アナと雪の女王

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アナと雪の女王
Frozen
監督 クリス・バック
ジェニファー・リー
脚本 ジェニファー・リー[1]
シェーン・モリス
原案 ハンス・クリスチャン・アンデルセン
雪の女王
製作 ピーター・デル・ヴェッチョ[2]
ジョン・ラセター
出演者 クリスティン・ベル
イディナ・メンゼル
ジョナサン・グロフ
音楽 クリストフ・ベック[3]
主題歌 英語版
イディナ・メンゼル/デミ・ロヴァートレット・イット・ゴー
日本語版
松たか子「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」(日本語歌)
May J.「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜(エンドソング)」
編集 ジェフ・ドラヘイム
製作会社 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2013年11月27日
日本の旗 2014年3月14日
上映時間 102分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $150,000,000[4]
興行収入

254.8億円[5][6]日本の旗

$400,738,009[4] アメリカ合衆国の旗
$1,274,219,009[4] 世界の旗
次作 アナと雪の女王 エルサのサプライズ
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アナと雪の女王』(アナとゆきのじょおう、原題:Frozen)は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアメリカ合衆国3Dコンピュータアニメーションミュージカルファンタジー映画。2013年度アカデミー長編アニメ映画賞受賞作品。日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる[7]

ディズニー史上初のダブルヒロイン、すなわち、2人のディズニープリンセス主人公とする作品である[8]。雪と氷の魔力を持つ女王エルサ、そのエルサと王国を救うため冒険の旅に出る妹アナ、この2人の姉妹を軸に、真実の愛が描かれる。

ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『雪の女王』からインスピレーションを得たこの作品は、舞台設定を雪と氷の世界としているが、ストーリーは新規に書き下ろされた。ウォルトディズニーアニメーションスタジオ長編作品としては53作目で、短編アニメの『ミッキーのミニー救出大作戦』(3D作品)が同時上映された。

日本での興行収入は、2014年6月、『ハリー・ポッターと賢者の石』を上回り、公開128日間で日本歴代3位、世界歴代5位、アニメーション映画としての興行収入は全世界歴代1位となった[9]。主題歌「レット・イット・ゴー 」は、2014年3月Billboard JAPAN HOT100のアニメチャートTop3を独占[10]、および2014年第86回アカデミー賞の歌曲賞(Best Original Song)を受賞した[11]。2015年4月にスピンオフ短編アニメーション『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』が、『シンデレラ』と同時公開された。

ストーリー

触れたものを凍らせたり雪や氷を作る魔法の力を持って生まれたアレンデール王国の王女・エルサは8歳のある夜、妹のアナと魔法で遊んでいるときにはしゃぎすぎたアナを助けようとして自分の力を制御できず誤って魔法をアナの頭に当ててしまい、意識不明の状態にさせてしまう。2人の両親である王と妃がトロールたちに救いを乞いアナは回復するが、引き換えにエルサの魔法に関する記憶を失う。

日増しに魔法の力が強くなっていくエルサは力を制御し世に知られぬよう城中の窓や門を閉めて部屋に閉じこもり、誰とも触れ合わず自分を抑えて生きることを強いられる。一方アナは、突然大好きな姉が自分を避けるようになった訳を知らぬまま、閉ざされた城の中で寂しく成長する。その10年後、2人は両親を海難事故で亡くし、お互いだけが唯一の肉親となってしまう。

さらに3年後、成人したエルサは女王として即位することになり、閉ざされた門を開いて戴冠式が行われる。エルサの魔法はもはや自分の意思で抑えることができないほど強大なものになっていたが、彼女は感情を殺してなんとか1日を乗り切ろうとする。一方アナは、13年ぶりに外界と接触できる特別な1日に新たな出会いを夢見ていたところを、戴冠式の直前に、大勢招かれた招待客のうちの一人である隣国の王子ハンスと出会って恋に落ち、その日のうちに結婚の約束までしてしまう。戴冠式のパーティーで婚約を告げられたエルサはあまりにも早すぎる展開に2人の結婚に反対し、頭を冷やすようアナを説得しようとする。しかし、大好きな姉に会うこともままならない上、外界とも遮断された閉塞的な13年間の生活に嫌気がさしていたアナは「こんな生活はもう耐えられない」と聞く耳を持たない。姉妹は口論になり、エルサは思わず人々の前で魔法を暴発させてしまう。自分の力を知られ、怪物呼ばわりされたエルサは王国から逃げだす。そして夏の王国は、エルサが期せずして暴走させてしまった魔法により永遠の冬に閉ざされる。ノースマウンテンにたどり着いたエルサはそこに魔法で氷の城を建て、自分を抑えつけるのをやめて独りで生きていく決意をする。

