは最初の殉職者となった。
- 番組上はゲスト怪人であるが、設定上は幹部と同格のため、ゲスト怪人担当の豊田幸秀ではなく幹部担当の篠原保がデザインした[8]。
- プレイヤー
- リーダーの指示に従い行動するデスガリアンの怪人たち。体のどこかに付いている投入口にコンティニューメダルを投入することで巨大化が可能。
- メーバ
- メーバメダルから現れるデスガリアンの兵士で両刃の大剣が武器。「プルプル」「チャリーン!」としか発声しない。空戦部隊も存在するほか、トライアングラーを操縦する。
その他の人物
- 森 真理夫(もり まりお)
- 大和の叔父であり、動物専門の彫刻家を営む人間の男性。
- 仕事が昂じて自身も動物のコスプレをしてなりきる癖がある。大和を自身のアトリエかつ自宅のアトリエ・モリに下宿させており、セラたちについても初対面時に「お近づきになりたい」という理由から居候を快諾している[ep 1]。セラたち4人については大和から「野生動物を研究する仲間」と聞かされており[ep 1]、同時に彼らの正体がジューマンであることとジュウオウジャーであることも秘密になっている。
- オープニングクレジットでは主役の5人と同じテロップが使用されているが、自身が登場しないエピソードの場合はテロップは表示されていない。
- 鳥男(とりおとこ)
- 鳥のジューマン。
- 何らかの理由で人間界に行き、リンクキューブから王者の資格の1つを抜き取り持ち去った。その後、幼い頃の大和に出会い、彼に王者の資格と自分のジューマンパワーを託した。現時点では消息不明。
- ラリー
- 第5話より登場したゴリラのジューマンである男性。陽気で明るい性格をしており、英語とスペイン語混じりな口調が特徴で、一人称は「ミー」。
- 学者であり、人間を調べるためにセラたちよりも前に人間界を訪れるも、セラたちと同様の理由でジューランドに帰ることができず、しばらくは人間界で生きて行こうと決心する。その世界に馴染むために研究対象の人間と仲良くしたいという想いで接触するも、ジューマンであるゆえに怖がられて拒絶され、さらにその場に居合わせた警官に銃撃され負傷した経緯から人間に絶望し森の中で密かに暮らしていた[ep 4]。
- 上記の理由から出会って当初は人間である大和のことを拒絶していたが、大和がアザルドと果敢に戦って重傷を負ったことで、彼に自らのジューマンパワーの一部を注ぎ、ジュウオウゴリラに変身する力を分け与えるもその後に姿を眩ます[ep 4]。ガブリオに食べられ破壊されたビルの下敷きになった少女を助けた際にジュウオウジャーと再会するも、大和にジューマンパワーを分け与えた影響で寿命が減り外見も白髪が目立つなど急激に老化しており、それを知って戦うことを戸惑うようになった大和に、彼のおかげで自身が再び人間を信じられるようになったこと、また自身の分け与えたジューマンパワーはそのプレゼント交換であることを伝えた[ep 2]。ガブリオとの戦いの後は人間の社会を見るための旅に出た[ep 2]。
ジュウオウジャーの戦力
- ジュウオウチェンジャー
- 王者の資格が変化したキューブ型の携帯電話機。ジュウオウジャーへの変身及びジュウオウキューブの召還や巨大ロボットへの合体時に用いられる。
- 内部には上部に赤・黄・青の3つのボタンと1から9までの番号のボタンがあり、1から6にはジュウオウイーグルからシャーク・ライオン・エレファント・タイガー・ゴリラが順に割り当てられている。側面には動物の絵が描かれた赤い面、立方体の絵が描かれた黄色い面、ジュウオウキングの頭部が描かれた青い面の絵柄がある。
- 「王者の資格」の説明については#設定・用語を参照。
- 変身
- ジュウオウチェンジャーを開いて上部の中央にある赤いボタンを押した後、1から6のいずれかを押すと「○○(対応する動物名)!」と音声が鳴り、「本能覚醒!」の掛け声と共に赤い面の絵柄を揃えると「アーアーアアアーッ!」という雄叫びが上がり、ジュウオウジャーへの変身が完了する。
