ルイスと未来泥棒

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ルイスと未来泥棒
Meet the Robinsons
監督 スティーヴン・J・アンダーソン
脚本 ミシェル・ボックナー
製作総指揮 クラーク・スペンサー
ウィリアム・ジョイス
ジョン・ラセター
出演者 ダニエル・ハンセン
アンジェラ・バセット
トム・セレック
ウェズリー・シンガーマン
音楽 ダニー・エルフマン
編集 エレン・ケネシア
配給 ブエナ・ビスタ
公開 アメリカ合衆国の旗 2007年3月30日
日本の旗 2007年12月22日
上映時間 102分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $169,333,034[1]
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ルイスと未来泥棒』(ルイスとみらいどろぼう、原題:Meet the Robinsons)は、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズによる、47番目の長編アニメーション映画である。アメリカでは2007年3月30日に、日本では2007年12月22日に公開された。

ロボッツ』と同じウィリアム・ジョイスの子供向け絵本「ロビンソン一家のゆかいな一日」(原題:A Day with Wilbur Robinson)を原作に制作されている。アメリカでは本来は2006年12月15日公開の予定だったが、ピクサーの買収により製作の実権を握ったジョン・ラセターの指示により公開を延期して全面的に作り直された。

ストーリー[編集]

孤児院の玄関先に捨てられたルイスの夢は発明家。毎日ガラクタ発明をしているが、自分の記憶の中にあるお母さんの姿を映し出す機械を発明しようとする。その発明品を発表する学校行事の日、未来から来た時空警察と名乗る少年ウィルバーに出会う。「君の発明品が狙われている」から気をつけろと伝えるために来たという。

完璧に完成したはずの発明品は、謎の山高帽の男によって、うまく作動しなくなっていたがルイスは知らず、自信満々に発表する。結局うまくゆかず「自分はダメなやつなんだ」と帰宅するルイス。ウィルバーは、なんとかこの機械をルイスに修理させて、もう一度発表させようと一生懸命。しかし、ルイスはやる気がない。ルイスは「ウィルバーが未来から来た時空警察なんて嘘だ。だから君のいう事は信用できない。だから機械を直す気もない。」と言う。そこでウィルバーはルイスから信用を勝ち取るために、ルイスをタイムマシンで未来へ連れて行く。

未来に移った瞬間に空の色は、きれいで鮮やかな青になり、夢のような未来社会が目の前にある[2]

ウィルバーの家についたルイスは風変わりな家族と一日を過ごすことになる。「自分の家族が、こんなだったらいいな」と思うルイス。

ルイスの発明品を盗んだ山高帽の男は、その機械をルイスの時代で、ある会社に売り込みに行くが上手く作動せず失敗する。そこで、ルイスを誘拐し、再度売り込みをしようとする。

この発明品を「誰が」発表するかで、未来が大きく変わってしまう。山高帽は未来のルイスに復讐するために暗躍し、ウィルバーは自分の存在のためにルイスに働きかける。

山高帽が作った未来は恐怖の世界になっていて、ルイスはやっと世界を元通りにするために自分が何をすべきかを知る。そのことがルイスの本当の家族を捜すため、少年の奇跡の冒険が始まる。

登場人物[編集]