この騒動によりウェーゼルトン公爵に愚痴られたアナはハンスに国を任せ、エルサを連れ戻すため1人で旅に出る。道中で出会った山男のクリストフ、彼の相棒でトナカイのスヴェン、そして魔法の雪だるまオラフとともにノースマウンテンへ向かい、氷の城でエルサを見つける。エルサは再び自分の魔力がアナを傷つけることを恐れてその説得を拒絶するが、自分の魔法が国中を凍らせたことを知って愕然とし、悲しみから暴走させた魔法がアナの胸に当たる。「エルサと一緒でなければ帰らない」と言うアナであったが、エルサが生み出した雪男・マシュマロウによってクリストフ、オラフと共に城から追い払われてしまう。城を出てもなおしつこく付きまとうマシュマロウから逃げ切るが、クリストフはアナの異変(髪の毛が白くなっていること)に気付き、家族同然の仲間であるトロールたちのもとへ向かう。トロールの長老・パビーは「エルサの魔法でアナの身体が凍り付き命が危ない」と告げるがトロールの力ではどうにもならず、回復には「真実の愛」の力が必要だと告げられる。クリストフはアナを救うためには婚約者のハンスからのキスが必要だと判断し、衰弱してゆく彼女を抱えてスヴェンを走らせ、城へと急ぐ。

一方ハンスは、アナを乗せて旅立ったはずの馬だけが王国に戻ったことで異変を感じ、城の兵士たちを連れて捜索に出かける。氷の城で、ウェーゼルトン公爵からひそかに暗殺を命じられたボディーガードたちがエルサに容赦なく攻撃を仕掛け、彼女は死は逃れるが気絶する。ハンスはエルサを王国の牢屋に閉じ込め冬を止めるよう説得するが、その術は彼女自身にも知る由がなく、やがてエルサは王国を魔法の危険に晒すことを恐れて牢から逃げ出す。

城に着いたアナはハンスに事情を話し彼のキスを求めるが、途端にハンスの態度は豹変する。彼はアナを愛してはおらず、立場の低い13人兄弟の末っ子から王に成り上がるためにアレンデールの王女姉妹に近づき、王国を乗っ取るつもりで近づきやすいアナを選んだだけだと告げる。ハンスは瀕死のアナを冷たい部屋に閉じ込めて放置し、城の側近たちに彼女が死んだと言い、エルサを反逆罪で処刑すると宣告する。その頃クリストフは、アナを城に届けたあと落ち込んだ表情で城を後にするが、スヴェンに叱咤されてアナへの愛を自覚すると共に王国の異変に気付き、再度城へ向かう。一足先にアナの元に着いたオラフは、彼女を温めるために自分の体が融けるのも構わずに暖炉に火を点け、アナに愛とは自分のことよりも相手のことを考える事だと教え、クリストフがアナを愛している事を伝えて、彼に会いに行かせようとする。

城を抜け出したアナは凍りついたフィヨルドの船の上でクリストフの姿を見つけるが、その直前、ハンスがエルサにアナの死を告げ、ショックで無抵抗な彼女に剣を振り下ろそうとするのを発見し、自分が助かるチャンスを捨ててエルサの元へ走る。アナの身体は完全に凍りつき、ハンスの剣を砕いて彼を跳ね飛ばす。エルサは氷の彫像と化したアナを抱きしめて慟哭(どうこく)する。そのとき凍りついたアナの身体が元に戻り、彼女は息を吹き返す。魔法の力をコントロールする術が「恐れ」ではなく相手を心から思いやる「真実の愛」だと知ったエルサは王国を覆っていた雪と氷を空へと蒸発させる。夏を取り戻したせいでオラフは溶けかけてしまうが、エルサがオラフの頭上のみ雪を降らせる魔法をかけてあげたことで、溶けないまま夏を満喫できるようになる。ハンスはアナに怒りの制裁を受けたあげく拘束され、ウェーゼルトン公爵もまたアレンデールとの貿易を打ち切られ、両者ともそれぞれの本国に強制送還される。クリストフは王室専属の氷配達人に、そしてアナの恋人になる。エルサは二度と城の門を閉ざさないと約束し、凍らせた城の広場の地面でアナや国民たちとともに真夏のスケートを楽しんだ。

