血継限界

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血継限界(けっけいげんかい)は、漫画『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の能力である。本項には、血継限界の更なる上位となる血継淘汰(けっけいとうた)、そのまた上位となる血継網羅(けっけいもうら)についても記述する。

概要[編集]

遺伝によってのみ伝えられる、特殊な能力または体質。基本的には血族内で受け継がれるものであるが、覚醒するかどうかは素質による。また、本来資格のない者が特殊な処置により能力を得る場合もあるが、拒絶反応などの負担も抱えることになる。但しこれらは写輪眼や木遁のように発動の度に術者に負担がかかったり発動に特殊な条件が必要という点が大きく、性質変化を同時に行う能力に限り、鍛錬あるいは研究により修得が可能な例もある(四代目風影の磁遁や三代目土影・オオノキの塵遁など)。作中、血継限界として「写輪眼」、「白眼」のような瞳術から「木遁」、「氷遁」のような性質変化を同時に行う能力まで幅広い能力が登場する。

血継限界の一族はその強力さ故に、戦力として重用されるか、恐れられ迫害されるかの両極端な運命を辿ることが多かったと劇中で語られている。

瞳術[編集]

特殊な眼球とそれを利用した忍術(瞳術)を指し、作中では写輪眼、白眼、輪廻眼、転生眼、が確認されている。写輪眼、白眼、輪廻眼の3つに関しては「三大瞳術」とも呼称される[1]。開眼するのは特定の血脈に繋がる忍のみ。眼球を移植した場合でも対応する術は使用できるが、チャクラの消耗などリスクが増加する。写輪眼と輪廻眼に関しては、その力の強さや宿すチャクラが「瞳力(どうりょく)」という独自の基準で表現されている。三つの瞳術の源流は全て大筒木カグヤにあり、これらは第一部のカカシの弁によると「写輪眼の源流は白眼」という形で伝わっていたようである。

写輪眼(しゃりんがん)[編集]

【大筒木ハゴロモ、大筒木インドラ、うちは一族はたけカカシ、志村ダンゾウ、うちはシン】

うちは一族の血継限界。開眼の条件は、うちは一族の者が「大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しんだ時」であるとされる。その結果として脳内に特殊なチャクラが吹き出し、視神経に反応して眼に変化が現れ写輪眼になる。

開眼すると血継限界を除く「体術・幻術・忍術」の仕組みを看破でき、また視認することによりその技をコピーし、自分の技として使うことができる。また、動体視力も飛躍的に向上し、高速で動く物体にも対応することができる。さらに、チャクラの流れを形として視認することができ、性質を色で見分けることも可能で、更には分身と本体を識別する。使用時は、瞳に勾玉模様が浮かび、赤く光って見える(闇の中で光る描写があることから、眼球そのものが発光していることがわかる)。

瞳の文様は開眼時は1つ、または2つ(サスケはうちは一族惨殺事件の時に開眼した時は1つだったが、ハゴロモの場合は開眼時から3つだった)であるが、使用者がある程度成長すると最終的には3つに変化し、この状態で写輪眼は完全なものとなる[2]

開眼初期の能力は、ずば抜けて高い動体視力(洞察眼)のみであるが、術者が成長するにつれ、多くの能力を有するようになる。瞳力は使用者によって個人差が大きく、開眼して間もない未熟な者が無理に力を引き出そうとするとすぐにスタミナ切れを起こしてしまう。

相手に幻術を見せる「幻術眼」、相手に催眠術をかける「催眠眼」など、数多くの特殊な能力を持つ。また、これを利用した裏技として、写輪眼の所持者同士が幻術にかけられた場合、互いに写輪眼で幻術を上書きして逃れる方法がある。

うちは一族以外の者に移植された場合、写輪眼の状態が常に維持され解除不能になるとされるが、劇中でこのケースを確認できるのがカカシのみであるため詳細は不明。

上位種として、写輪眼を持つ者が目の前で自身よりも大切な人の死を体験した時に開眼する「万華鏡写輪眼」が存在する。

イザナギ
【志村ダンゾウ、うちはオビト、うちはマダラ】うちは一族の血継限界『写輪眼』の瞳術でも禁術とされる究極の幻術。ダンゾウは右腕に移植した写輪眼によって発動する。あくまで「」を見せる通常の幻術とは異なり、現実に影響を及ぼす。他者ではなく自身にかけ、不利な事象を「」、有利な事象を「現実」に変える。マダラは「転写封印」で右目にあらかじめ仕込んでおり、柱間に敗れ死亡した現実を書き換えることで表向きには死亡したように装うことに成功した。但し時間制限があり(個人差があるが、ダンゾウの場合はおおよそ一分、オビトの場合はおおよそ五分であった)、それを過ぎると術を放った写輪眼は失明する。雨隠れでの戦いでオビトが小南に語ったところによれば、完全なイザナギを発動するには写輪眼の他に千手一族の力が必須であるという。
この術の原型は両一族の祖である六道仙人が十尾から尾獣を作る際に使用した「陰陽遁」、即ち精神エネルギーによって無から有を生む「陰遁」と身体エネルギーによって形に命を与える「陽遁」による「万物創造」であるとされる。これが発動している最中に術者が死亡した場合、その姿が消えて別の場所に、術を発動した時点の姿で出現する(マダラの場合は遺体の右目から瞳が消えて蘇生した)。
発動の絶対条件として「術を使用する目が発動の時点で(転写封印の場合は封印の時点で)外界を認識していること」がある。オビトは仮面の一部を折り取って左目を露出させ、ダンゾウは枷と包帯を外して右腕の写輪眼を露にして使用している。
イザナミ
【うちはイタチ、うちはナオリ[3]】究極の幻術であるイザナギを止めるために作られた瞳術。イザナギと同じく失明のリスクを背負う。瞳力で相手と自分の感覚を写真のように記憶し、それと同じ感覚をもう一度再現して記憶し、その2つをつなげ合わせる(平たく言えば、同じ行動を2回起こしてその2回を記憶、そしてその2つの同じ行動を重ね合わせる)ことで、それまでの時の流れすらをも繋げ、無限ループを作り出してしまう術。その無限ループに相手の精神を捉えることで、相手の動きを封じる。
元々はイザナギの使用者を戒めるため(都合の良い結果の奪い合いを防ぐため)に作られた術で、自らの不利な運命から逃げずに向き合う(受け入れる)と決めた時、自ずとこの術は解けるようになっている。イザナギを使うと、選択肢AとBが発生し、そのどちらかを取り消してもう片方の有利な道を選ぶことが出来るが、イザナミは有利な道を選んだ場合に術者を永久にループに嵌めてしまうため、この術はイザナギへの対抗術とされている。
抜け道がある術は実戦では危険で使えない、という意味で禁術となっている。疾風伝では過去にイザナギの効果を巡る争いの最中にうちは一族の女性(うちはナオリ)が発動しているシーンが見られる[4][5]
魔幻・枷杭の術(まげん・かせぐいのじゅつ)
【うちはイタチ、うちはサスケ】写輪眼の力を用いるだけで発動ができる金縛りの術の一種。詳細は幻術を参照。
魔幻・鏡天地転(まげん・きょうてんちてん)
【うちはイタチ】写輪眼の力を用いるだけで発動ができる幻術返しの一種。詳細は幻術を参照。
マダラの万華鏡写輪眼
イズナの万華鏡写輪眼
マダラの「永遠の」万華鏡写輪眼
イタチの万華鏡写輪眼
サスケ・インドラの万華鏡写輪眼
サスケの「永遠の」万華鏡写輪眼
シスイの万華鏡写輪眼
カカシ・オビトの万華鏡写輪眼

万華鏡写輪眼(まんげきょうしゃりんがん)[編集]

