湿潤大陸性気候

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  fa fb fc fd m wa wb wc wd sa sb sc sd  
E 寒帯   ET EF
D 亜寒帯 Dfa Dfb Dfc Dfd Dwa Dwb Dwc Dwd Dsa Dsb Dsc Dsd  
C 温帯 Cfa Cfb Cfc   Cwa Cwb Cwc Csa Csb Csc  
B 乾燥帯   BSh BSk BWh BWk
A 熱帯 Af Am Aw As  
冬の札幌市(2月中旬)
知床
札幌(Dfa)の雨温図
湿潤大陸性気候の世界的な分布(Dfa,Dwa,Dsa)
湿潤大陸性気候の世界的な分布(Dfb,Dwb,Dsb)

湿潤大陸性気候(しつじゅんたいりくせいきこう)とは大陸性気候の一種である。

ケッペンの気候区分における気候区のひとつで冷帯に属する。元々ケッペンの気候区分には無かった気候区で、トレワーサが後になって修正した気候区分において考え出された気候区である。記号はDa(Dfa,Dwa,Dsaを含む)およびDb(Dfb,Dwb,Dsbを含む)。大陸性混合林気候と呼ぶこともある。

目次

[編集] 特徴

  • はかなり温暖で、は長く低温で特に真冬は非常に寒い。気温の年較差は大きい。
  • 四季の変化がみられる。
  • 針葉樹林と広葉樹林の混合林が広がる。
  • 麦・小麦・豆・芋などの穀物の生産が多い。

[編集] 条件

  • 最寒月平均気温が-3℃未満。
  • 最暖月平均気温が22℃以上または最暖月平均気温が10℃以上22℃未満かつ月平均気温が10℃以上の月が4か月以上。
  • 年平均降水量が乾燥限界以上。

上記は最低条件で、さらに以下の条件によって詳細に区分される。

  • Da - 最暖月平均気温が22℃以上
  • Db - 最暖月平均気温が10℃以上22℃未満かつ月平均気温10℃以上の月が4か月以上

これらは降水パターンによりさらに分類される。

  • Dwa/Dwb - 最多雨月が夏にあり、10×最少雨月降水量<最多月雨降水量
  • Dsa/Dsb - 最多雨月が冬にあり、3×最少雨月降水量<最多月雨降水量かつ最少雨月降水量が30mm未満
  • Dfa/Dfb - どちらでもない

[編集] 分布

[編集] 分布地域

[編集] 主な分布都市

[編集] Dfa

[編集] Dwa

[編集] Dsa

[編集] Dfb

[編集] Dwb

[編集] Dsb

[編集] 気候の特徴

緯度が高い、標高が高い、寒流の影響を受ける、内陸のため海洋からの熱供給が少ないなどの理由で冷帯となった地域のうち比較的年平均気温が高く、植物の植生期間の長い地域がこの気候区に分類される。降水量が多い地域は温帯、降水量が少ない地域は乾燥帯に隣接している。

高緯度のため夏は太陽高度が低いが日照時間が長いため、平均気温が10℃を超える月が4か月以上ある。そのためかなり暖かく、晴れた日には日中暑くなることがある。特に華北 - 中国東北部シベリア沿海地方北海道など低緯度地域などでは温帯と同様の夏になるところもある。しかし冬は日照時間が短く、平均気温が0度を下回り寒さの厳しい日が続く。

[編集] 土壌と植生の特徴

降水量が多い地域では針葉樹林と広葉樹林の混合林が広がる。降水量が少ない地域は短草草原となる。

比較的肥沃な褐色森林土が最も広く分布している。降水量が少ない地域には黒色土、高緯度地域ではポドゾルなども分布している。

[編集] 産業の特徴・その他

基本的に類(主に春小麦ライ麦)・などの穀物の生産が多い。酪農なども行われている。東アジアでは、北海道など比較的温和な地方に限り米の生産も行われている。