エンドロール後は、主人公のいなくなった氷の城で、マシュマロウがエルサの捨てたティアラを拾い上げて被る場面でラストとなる。

登場キャラクター

日本語版、英語版の担当については#声の出演の節を参照。

アナ英語版(Princess Anna of Arendelle)
主人公。18歳。アレンデール王国の第二王女赤毛だが、5歳のときにに受けたエルサの魔法の影響で一房だけがい(本人はそのことを忘れているため生まれつきだと思っている)。瞳の色は、エメラルドグリーン。親しみやすい、キュートな顔立ちで、ネコのような、アーモンド型の目をしている。エルサよりは身長が低いが、小柄ではない。身長165cm。そばかすが特徴。明るい性格で、いざという時は男勝りな一面をのぞかせる。好きな食べ物はチョコレートサンドイッチ。仲の良かったと理由もわからず引き離され閉塞的なの中でひとり寂しく育ったため、素敵な出会いを夢見ていた。やがて13年振りに城の門が開かれた戴冠式の日、隣国の王子ハンスの紳士的な一面に惹かれ、出会ったその日に彼のプロポーズを受け入れる。しかし姉のエルサに結婚を反対され彼女と口論になってしまい、逆上したエルサが思わず人々の前で魔法を暴走させて王国から逃亡したためアレンデールは永遠の冬に閉ざされ、これに怒ったウェーゼルトン公爵に姉のエルサに対する侮辱や難癖を付けられた為、王国を逃亡したエルサを追って彼女を捜す旅に出る。一人称は基本的に「私」だが、「あたし」と言うことがある。
エルサ英語版(Queen Elsa of Arendelle)
主人公。アナの3歳上(21歳)の。アレンデール王国の第一王女で、次期王位継承者。優雅で心優しい性格。髪はプラチナブロンド。瞳の色はアクアブルーで、端正な顔立ちの美女。華奢でスラッとしている。身長172cm。生まれながらにを作り出す魔法の力を持っている。その力は成長するにつれて制御することができなくなほど強大になっていく。8歳のある夜、一緒に遊んでいたアナを魔法で誤って傷つけてしまい、それ以来魔法で傷つけないよう誰とも触れ合わず自室に閉じこもる。両親が亡くなり、王位継承のため女王となる戴冠式の日に人々の前で隠し通せず魔法を見せてしまい逃亡せざるを得なくなる。その際、期せずして王国を極寒のにも変えてしまう。一人称は「私」。
魔法の能力としては上記が主で意識的なコントロールはできないが、氷の城や雪だるまを瞬時に建造したり、自ら着ているドレスを変化させたりなどの例外もある。
また、自身の喜怒哀楽によって放出する雪や氷の形状が変化する。
クリストフ・ビョルグマン英語版(Kristoff Bjorgman)
勇敢でワイルドな山男の青年。茶色の瞳に、ブロンドの髪を持つ。大柄で、体格がいい。21歳。氷を売って生計を立てており、山の中でトナカイのスヴェンとともに暮らしている。歌が上手い。山小屋でアナと出会い、彼が会話の中で突然の吹雪が吹いてきた方角を示したおかげで、アナは姉のエルサがどこに潜んでいるか気付き、彼もエルサを捜す旅に同行する事になる。幼い頃からスヴェンと採氷をしていたがそれが契機でトロールを目撃し、その存在を知ることになった。一人称は「俺」。
スヴェン(Sven)
山に住むトナカイ。クリストフの相棒。にんじんが好物。人懐っこく、クリストフやアナには忠実。言葉こそしゃべらないが、幼い頃から一緒にいるクリストフとは意思疎通ができる様子。ただし、アナを城に送り返した際 "戻ろう" と伝えようとした時にクリストフがわかっているのに、わかっていないフリをする場面がある。
ジョン・ラセターの犬フランキーをモデルにしている[12]
オラフ英語版(Olaf)
夏に憧れる陽気な雪だるま。元はエルサとアナが幼い頃に作ったものでその際はごく普通の雪だるまだったが、エルサが王国から逃亡した際に再び魔法で作られる。主に3つの雪玉から成る身体で、それぞれを意のままに入れ替えることができる。曲げても折れない木の腕と三本の毛、出っ歯が特徴。アナ達が初めて出会った時は鼻が無かったが、アナが持っていたスヴェンの餌用のにんじんを着けてもらって喜んだ。夏に憧れるがゆえに、永遠の冬に終止符を打つのが目的のアナ達を嬉々として氷の城へ案内する。最初はアナの勘違いによりクリストフを「スヴェン」と呼んでいたが、後に「クリストフ」と呼び直した。一人称は「ボク」。
ハンス・ウェスターガード(Prince Hans Westergaard of the Southern Isles)
エルサの戴冠式に招待されたサザンアイルズ王国の王子で、本作のヴィランズ(悪役)である。ヘーゼルグリーンの瞳に、赤みのある栗色の髪。23歳。身長183cm。13人兄弟の末っ子で、王も王妃も上の兄たちに目をかけているので、ハンスは孤独感を持っていた。戴冠式でアナと出会い、アナの孤独感を理解して彼女にプロポーズする。好きな食べ物はアナ同様、サンドイッチ。アナがエルサを捜す旅に出ている間、アレンデール王国のことを任される。一見紳士的に見えるが、本性は残忍で冷酷。内心ではアレンデールを支配するためにエルサだけでなく彼女のあとを追ったアナをも抹殺しようと野心を燃やしていた。最終的にはアナに「心が凍っているのはあなたの方でしょ」と言われ殴り倒され、その後逮捕された。