【大筒木インドラ、うちはマダラ、うちはイズナ、うちはフガク、うちはイタチ、うちはオビト、はたけカカシ、うちはサスケ、うちはシスイ、うちはシン】
写輪眼の上位種。うちは一族の長い歴史の中でも開眼し得た者は数人しか存在しない伝説の瞳術とされるが、実際にはそれなりに開眼者がいた模様。
「写輪眼」が変異した形であり、発動の際は瞳の文様が変形する(形状は個人によって異なる)。全ての面で写輪眼を凌駕する瞳力を誇り、さらに固有の術が宿る。また、万華鏡写輪眼(以下万華鏡と略称する)は写輪眼とは違い目の文様も、もたらされる『瞳術』も開眼した人物でそれぞれ決まる。
開眼する瞳術は、左右の眼で同じ場合や異なる場合もある(例えば、シスイの万華鏡は左右で同じ瞳術『別天神』が宿っている)。ただし、強力な術の常として一回の発動に膨大なチャクラを必要とし、また術によっては肉体に直接強い負担が掛かる場合もある。
開眼条件は「最も親しい友を殺すこと」であるとイタチの口から語られているが、オビト曰く「最も親しい者の死(を経験すること)」と若干の差異がある。これは、両者が自分の開眼した状況から述べているだけであり、シスイの語った開眼条件は「写輪眼の開眼者が家族や友人など近しい者の死を体験し、それに対する深い悔恨や悲しみを抱くこと」である。一度開眼するとその能力を使えば使うほど失明へと向かっていくリスクを伴う。
転写封印(てんしゃふういん)
【うちはイタチ、うちはマダラ】瞳術の効力を写輪眼に封じ、任意の条件下で発動するように仕掛ける術。イタチはサスケの目に天照を仕込み、他者の写輪眼(実質オビトのみ)を見ることで発動するよう仕掛けていた(この時、サスケの写輪眼がイタチの万華鏡と同じ紋様になった)。マダラの場合は自分の右目にイザナギを仕込み、死亡してから時間が経った後に発動するよう仕掛けていた。この力でマダラは死を無効化して復活、月の眼計画のため暗躍を始めることになった。
「永遠の」万華鏡写輪眼(「えいえんの」まんげきょうしゃりんがん)
【うちはマダラ、うちはサスケ】万華鏡写輪眼の真の姿。一族の他者の万華鏡を自分の目に取り込むことで、視力が低下せず瞳術の使用によるリスクを一切受けないこの状態へと変化する。文様にも変化が起こり、両者の万華鏡が重なりあった形状となる。マダラは一度失明したが、弟イズナの両眼を移植することで回復した。サスケもまた酷使により失明寸前までに至ったが、イタチの両眼を移植することで回復している。インドラの転生者が開眼するものは共通して「直巴」と呼ばれる独特の形状を持つ。但し、移植は必ずしも成功するとは限らず、主に近親者の眼である程に適合率が高い。
移植に成功した場合、眼球を提供した者から引き継がれるのは眼の文様のみであり、眼球提供者が開眼していた瞳術は一切引き継がれず、提供を受ける側が自分で開眼した術のみが残る。
天照(あまてらす)
【大筒木インドラ、うちはイタチ、うちはサスケ】万華鏡の開眼者のみ使用可能。イタチは右の、サスケ・インドラは左の万華鏡に宿った術。万華鏡の性質変化である「炎遁」に属する。
使用には大量のチャクラを必要とするため使用回数は制限されるが、その効果は一般的な術の範疇ではない。燃やしたい所を瞳力の宿る方の万華鏡で目視し、ピントが合うだけでその視点から太陽の如き高温の黒い炎が発生する。使用すると相手の火遁の術さえも燃やし、その黒い炎は対象物が燃え尽きるまで消えない。仮に対象が逃げようとしても、視界に入る限り逃れる事はできない。回避する方法は隠れ身などで視界から消える、あるいは燃えている部分だけを排除するなど。
また、炎の量は眼の開き具合で決めることも可能であり、イタチの天照では眼を閉じることで鎮火も可能だった。術を使用した時のチャクラの量が多いほど(威力が高いほど)眼球への負担が大きくなり、出血を伴う。発動条件の万華鏡写輪眼を開眼した者が過去に数名しか存在しないことから、この術の存在を知る者は少ない。
イタチはこの炎を自力で消すことが出来るがサスケの炎は消すことが出来ず、後述の加具土命を併用する必要がある。
炎遁・加具土命(えんとん・カグツチ)
【うちはサスケ】万華鏡の開眼者のみ使用可能。サスケの右目の万華鏡に宿った術。「うちはの家紋は火を操るうちはを持つ者の意」と伝えられるように、うちは一族でも扱うことが容易ではない火遁の最高峰「天照」をも操ることが出来る能力である。形態変化に特化した能力であるため、比較的少ないチャクラ消費、反動で済む。
具体的な効果は消えない黒い炎を形態変化もしくは鎮火すること。また、この術自体も黒い炎の発火能力を持っているため、仮に天照が使えない状態でも使用可能。ただし、発火する炎は天照と比べて非常に小規模なものであり、発火できる距離も短いため、形態変化させることが前提となる。サスケは当初天照の残り火を変形させる形で使用しており、単独で使い始めたのはイタチの眼を移植した後である。
「永遠の万華鏡写輪眼」を得たサスケは須佐能乎発動時に黒い炎をこの術によって生成・形態変化させ、剣や勾玉状の飛び道具を作り出して戦闘に使用している。ナルトとの最後の激突時には、チャクラの消耗と瞳力の酷使で左目が開けられず天照が使えなかったため、この術のみで黒炎を千鳥に点火し強化を図った(建御雷神)。
使い手そのものは過去にもいたが、扉間曰くもっとも扱いこなしているのはサスケであるという。
炎遁・須佐能乎加具土命(えんとん・スサノオカグツチ)
【うちはサスケ】黒炎を形態変化させ、須佐能乎の放つ矢として使用する。完成体の状態では弓が消えているため使用出来ない。
炎遁・螺旋手裏剣(えんとん・らせんしゅりけん)
【うずまきナルト&うちはサスケ】ナルトの風遁・超大玉螺旋手裏剣とサスケの炎遁・須佐能乎加具土命の連携術。ナルトが投擲した螺旋手裏剣を目標に須佐能乎加具土命を放って接触・融合させ、手裏剣状の黒炎を一気に展開する。威力だけでなく、双方のチャクラ配分が合わないと成功しない高度な術。ミナトは「灼遁・光輪疾風漆黒矢零式(しゃくとん・こうりんしっぷうしっこくのやぜろしき)」と称したが直後に「ないな」と撤回している。
また、改良前の風遁・螺旋手裏剣にサスケが主体で加具土命をあわせるタイプもあり、こちらは投げずにそのまま叩きつける。
炎遁・火雷(えんとん・ほのいかづち)
【うちはサスケ】形態変化させた黒炎で周囲の敵を串刺しにする。アニメ版オリジナルの術。
加具土命の剣(カグツチのつるぎ)
【うちはサスケ】形態変化させた黒炎を剣として用いる。これを須佐能乎加具土命の矢として使うことも出来る。 
炎遁・加具土命飛炎(えんとん・カグツチひえん)
【うちはサスケ】加具土命の剣を一閃させ、その軌跡から針状の黒炎を無数に飛ばして攻撃する。元々はゲームオリジナルの術であり、後に原作に登場した。
神威(カムイ)
【はたけカカシ、うちはオビト[6]、うちはマダラ】万華鏡の開眼者のみが使用可能。オビトの両目の万華鏡に宿った術[7]
基本的には独自の時空間を保持し、そこに物質を出し入れする術で、熟達すれば術者自身を転送することも可能。右目と左目で微妙に能力の方向性が違い、右目は眼球を、左目はピントを合わせた部分を中心に発動。両目が揃えば須佐能乎やその武器に対してもこの力を付与することが出来る。時空間の内部はコンクリートのようなブロックが多数置かれた無機質な空間となっている。
オビトの持つ右眼は自身の転送に特化しており、発動状態になると無意識に術者およびその装備品と他の物質やエネルギーとの接触面を時空間に転送し、物理的に消し去ることであらゆる攻撃や壁をすり抜けることが出来る(この状態では術者自身も接触できないので、物理攻撃を行ったりものを掴む場合は能力を切る必要がある)。他の人間や物質の出し入れも可能だが、距離に比例して時間がかかり、一瞬で対象を吸い込むには直接触れる必要がある他ピンポイントでの転送も不可能。また術者自身を転送する場合は、他のものを転送する場合よりも速度が落ちる。
カカシの持つ左眼は他者の転送に特化しており、ピントを合わせた部分を中心に一定の範囲を時空間に転送する。ある程度狙いを絞ることも可能で、目標のみをピンポイントで転送することが出来る。取り出す際には右眼同様眼球を中心に排出される。自身の転送も可能だが、右眼ほど自由自在ではなく、すり抜けも出来ない。
この術で発生する時空間は、発生させた万華鏡写輪眼がないと絶対に出入り出来ないため、敵を吸い込めばその時点で事実上の封印状態となり、飛雷神の術や口寄せなどの時空間忍術でも脱出不能となる。
カカシの場合はうちは一族でないためかチャクラの燃費が悪く、2-3度発動すればたちまち行動不能になってしまう。しかし、第四次忍界大戦で九尾にチャクラを貰い受けた後は通常の3倍以上の威力での使用(尾獣の出し入れ)も可能となった。
マダラは第四次忍界大戦でカカシの左目を奪い一時的に自身の左目として嵌め込むことで使用し、その後黒ゼツに支配されたオビトの左眼の輪廻眼と交換したことで、本来の持ち主であるオビトに両目が渡った。カグヤ戦では死亡したオビトの精神がカカシにチャクラを貸与した際にカカシの両目に万華鏡が開眼し、一時的に両目を使用可能となった。
名称は当初『者の書』でのみ公表されていたが、サスケと交戦した際に初めて作中に明記された。
神威雷切(カムイらいきり)
【はたけカカシ】雷切に神威の力を加えた術。当たった部分を切り裂き、時空間へ飛ばす。
別天神(ことあまつかみ)
【うちはシスイ、志村ダンゾウ、うちはイタチ】万華鏡の開眼者のみが使用可能。シスイの両目の万華鏡に宿った瞳術。
ダンゾウはシスイの右眼を移植することで、イタチは自らの口寄せ烏にシスイの左眼を移植することで使用。瞳力の宿った目を見た対象者を、幻術に掛けられたと自覚することなく操る正に最強の幻術。対象者は幻術の内容が己の思考であると錯覚して行動し、白眼などの瞳術でチャクラの流れを見抜かない限り看破は不可能。その幻術の強さは「口寄せ・穢土転生」で蘇生された人物の術者への服従命令すら上書きし無効化できるほどである。ただし、一度発動させれば再発動まで十数年のサイクルが掛かる為に(イタチ曰く「千手柱間のチャクラでもない限り」)多用はできない。ダンゾウは柱間の細胞を自らに取り込むことでそのサイクルを大幅に短縮していた。
須佐能乎(スサノオ)
【大筒木インドラ、うちはイタチ、うちはサスケ、うちはマダラ、はたけカカシ[8]】万華鏡の開眼者のみ使用可能。両眼に万華鏡写輪眼を一度でも揃えた者が宿す、写輪眼最強の術。膨大なチャクラでできた骸骨の像を形成し、操る。骸骨の像はあらゆる忍術に対して強大な防御力を誇る。体術に対しても強力な防御力を誇るが無敵ではなく、作中では雷影の体術を受けて骸が砕けた他、メイの溶遁を受けて溶解していた。他にも聴覚系の幻術(いわば音を使った)や光など、術者の感覚に作用する攻撃は防ぐことはできず、このままでは下半身がないため足元からの攻撃に対応できない、術者が引きずり出されると短時間で崩壊するなど弱点も多い。
