藤林秀麿
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ふじばやし ひでまろ 藤林 秀麿 | |
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GDC 2017にて | |
生誕 |
1972年10月1日(52歳) 日本・京都府 |
職業 | ゲームクリエイター |
活動期間 | 1995年 - |
雇用者 | |
代表作 | ゼルダの伝説シリーズ |
受賞 | 2017年ゲーム・オブ・ザ・イヤー(ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド)など |
栄誉 | Variety選出「世界のメディア業界を創るビジネスリーダー500人」 |
藤林 秀麿(ふじばやし ひでまろ、1972年10月1日 - [1])は、京都府出身[1]のゲームクリエイター。任天堂株式会社に所属。
経歴
[編集]任天堂に所属する以前にはカプコンの第一開発部に在籍し[2]、『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』(1995年)等の制作に参加。後に、カプコンが企画・開発した任天堂発売のソフト『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』(2001年)などのゼルダの伝説シリーズでディレクターとプランナーを務める。
その後カプコンを退社して任天堂へ移籍し、『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』(2007年)のサブディレクターを担当。『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』(2011年)以降の主だったタイトルのディレクターとして開発全体を指揮。 The Game Awards 2017 (TGA 2017)においては、自身がディレクターを務めた 『 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が、GOTY に加え、Best Game Direction (最優秀ゲームディレクション) と Best Action/Adventure Game (最優秀アクション・アドベンチャーゲーム) の3部門を受賞している。 The Game Awards 2023 (TGA 2023)には、同じくディレクターを務めた 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が、Best Action/Adventure Game (最優秀アクション・アドベンチャーゲーム)を受賞。 また、2023年12月にアメリカの雑誌「Variety」が選ぶ「世界のメディア業界を創るビジネスリーダー500人(Variety500)」に選出されている。
作品
[編集]- カプコン在籍時
- 学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!(1995年):プランナー[2]
- 井出洋介名人の新実戦麻雀(1996年):プランナー[2]
- マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー(1998年):ディレクター、プランナー[2]
- テトリスアドベンチャー すすめミッキーとなかまたち(1999年):ディレクター、プランナー[2]
- ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章 / 時空の章(2001年):ディレクター、プランナー[2]
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣(2002年):ディレクター、プランナー(4つの剣)
- ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(2004年):ディレクター、プランナー
- 任天堂在籍時
- ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(2007年):サブディレクター(シナリオ、対戦モード等を担当)[1][3]
- ゼルダの伝説 スカイウォードソード(2011年):ディレクター[4]
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(2017年):ディレクター[5]
- ゼルダ無双 厄災の黙示録(2020年):シナリオスーパーバイザー
- ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(2023年):ディレクター
脚注
[編集]- ^ a b c “ニンドリドットコム〜ゼルダの伝説 夢幻の砂時計 開発スタッフインタビュー〜”. archive.fo. (2012年9月11日) 2018年6月13日閲覧。
- ^ a b c d e f “インタビュー3 ディレクター インタビュー”. Nintendo Online Magazine 2001年2月号. 2018年7月8日閲覧。
- ^ “任天堂 VS 週刊ファミ通 『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』通信対戦の模様を動画でお届け! - ファミ通.com”. www.famitsu.com. 2018年8月18日閲覧。
- ^ “社長が訊く『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』 第1回:「Wiiモーションプラスがもたらした新操作」篇”. 任天堂 (2011年10月18日). 2018年7月8日閲覧。
- ^ “【Nintendo Switch 5週連続インタビュー(3)】「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」編。“当たり前”を見直して,複数の解法をプレイヤーが試行錯誤できる作品に”. 4Gamer.net (2017年2月18日). 2018年7月8日閲覧。