監督のジェニファー・リーは、ハンス王子の本質について原作の「悪魔の作った鏡」であるとインタビュー[13]で語っている。鏡のように周囲の人物の心象を写し出しているのだと。
これまでのディズニー・ヴィランズは、登場した時点で視聴者に悪役とわかったり、物語の途中から徐々に不可解な行動をとる者が多かったが、彼は珍しく終盤まで本性が明らかにされなかったキャラクターである。
本作のスピンオフ短編映画『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』にも登場。前述の罪により王位継承権を剥奪されたうえ、サザンアイルズの馬小屋で労働させられていた。
ウェーゼルトン公爵(The Duke of Weselton)
アレンデール王国の隣国で、貿易相手であるウェーゼルトン国からエルサの戴冠式に招待された公爵で、もうひとりのヴィランズ。常に2人のボディガードを引き連れている。ドイツ読みが正しい発音だが、いつもウィーゼルタウWeaseltown[14]と発音されてしまう事をいやがる。頭の大部分がハゲかかっているため、常にかつらを被っている。エルサの代わりにアナに無理矢理社交ダンスの相手をさせたり真似を得意とするなど一見愛嬌があるが、短気で他人を見下すなど身勝手な性格で、戴冠式に招待され参上するにはある目的があった。王国から脱走したエルサに対し怒りを露わにし彼女を怪物呼ばわりするも、自分の行為を棚に上げてアナをも事件を起こした元凶にし、ハンスが代理に就いてからは傲慢不遜な態度を取るようになる。ハンスがエルサを捜しに旅に出る際に2人のボディガードを託すが、内心では一刻も早く夏を取り戻すためにエルサを暗殺するようボディガードに密かに命じ、ハンスをも出し抜く野心を燃やしている。最終的には自分が被害者であるにもかかわらず、ハンス同様逮捕される。
マシュマロウ(Marshmallow)
エルサの魔法で作られた氷の怪物雪男)で、氷の城の門番。怒らせるとつららの形をした(きば)とトゲが生えて襲いかかる。マシュマロウという名は劇中ではオラフにしか言及されていない。本編中盤でエルサを追って来たハンス王子によって片足を切られ、崖から落ちてしまう。その後死んだと思われたが生還しており、再び誰もいなくなった氷の城に現れ、エルサが捨てたティアラを密かに被った途端、凶暴な性格から穏やかになり爪とトゲが無くなるシーンがエンドロール後のオマケのシーンで描かれている。
基本的に唸り声や咆哮を上げるのみだが、普通に喋れる。
スピンオフ短編映画『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』にも登場。氷の城で留守番兼管理人を務めていた。
オーケン(Oaken)
サウナ付き山小屋の主人。5人の家族がいる。夏の真っただ中から突然極寒の冬になったので、店内の夏物を半額セールにしている。従って冬物の品揃えが実に悪い。何かにつけ自分が発明した日焼け止めオイルをアピールする。普段は温和で優しいが、クリストフに「悪党」呼ばわりされた際には彼を店から力づくで放り出した。
スピンオフ短編映画『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』にも登場。アレンデールで出張サウナ店を営業しており、エルサに自家製の風邪薬をアピールしていた。
トロールたち(Trolls)
のような姿をした不思議な生き物。クリストフの友達であり、家族のような存在。長であるパビーはかつてエルサの魔法で傷付いたアナを治した。トロールの1人であるバルダは陽気で、幼い頃のクリストフが最初に出会ったトロール。人間でいう男性にあたるトロールたちは緑か青のクリスタル製ネックレス、女性にあたるトロール達はピンクか赤、長のパビーのみ黄色のネックレスをかけている。
シトロン(Sitron)
ハンスの愛で種類はフィヨルド馬英語版。ハンスとアナが最初に出会った際にハンスと一緒にいた。アナから彼女自身がアレンデール王国の王女と聞いて、ハンスと一緒におじぎする礼儀を持ち合わせている。後にハンスと一緒にエルサを捜す旅に出かける。
カイとゲルダ(Kai and Gerda)
アナとエルサの召使い。アナとエルサが幼い頃からアレンデール王国に仕えていた。原作とされるアンデルセンの「雪の女王」の主人公たちの名がつけられている。
アグナル
アレンデール国王で、エルサとアナの。心優しく民衆皆から愛されていた。アナが不慮の事故に見舞われた際、城の蔵書からトロールたちの住む谷を見つけ出し、妻と娘たちを連れて馬を走らせた。エルサを魔法の恐怖から救おうと試行錯誤していた矢先、外交のため船出した途中で船が嵐に襲われ沈没、妻とともにこの世を去ってしまう。