チャクラを膨大に消費する術であり、なおかつ全身の細胞に負担がかかるというリスク(使用回数を重ねるごとにリスクは減少する)があったために、かねてより病に体を蝕まれていたイタチはこの術を使う事により力尽きて命を落とした。この術を使用するために必要な条件は「万華鏡写輪眼を両目に揃えたことがある」「うちは一族の血脈を持つ」の二つであり、後者を満たさない場合は眼を失った場合使用不能になる。
使用すると第一段階では人間の骸骨(主に胴体)のような像が浮かび上がり、最終的に鬼のような顔をした巨人に変化し、その状態で初めて完全体となる(また、発現者によって骸の色や姿形が異なる)。巨人の前段階である第二段階は個人で違い、イタチは朱色の女神、サスケとインドラは紫色の陣羽織を纏った武将(カカシもこの姿だが青色である)、マダラは青色の二面四腕の阿修羅のような姿をしており、波打つような剣を持っている。ゲーム版ではシスイの須佐能乎が登場しており、その姿は黄緑色の鋼鉄ジーグである。瞳力が増大すると、第三形態にならず第二形態に下半身が生えた状態になる。
骸骨の描写は骨同士がボルトで止められており、肘関節で腕が分岐しているなど、人間のそれとは違う人工物の表現になっている。マダラはさらに木遁分身全員に使用させている。
サイズはある程度調整が効き、人間大まで縮めることも出来る。
完成体 須佐能乎(かんせいたい スサノオ)
【大筒木ハゴロモ[3]、大筒木インドラ[3]、うちはサスケ、うちはマダラ、はたけカカシ[8]】「永遠の万華鏡写輪眼」によってのみ到達できる須佐能乎(一部例外もある)。「見たら死ぬ」と言われているほど絶対的な力を持つ。
その姿は天狗に似た顔を持つ四腕の鎧武者と言った風貌であり、さらに前段階までと異なり下半身を持つ。マダラのものはこれ自体が二段階に分かれ、鎧武者の前段階として頭から布を被った修験者の姿をとる。また、サスケのものはこの形態に移行すると弓が消え、カカシのものは本人同様左目に傷がある。アニメ版ではハゴロモ・インドラの完成体が登場している。ゲーム版では原作者デザインのイタチ・シスイの完成体が登場しており、イタチのものは大筒木一族のそれに似た片目の仮面を装着し、十拳剣が変化した両刃の剣を装備。シスイのものは厳つい風貌の面をつけ、ドリル状の槍を装備している。
そのサイズは顕現した尾獣に迫るほど巨大であり(額の部分に術者がいる)、刀の一振りで大地と山を切り裂き、五影を圧倒している。また、鎧の形を翼に変化させ飛翔する能力を見せている。さらにサスケの完成体須佐能乎は、無限月読の月の光を無効化できる。またハゴロモの完成体須佐能乎は直立した十尾と並ぶほど巨大で、十尾の尾獣玉を受けきるほどの防御力を持つ。サスケはオビトとの戦いでこの形態に至り、カカシはカグヤとの戦いの中、オビトが逝き際に遺した両目の万華鏡によって一時的に発現した。さらにサスケは全尾獣のチャクラを外道魔像の代わりの入れ物として完成体須佐能乎の中に入れ一つに融合した。
こちらも通常形態同様サイズは調整可能。
威装・須佐能乎(いそう・スサノオ)
【うちはサスケ、うちはマダラ】完成体須佐能乎を九尾を覆う形で発動させる。生前の柱間との戦いで彼の使う尾獣封じ「火影式耳順術」に対抗すべく使用した。サスケはマダラのこの行動を真似、オビトとの交戦中、尾獣モードのナルトのチャクラに鎧のように纏わせることで再現した。
須佐能乎・九十九(スサノオ・つくも)
【うちはシスイ】シスイの須佐能乎の固有術。通常体は展開した腹部から、完成体は所持する槍からチャクラで形成した無数の千本を放つ。
須佐能乎・二刀の舞(スサノオ・にとうのまい)
【うちはマダラ】須佐能乎が両手に持つチャクラ刀を振るい、斬撃を走らせて広範囲を攻撃する。原作では通常体でのみ使用しているが、ゲーム版では完成体の術となっている。
仙術須佐能乎(せんじゅつスサノオ)
【うちはサスケ】呪印に適応したサスケが重吾の呪印の源である仙術の自然エネルギーを須佐能乎に付与した状態。サスケの呪印と同じ模様がある。十尾の人柱力となったオビトに対抗するために使用した。
十拳剣(とつかのつるぎ)
【うちはイタチ】イタチの須佐能乎が右手に持つ霊剣。草薙の剣の一振りであり、剣自体に封印術が施されており、突き刺した者を幻術の世界に飛ばして永久に封印する効果を持つ剣。別名は「酒刈太刀(さけがりのたち)」という。かなりの攻撃スピードを持ち、長門や大蛇丸といった強者をも一瞬で葬る力を誇る。突き刺された対象はもう一本の右腕が持つ瓢箪に吸い込まれ封印される。
大蛇丸がずっと探していたが、実体の無い霊剣の上、須佐能乎が発動された時にしか現世に現れない剣であるため、他者が手にすることは不可能である。
八坂ノ勾玉(やさかのまがたま)
【うちはイタチ、うちはサスケ、うちはマダラ】須佐能乎発動時にのみ使える遠距離攻撃術。写輪眼の瞳の勾玉のような形をしており、イタチは繋がった3つの勾玉(手裏剣のように切り離して飛ばすこともできる)を、マダラは数珠状に連なる複数の勾玉を、サスケは勾玉に炎遁・加具土命で黒炎を付加して飛ばす、といった使い方をしている。
八咫鏡(やたのかがみ)
【うちはイタチ】イタチの須佐能乎が左手に持つ霊器。体術や忍術によるあらゆる物理攻撃や特殊攻撃を無効化する絶対防御を誇る盾。巨人の顔の中に隠れる女神が持つ。全ての性質変化を有し、受けた攻撃の属性に応じて自身の属性を変えることによって、あらゆる術を無効化する。
弓矢(正式名称不明)
【うちはサスケ】サスケの須佐能乎の持つ武器。高速かつ強大な威力を持つ矢を放ち敵を攻撃する。弓の速度はダンゾウにすら「かわすのは難しい」と言わしめる程。また、弓の部分は盾としても機能する。なお、完成体になると消失する。
インドラの矢(インドラのや)
【うちはサスケ】輪廻写輪眼を開眼したサスケ最強の術。完成体須佐能乎に宿した全尾獣のチャクラで弓矢を形成し、強大な雷の矢を放つ。
剣(正式名称不明)
【うちはマダラ】マダラの須佐能乎の持つ武器。フラムベルジュのような波打つ刀身を持っている。投擲することで飛び道具になり、マダラの意志で軌道をコントロール出来るほか、魔像の鎖を切り裂くほどの威力を持つ。
太刀(正式名称不明)
【うちはサスケ、うちはマダラ、はたけカカシ、大筒木インドラ】完成体須佐能乎の持つ武器。一振りで大地を切り裂き、付近の山を一刀両断にするほどの威力。
神威手裏剣(カムイしゅりけん)
【はたけカカシ】カカシの須佐能乎の持つ手裏剣に神威の力を合わせることで発動する術。放たれる全ての手裏剣のどこか一部分であっても触れると神威の効果をもたらし、触れた箇所を時空間へと飛ばす。
月読(つくよみ)
【うちはイタチ】万華鏡の開眼者のみ使用可能。イタチの左目の万華鏡に宿った術。瞳力の宿った目を見た相手に術者が時間や空間、質量などあらゆる物理的要因を支配する自らの精神世界へと対象を引きずり込み、相手に無間地獄を体験させる幻術。月読は一般的な幻術とは違い、相手の意識に直接干渉し「実際に体験していると錯覚させる」術であり、なおかつ上記の通り幻術世界での体感時間さえも操れる為、術者は隙を作らずに対象に効果を及ぼすことが可能。その上記の性質より常人でこの幻術を見抜くことは不可能である(そもそも術にかかっていることが察知できない)。幻術であるため相手に対しては物理的(肉体的)な殺傷力は全く無いものの、与える精神的なダメージは計り知れない。やり方次第では、幻術世界で対象の生涯を全うさせることで肉体的に殺害することも出来る。使用には大量のチャクラを必要とする。
原作で体感させた無間地獄は以下の通り。
  • 十字架に磔にされ、72時間も刀で刺され続ける拷問
  • うちは一族の人々が次々と殺害されていく様子
  • 分身で体を拘束され、本体で眼球を抉られる激痛
  • 魔笛・夢幻音鎖による縛りを解く様子
無限月読(むげんつくよみ)
【大筒木カグヤ、六道マダラ】輪廻写輪眼による瞳術で、厳密には血継網羅に属する。十尾の人柱力としての膨大なチャクラを利用し、自らの瞳力を強大化させ、月に己の眼を投影する大幻術。完全な無限月読の発動には
  1. 十尾を復活させ、最終形態である神樹に変化させる
  2. 敵のチャクラを養分として吸収し、月に向けて成長させる
  3. 神樹の先端に用意された花のつぼみを開花させ、月に写輪眼を投影する
といった手順を踏まなければならない。
一度発動されると、地上の全ての人間に幻術が掛けられる。正確には「地上の人間全てに同一の幻術をかけ、意識を統一した上で月読の幻術世界へ引き込む」というものらしい。また、発動させるだけであれば十尾は不完全でも(八尾と九尾のチャクラが少なからずあれば)問題無いようである。
作中では神樹がナルトに切り倒されたため、十尾の人柱力となったマダラは神樹を取り込み、輪廻眼を両目に宿した状態で、額に開眼した輪廻写輪眼を直接月に投影し発動に成功している。封印される前のカグヤは別空間から瞳力を宿した月を口寄せして発動した。
発動に成功した場合、使用者を除く全ての生物は眼の模様が全て輪廻眼の模様に変化し、身動きが取れなくなる。また、月の光はあらゆる影を通すため、隠れても術から逃れられない。また、あくまで「生物」に対して効果を発揮するため、「動く死者」である穢土転生の忍には通用しない。この光は輪廻写輪眼開眼者の完成体須佐能乎でのみ遮ることができる。本来は「神・樹海降誕」の準備として動きを止めるための術。
解術するには尾獣全てのチャクラを持つ人柱力と輪廻眼の開眼者(つまりは術者と同じ力を持つ者)が互いに子の印を結ぶことで術を完全に解くことができる。作中ではナルトとサスケが一騎討ちの末に互いに片腕を失ったため、残った片腕を互いに借りる形で子の印を結んで解術した。
限定月読(げんていつくよみ)
【うちはオビト】劇場版オリジナルの術。無限月読の試作とされる術で、原理はほぼ同じ。対象者の望むものを予め調べ、その上で対象者にマーカーとなる術式を付与、術者が対象者に万華鏡写輪眼の幻術をかけることで、対象者の望みが叶えられている幻術世界に引きずり込む。ただし、無限月読と異なり「今ある世界を改変したもしもの世界」に対象者を放り込むため、時間が経つと齟齬が発生し、同時に構造がそのまま固まって術者であっても干渉が出来なくなる。実際には無限月読の方が先にあったため、その原理を使用したまったく別の術と言える。

