名寄市

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なよろし
名寄市
Flag of Nayoro, Hokkaido.svg
名寄市旗
Symbol of Nayoro Hokkaido.svg
名寄市章
市旗・市章、共に2006年平成18年)3月27日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 上川総合振興局
団体コード 01221-1
面積 535.23km²
総人口 29,478
住民基本台帳人口、2013年12月31日)
人口密度 55.1人/km²
隣接自治体 上川総合振興局
士別市
天塩国上川郡美深町下川町
雨竜郡幌加内町
オホーツク総合振興局
紋別郡雄武町
市の木 シラカバ
市の花 オオバナノエンレイソウ
市の鳥 アカゲラ
名寄市役所
市長 加藤剛士
所在地 096-8686
北海道名寄市大通南1丁目1
Nayoro City Hall.jpg
外部リンク 名寄市

日本地域区画地図補助 01450.svg

名寄市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

北緯44度21分21秒東経142度27分48秒
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名寄市(なよろし)は、北海道上川地方北部にある。地名の由来は、名寄川が天塩川に注ぐ様子をいったものアイヌ語のナイ・オロ・プト(川の・所の・口の意)にちなみ、天塩川(てしおがわ)から支流の名寄川への入口の意味である。ナイ・オロ・プトがつまってナヨロプト、さらにプトの省略でナヨロになり、漢字で表記し名寄となった。江戸時代後期にナヨロが見え、先住民のアイヌ人はナイプト・ナイプツ・ナヨロプトなどとも呼んでいた[1]

地理[編集]

北海道北部にある名寄盆地の中央、天塩川名寄川の合流点に市街地がある。農業の集散地として発展。名寄市は天塩川と名寄川という二つの川に挟まれた位置にあり、東西よりも南北に幅のある形である。東経44 度、北緯142 度の、北海道でもかなり北の方に位置いており、旭川市からほぼまっすぐ北に進んだ場所である。上川管内では旭川に次ぐ中核地として栄えている。

気候[編集]

名寄市
雨温図説明
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 
 
57
 
-5
-15
 
 
37
 
-4
-16
 
 
45
 
1
-10
 
 
46
 
8
-2
 
 
54
 
16
4
 
 
61
 
21
9
 
 
95
 
25
14
 
 
119
 
25
15
 
 
136
 
20
10
 
 
121
 
13
3
 
 
111
 
4
-3
 
 
78
 
-2
-9
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁 名寄市(名寄)平年値(年・月ごとの値)

冬場は冷え込みが厳しく、1月の平均気温は-9.7℃、2月の平均最低気温は-16.3度までになり全国の市の中では最も低い。名寄の冬の最大の特徴ともいえる日中の気温の上がりにくさは凄まじく、1月の最高気温は-4.7℃で醜寒地帯の陸別町(-2.8℃)、占冠村(-3.5℃)、幌加内町(-4.3℃)、和寒町(-4.4℃)や中頓別町(-3.8℃)などの地域の最高気温よりも低い。厳寒期には-30℃以下まで下がることもあり、1982年(昭和57年)2月2日には1976年(昭和51年)の観測開始以来最低となる-35.7℃を記録している。空気中の水蒸気が凍って出来るダイヤモンドダストや太陽光が反射して光の柱のように見えるサンピラー(太陽柱)現象が市の名物にもなっている。夏場は最高気温が30℃を超える日も多いが、深夜から早朝にかけての気温は20℃を下回り涼しい。(8月の最低気温の平均値は、15.2℃)