ルイス(Lewis)
養護施設育ちの孤児であるが、天才で発明に情熱を燃やす。母親を探したい余りに、記憶を戻す装置を発明するが失敗に終わり、自暴自棄になっていたところにウィルバーが現れ、未来に連れて行かれる。そこで過ごす内に「ロビンソン家の養子になりたい」と考えるようになる。しかし実は彼の存在そのものがウィルバーたちの時代の存亡に関わる鍵である。
ウィルバー・ロビンソン(Wilbur Robinson)
未来への鍵を握る時空警察(?)の少年。ルイスをタイムマシンに乗せ、未来へ連れていく。自信過剰でやんちゃな性格のため、時々トラブルを引き起こす。ルイスに何かを隠し続けているが、ついには彼の存在そのものが・・・。
山高帽の男(Bowler Hat Guy)
ウィルバーの家のガレージからタイムマシンを盗み出した悪人「未来泥棒」(言わば「時間犯罪者」)。過去を変えることで未来を変えようと企むが、詰めが甘く、どちらかというと共犯のドリスの助言に頼っている。
ドリス(Doris / DOR-15)
山高帽の男の共犯である帽子型ロボット。しかし、どちらかというと主導権はドリスのほうが握っている。
バドおじいちゃん(Grandpa Bud)
ウィルバーの祖父。服を逆さに着ているおじいちゃん。
カール(Carl The Robot)
ロビンソン家のロボット。何度もウィルバーを助ける。
レフティ(Lefty)
ロビンソン家の召使いの紫色のタコ。
アートおじさん(Uncle Art)
風変わりな銀河系間ピザ配達人。銀河系内のどこでも数分で出来たてのピザを届ける。
タイニー(Tiny)
山高帽の男によって過去から未来に連れてこられたT-Rex。与えられた任務をするには頭が大きすぎて手が小さすぎた。初めは獰猛だがロビンソン家のペットとなる。
フラニー(Frannie)
個性的で陽気なロビンソンの母。カエルに歌い方とバンドの演奏方法を教えた。
フリッツおじさんとペチュニアおばさん(Uncle Fritz And Aunt Petunia)
おばさんは非常に怒りっぽく、際限なく激しくフリッツおじさんを罵る(おばさんは指人形でおじさんが操作している)。
クランクルホーン博士(Dr. Krunklehornis)
ルイスの学校の科学博覧会の審査員で発明家。最新の発明品はカフェインパッチ。12杯のコーヒーを飲むのと同等で、彼女は何日も眠っていない。
リジー(Lizzy)
感情的で怒っている学生。科学博覧会で暗い態度でカミアリについて彼女が発表するとき、「カミアリはただ私の敵に噛み付くだけです」と言った。
カエルのグーンズ(Frog Goons)
歌うカエルグループ。リーダーはフランキー(Frankie)。
ミルドレッド(Mildred)
ルイスたち孤児を育てている養護施設の管理人。100回以上も里親決定の面接が失敗してばかりのルイスを本気で心配している。
マイケル・"グーブ"・ヤグービアン(Michael "Goob" Yagoobian)
ルイスのルームメイト。発明に付き合わされて慢性の寝不足。野球で活躍したいと望むが、あるアクシデントで彼の人生は…。
コーネリアス(Cornelius)
ウィルバーの父で、「ロビンソン・インダストリー」社長。ルイスが連れてこられたときは出張に出ていたが、終盤で登場する。

キャスト(声の出演)[編集]

役名 原語版声優 日本語吹き替え
ルイス ダニエル・ハンセン
ジョーダン・フライ
白石涼子
ウィルバー ウェズリー・シンガーマン 吉野裕行
山高帽の男 スティーブン・J・アンダーソン 屋良有作
バドおじいちゃん 納谷六朗
タルーラ 安達忍
フラニー ニコール・サリバン 本田貴子
ルシールおばあちゃん ローリー・メトカーフ 谷育子
クランクルホーン博士 小宮和枝
カール ハーランド・ウィリアムズ 多田野曜平
アートおじさん アダム・ウェスト 谷口節
ガストンおじさん ドン・ホール 清水明彦
ビリーおばさん ケリー・フーバー 久行敬子
グーブ マシュー・ヨーステン 小林翼
ラズロ イーサン・サンドラー 姫野恵二
フリッツおじさん チョー
ペチュニアおばさん
スパイク 青山穣
ディミトリ
会長 郷里大輔
ドリス 原語流用
レフティ ネイサン・グレノ
タイニー ジョー・マテオ
フランキー オーリアン・レッドソン 宮下栄治
リジー トレイシー・ミラー・ザーネケ 高畑充希
スタンリー ポール・ブッチャー 畠中祐
子供時代のフラニー ジェシー・フラワー 嶋村侑
ウィラースタイン先生 トム・ケニー 小高三良
コーチ ドン・ホール 江川央生
ハリントン ジョン・H・H・フォード 大川透
ハリントン夫人 ダグ・マクギャリー よのひかり
コーネリアス トム・セレック 井上和彦
ミルドレッド アンジェラ・バセット 小林幸子

楽曲[編集]

同時上映[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Meet the Robinsons (2007)” (英語). Box Office Mojo. 2010年5月1日閲覧。
  2. ^ ディズニーランドにある「トゥモローランド」が「トゥデイランド」と看板を変えて登場するお遊びもある。

外部リンク[編集]