- セラたちやラリー曰く、本来ならジューマンしか変身できないが、人間でありながらジューマンから力を貰っている大和は例外である。
- 召喚
- ジュウオウチェンジャーを開いて上部の左側にある黄色いボタンを押した後、1から6のいずれかを押し黄色い面の絵柄を揃えると「ジュウオウキューブー!」という音声と共にそれぞれの色に応じたジュウオウキューブが出現する。1度召喚したキューブは以降ジュウオウチェンジャーと同じサイズに縮小し、戦闘時にのみ巨大化する。
- 合体
- ジュウオウチェンジャーを開いて上部の右側にある青いボタンを押した後、1から6のいずれか3つを押すと「○○、○○、○○(いずれも対応する動物名)!」と音声が鳴り、青い面の絵柄を揃えるとジュウオウキューブが積み重なっていき、巨大ロボが完成する。
- ジュウオウバスター
- メンバー5人が使用する武器で赤いキューブと青いキューブを入れ替えることで剣モードと銃モードに変化する。赤いキューブを前に出すと剣モードになりジュウオウスラッシュを、青いキューブを前に出すと銃モードになりジュウオウシュートを発動できる。変身前にも使用可能。
- イーグライザー
- ジュウオウイーグルおよびジュウオウゴリラ専用の剣。刃先は伸縮自在で鞭のようにしならせることも可能ないわゆる蛇腹剣の形状をしている。ジュウオウゴリラはその柔軟性を利用し、ターザンロープのように使用している。
ジュウオウキューブ
ジュウオウチェンジャーによって召喚される巨大メカ[9]。キューブ形態で召喚されアニマル形態に変形する。アニマル形態の各ジュウオウキューブに対応するジュウオウジャーが搭乗し、操縦席にあるキューブを回転させて操縦する。戦闘時にはキューブ形態になることで敵の攻撃を防御することもできる。初めて召喚されて以降戦いのない時は、ジュウオウチェンジャーと同じサイズのアニマル形態になっている。
キューブモードはいずれも一辺13.0mの立方体である。
- キューブイーグル
- ジュウオウイーグル専用のワシ型ジュウオウキューブ。ナンバーは1。
- ジュウオウキングの上半身を構成する。
- キューブシャーク
- ジュウオウシャーク専用のサメ型ジュウオウキューブ。ナンバーは2。
- ジュウオウキングおよびジュウオウワイルドの腰から膝を構成する。
- キューブライオン
- ジュウオウライオン専用のライオン型ジュウオウキューブ。ナンバーは3。
- 口から光線を発射することが可能。
- ジュウオウキングおよびジュウオウワイルドの膝から下を構成する。
- キューブエレファント
- ジュウオウエレファント専用のゾウ型ジュウオウキューブ。ナンバーは4。
- 鼻から放水することが可能。
- ジュウオウキングおよびジュウオウワイルドの膝から下を構成する。
- キューブタイガー
- ジュウオウタイガー専用のホワイトタイガー型ジュウオウキューブ。ナンバーは5。
- 両肩の爪から爪型の光弾を発射することが可能。
- ジュウオウキングおよびジュウオウワイルドの腰から膝を構成する。
- キューブゴリラ
- ジュウオウゴリラ専用のゴリラ型ジュウオウキューブ。ナンバーは6。
- 右肩にビッグワイルドキャノンを担いでいる。また、浮遊させたビッグワイルドキャノンからブランコを垂らしそれに掴まりながらの攻撃も可能。
- ジュウオウワイルドの上半身を構成する。
- スペック
- いずれも動物モードのもの。特記のない限り数値はテレビ朝日公式サイトの記述に基づく[9]。
名称 全高 全幅 全長 重量 スピード 出力 初登場 キューブイーグル 12.5m 39.5m 24.0m 600t マッハ1 500万馬力 第1話 キューブシャーク 17.5m 13.0m 30.0m 200ノット キューブライオン 20.0m 22.5m 400km/h キューブエレファント 15.5m 18.5m 29.5m キューブタイガー 18.0m 13.0m 33.0m 500km/h キューブゴリラ 26.0m 26.0m 33.0m 800t 350km/h 700万馬力 第6話
ジュウオウキューブウエポン