名寄市 名寄(1981~2010)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) −5.4
(22.3)
−4.1
(24.6)
1.4
(34.5)
9.2
(48.6)
17.2
(63)
22.2
(72)
25.5
(77.9)
25.9
(78.6)
21.1
(70)
14.1
(57.4)
5.1
(41.2)
−1.8
(28.8)
11.0
(51.8)
日平均気温 °C (°F) −9.4
(15.1)
−9.0
(15.8)
−3.6
(25.5)
3.8
(38.8)
10.4
(50.7)
15.4
(59.7)
19.2
(66.6)
20.1
(68.2)
14.8
(58.6)
8.1
(46.6)
1.2
(34.2)
−5.4
(22.3)
5.5
(41.9)
平均最低気温 °C (°F) −15.8
(3.6)
−16.2
(2.8)
−9.8
(14.4)
−1.7
(28.9)
3.6
(38.5)
9.2
(48.6)
13.9
(57)
15.2
(59.4)
9.4
(48.9)
2.9
(37.2)
−2.7
(27.1)
−10.3
(13.5)
−0.2
(31.6)
最低気温記録 °C (°F) −34.5
(−30.1)
−35.7
(−32.3)
−30.2
(−22.4)
−16.5
(2.3)
−5.9
(21.4)
−1.0
(30.2)
3.4
(38.1)
4.3
(39.7)
0.3
(32.5)
−6.0
(21.2)
−18.1
(−0.6)
−29.4
(−20.9)
−35.7
(−32.3)
出典 1: 気象庁[2]
出典 2: 気象庁[3]

歴史[編集]

市名の由来はアイヌ語の「ナイオロプト」(渓流に注ぐ口)。名寄川が天塩川に注ぐ様子をいったもの。

年表[編集]

行政[編集]

歴代市長
  • 名取忠夫「1956年(昭和31年)4月01日 - 1958(昭和33年)8月29日)」
  • 池田幸太郎「1958年(昭和33年)8月30日 - 1974(昭和49年)8月29日)」
  • 石川義雄「1974年(昭和49年)8月30日 - 1986(昭和61年)8月29日)」
  • 桜庭康喜1986年(昭和61年)8月30日 - 1996(平成8年)9月25日)」
  • 桜庭康喜、第41回衆議院議員総選挙に出馬のため、空き。
  • 島多慶志「1996年(平成8年)11月03日」
  • 加藤剛士「2010年(平成22年)4月23日 - (現在)」

経済[編集]

産業[編集]

  • 上川地方北部(塩狩峠以北)の中心都市。基幹産業は農業で、餅米の生産量は日本一。三重県の伊勢名物の和菓子「赤福餅」。原材料のもち米は、名寄産を中心に使用している。アスパラガスカボチャの生産も盛ん。
  • ひまわり畑も有名で、北竜町に次ぐ壮大な規模。観光のスポットでもある。
  • かつては宗谷本線の名寄駅から名寄本線深名線が分岐し、国鉄城下町としても栄えていた。しかし、国鉄分割民営化に伴う大規模な人員異動や希望退職、両路線の廃止によって地域経済は大きな影響を受けた。このあおりを受け、2002年(平成14年)には過疎地域の指定を受けている。
  • 2006年(平成18年)11月にオープンしたサンピラーパーク交流館は、本格的にカーリングができる全国的にも珍しい施設である。
  • 冬はピヤシリスキー場がスキー・スノボー客を集める。隣接するジャンプ台では全国規模の大会も行われる。市は「雪質日本一」をアピールしている。
  • 陸上自衛隊名寄駐屯地が置かれ、陸自第二師団に属する名寄の連隊は精鋭部隊として有名。地域経済への貢献も大きい。
  • 名寄市は上川北部・宗谷南部地域の医療拠点。医療系の従事者・学生が多いのも名寄市の特徴(名寄市立総合病院は地域センター病院、名寄市立大学は医療系の学科がメインの学校)。
  • 官公庁の出先機関、民間企業の営業所が比較的多い。
  • 商業は量販店の出店が続き、徳田地域を中心ににぎわいをみせている。

農協[編集]

  • 道北なよろ農業協同組合(JA道北なよろ)

金融機関[編集]

立地企業[編集]

商業施設[編集]

百貨店・商業ビル

スーパー

ホームセンター

家電量販店・その他スペシャリティストア

地元企業

  • 加藤パイオニアグループ(ホテル・レストラン経営)
  • 喜信堂(菓子)
  • 東陽軒(菓子)
  • 東洋肉店
  • ブラジル(喫茶)