白眼(びゃくがん)[編集]

【大筒木一族、日向一族、うずまきヒマワリ、小日向ムカイ[9]、青】

日向一族の血継限界。作中に登場する日向一族のほぼ全員が開眼している。 霧隠れの里の忍である青はかつての日向一族との戦利品として所持している。

第二胸骨の真後ろ以外のほぼ全方向を見渡す視野、数百メートル先を見通す視力の他、物体の透視や、幻術や瞳術による洗脳を見破る力に長けている。写輪眼同様チャクラの性質を色で見分けるだけでなく個人レベルのチャクラの性質さえも色の識別で見分けることが可能で、体内でチャクラの流れる場所「経絡系(けいらくけい)」をも見ることができる。このため、洞察力なら写輪眼をも上回ると言われる。瞳力が強ければ経絡系だけではなく、点穴をも見切ることができる(ネジ、カグヤ、ヒマワリ)。なお、術者のチャクラが均等に分散される影分身の本体を看破することはできない。

写輪眼などと異なり精神への影響や失明などのリスクは確認されていないが、酷使しすぎると肉体的にも大きく消耗し、1m以内の至近距離の物体もまともに判別できないほど視力が低下する(一時的なもので、休息してチャクラが戻れば回復する)。また、日向の遠縁などで直系から外れているか、別の血が濃い場合は片目にのみ開眼する。

一方、写輪眼や後述の輪廻眼のような外界に影響を及ぼす類の術は一切確認されていない。そのため本項では、白眼の併用を前提とした日向流の体術・柔拳の技を記述する。

その源流は地球外の存在である大筒木一族にあり、日向一族は大筒木ハムラの末裔にあたること、特定条件を満たすことによって次の段階である転生眼に至ることが劇場版『THE LAST』にて明かされた。

写輪眼と異なり移植によるリスクなどは特に存在しない。その為、日向一族は白眼の流出を防ぐべく宗家を除いた全ての者に、「籠の中の鳥」と呼ばれる所持者が死亡した際に白眼を無力化する術式を施している。

柔拳(じゅうけん)[編集]

柔拳・点穴針(じゅうけん・てんけつしん)
【日向ネジ、うずまきヒマワリ】チャクラを集約した指先で対象の点穴を突き、チャクラの流れを止める。狙う点穴の場所によっては一撃で昏倒させることも可能。外に流れ出すチャクラを止めることも出来る。柔拳の基礎であり、白眼を開眼すれば使える。
元々はアニメオリジナルの術だが、後に漫画版の読みきりにおいて、ヒマワリが白眼の開眼直後に同様の術でナルトを昏倒させた。
柔拳法一撃身(じゅうけんほういちげきしん)
【日向ネジ】 チャクラを自分の体に集中させ、密着した敵の身体に大きな一撃を与える。背後から相手に密着され動きが封じられた状態でも、攻撃できる術である。
柔拳法・八卦六十四掌(じゅうけんほう・はっけろくじゅうよんしょう)
日向ネジ日向ヒナタ】日向宗家のみに伝わる技。ネジはこれを独学で会得した。この技の間合いは「八卦の領域」と呼ばれ、その中にいる敵に対し身体を横回転させる独特の踏み込みから両手で2本貫手の突きを繰り出し、八卦二掌から始まり四掌、八掌、十六掌…と段階的に数を増やし、総計64発の突きを打ち込んで全身64カ所の点穴を閉じる。通常、技を受けた者は経絡系のエネルギーの流れを遮断され、チャクラを練ることは勿論立つことさえできなくなる。点穴を見切る瞳力と、そこに正確に素早く突きを打ち込む体術が要求される、柔拳の奥義の一つ。
柔拳法・八卦十六掌(じゅうけんほう・はっけじゅうろくしょう)
【小日向ムカイ】相手の16ヶ所の点穴を突く。小説版オリジナルの術。
柔拳法・八卦三十二掌(じゅうけんほう・はっけさんじゅうにしょう)
【日向ヒナタ】八卦の領域にいる相手の32か所の点穴を突く。日向宗家のみに伝わる術。アニメ版オリジナルの術。
柔拳法・八卦百二十八掌(じゅうけんほう・はっけひゃくにじゅうはっしょう)
【日向ネジ】八卦の領域にいる相手の128か所の点穴を突く。日向宗家のみに伝わる術。ゲーム及びアニメ版オリジナルの術。ゲーム版ではさらに回数が倍になった「八卦三百六十一式」が登場している。
柔歩双獅拳(じゅうほそうしけん)
【日向ヒナタ】獅子の形に形態変化させたチャクラの塊を両手に纏わせ、敵にぶつける。直撃すると相手は経絡系を寸断されチャクラを使用不能になる。ただし、チャクラコントロールを誤ると失敗するため、高度な柔拳の技術と白眼あっての技となっている。元々は日向宗家に伝わる同系統の技が原型で、ヒナタがいのから聞いた「風遁・螺旋手裏剣」の話をヒントに編み出した。
八卦双獅子崩拳(はっけそうししほうけん)
【日向ヒナタ】柔歩双獅拳の状態で八卦六十四掌を叩き込む。原作では発動シーンは描かれず、劇場版で使用された。
守護八卦六十四掌(しゅごはっけろくじゅうよんしょう)
【日向ヒナタ】ヒナタがキバやシノの手を借り独自に編み出した技。チャクラを掌に集中させ、高速で動かすことによりチャクラの壁を作り、外敵を迎撃する。使用には柔軟な動きが求められる。アニメ版オリジナルの術。
絶招・八門崩撃(ぜっしょう・はちもんほうげき)
【日向ネジ】八つの点穴を突き、相手のチャクラを練れないようにする。ネジが鬼童丸との戦いで最後に繰り出した技だが、名称・設定はゲームオリジナル。
八卦空掌(はっけくうしょう)
【日向ネジ、日向ヒナタ】掌底からチャクラの真空の衝撃波を放ち、敵を吹き飛ばす遠距離攻撃。白眼を「スコープ」として用い、急所を射抜く。
八卦空壁掌(はっけくうへきしょう)
【日向一族】二人以上で同時に八卦空掌を放つ。ヒアシは両手を使い一人で放つことができ、十尾の攻撃を弾き返す程の威力を見せた。
八卦・破山撃(はっけ・はざんげき)
【日向ネジ】八卦空掌の強化版。元々はゲームオリジナルの術であり、後にアニメに登場した。
八卦掌回天(はっけしょうかいてん)
【日向ネジ、日向ヒアシ、日向ヒザシ[3]、日向ハナビ[3]】日向宗家のみに伝わる技。柔拳の技術を極め、全身のチャクラ穴からチャクラを放出できる者のみが習得可能。白眼で見切った敵の攻撃を全身から放出したチャクラで受け止め、そのままその場で全身を高速で横回転させて弾き飛ばす。回転する動きには攻撃をいなして弾く事の他に、前述した白眼の小さな死角を補う狙いもある。ネジは分家の者であるが、これを独自で会得した。基本的に防御技ではあるが、チャクラの放出範囲を拡げて能動的に攻撃していくことも可能。ヒアシのものは巨大なクレーターができるほど大きく、攻撃力もあわせ持つ。

輪廻眼(りんねがん)[編集]

【大筒木一族、うちはマダラ、うちはオビト、うちはサスケ、長門】

三大瞳術の中では最も崇高にして最強の瞳術とされ、写輪眼が最終的に辿り着く究極系である。輪廻眼を開眼したのは実質的にカグヤ、ハゴロモ、マダラ、サスケのみで、長門とオビトの輪廻眼は、マダラのそれを移植されたものである。輪廻眼を持つものは「六道」と呼ばれ、オビト曰く「うちはと千手、両方の力を持つ者」という意味であるとのこと。輪廻眼を持つ者は創造神とも破壊神とも言われ、忍の始祖である六道仙人が最初に開眼し、伝説上の眼と言われていた。その瞳力は、万華鏡写輪眼ですら解読不可能なうちはの碑文をも解読してしまうほどである。開眼条件については謎が多く、劇中でも当初は「世が乱れる時に現れる」という伝承や、カカシの述べた「突然変異の一つ」という説が語られていた。

終盤で判明した開眼の条件は、「永遠の万華鏡写輪眼を開眼したインドラの転生者が、アシュラの転生者のチャクラを何らかの形で取り込む」というもの。長門は幼少期にマダラの眼を移植されており、両親の死を引き金に輪廻眼として開眼。彼の死後はオビトが左目を自らに移植した。本物のうちはマダラは、弟のイズナから万華鏡写輪眼を移植した事で永遠の万華鏡写輪眼を得て、初代火影・柱間と激闘を繰り広げた後、入手した柱間の細胞を利用する事で、死亡する直前に「永遠の万華鏡写輪眼」から輪廻眼へと開眼させている。サスケは六道仙人から六道の陰の力をもらい左目のみに開眼している。

輪廻眼の状態になると特有の能力を得られる代わり、写輪眼としての能力は基本の動体視力や幻術も含めすべて使用不能になる(うちはの血脈に宿る須佐能乎は例外だが、六道の術が使えなくなる。人柱力のペイン六道は右目の写輪眼で動きを見切って左目の輪廻眼で共有、という連携を使用)。しかしその一方で全ての性質変化を操ることが可能であるほか、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道・外道の7つの能力を使いこなすことができる(六道の術)。また、輪廻眼を開眼すると開眼者固有の強力な瞳術を得られるが、万華鏡写輪眼と違い、移植された者ではそれを扱えずあくまで開眼者のみである。さらに分身の術を使用しても、その分身では輪廻眼を使うことは出来ない。マダラが木遁分身を使用した際は分身体は、全て万華鏡写輪眼のままであった。輪廻眼は生身の肉体でないとその効果を最大限発揮することが不可能であり、穢土転生状態での輪廻眼では外道の能力や固有の瞳術は使用できない。