ジュウオウキューブよりも一回り小さく、戦闘をサポートする巨大メカ。人間界で発見された、王者の資格より一回り小さい王者の資格のような形の石から変化した。ジュウオウキューブと同様のキューブモードと動物モードに加え、武器型のウエポンモードにも変形可能。通常は、ジュウオウチェンジャーより一回り小さいサイズのキューブ形態になっている
キューブモードは一辺9.0mの立方体である。
- キューブキリン
-
- 動物モード 全高:24.5m 全幅:4.5m 全長:12.5m 重量:200t スピード:400km/h 出力:150万馬力
- キリン型ジュウオウキューブウエポン。ナンバーは「!」。カラーはオレンジ。長い首を瞬間的に伸縮させての頭突き攻撃を得意とする。
- ウエポンモードはジュウオウキングの右肩に武装される「キリンバズーカ」。
- 必殺技はキリンバズーカ・ジュウオウファイア。
巨大ロボ
いずれも空中に出現した3つの炎の四角い枠を先に通り抜けた3体のジュウオウキューブのみが合体可能で、合体に加われなかった残りのジュウオウキューブは後方支援で戦闘に参加する。合体する際はティンパニのロールの効果音をバックにキューブが回転し、下から順にキューブナンバーを読み上げる。操縦席は合体したジュウオウキューブ内の操縦席3つが横並びにくっついた状態になっている。また、合体後は操縦席に3人そろっていなくても操縦は可能。倒された敵はキューブ状になって散る。
造形では、特撮監督の佛田洋の提案によりあえて関節を少なくすることにこだわっている[3]。
- ジュウオウキング
- キューブイーグルを中心とした巨大化した3つのジュウオウキューブが積み重なり、そのキューブをビッグキングソードが上から貫き各部が展開することで完成する巨大ロボ。
- ジュウオウキング 1・2・3
- キューブイーグル・キューブシャーク・キューブライオンの3体が下から3・2・1の順に合体した、ジュウオウキングの基本形態。イーグルのスピード、シャークの柔軟性、ライオンの攻撃力を兼ね備えている。武器はキングソード。
- 必殺技はキングソードで敵を一刀両断する「キングソード・ジュウオウ斬り」。
- ジュウオウキング 1・5・4
- キューブイーグル・キューブタイガー・キューブエレファントの3体が下から4・5・1の順に合体した、ジュウオウキングの第2形態。イーグルのスピード、タイガーの素早さ、エレファントのパワーを兼ね備えている。肉弾戦に特化しており、膝の爪などを利用した足技が得意。
- 必殺技は敵にキックを叩き込む「ジュウオウメガトンキック」。
- ジュウオウワイルド
- キューブゴリラを中心とした巨大化した3つのジュウオウキューブが積み重なり、そのキューブにキューブゴリラのビッグワイルドキャノンが変形した頭部が合体し各部が展開することで完成する巨大ロボ。合体後にジュウオウイーグルorゴリラが乗り換えることでジュウオウキングとの共闘が可能。
- ジュウオウワイルド 6・5・4
- キューブゴリラ・キューブタイガー・キューブエレファントの3体が下から4・5・6の順に合体した、ジュウオウワイルドの基本形態。ゴリラの防御力、タイガーの敏捷性、エレファントのパワーを兼ね備えている。ビッグワイルドキャノンから分離したバズーカ砲のワイルドキャノンを装備している。また、ジュウオウキング 1・5・4と異なり膝の部分に爪はない。
- 必殺技は腕から拳をミサイルのように6発連射する「ワイルドロケットナックル」。ワイルドキャノンからビームを発射する「ワイルドキャノンビーム」も使用可能。
- ジュウオウワイルド 6・2・3
- キューブゴリラ・キューブシャーク・キューブライオンの3体が下から3・2・6の順に合体した、ジュウオウワイルドの第2形態。ゴリラの防御力、シャークの柔軟性、ライオンの攻撃力を兼ね備えている。ジュウオウワイルド 6・5・4と同じくワイルドキャノンを装備している。
- 必殺技はジュウオウワイルド 6・5・4と同じく「ワイルドロケットナックル」。
- スペック(巨大ロボ)
- 特記のない限り数値はテレビ朝日公式サイトの記述に基づく[9]。
