勇払郡

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勇払郡(ゆうふつぐん)は、北海道中南部(胆振国)、胆振支庁上川支庁にまたがる

人口25,184人、面積1,925.91km²、人口密度13.1人/km²。(2009年3月31日、住民基本台帳人口)

以下の3町1村を含む。

[編集] 沿革

日本書紀』には斉明天皇5年(659年)3月に阿倍比羅夫が胆振[金且](いぶりさえ)の蝦夷(えみし)を饗応したとあり、後に新井白石は胆振[金且]は勇払郡域(ユウフツ場所)に当たるとの説を唱えている。

江戸時代の勇払郡域は東蝦夷地に属し、松前藩によってユウフツ場所が開かれ苫小牧には北前船が寄航することもあった。江戸時代後期、国防のため寛政11年(1799年)勇払郡域は天領とされたが、文政4年(1821年)には一旦松前藩領に復した。また、恵比須神社の前身の蛭子神社嘉永3年(1850年)よりも前の創建である。安政2年(1855年)勇払郡域は再び天領となり仙台藩が警固をおこなった。1869年8月15日に勇払郡が置かれる。北海道胆振国に含まれた。

1882年2月8日廃使置県に伴い札幌県の所管となる。1897年に支庁制が導入されると室蘭支庁(1922年より胆振支庁)の管轄になったが、1906年に占冠村が上川支庁に移管された。1948年には苫小牧市が市制施行のため勇払郡から離れた。

  • 1902年4月1日 - 北海道二級町村制施行に伴い、勇払郡に苫小牧村が成立する。(1村)
  • 1906年4月1日(3村)
    • 北海道二級町村制施行に伴い、勇払郡に厚真村・安平村が成立する。
    • 占冠村が上川支庁へ移行。
  • 1915年4月1日(4村)
    • 北海道二級町村制施行に伴い、勇払郡に鵡川村が成立する。
    • 厚真村が一級村に移行。
  • 1916年 - 人口:33,204名。マラリア患者数:207名。
  • 1918年1月1日 - 苫小牧村が二級町制施行し苫小牧町となる。(1町3村)
  • 1919年4月1日(1町5村)
    • 苫小牧町が一級町に移行。
    • 北海道二級町村制施行に伴い、勇払郡に似湾村・占冠村が成立する。
  • 1923年4月1日 - 安平村が一級村に移行。
  • 1929年10月1日 - 似湾村が穂別村に改称。
  • 1943年6月1日 - 北海道一級・二級町村制廃止。鵡川村・穂別村・占冠村が内務省指定村に移行。
  • 1946年10月5日 - 指定町村制廃止。
  • 1948年4月1日 - 苫小牧町が市制施行し、苫小牧市となり郡より離脱。(5村)
  • 1952年8月1日 - 安平村から追分村が分立。(6村)
  • 1953年4月1日 - 鵡川村が町制施行し鵡川町となる。(1町5村)
  • 1953年10月1日 - 追分村が町制施行し追分町となる。(2町4村)
  • 1954年10月1日 - 安平村が早来村に改称。
  • 1957年1月1日 - 早来村が町制施行し早来町となる。(3町3村)
  • 1960年1月1日 - 厚真村が町制施行し厚真町となる。(4町2村)
  • 1962年1月1日 - 穂別村が町制施行し穂別町となる。(5町1村)
  • 2006年3月27日(3町1村)
    • 早来町・追分町が合併し、安平町が発足。
    • 鵡川町・穂別町が合併し、むかわ町が発足。

[編集] 参考文献

  • 内務省衛生局保健衛生調査室編『各地方ニ於ケル「マラリア」ニ関スル概況』1919年(大正8年)発行(2008年1月21日現在、国立国会図書館の『近代デジタルライブラリー』で閲覧可能)

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