六道の術(りくどうのじゅつ)
【長門、うちはサスケ】輪廻眼が行使する基本能力。長門は衰弱による身体能力低下を補うため、ペイン六道に「口寄せ輪廻眼」と「外道の術」で分割して使用させていた。これらの能力は万華鏡写輪眼の能力を使用している間は使えないが、輪廻写輪眼ならば併用も可能。
口寄せ・獄閻王(くちよせ・ごくえんおう)
【長門】地獄道の能力。術者と対象にしか見えない閻魔大王の化身を地上に口寄せし、対象者を捕らえて尋問を行う。対象は虚偽を答えた場合、閻魔の化身が魂を抜き取って殺害する。この魂は一定期間保存され、ペイン六道の修復や稼動にも使われている。また、術者が「外道・輪廻天生の術」を使用した場合自動的に口寄せされ、食らった、あるいは直近の期間に死亡した魂を全て吐き出し蘇生させる(対象が穢土転生体の場合は出てこない)。この閻魔の化身も「口寄せ輪廻眼」の影響下にあり、長門や他のペインと視界を共有している。名称は『ナルティメットストーム4』より。
封術吸印(ふうじゅつきゅういん)(近、防御)
【長門、うちはマダラ、うちはサスケ、大筒木カグヤ】餓鬼道の能力。体内のチャクラ循環を逆回転させ、自らに向けられた相手の術を吸い込む。吸い込んだチャクラは体内で霧散させることで術を完全に無効化できるほか、自身のそれに還元することもできる。仙術チャクラも吸収の対象であるが、制御能力を持たないまま大量に吸収しすぎると石化してしまう。また、あくまでもチャクラを吸い取る術であるため、体術や忍具のような直接攻撃、木遁や我愛羅の砂のような物質を操る忍術には対処できない。長門は尾獣化したキラービーから直接チャクラを吸収することで体型を病弱になる前の姿に戻している。
口寄せ輪廻眼(くちよせりんねがん)
【長門、うちはオビト】畜生道の能力。口寄せで呼び寄せた動物やペイン六道の素体の眼に輪廻眼を複製し、それらと視界を共有させる。より多くのチャクラを使用すれば六道の能力も一部を付与することができる。長門やオビトは、それぞれペイン六道の素体となった死体や穢土転生された元人柱力達にこの術を使用した。畜生道による口寄せ動物、地獄道による獄閻王もこの術によって輪廻眼をコピーされている。また、術者の片目が写輪眼の場合、対応する目も写輪眼になる。
修羅の攻(しゅらのこう)
【長門】修羅道の能力。術者の体の内外に武器や兵器を口寄せして装備・使用する。忍界に存在しない異世界の技術も口寄せの対象であり、ミサイルやレーザー砲も使用可能。体内に口寄せした場合は一時的にその部分が機械化される。長門は穢土転生体の時に口寄せで使用、ペイン六道の修羅道は常に能力が発現している関係で全身が改造されている。また長門本人もゲーム版では一時的に右腕を砲撃兵器へと変換している。名称はゲーム版で判明。
怪腕ノ火矢(かいわんのひや)
【長門】修羅道の能力。ペイン修羅道の左腕を改造、肘から先を切り離して岩をも砕くほどのロケットパンチを繰り出す。腕の切り口はチャクラで防護されているため、しばらくすると切り離した部分は磁石のように吸引されて元通りに装着される。
弾頭ノ火矢(だんとうのひや)
【長門】修羅道の能力。ペイン修羅道の右腕を改造、手首から先を引き抜くことで内蔵されているミサイルを露出、無差別に発射して周囲を爆撃する。
吸魂の術(きゅうこんのじゅつ)
【長門】人間道の能力。対象者の頭に手を置き、数秒の時間をかけて記憶を読み取る。対象者はこの間全く抵抗が出来ず、術者の手が離れると共に魂を抜かれて死亡する。この魂は地獄道で呼び出す冥府の王が保存する。相手がチャクラを練っている場合すぐには引き抜けない。
神羅天征(しんらてんせい)
【長門、大筒木カグヤ】道の能力。斥力を自由自在に操る。基本的には手を向けた方向へ放たれるが、全身から放って周囲を吹き飛ばすことも出来る。作中では敵の術を逸らし攻撃をかわす、対象の物や吹き飛ばすといった使い方が行われた他、空中で使用することで木ノ葉の里にクレーターを作る程の壊滅的な被害を与えることもできる。ただし、別のペインの活動を一度止める程のチャクラを必要とされ、ペインの本体である長門への反動も大きい。また、「連続では使用できない」「再び使用するには最低5秒間のインターバルを作る」「耐え切られると逆に放った本人が吹き飛ばされる」という欠点が挙げられる。放たれる斥力は凄まじいが、衝撃波をぶつけている(飛ばす)ような描写もある。カグヤのそれはインターバルが長門のそれに比べてかなり長い。
神羅天征・征圧(しんらてんせい・せいあつ)
【長門】天道の能力。斥力を紫色のドーム状に展開し、近づくものを弾き飛ばす。アニメ版オリジナルの術。
万象天引(ばんしょうてんいん)
【長門、うちはサスケ】天道の能力。手を翳すことで引力を自由自在に操り、敵の体や狙ったものを強制的に引き寄せる。基本的に修羅道や六道の黒刀など、直接攻撃手段と合わせて使う。サスケはさらに全身から引力を放ち、自身を中心に敵を引き寄せることが可能。
地爆天星(ちばくてんせい)
【長門、六道マダラ、うちはサスケ】天道の最大の術。強い引力を持つ黒い核を作りだし空中に上げ、対象を引き込み封印する。引力により上空で停止した対象を中心に大地から引き寄せられた多量の岩石が圧縮され、やがては巨大な球体へと姿を変える。球体の真下は最終的に巨大な穴が開いた光景となる。この術に使用するチャクラの量は、ペインを操作する病弱な長門が多量の出血をしていることから、木ノ葉に穴を開ける程の威力を誇る神羅天征をも上回ることが窺える。ただしあまりに引力が強いため、威力の高い攻撃が確実に当たり破壊される可能性もある。六道の力を得たマダラは複数の地爆天星を作りだし隕石のように降らす使い方をしている(天涯流星)。また、術者の力量にもよるが、封印対象を核として簡易的に発動することも可能。
真・地爆天星(しん・ちばくてんせい)
【長門】より強い引力で里一つを封印する。結界は徐々に縮小し最後には大爆発を起こして中にいる者全てを殺してしまう。また、封印術としての力も強く、時空間忍術でも脱出は不可能。アニメ版オリジナルの術で、綱手の読んでいた自来也の小説内で長門がペイン天道を介して使用した。
天涯流星(てんがいりゅうせい)
【六道マダラ】地爆天星で無数の「星」を作り出し、それを雨のごとく降り注がせる。無限月読発動の際の時間稼ぎに使われた。ゲーム版では求道玉と輪墓・辺獄による連続攻撃の止めに使われている。
六道・地爆天星(りくどう・ちばくてんせい)
【大筒木ハゴロモ&大筒木ハムラ、うずまきナルト&うちはサスケ】地爆天星の上位にあたる術。六道仙術を扱え「陰」と「陽」のそれぞれの印を持った二人が対象に触れることでのみ発動し、その対象を地爆天星の核にすることで岩の中に閉じ込め、巨大な月と化させる。莫大なチャクラがあれば十尾でさえ封印することができる。
外道の術(げどうのじゅつ)
【長門、うちはオビト】外道の能力。生命のコントロールやチャクラの送受信を行う。基本的には「六道の棒」と呼ばれる黒い棒状の道具を生成して使い、これはチャクラの発信・受信に使われる。六道の棒を突き刺した相手にチャクラを送り込み、術者の意のままにコントロールする。生きた体でないと効果がないため、地獄道で集めた魂を死体に宿すか、穢土転生を使用して仮初の生体とし、それに棒を埋め込んでコントロールする。ただし、穢土転生でも死者の自我を縛っていない場合は制御できない。生体の場合、攻撃をずらす、動きを止めるなどが限界(受けた方は長門の視線を悪寒と共に感じ、チャクラの流れが乱される)。
通常は「口寄せ輪廻眼」の効果で視界を共有するのみだが、チャクラの付与を多めにすることで外道を除く六道の能力を付与できる。ただし、1個体につき一つの能力に限られ、重複は不可能(コントロールする個体の数自体に制限はない)。ペイン六道はこの力で生み出された。劇中ではチャクラの送受信という仕組みをナルトに逆用され、仙人モードによる探知で本体の居場所を看破された。オビトは穢土転生の人柱力でこれを使用したが、長門と異なり既にペイン六道の仕組みが判明していたことと、尾獣の制御に専念していた都合から、視野の情報を共有するのみに留まっている。
口寄せ・外道魔像(くちよせ・げどうまぞう)
【長門、うちはオビト、うちはマダラ】外道の能力による口寄せの術で、尾獣のチャクラの入れ物である「外道魔像」を出現させて使役する。外道の能力を使うには生体である必要があるため、穢土転生で再現された輪廻眼では口寄せできない。術者は像の体から出た黒い物体で背中を刺され、頬がこけるほどの大量の生命力を抽出されるリスクを背負う。やがて、像の口からは巨大な半透明の龍が出現し、触れた者の魂を吸い取る。「封印術・幻龍九封尽」にも使用される。安全に扱うには輪廻眼に加えてアシュラのチャクラが必要であり、オビトやマダラは柱間細胞の力を持っていたために生命力減衰の影響は受けなかった。この像は十尾の素体であると同時に抜け殻でもあり、尾獣全てのチャクラを取り込むことで塞がれた目がひとつずつ開き、全て揃うと血の涙を流しながら咆哮、その目が輪廻写輪眼と化し、十尾としての復活を果たす。劇中では八尾のタコ足分身と金角・銀角の九尾チャクラを使用し、不完全ながら覚醒している。
魔像の鎖(まぞうのくさり)
【長門、うちはオビト、うちはマダラ】外道の能力。チャクラで構成された封印術の鎖。外道魔像を介してペイン六道に刺さっている杭から出現させることで、人柱力の体に尾獣を縛り付ける。オビトが使用するものは長門よりも縛りが強く、マダラのものはさらに拘束力が強い。呪印付きの杭と繋げる使い方もできる。
封印術・幻龍九封尽(ふういんじゅつ・げんりゅうきゅうふうじん)(補助、奥義・極意)
【長門、うちはオビト】外道の能力。外道魔像の口から放たれる半透明の龍を利用し、尾獣を人柱力から取り除く。ただし、一度使用すると中断が出来ず、三日三晩掛けて取り除かなければならない。使用には、各々に対応した指輪が必要になるが、メンバーの脱退や死亡により術者・指輪共に不足し、効率が悪くなっている。また、外道魔像の攻撃手段としても使用可能で、こちらの場合は触れた相手の魂を無差別に吸い取る。
外道・輪廻天生の術(げどう・りんねてんせいのじゅつ)
【長門、うちはオビト】外道の最大禁術。術者の命を代償として任意の人物を蘇生させる。殺めてから日が浅いか、遺体が残っている場合、地獄道が口寄せする閻魔の化身(口寄せ・獄閻王)が現れて魂を吐き出し、穢土転生に対して使用する場合は塵芥の体がそのまま生身の肉体に変化する。対象者の生前の肉体を再現するため、マダラは両目のない状態で蘇生した。本来はマダラが自身を十尾の人柱力にするため蘇生させる「月の眼計画」の要として使用させるつもりだった術だったが、裏切った長門は自分が殺めた木ノ葉の忍たちに使用、予備であったオビトは術が完了する前に自ら人柱力になったため一度は失敗したが、ナルトに敗れて十尾を抜かれ、その後改心して自分が殺めた忍連合軍の忍達に使用としていたところを、黒ゼツに取り憑かせて術を発動した。
天碍震星(てんがいしんせい)
【うちはマダラ】空を覆う程の大岩を出現させ敵の頭上から落とす。劇中では隕石と表現されていたが、宇宙空間から引き寄せたのではなく高空にチャクラで出現させたものなので厳密には異なる。攻撃範囲が術者を起点としているため、生身で使用した場合道連れとなる。マダラは第四次忍界大戦において、穢土転生の状態で使用したため実質的に無傷で済んでいる。ゲームでは、「木遁・樹海降誕」で敵を捕縛してから大岩を落としている。
六道十尾柩印(りくどうじゅうびきゅういん)
【うちはオビト、うちはマダラ、大筒木ハゴロモ】体内に尾獣全てを取り込み十尾の人柱力となる術。通常は9体もの尾獣を取り込んだ影響で自我を崩壊させるが、極めて稀に六道仙人の血脈という適正と凄まじい精神力を持つ者が六道仙人と同等の力を手にする。オビトは取り込んだ十尾が不完全だったため肉体自体が異形と化したが、完全に近い状態で取り込んだマダラは大筒木一族に近い姿に変化した。
輪墓・辺獄(リンボ・へんごく)
【うちはマダラ】マダラの両目の輪廻眼に宿った術。感知・目視も不可能な見えざる世界「輪墓」に存在するもう一人の自分を呼び出し、攻撃させる。威力は尾獣9体を一瞬で倒し、戦闘不能に陥れる程。受けた者や周囲からは何が起きたか分からず急に吹き飛ばされたようにしか見えない。同じ輪廻眼にしか視認できないが、六道の力を得たナルトは見えないながらも感知はしている。物理攻撃は効かず、六道による仙術チャクラでしかダメージを与えられない。この「影」は一定時間で本体に戻る。出現する影の数は右目のみでは一体、両目が揃った状態では四体に増えていた。