名称 全高 全幅 胸厚 重量 スピード 出力 初登場 ジュウオウキング 1・2・3 45.5m 26.0m 15.0m 2000t 500km/h 1700万馬力 第1話 ジュウオウキング 1・5・4 第2話 ジュウオウワイルド 6・5・4 34.5m 17.0m 450km/h 第6話 ジュウオウワイルド 6・2・3 第7話
デスガリアンの戦力
- サジタリアーク
- デスガリアンのアジトである弓矢を模した宇宙船。
- トライアングラー
- 三角形形状のデスガリアンの戦闘機。
- メーバメダル
- 戦闘兵・メーバを生み出す、銀色のメダル。
- コンティニューメダル
- 上記のメーバメダルにジニスが自身の細胞を注入することで生み出す、金色のメダル。これを取り込んだプレイヤーや幹部は巨大化する。デスガリアン直属でない者でもねじ込む形であれば使用可能であり、第7話ではショッカー怪人であるシオマネキングに用い巨大化させた。
- なお、デスガリアン直属者は巨大化後にメダルを投入したナリアに対して「サンキュー、ナリア!」と返事する。
設定・用語
- ジューランド
- ジューマンたちが暮らす異世界。リンクキューブによって人間界と繋がっている。
- ジューマン
- ジューランドの住人で、人間と同じような体型や服装と知能を持ちながらも動物の外見と本能や特性を併せ持つのが特徴の生命体。しかし、セラ、レオ、タスク、アムは王者の資格の力により本来の姿であるジューマン態に加えて人間態にも姿を変えられるようになったが、人間態になってもセラには尾びれが、レオ、タスク、アムには尻尾がそのまま残っており、これらはデスガリアンの襲来を感知するセンサーの役割を果たしている。なお、人間態への変身はレオいわく「人間のふりをするのもいろいろ疲れる」とのこと[ep 1]。誰もが王者の資格の力で人間態になれるわけではなく、レオの持つ王者の資格をラリーが使用しても効果はなかった[ep 4]。
- 王者の資格
- ジューマンを守る力を秘めたキューブ。ジュウオウチェンジャーに変化する。全部で6個存在するが、うち1個は謎の鳥男によって幼少期の大和に渡されており、もう1つはデスガリアン襲撃の際にリンクキューブから外れてしまい、何者かに拾われて所在不明となった[ep 9]。
- リンクキューブ(LINK CUBE)
- 人間界とジューランドを繋ぐ、巨大なキューブ型の物体。窪みに王者の資格を装填することで人間界とジューランドを行き来することが可能だが、王者の資格が6個すべてそろった状態でないと移動できない。第1話でジャクドの攻撃により人間界側のリンクキューブが破壊され、さらに王者の資格の1つが紛失したためセラたちはジューランドに帰れなくなった[ep 9]。
- アトリエ・モリ(ATELIER MORI)
- 真理夫が暮らしている木造の家。場所は森の中にあり、ここで仕事をしたり、動物のコスプレをしてなりきっていることもある。大和の下宿先でもあり、ジューランドへ帰還することができなくなったセラ、レオ、タスク、アムもしばらくはここで生活することとなる。
キャスト
中尾暢樹は本作品がテレビドラマ初出演、柳美稀は本作品が女優デビュー作、渡邉剣は本作品がテレビドラマ初レギュラー出演、立石晴香は本作品がモデル引退後の芸能界復帰初仕事となる[10]。
レギュラー・準レギュラー
- 風切大和 / ジュウオウイーグル(声) / ジュウオウゴリラ(声) - 中尾暢樹[11] / 阿由葉朱凌(幼少期)
- セラ (人間態 / ジューマン態の声)/ ジュウオウシャーク(声) - 柳美稀[11]
- レオ(人間態 / ジューマン態の声) / ジュウオウライオン(声) - 南羽翔平[11]
- タスク(人間態 / ジューマン態の声) / ジュウオウエレファント(声) - 渡邉剣[11]
- アム(人間態 / ジューマン態の声) / ジュウオウタイガー(声) - 立石晴香[11]
- 森真理夫 - 寺島進[11]
声の出演
ゲスト
- 恵太 - 木村聖哉(1)
- 男の子 - 近藤大雅(1)