声の出演

※括弧内は日本語吹き替え[15]

テーマ

作品のメッセージとして、監督のクリス・バックは、「家族の強さ」であり、すなわち、エルサとアナの「姉妹の絆」であるとしている。また、共同監督で脚本を担当したジェニファー・リーは、「『恐れ』対『愛』」が本作の大きなテーマであると述べている[27]

製作

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは長年にわたって『雪の女王』の翻案に取り組んでいた。2002年後半に一度廃案となったが、その後も再び企画が立ち上がった[28]。しかしながら2010年3月時点でプロジェクトは再度棚上げされた[29]。同年6月にディズニーはプロジェクトが「ホールド」状態となっていることを発表した[30]。2011年12月、『塔の上のラプンツェル』の成功を受けてディズニーは『Frozen』と題された新作を2013年11月27日に公開することを発表した[31]。翌月、本作が手書きアニメーションではなく、3Dコンピュータアニメーションとなることが明かされた[28]。2012年3月5日、女優のクリスティン・ベルが主人公アナの声を務め、クリス・バックが監督し、ジョン・ラセターとピーター・デル・ヴェッチョがプロデュースすることが発表された[2]。6月、雪の女王エルサの声をイディナ・メンゼルが務めることが明かされた[18]。11月30日、『シュガー・ラッシュ』の脚本家の1人であるジェニファー・リーがバックと共同監督を務めることが発表された[32]。12月19日、ジョナサン・グロフがクリストフの声を務めることが発表された[21]

制作にあたり、アート・ディレクションを担当したマイク・ジアイモと同アシスタントのリサ・キーンは、リサーチの場所にノルウェーを選び、同国のベルゲンがモデルになっている[33]。フィヨルドの地形や建築物、とくにスターヴ教会などはジアイモらにインスピレーションを与え、城のデザインなどに生かされている。また、ローズマリングと呼ばれる伝統的な花柄模様をインテリアなどさまざまな場所に利用した。キャラクターの服装には民族衣装を着せたりローズマリングを入れるなど、ノルウェーを意識したデザインがされているが、エルサが「雪の女王」となってからの衣装はこれに入らず、雪の結晶をテーマとしており、ケープは広げると雪の結晶の形になっているという。また、氷の城もこの衣装と統一感を持たせたデザインになっている。これらコスチュームのCGは薄い生地を何十枚も重ねるようにデザインされ、膨大なレイヤーが費やされた[34]

音楽

『アナと雪の女王』のオリジナル歌曲はロバート・ロペスクリスティン・アンダーソン=ロペスが作詞・作曲する[18]。2013年8月のD23英語版のデスティネーション・Dのイベントで楽曲「レット・イット・ゴー」が披露される。この曲は挿入歌としてエルサを演じるイディナ・メンゼルが歌い、キャラクターが王国を離れて氷の宮殿を建てる際に使われる[16]。主題歌にはデミ・ロヴァートが歌う「レット・イット・ゴー」が使用される。2013年2月、映画音楽の作曲のためクリストフ・ベックが雇われたことが発表された[3]。クリスティン・ベルもまたメンゼルとデュエットすることが明かされている[20].