輪廻写輪眼(りんねしゃりんがん)[編集]

【大筒木カグヤ、うちはマダラ、うちはサスケ】
輪廻眼の真の姿とされる目。カグヤとマダラは額に第三の眼として開眼し、サスケはハゴロモから六道の陰のチャクラを授けられたことで左の万華鏡が変化した。波紋模様の上に写輪眼の勾玉模様が浮かんでおり、二つの瞳力を同時に表出しているため切り替えを要さず双方の術を併用することが出来る。瞳力を消耗すると勾玉模様が消えて通常の輪廻眼になるが、固有術は使用可能。ただし、通常の眼球に戻すことは出来ない。
天手力(アメノテジカラ)
【うちはサスケ】サスケの左目の輪廻写輪眼に宿った術。術者と術者が視た人・物を瞬時に入れ替える。近距離での戦闘では自身と他の物体を入れ替えれば攻撃を瞬時に回避することも可能で、刀などの武器ならば攻撃もできる。さらに、応用として視界内の物体同士を任意に入れ替えることも可能。また、サスケの目は輪廻写輪眼であるため、須佐能乎を展開したままもろとも転移することも出来る。効果範囲は最大で10メートルほど。大戦後、サスケはこの瞳術を応用してカグヤが天之御中で移動していた空間を調査している。

転生眼(てんせいがん)[編集]

【大筒木トネリ、大筒木ハムラ】

THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』に登場。白眼が最終的に辿り着く第四の瞳術。日向宗家の白眼(=ただし呪印で縛られていると開眼できない模様)を持つ者が、劇中では無限の愛を持った時に(正確な開眼条件は不明、他の動眼同様に移植できる模様)開眼する。劇中ではハナビの白眼を奪ったトネリが開眼したが開眼条件は映画では不明。煌めきがかかった水色の瞳に万華鏡写輪眼を思わせる模様ができ、中央に瞳孔を思わせる黒い点が特徴で六道仙術に似た力を発揮できる。忍界の忍でこの目の存在を知るものは絶無に等しく、輪廻眼以上に謎が多い。

また、無数の白眼の集合体であるエネルギー体のものも存在する。双方に共通する特徴は大筒木ハムラの直系の子孫、もしくはハムラのチャクラを所持していなければダメージを与えられない、それどころか触れた瞬間にチャクラをすべて吸収されてしまうという特徴がある。作中うずまきナルトはある人物からハムラのチャクラを分けてもらっており、エネルギー体の転生眼の破壊、転生眼を開眼した大筒木トネリとの戦いに勝利している。エネルギー体の転生眼はかつて月に移り住んだのちにハムラが開眼した転生眼を核としており、その瞳力は瞳術の転生眼や輪廻眼すら超えていると思われる描写もある。

転生眼チャクラモード(てんせいがんチャクラモード)
【大筒木トネリ】ナルトやミナトの九喇嘛モードと似たようなチャクラの衣を纏った姿。相違点はチャクラの色が緑色で額には天狗の鼻のような角があり、求道玉に似たチャクラの数珠を持つ。膨大なチャクラを生み出す転生眼が定着したことで使用可能となる。
銀輪転生爆(ぎんりんてんせいばく)
【大筒木トネリ】巨大な竜巻を発生させる。
金輪転生爆(きんりんてんせいばく)
【大筒木トネリ】月をも両断する巨大なチャクラ刀を作り出す。

淨眼(じょうがん)[編集]

【うずまきボルト】

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-に登場。白眼の亜種。ボルトが右目にのみ開眼しているが、任意制御は不可能であり一定条件下で自動的に発動する(青年期には制御可能になっている模様)。経絡系の視認や透視など、基本的な能力は白眼に近いが、白目の部分が黒く染まり、瞳が青白く変色する。 また、見える対象は異界の存在に由来するチャクラに限られ、空間を飛び越えるなど神威に近い能力も併せ持っている。そもそもはトネリが大筒木一族をはじめとする「神々の天下り」の阻止を試み、その手段の一つとして「開かれた異界の通路を閉じる」ためにボルトに自分のチャクラを渡して開眼させたものである。

血継限界での性質変化[編集]

血継限界によって2つの性質変化を一度に合わせ新たな性質を作り出す能力が存在する。3つを合わせる場合は血継淘汰と呼ばれ、五代目水影・照美メイは3つの性質変化から2つの血継限界を操る。なお、用いられる性質変化については、本編で明言された木遁と氷遁以外は使用する術の性質変化などから推測したものである[10]

氷遁(ひょうとん)[編集]

氷遁は水遁と風遁を同時に発動し組み合わせた忍術であり、白などの雪一族が使用していた。『劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!』にも氷遁忍術が登場するが、カカシにコピーされる[11]

氷遁・一角白鯨(ひょうとん・いっかくはくげい)(中~遠・攻撃・上忍)
【狼牙ナダレ、はたけカカシ】劇場版オリジナルの術。詳細は氷遁系を参照。
氷遁・黒龍暴風雪(ひょうとん・こくりゅうぼうふうせつ)(全・攻撃・上忍)
【風花ドトウ】劇場版オリジナルの術。詳細は氷遁系を参照。
氷遁・双龍暴風雪(ひょうとん・そうりゅうぼうふうせつ)(全・攻撃・上忍)
【風花ドトウ】劇場版オリジナルの術。詳細は氷遁系を参照。
氷遁・砕氷槌(ひょうとん・さいひょうつち)
【羅氷】両手のチャクラを内部で凍結させ、拳の強度を上げる。小説版オリジナルの術。
氷遁・地鎖連氷(ひょうとん・じされんぴょう)
【華氷】水分を基点にあらゆるものを凍結させる。生命体に使えば内部から凍らせることが可能だが、チャクラに反応して凍結が止まる。華氷は鬼燈城の城主に任命された後、囚人がチャクラを逃亡に使えないようこれを使用している。小説版オリジナルの術。
氷遁・ツバメ吹雪(ひょうとん・ツバメふぶき)
【鶴翼フブキ】劇場版オリジナルの術。詳細は氷遁系を参照。
氷遁・破龍猛虎(ひょうとん・はりゅうもうこ)
【狼牙ナダレ】劇場版オリジナルの術。詳細は氷遁系を参照。
氷遁秘術・魔鏡氷晶(ひょうとんひじゅつ・まきょうひょうしょう)
【白】血継限界を用いた氷遁系の秘術。冷気によって自身のみを映す氷の鏡を作り出し、術者はその間を光速で移動できる。無数の鏡で敵をドーム状に包囲し氷間を光速で移動しながら中にいる敵に千本を投げつける、空中に一枚の氷の鏡を出現させ不意打ちする等の使い方がある。
氷遁・氷岩堂無(ひょうとん・ひょうがんどうむ)
【白】半球の形をした氷の防御壁。全方位からの攻撃に対応できる。
氷遁・氷剣の術(ひょうとん・ひょうけんのじゅつ)
【羅氷】大気中の水分を凝結させ、氷の短剣に変えて敵を貫く。小説版オリジナルの術。
氷遁・狼牙雪崩の術(ひょうとん・ろうがなだれのじゅつ)
【狼牙ナダレ】劇場版オリジナルの術。詳細は氷遁系を参照。
氷牢の術(ひょうろうのじゅつ)
【鶴翼フブキ】劇場版オリジナルの術。詳細は氷遁系を参照。

木遁(もくとん)[編集]

水遁と土遁の性質を持つチャクラを組み合わせて使用する。千手一族の血継限界とされているが、作中では千手柱間以外に先天的な使用者は存在せず、実質柱間の固有の術となっている。

ヤマトが木遁系の術の使用を可能にしているのは、大蛇丸の実験により初代火影・千手柱間の細胞を埋め込まれて育てられた実験体であるためである。ダンゾウも大蛇丸との接触によって初代火影の細胞を自身に埋め込んでおり使用を可能にしている。しかし、この方法での使用には相応のリスクもあり、柱間細胞への支配力が落ちた場合は細胞に肉体を乗っ取られる危険性がある(アニメでは木遁を復活させる実験により、多くの死者を出したため禁術に指定された)。また、この力が結果的に第四次忍界大戦を死闘に発展させた経緯から、七代目火影・ナルトの時代では研究そのものが改めて禁止となっている。

なお、マダラも初代火影との戦いで腕の肉を食いちぎり細胞を手に入れ、それを自身の傷口に移植して力の一部を手に入れている[12]。印は最後に巳の印が多い。関連性は不明だが強い生命力を持つ九尾チャクラに反応し、発生した樹木が活性化されている描写がある。