- カップル - 町井祥真、加藤葵(3)
- バスの運転手 - 益成竜也(3)
- 青年 - 長倉正明、田中彪(4)
- ラリー(声) - 石塚運昇[13](5, 6)
- 天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト(声) - 西銘駿(7)『仮面ライダーゴースト』
- ユルセン(声) - 悠木碧(7)『仮面ライダーゴースト』
- 平松大輔 - 岩井拳士朗(8)
スーツアクター
- ジュウオウイーグル[3] / ジュウオウゴリラ[13][14] - 浅井宏輔
- ジュウオウシャーク / セラ(ジューマン態)- 五味涼子[7]
- ジュウオウライオン[15][3] / レオ(ジューマン態)[7] - 竹内康博
- ジュウオウエレファント[15][3] / タスク(ジューマン態)[7] - 中田裕士
- ジュウオウタイガー[7] / アム(ジューマン態)[15][3] - 下園愛弓
- ジニス - 神尾直子[8]
- ナリア - 蜂須賀祐一[8]
- クバル - 清家利一[8]
- アザルド - 岡元次郎[8]
- ラリー - 日下秀昭[13]
- シオマネキング(7) - 村岡弘之[16]
スタッフ
スーパー戦隊シリーズで数多くの作品に参加した香村純子がメインライターを初担当[17][4]。劇中音楽制作には亀山耕一郎を起用。 敵キャラクターのデザインはレギュラーを前作に引き続き篠原保が、ゲスト怪人を前作で一部の怪人を手掛けた豊田幸秀がそれぞれ担当する[8]。
- 原作 - 八手三郎、石ノ森章太郎 (第7話のみ)
- 連載 - テレビマガジン、てれびくん
- プロデューサー - 佐々木基・井上千尋(テレビ朝日)、宇都宮孝明・柴田宏明・望月卓(東映)、矢田晃一・深田明宏(東映エージエンシー)
- 脚本 - 香村純子、荒川稔久
- 音楽 - 亀山耕一郎
- アクション監督 - 福沢博文(レッド・エンタテインメント・デリヴァー)
- 特撮監督 - 佛田洋(特撮研究所)
- 撮影 - 松村文雄、大沢信吾
- 照明 - 柴田守
- 美術 - 大谷和正
- 録音 - 伝田直樹
- MA・選曲 - 宮葉勝行
- 編集 - 阿部嘉之
- スプリクター - 高山秀子、森みどり
- チーフ助監督 - 杉原輝昭
- 制作担当 - 東正信
- ラインプロデューサー - 青柳夕子
- 計測 - 相葉実
- 撮影助手 - 佐藤真之、西村翔
- 照明助手 - 山崎豊、玉川直人、石川由華
- 録音助手 - 藤井順也、辻克己
- 装置 - 紀和美建
- 装飾 - 塩満義幸、山口康孝、淀名和祐介、大前瑠美(東京美工)、高津装飾美術
- セット付 - 桑原良太
- 衣裳 - 波田恵里奈(東京衣裳)
- メイク - 柿原由佳、田中梨沙、松本愛美(サンメイク)
- 操演 - 橋本一輝(ライズ)
- 助監督 - 谷本健晋、森本悠太
- ダンス指導 - 松見裕子、濱田有紀
- 進行主任 - 滝沢栄、田中耕作
- 進行助手 - 石井宏樹
- キャラクターデザイン - 篠原保、豊田幸秀
- 企画協力 - 企画者104
- 資料担当 - 松井大、馬場竜太
- デザイン協力 - プレックス
- 造型 - レインボー造型企画、前澤範、前澤護、吉川学
- 音響効果 - 小川広美(大泉音映)
- MAオペレーター - 錦織真里
- EED - 長澤亮祐(東映デジタルラボ)
- EED助手 - 原田侑(東映デジタルラボ)
- 編集助手 - 佐々木裕、勝間田純平
- 技術運営 - 八木明広
- 仕上進行 - 辻今日子
- ラインプロデューサー補 - 佐々木幸司
- 制作デスク - 辻絵里子
- AP - 菅野あゆみ
- 広報AP - 上浦侑奈、川勝宥典
- 宣伝 - 大川希
- インターネットデータ放送 - メディプレ
- 視覚効果 - 沖満
- 絵コンテ - 田中浩二、伊藤康洋
- デジタル合成
- 日本映像クリエイティブ - 柳原嘉宣、上田茂、光田望、髙橋和也、斉藤幸一、坂本将太郎、渡邉亮太、竹内大稀、足立麻沙子