かつてあった大型店

  • 長崎屋名寄店・三島長崎屋店
  • レインボーショップ山田・Y’s(ワイズ)
  • 三島名寄中央店
  • ふじ
  • マツヤデンキ
  • ダイヤモンド靴店・ハローマック・東京靴流通センター

郵便[編集]

  • 名寄郵便局(集配局)
  • 風連郵便局(集配局)
  • 名寄東三条郵便局
  • 名寄駅前郵便局
  • 名寄西四条郵便局
  • 名寄錦町郵便局
  • 日進郵便局
  • 上智恵文郵便局
  • 智恵文郵便局
  • 風連旭簡易郵便局

宅配便[編集]

名寄中央センター・名寄北センター

公共施設[編集]

警察[編集]

  • 名寄警察署
  • 駅前交番
  • 西5条交番
  • 智恵文駐在所
  • 風連旭駐在所
  • 風連駐在所

消防[編集]

  • 名寄消防署

病院[編集]

天文台[編集]

その他[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

海外[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography01221.svg
名寄市と全国の年齢別人口分布(2005年) 名寄市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 名寄市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
名寄市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 43,874人
1975年 42,732人
1980年 42,222人
1985年 41,069人
1990年 37,194人
1995年 34,664人
2000年 33,328人
2005年 31,628人
2010年 30,582人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

住宅団地[編集]

  • 道営住宅ノースタウン名寄
  • 道営住宅サンピラー名寄
  • 道営住宅マーガレットヴィラ

交通[編集]

鉄道[編集]

名寄駅から分岐していた名寄本線1989年(平成元年)5月1日に、深名線1995年(平成7年)9月4日に廃止されている。名寄本線は中名寄駅、深名線は天塩弥生駅西名寄駅が市内に位置していた。

道路[編集]

バス[編集]

以下、都市間バスのみ乗り入れ

タクシー[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

文化財[編集]

名勝[編集]

  • ピリカノカ(アイヌ語: ピㇼカノカ)
    • 九度山(クトゥンヌプリ)

天然記念物[編集]

  • 名寄鈴石 - 名寄市北国博物館
  • 名寄高師小僧 - 名寄市北国博物館

市の文化財[編集]

名寄教会(2010年9月)
  • 日本基督教団名寄教会堂
  • 風連獅子舞 - 風連獅子舞保存会
  • 名寄公園のミズナラ林
  • グイマツ - 東風連小学校敷地内

観光スポット[編集]

グルメ[編集]

祭事[編集]

  • てっし・名寄まつり(8月上旬)
  • 智恵文ひまわり畑(8月)
  • なよろ雪質日本一フェスティバル・国際雪像彫刻大会(2月中旬)
  • 風連冬まつり
  • 日進スノーフェスティバル
  • 白樺まつり
  • 風連ふるさとまつり
  • 風連神社祭

マスコミ[編集]

  • 名寄新聞
  • 北都新聞
    • 両紙ともページ数は少ないものの、テレビ番組欄(地上波・とNHK BS1、NHK BSプレミアム、WOWOWプライム)を掲載している。ただし、テレビ北海道 (TVh) のプログラムは2012年の試験放送開始までは非掲載だった(理由:この地域にTVhの中継局が長らく設置されておらず電波を直接受信できなかったこと、あるいは旭川送信所から受信できる世帯が同じ上川北部の和寒町剣淵町などと違い、極めて少なかったが、2012年10月に和寒中継局、2012年12月に名寄中継局、士別市の上士別・温根別両中継局がそれぞれ開局したため、試験放送開始に合わせてTVhのプログラムも掲載された。)。かつては旭川地区で地上デジタル放送を開始する2007年(平成19年)秋頃までは民放の地上波テレビの欄のところに音声多重放送字幕放送のマークが付いていなかった。
  • 北海道新聞名寄支局
  • Airてっし(エフエムなよろコミュニティFM)78.8MHz

著名な出身者[編集]

名寄市が舞台となった作品[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 名寄市 地名の由来
  2. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2013年12月26日閲覧。
  3. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2013年12月26日閲覧。

外部リンク[編集]

行政
観光