木遁の術(もくとんのじゅつ)
【初代火影・千手柱間、ヤマト、志村ダンゾウ、うちはマダラ】樹木を自在に操る。ヤマトは腕や掌から角材状の木を出現させ、様々に応用している。ダンゾウは右腕で使用することが出来るが、チャクラを大量に消費する。
仙法木遁・真数千手(せんぽうもくとん・しんすうせんじゅ)
【初代火影・千手柱間、大筒木アシュラ[3]】木で出来た巨大な千手観音を出現させる。周辺の地形よりも巨大で、尾獣と同サイズの木人が頭の上に乗るほど。第四次忍界大戦ではトビが「木人の術」を用いて同じ形状の観音像を出現させたが、サイズは木人と同様。
頂上化仏(ちょうじょうけぶつ)
【初代火影・千手柱間、大筒木アシュラ[3]】真数千手により出現させた千手観音の無数の手から凄まじい拳撃を繰り出す。
火影式耳順術・廓庵入鄽垂手(ほかげしきじじゅんじゅつ・かくあんにってんすいしゅ)
【ヤマト、初代火影・千手柱間】詳細は封印術を参照。
木遁・挿し木の術(もくとん・さしきのじゅつ)
【うちはオビト】作中での使い方は次の通り。作中では即死を狙って使用されている。
  • 敵に先の尖った鋭い枝を投げつけ、当たると同時に印を結んで一気に枝分かれさせ、串刺しにする。または、敵に槍投げの要領で投げて直接突き刺す。
  • 自らとリンク状態にある十尾の掌や指から枝を精製・一斉掃射し、命中と同時に前述の要領で串刺しにする。十尾の力を直接用いていることもあり、広範囲に絶え間なく攻撃を繰り出せるようになっているため、回避することは困難。
  • 枝を手に持って槍のように使って突き刺す。
木遁・四柱家の術(もくとん・しちゅうかのじゅつ)(補助)
【ヤマト】何も無い野原に巨大な一軒家を創造する。野宿の際などに用いる術。
木遁・連柱家の術(もくとん・れんちゅうかのじゅつ)(補助)
【ヤマト】一度に何軒もの家を作り出す。使用するとチャクラを多量に消費する模様。ペインの攻撃で崩壊した里を復興させる際に使用した。
木遁・四柱牢の術(もくとん・しちゅうろうのじゅつ)(補助)
【ヤマト】地中から多数の角材を生成させ、瞬時に牢屋を形成する。複数敵を捕獲する。
木遁・樹界壁(もくとん・じゅかいへき)(補助)
【ヤマト】大木を幾重にも組み合わせて壁をつくる。アニメ版オリジナルの術。
木遁・樹縛栄葬(もくとん・じゅばくえいそう)
【ヤマト】木の根を敵の足元から成長させて身動きを取れないようにし、さらに成長させて圧死させる。最終的にその木は一本の大木へと変化する。アニメ版オリジナルの術。
木遁・大樹林の術(もくとん・だいじゅりんのじゅつ)
【ヤマト、うちはオビト】腕を巨木へと変化させる。高速で伸長し、先端は杭のように枝分かれを起こすため、敵を拘束したり、串刺しにすることもできる。
木遁・大槍樹(もくとん・だいそうじゅ)
【うちはオビト】地面から先端のとがった大樹を出現させて複数の敵を同時に貫き、また圧殺する。原作では発動後に残った大樹のみが描写されている。
木遁秘術・樹界降誕(もくとんひじゅつ・じゅかいこうたん)(万能、攻撃・防御・補助)
【初代火影・千手柱間、うちはマダラ、ヤマト】「木遁・樹界降誕」とも。チャクラを生命の源として巨大な樹木を生成し、それらを意のままに操ることで、攻防や敵の捕獲まで行える万能の術。
木遁・花樹界降臨(もくとん・かじゅかいこうりん)(万能、攻撃・防御・補助)
【初代火影・千手柱間、うちはマダラ】地面から木の根や茎を成長させて周辺を巨大な樹木が無数に絡み合う地形に変え、巨大な花を咲かせる(その光景は極楽浄土のイメージに近い)。花の花粉を吸うと身体が動かなくなる。ただし即効性がある代わりに継続性はなく、花粉がなくなると効果も消える。
神・樹界降誕(シン・じゅかいこうたん)
【大筒木カグヤ、六道マダラ】無限月読にかかった人達を神樹の生命エネルギーで繭のようにして拘束する。
木遁変化(もくとんへんげ)
【ヤマト】樹木を自分の身に包み、他者に化ける。一般の変化の術と違って自身が攻撃されても防げる性能があった(カブトのチャクラ解剖刀でさえも体に掠り触れるだけ)。作中では天地橋へカブトと接触するためにサソリ(ヒルコ)に変装した。アニメ版オリジナルの術。
木遁・榜排の術(もくとん・ほうびのじゅつ)
【初代火影・千手柱間】人型のドームを出現させ、内部に入ることで爆風等から身を防ぐ。尾獣の攻撃を受け流すための防御術であり、性質上封印術に分類される。
木遁・皆布袋の術(もくとん・ほていのじゅつ)
【初代火影・千手柱間】地中から幾つもの巨大な木の手を出現させ、敵を捕縛する。木人の術に比べて発動スピードが速い。
木遁・黙殺縛りの術(もくとん・もくさつしばりのじゅつ)
【ヤマト】腕から木をロープのように伸ばし、敵をグルグル巻きにして動きを封じる。
木遁・木錠壁(もくとん・もくじょうへき)(補助)
【ヤマト】シェルタートンネルのような、木製の半ドームを形成する。敵の攻撃や爆風を防いだり、敵の逃走を少しでも遅らせるために用いる。
木遁・木人の術(もくとん・もくじんのじゅつ)
【初代火影・千手柱間、トビ/グルグル】巨大な木製の人型を作り出す。柱間の使用するものは仁王像に似た姿の巨人であり、九尾の尾獣玉を相殺できる耐久力を持つ。木龍の術と併用されることが多い。トビは第四次忍界大戦において、ヤマトを「中身」として乗っ取ることで自前の木遁を強化して使用し、真数千手の観音像を出現させた。
木遁・木分身の術(もくとん・もくぶんしんのじゅつ)(補助)
【ヤマト、うちはマダラ、初代火影・千手柱間】「木遁分身」とも言う。木でできた分身を作る。他の分身と違い細胞を元に作られており、十分な攻撃・防御力を持つため単身で戦場に送られることもある。また人型のみならず、種子状に変化させることで発信機となる。この術の分身を見分けられるのは写輪眼のみと言われる。
この術で出来た分身は影分身と異なり、オリジナルと常にリンクしているため、相互にリアルタイムで情報のやり取りが可能。
送信木(そうしんき)(補助)
【ヤマト】木分身の応用術。細胞を人型ではなく小石に変化させ、敵の靴底に仕込むことで追跡のマーカーとして扱う。
多重木遁分身の術(たじゅうもくとんぶんしんのじゅつ)
【うちはマダラ】木分身を多数出現させる。マダラは五影一人につき須佐能乎を発動した五体を交戦させることで、圧倒的に不利な状況へ追い込んだ。
木遁・木龍の術(もくとん・もくりゅうのじゅつ)
【初代火影・千手柱間、うちはマダラ】象のような鼻を持つ巨大な木製の龍を作り出し、相手のチャクラを吸い取る。かつてマダラが操っていた九尾をも縛り上げた。

炎遁(えんとん)[編集]

消えない黒炎を発生させ操る術。万華鏡写輪眼による血継限界[13]

天照(あまてらす)
【うちはイタチ、うちはサスケ、大筒木インドラ】詳細は万華鏡写輪眼を参照。
炎遁・加具土命(えんとん・カグツチ)
【うちはサスケ】詳細は万華鏡写輪眼を参照。
炎遁・須佐能乎加具土命(えんとん・スサノオカグツチ)
【うちはサスケ】詳細は万華鏡写輪眼を参照。
炎遁・螺旋手裏剣(えんとん・らせんしゅりけん)
【うずまきナルト&うちはサスケ】詳細は万華鏡写輪眼を参照。
炎遁・火雷(えんとん・ほのいかづち)
【うちはサスケ】アニメオリジナルの術。詳細は万華鏡写輪眼を参照。
加具土命の剣(カグツチのつるぎ)
【うちはサスケ】詳細は万華鏡写輪眼を参照。
炎遁・加具土命飛炎(えんとん・カグツチひえん)
【うちはサスケ】詳細は万華鏡写輪眼を参照。

熔遁(ようとん)[編集]

土遁と火遁を組み合わせた忍術。溶岩ゴム石灰を操る。

仙法・熔遁螺旋手裏剣(せんぽう・ようとんらせんしゅりけん)
【うずまきナルト】四尾・孫悟空のチャクラを使用し、熔遁を加えて放つ螺旋手裏剣。六道の力によって投擲前でも相当な大きさであり、弾けると高い防御力を持つ六道マダラの体を切り裂き、巨大な神樹を上下真っ二つにするほどの威力を持つ。
熔遁・灰石封の術(ようとん・かいせきふうのじゅつ)
【四代目土影・黒ツチ】口から石灰を吹き出し、相手の体を固めて動きを封じる。キンシキ戦で使用したが、力ずくで破られた。
熔遁・護謨玉(ようとん・ゴムだま)
【ドダイ】体内のチャクラをゴムに変換して口から吹き出し、球体を作り出す。陽動に用いることも可能。
熔遁・護謨壁(ようとん・ゴムへき)
【ドダイ、カリュウ[3]】口からゴムを吹き出し、壁をゴムでコーティングする。
熔遁・護謨鞠(ようとん・ゴムまり)
【カリュウ】チャクラをゴムに変換して無数の球体を生み出し、スーパーボールの要領で跳ね回らせて攻撃する。玉の一つ一つにチャクラが練りこまれており、威力は高い。小説版オリジナルの術。
熔遁・灼河流岩の術(ようとん・しゃくがりゅうがんのじゅつ)
【老紫】口から高熱を帯びた多量の火山弾(溶岩の塊)を吹き出す。
熔遁・石灰凝の術(ようとん・せっかいぎょうのじゅつ)
【四代目土影・黒ツチ】体内のチャクラを石灰に変換し、口から吹き出す。石灰は水に反応して凝固する速効性のセメントであり、水遁系の術で範囲を広げることで効果を発揮する。十尾に対しては大多数で使用し、水遁系の術と火遁系の術を併用することで身動きを(一時的に)封じた。
熔遁チャクラモード(ようとんチャクラモード)
【老紫】高温のマグマを全身の身に纏い、触れるもの全てを燃やし溶かす。