- キュー・テック - 照井一宏、宇津川達郎、沼野太朗
- アンダーグラフ - 小林敬裕、青山寛映、幸坂慶介
- スープ・デジタル - 藤村光貴、大川崇子
- ACT Designs.inc. - 岡本直樹
- ミックジャパン - 泉昌人、福田仁史
- 日本エフェクトセンター - 泉谷修、小柴浩、おかゆうみ
- フレームワークス・エンターテインメント - 杉村克之、後藤亜由美、岡本晃、森山徹也、谷井一気、石井優樹
- 國米修市、キムラケイサク、林潔、笹江政毅、大谷喜朋、山本達也、岩谷和行
- (株)特撮研究所
- 撮影 - 岡本純平
- 撮影助手 - 内田圭、下釜七恵
- 照明 - 安藤和也
- 照明助手 - 関澤陽介
- 美術 - 松浦芳
- 美術助手 - 髙橋一、鶴田智也、秋山拓海
- 助監督 - 小串遼太郎、前畠慎悟
- 操演 - 中山亨
- 操演助手 - 和田宏之、黒田政紀、小杉啓人
- ミニチュア製作 - ミューロン
- 協力 - 石森プロ
- 技術協力 - 東映ラボ・テック、おいぬビジョン、グレートインターナショナル、ブル、M・SOFT、enRoute、GRIFFITH、Quantal Rio
- 動物彫刻協力 - 馬塲稔郎、はしもとみお、本多絵美子、井戸博章
- 衣裳協力 - チャハネ、Kahiko、spinns、WEGO、JEANS MATE
- 美術協力 - kakesu
- メイク協力 - MAPLE
- 【仮面ライダーゴースト・ユニット】
- 音楽 - 坂部剛
- アクション監督 - 宮崎剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 助監督 - 上堀内佳寿也、茶谷和行
- 小道具 - 岩田智久(東京美工)
- キャラクター管理 - 小野島泰宏、中村豊
- 音響効果 - 大野義彦
- 監督 - 柴﨑貴行、加藤弘之、中澤祥次郎、竹本昇
- 制作 - テレビ朝日、東映、東映エージェンシー
音楽
- オープニングテーマ「動物戦隊ジュウオウジャー」[18]
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・歌:高取ヒデアキ(Project.R) / 編曲:籠島裕昌 / コーラス:ヤング・フレッシュ / 演奏:Z旗
- コーラスを担当するヤング・フレッシュにスペシャルゲストとして堀江美都子が参加している。
- 第1話は映像が特別版となっており、大和を除くジュウオウジャー4人はジューマン態のみ登場し、デスガリアンのシーンに同話登場のチームリーダー・ジャグドが加わっている。また、同話のみ前奏の一部及びオープニングナレーションが省略されている。
- エンディングテーマ「レッツ! ジュウオウダンス」[18]
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:谷本貴義 / 歌:大西洋平(Project.R) / コーラス:ヤング・フレッシュ / 音楽プロデュース:八木仁 / 振付:パパイヤ鈴木
- 映像中に4色のキューブが登場し、データ放送ではどのキューブに動物が隠れているかを当てる「どうぶつかくれんぼ」が行われる。エンディング終了後は正解発表と同時にキューブに隠れている動物の映像が映される。詳細は#放送日程を参照。
- 挿入歌
放送日程
- 「エンディングの動物映像」の()欄は、その動物がいる場所を表す。
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 | エンディングの動物映像 |
---|---|---|---|---|---|---|
2016年 | 2月14日1 | どきどき動物ランド |
|
香村純子 | 柴﨑貴行 | |
2月21日 | 2 | この星をなめるなよ |
|
|||
2月28日 | 3 | 帰りたいけど帰れない |
|
加藤弘之 |
| |
3月 6日 | 4 | リングに吼えろ |
|
| ||
3月13日 | 5 | ジャングルの王者 |