公開

2013年6月18日にティーザー予告編が公開され[35]、同月21日より公開のピクサーの『モンスターズ・ユニバーシティ』に付けられた[36]

興行収入

世界で最後の公開国になった日本では[37]、2013年7月から公開された予告編では物語の内容が描かれていたが、2014年1月になるとエルサ(イディナ・メンゼル)が「レット・イット・ゴー」を歌う本編場面の特別映像が劇場予告や日本版公式サイトなどで流されるようになった[38]。2月には日本語吹き替えの松たか子が歌う日本語版の映像も公式サイトで公開された[39]。2014年3月14日にTOHOシネマズ日劇他全国598スクリーンで公開され、3月15・16日の土日2日間の成績が動員60万2347人、興行収入7億6338万9450円となり、興行通信社による「全国映画動員ランキングトップ10」で1位となった[40]。同時に『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』のV2獲得並びに『映画ドラえもん』の3年連続V2獲得を阻止した。

ほとんどの劇場で2D版のみの公開となり、3D版も当初は字幕版のみが公開されていた。以後のディズニー配給の3D映画でも、本作と同様に2D版を中心とした劇場公開がされている。

初日を含めた3日間では観客動員79万2636人、興収9億8640万5300円の成績で、公開5日目には観客動員100万人を突破している[37]。4月26日からは3D日本語吹替版が約138劇場で、映画館の観客が一緒に挿入歌を歌える限定公開イベント「“みんなで歌おう♪”歌詞付き」版が約85劇場で上映開始され、4月28日付ランキングで前週は『名探偵コナン 異次元の狙撃手』に阻まれた2位から1位に返り咲き[41]、4月29日時点で累計動員1030万4109人、興行収入128億7278万5800円を記録し、2008年の『崖の上のポニョ』以来の日本公開映画における動員1000万人超えを達成した[42]。MovieNEX(Blu-ray・DVD)の発売が決定した後も7月7日付ランキングで同じディズニーの作品である『マレフィセント』に首位を阻まれるまで興行収入1位を記録し続けた。

2014年6月2日には日本での興行収入が212億円を突破した。また、累計の観客動員数は1601万人を超え、『ハリー・ポッターと賢者の石』を上回って日本歴代3位となり記録的な大ヒットとなっている。国内で上映された映画で興行収入が200億円を突破したのは1997年の『タイタニック』、2001年の『千と千尋の神隠し』と『ハリー・ポッターと賢者の石』の3本のみで、今回は、公開の翌年に200億円を突破した『ハリー・ポッターと賢者の石』以来、12年ぶりの記録となった[9]

文化通信社が発表した、2014年における作品別興行収入で、本作が累計興収254億7,000万円で邦画・洋画作品の中で年間ベストワンとなった[5]

評価

第86回アカデミー賞において『風立ちぬ』で本作とアカデミー長編アニメ映画賞を争ったスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫は、宮崎駿が1957年のロシア版アニメ映画『雪の女王』を見て強い関心を持っていたエピソードを明かしつつ、本作について、原作を大幅に変えながらもその精神である自己犠牲のテーマを変えておらず、なおかつ原作どおりに2人のヒロインを「男の子」の手を借りずに描き、「感心したのと同時に、今の時代を表している作品になっている」と述べた[43]

世界各国では、本作のファンが「レット・イット・ゴー」を歌う映像をYouTubeなどで公開する例が多数見られている[39]

また、本作においてエルサのキャラクターが男性からの求婚を求めておらず、物語上も男女の愛に限らない多様な愛の形を認めるメッセージが込められていることから、「ありのままの自分」を肯定する「レット・イット・ゴー」を同性愛カミングアウトの歌と解釈する向きもある。これに対し、キリスト教関係者からは子供を同性愛に導くという批判があったり、逆にキリスト教的自己犠牲を尊ぶものという評価を受けるなど、多彩な解釈を生んでいる[44]

2014年、『日経トレンディ』のヒット商品ランキングで第1位を獲得する[45]