|
中澤祥次郎 |
| |
3月20日 | 6 | ワイルドなプレゼント | ||||
3月27日 | 7 | ゴゴゴゴーストが出た | 荒川稔久 | 竹本昇 |
| |
4月3日 | 8 | サバンナのメロディー |
|
香村純子 |
|
放送局
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 系列 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
日本全域 (一部地域除く) |
テレビ朝日(制作局) ほかANN系列局全24局 |
2016年2月14日‐ | テレビ朝日系列 | 日曜 7:30 - 8:00 |
遅れネット局
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 系列 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
山梨県 | 山梨放送 | 2016年2月21日‐ | 日本テレビ系列 | 日曜 5:30 - 6:00 | |
福井県 | 福井テレビ | 2016年2月23日‐3月22日 2016年4月3日‐ |
フジテレビ系列 | 火曜 15:53 ‐ 16:23 日曜 5:30 - 6:00 |
|
宮崎県 | 宮崎放送 | 2016年2月24日‐ | TBS系列 | 水曜 15:30 - 16:00 | |
島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ | 2016年2月26日‐ | フジテレビ系列 | 金曜 16:20 - 16:50 | |
富山県 | 北日本放送 | 2016年2月28日‐ | 日本テレビ系列 | 日曜 6:30 - 7:00 | |
徳島県 | 四国放送 | 2016年3月4日‐3月25日 2016年4月1日‐ |
日本テレビ系列 | 金曜 16:20 - 16:50 金曜 10:55 - 11:25 |
|
高知県 | テレビ高知 | 2016年3月6日‐ | TBS系列 | 日曜 6:15 - 6:45 |
ネット配信
配信対象地域 | 配信先 | 更新時間 | 備考 |
---|---|---|---|
日本全域 | 東映特撮公式ファンクラブ | 毎週日曜8:30更新 | 配信後は常時配信 |
他媒体展開
- 映画
-
- 『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』
- 2016年1月23日公開。前作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と前々作『烈車戦隊トッキュウジャー』のクロスオーバー作品。ジュウオウジャーが放送に先駆けて登場する[19]。
- テレビ
-
- 『仮面ライダーゴースト』
- 「春休み合体ヒーロー祭り」と称して、3月27日放送(本放送局)の第24話に本作から風切大和 / ジュウオウイーグルがゲスト出演[20]。また、同日放送のジュウオウジャー第7話には天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト、ユルセンがゲスト出演する[21]。なお、ジュウオウジャー第7話はゴースト第24話の前日談になっており、『ゴースト』内では大和とタケルが既に顔見知りとなっている。
- 特別先行動画
脚注
注釈
- ^ 「動物戦隊」という名称は『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕』や『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』などで単発キャラクターの名称として用いられていたが、企画時には特に気に留める者はいなかったという[3]。
出典
- ^ 東映公式サイト, PRE00 動物戦隊ジュウオウジャー 2016年1月2日閲覧.