Yahoo!検索大賞 2014・映画部門を受賞[46]

2014年にFacebook上で話題となった映画、第1位を獲得[47]

TSUTAYAが発表した2014年のレンタルDVD/ブルーレイの年間ランキング第1位を獲得[48]

批判的な評価としては、映画専門誌の映画秘宝が発表した、期待して観たのにガッカリさせられた映画のランキング「2014年度HIHOはくさいアワード」で第3位に本作がランクインした[49]

受賞

影響・その他

  • 本作と同じくデイズニーによるアニメーション映画『塔の上のラプンツェル』の登場人物であるラプンツェルとフリン・ライダーがカメオ出演している[60][61]
  • アナが食べているチョコレートは『シュガー・ラッシュ』に登場したものと類似している[61]
  • アナが歌う「生まれてはじめて」の場面にあるブランコを漕ぐシーンは、ジャン・オノレ・フラゴナールの『ぶらんこ』をベースに描かれている。[61]
  • オーケンの店の棚にミッキーマウスの雑貨が飾られている[61]
  • 舞台のモデルとなったノルウェーでは本作の影響で観光業が活性化し、ディズニーの観光部門でもノルウェー行きのパッケージツアーなどを企画している[33]
  • 2014年新語・流行語大賞の候補50語に、劇中楽曲の「レット・イット・ゴー」から「ありのままで」「レリゴー」がノミネートされ[62]、「ありのままで」がトップテンに選出された[63]
  • 北海道旭川市にある「雪の美術館」がエルサが魔法で創り出した氷の宮殿に内装がそっくりだとインターネット上で評判になり、来館者が10倍に急増した[64]
  • 2014年9月8日に米国ABCで放映されたテレビ番組"The Story of Frozen: Making a Disney Animated Classic"(「アナと雪の女王」メイキング番組)において、エグゼクティブ・プロデューサーのジョン・ラセターが、難病である1型糖尿病と10歳で診断された息子からエルサのキャラクター作りにインスピレーションを得たと語っている。最初エルサは真っ青な肌をした悪の女王として作られていた。しかし制作の過程で彼はエルサを違う視点で考えるようになる。エルサの氷の魔力は、ラセターに息子サムを思い出させた。「息子は毎日インスリン注射をし「なぜ僕なの?」と言っていた。その時私はサムのことを考えながらエルサのことを考えた。氷の魔法を持って生まれたエルサがなぜ悪者なのか?そんなはずはないと。」そこでラセターはエルサの内面に共感する歌を書いてくれるようロバート・ロペスとクリスティン・アンダーソン-ロペスに頼み、そこで「レット・イット・ゴー」の歌が生まれ、映画の内容そのものが変更された、と語っている。[65]

参考文献

  1. ^ Chitwood, Adam (2012年11月29日). “Wreck-It Ralph Scribe Jennifer Lee to Co-Direct Disney's Frozen”. Collider. 2012年11月29日閲覧。 “Lee has already contributed to the screenplay for Frozen, so it appears she's been involved with the project for a while.”
  2. ^ a b Todd Gilchrist (2012年3月5日). “Kristen Bell Set to Star in Stage Adaptation 'Some Girls', Animated Feature 'Frozen' (Exclusive)”. The Hollywood Reporter. http://www.hollywoodreporter.com/news/kristen-bell-some-girls-frozen-disney-neil-labute-296847 2012年3月5日閲覧。 
  3. ^ a b Christophe Beck to Score Disney’s ‘Frozen’”. Film Music Reporter (2013年2月19日). 2013年7月4日閲覧。
  4. ^ a b c Frozen (2013)”. Box Office Mojo. 2014年5月1日閲覧。
  5. ^ a b “2014年ナンバーワン映画は『アナと雪の女王』!250億円突破で2位に大差!”. シネマトゥデイ. (2014年12月13日). http://www.cinematoday.jp/page/N0069050 2014年12月16日閲覧。 
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  7. ^ 『アナ雪』にベイマックスを発見!シネマトゥデイ
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  65. ^ メイキング番組の動画リンク。21分50秒あたりからエルサがいかにラセター氏の1型糖尿病の息子からインスピレーションを得たか語られている。[1] 米国ジョスリン糖尿病センターはHPでこのエピソードを取り上げ、もっと多くの子どもたちに知ってもらいたい、1型糖尿病の啓発に大切なメッセージになる、と紹介している。[2]

関連項目

外部リンク