- ^ a b c “スーパー戦隊40作目『動物戦隊ジュウオウジャー』2・14スタート”. ORICON STYLE|ヒットが見える トレンド情報サイト (2015年12月26日). 2016年1月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 東映HM53 2016, pp. 4–5, 「ZYUOHGER PRODUCER INTERVIEW 宇都宮孝明」
- ^ a b 東映HM53 2016, pp. 2–3
- ^ “忍者の次は3つの姿持つ「動物戦隊ジュウオウジャー」!レッドに中尾暢樹”. ナタリー (2015年12月26日). 2016年3月14日閲覧。
- ^ 第4話で大和とアムにセラかレオどちらかの私物のにおいを嗅いで探索するように頼まれた際には、セラの私物のにおいを嗅ぐわけにいかずレオの靴下の臭いを嗅いで探索している。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 東映公式サイト, 動物戦隊ジュウオウジャー 第1話 どきどき動物ランド 2016年2月7日閲覧
- ^ a b c d e f 東映HM53 2016, pp. 20–21, 「ZYUOHGER CHARACTER FILE 敵キャラクター編」
- ^ a b c テレビ朝日公式サイト, ジュウオウキング 2016年2月22日閲覧
- ^ 東映HM53 2016, pp. 6–14, 取材・構成 大黒秀一「ZYUOHGER MAIN CAST SPECIAL CROSS TALK 中尾暢樹×柳美稀×南羽翔平×渡邉剣×立石晴香」
- ^ a b c d e f “動物戦隊ジュウオウジャー”. テレビ朝日. 2016年1月1日閲覧。
- ^ “Twitter / DOLCESTAR:村上幸平★解禁!”. 2016年2月7日閲覧。
- ^ a b c 東映公式サイト, 動物戦隊ジュウオウジャー 第5話 ジャングルの王者 2016年3月6日閲覧
- ^ 東映HM53 2016, pp. 86–91, 「東映ヒーロー仮面俳優列伝 浅井宏輔」.
- ^ a b c 『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』パンフレットより
- ^ 東映公式サイト, 動物戦隊ジュウオウジャー 第8話 サバンナのメロディ 2016年3月27日閲覧
- ^ 宇宙船151 2015, p. 72.
- ^ a b “「動物戦隊ジュウオウジャー」テーマ曲は高取ヒデアキ&大西洋平”. ナタリー. (2016年1月2日) 2016年1月15日閲覧。
- ^ 宇宙船151 2015, p. 60.
- ^ 仮面ライダーゴースト 第24話 出現!謎の戦士! | 東映[テレビ]
- ^ 動物戦隊ジュウオウジャー 第7話 ゴゴゴゴーストが出た | 東映[テレビ]
- ^ 【本能覚醒!】動物戦隊ジュウオウジャー 特別先行動画 [公式] 東映特撮YouTube Official
参照話数
参考文献
- 『宇宙船』vol.151(2016 WINTER)、ホビージャパン、2015年12月29日、ISBN 978-4-7986-1147-1。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 53(2016 WINTER)、辰巳出版、2016年3月10日、ISBN 978-4-7778-1651-4、雑誌コード:66117-07。
外部リンク
- “テレビ朝日公式サイト”. テレビ朝日. 2016年2月15日閲覧。
- “東映公式サイト”. 東映. 2016年2月15日閲覧。
- 動物戦隊ジュウオウジャー (@zyuohger_toei) - X(旧Twitter)
テレビ朝日系 日曜7時台後半 (スーパーヒーロータイム1枠) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
手裏剣戦隊ニンニンジャー
(2015年2月22日 - 2016年2月7日) |
動物戦隊ジュウオウジャー
(2016年2月14日 - ) |
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