溶遁(ようとん)[編集]

強い酸性を有する粘質の液体を操る忍術。

溶遁・溶怪の術(ようとん・ようかいのじゅつ)
【五代目水影・照美メイ】体内のチャクラを強い酸性で粘質の液体に変換し、口から吹き出す。

沸遁(ふっとん)[編集]

水遁と火遁を組み合わせ、蒸気や酸を操る忍術。

沸遁・怪力無双(ふっとん・かいりきむそう)
【六道ナルト、ハン】六道仙人モードの状態で使用可能。五尾・穆王のチャクラにより、ナルト自身のチャクラを沸点まで高めて蒸気を発し、全身の力を瞬間的に引き上げる術。劇中ではナルトを捕らえている氷を溶かした。尾獣のチャクラを使用した術であるため、穆王の人柱力であったハンの「蒸気忍者」の名の由来はこの術だと思われる。
沸遁・巧霧の術(ふっとん・こうむのじゅつ)
【五代目水影・照美メイ、フツ[9]】体内のチャクラを強酸の霧に変換し、口から吹きだす。その酸の強さはサスケの須佐能乎から生成された骨を溶かす程。

嵐遁(らんとん)[編集]

水遁と雷遁を組み合わせた忍術。『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』にも登場するが、ダルイと同血族がターゲットとなったかは不明(当時の原作で嵐遁は未登場)。

仙法・嵐遁光牙(せんぽう・らんとんこうが)
【六道マダラ】口からレーザーを放ち、対象を切断する。
嵐遁奥義・嵐鬼龍(らんとんおうぎ・らんきりゅう)
【卑留呼】雷を帯びた黒い雲を成長させ、チャクラを吸収する巨大な積乱雲を作り出し、嵐や雷で周囲を破壊する。劇場版オリジナルの術。
嵐遁・雷雲腔波(らんとん・らいうんくうは)
【卑留呼】雷を帯びた黒い雲を発生させ、放電により敵を攻撃する。劇場版オリジナルの術。
嵐遁・励挫鎖苛素(らんとん・レイザーサーカス)
【ダルイ、雲隠れの忍】合わせた両手から強力なレーザー光線を高速で複数飛ばす。光線は自在に曲げることができ、人質をかわして敵だけに飛ばす陽動にも使える。

爆遁(ばくとん)[編集]

爆発を発生させる。デイダラは自らの術をこの系統と称しているが、実際には別物である。

爆遁・地雷拳(ばくとん・じらいけん)
【ガリ】拳で殴りつけた物体を内側から爆砕する。疾風伝では飛んできた複数のクナイの軌道を変えて相手に弾き返す使い方も披露した。

灼遁(しゃくとん)[編集]

風遁と火遁を組み合わせ高熱を操る忍術。

灼遁・過蒸殺(しゃくとん・かじょうさつ)
【パクラ】自分の周囲に展開させた火球を対象に当て、対象の水分を蒸発させミイラ化させる。疾風伝では複数の火球を一つに収束させて広範囲を焼け野原にした。また、水遁に相殺される設定も追加されている。

磁遁(じとん)[編集]

風遁と雷遁の組み合わせで磁力を操る忍術。使い手は主に手持ちの金属製の武器(砂鉄砂金、手裏剣など)に磁力を纏わせ、自在に操る。サソリは血継限界を継承しているわけではなく、三代目風影の傀儡を通して使用する。砂隠れの三代目風影が己の体質から編み出した術で、四代目風影がこれを鍛練で身に着けたほか、雲隠れのトロイも使用する。また我愛羅も使用可能だが、これを生かした術などは開発していない。

砂鉄界法(さてつかいほう)
三代目風影、サソリ】磁界の反する二つの高密度の砂鉄の塊を結合し、磁力を一気に高め、その磁界の反発力で広範囲に砂鉄の針を棘の如く拡散させる。
砂鉄結襲(さてつけっしゅう)
【三代目風影、サソリ】膨大な量の砂鉄を高密度に圧縮させる。硬質かつ重度の増した、巨大な鋼鉄製の武器を瞬時に生成させる。その形状は術者の思うがまま。標的のタイプや戦闘領域の地形に合わせた、的確な攻撃法を選択できる。原作では三角柱、四角柱の形状が登場しており、アニメでは独楽のような動きをするものも登場。
砂鉄時雨(さてつしぐれ)
【三代目風影、サソリ】砂鉄を微小な粒状に固め、「散弾」の如く、広範囲を一斉に攻撃する。さらに、砂鉄の「弾丸」を鋭利な針状に変化させ、殺傷能力を上げるなどの攻撃パターンも存在する。
磁遁・砂金大葬(じとん・さきんたいそう)
【四代目風影・羅砂】大量の砂金が津波と化して押し寄せ対象を飲み込む術。砂の術を使用する相手には、相手の砂に砂金を混ぜ込むことで動きを封ずるため、無類の強さを発揮する。守鶴の暴走の際はこの術で対応していた。
磁遁・雀蜂の双刃(じとん・じゃくほうのそうじん)
【トロイ】磁力を帯びた手裏剣を投擲する術。命中した、または防御した相手には手裏剣の磁力が感染するため、続く本命の手裏剣の磁力と引き合い絶対にかわすことが出来ない。磁力は感染した相手が接触した先にも感染するが、その都度弱まっていく。
磁遁・雷神我の術(じとん・らいじんがのじゅつ)
【カジュウラ】肉体を中心にスカラー場を展開して砂鉄を集め、己の姿を象り巨大化したように見せかける。スカラー場の展開には雷遁を使用するが、電磁気力は歩行による圧電と地中の花崗岩の粉砕放電でまかなう。小説版オリジナルの術。
仙法・磁遁螺旋丸(せんぽう・じとんらせんがん)
【六道ナルト】一尾・守鶴のチャクラである磁遁の封印術を仕込み、吸引力を強化した螺旋丸。命中した相手に磁遁の呪印模様を広げて縛り付ける。劇中ではこれに加え、サスケが反対側から放った「黒き千鳥」の雷撃を引き寄せてマダラを縛り上げた。

アニメオリジナル[編集]

晶遁(しょうとん)[編集]

アニメオリジナルの、水晶を使用した術。地中または空気中のあらゆる物質を水晶に変換でき、周りは材料で満たされていると言っても過言ではない。但し、チャクラまでは結晶化できない模様。また、晶遁に関連した術や攻撃を受けると、体内の細胞(血液)さえも結晶に変わる。かつて雲隠れの里の忍が被害を受け、一つの村が一夜で壊滅したと言われており、それ以降は単なる噂とされていた。色はローズクォーツに近い。現実の水晶と同じく分子レベルで結合している(モース硬度では最高を10とすると7である)ため、破壊するには相当な威力が必要とされる。カカシの写輪眼でコピーできないことから、血継限界の一種と言える。攻守双方において非常に高い能力を示すが、耐性を持つため効かない相手も存在する(チャクラの極端に高い三尾や、術への耐性を得た寄壊蟲や、チャクラで体を覆ったヒナタなど)。

晶遁の術(しょうとんのじゅつ)
紅蓮】あらゆる物質を結晶化させる。
結晶・巨大六角手裏剣(けっしょう・きょだいろっかくしゅりけん)
【紅蓮】掌に巨大な六角形の結晶をつくり、これを手裏剣のように投げ飛ばす。
結晶・六角手裏剣乱舞(けっしょう・ろっかくしゅりけんらんぶ)
【紅蓮】掌に作った六角形の結晶を手裏剣のように大量に投げ飛ばす。
晶遁・一糸光明(しょうとん・いっしこうみょう)
【紅蓮】自身を結晶で囲い、その結晶からビームを発射して攻撃する。
晶遁・御神渡りの術(しょうとん・おみわたりのじゅつ)
【紅蓮】湖の水面を敵に向かって結晶化させ、最終的には敵を串刺しにする。
晶遁・紅の果実(しょうとん・くれないのかじつ)
【紅蓮】味方を結晶の防御壁で包む。
晶遁・翠晶鏡(しょうとん・すいしょうきょう)
【紅蓮】水晶でできた六角形の鏡を作る。
翠晶分身の術(すいしょうぶんしんのじゅつ)
【紅蓮】翠晶鏡に写った自分の像から複数の水晶分身を作り出す。
晶遁・翠晶刀(しょうとん・すいしょうとう)
【紅蓮】腕に水晶でできた刀を作る。「結晶・翠晶刀」とも言う。
晶遁・翠晶迷宮の術(しょうとん・すいしょうめいきゅうのじゅつ)
【紅蓮】八卦八方陣に仕込んだ八角水晶の種を使い周囲を水晶の結界で包む。外見はブリリアントカットが施された宝石に近い。実際の宝石の如く、光は(迷宮の中で)乱反射を起こし、白眼を使用すると自身の姿が無数に映し出され、対象を見失う。作中では直径1km程の結界が作り出された。また、地中にも水晶の壁が伸びており、簡単に突破されない。
晶遁・翠晶牢の術(しょうとん・すいしょうろうのじゅつ)
【紅蓮】対象を水晶に閉じ込める。自身でそれを破壊すると対象は粉々に砕ける。
晶遁・結晶五角牢(しょうとん・けっしょうごかくろう)
【紅蓮】ピンク色の水晶を敵に向けて成長させる。地面から垂直に成長させることも可能。対象が水晶に触れるとその中に閉じ込められ、死に至る。水晶牢の術とは違い、対象は複数となる。対象は人の大きさから虫の大きさまで様々である。
晶遁・翠晶壁八の陣(しょうとん・すいしょうへきはちのじん)
【紅蓮】結晶の壁で敵を囲い、動きを封じる。
晶遁・翠晶六角柱(しょうとん・すいしょうろっかくちゅう)
【紅蓮】周囲に結晶でできた柱を5本立て、対象を囲む。
晶遁・破晶降龍(しょうとん・はしょうこうりゅう)
【紅蓮】水を結晶化させ、龍のような形にする。

劇場版オリジナル[編集]

鋼遁(こうとん)[編集]

【卑留呼】『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』に登場。体をのように硬化させ、刀などの攻撃を無効とする。また『我愛羅秘伝』にも登場し、こちらはチャクラを鉄に変換して使用する術。

迅遁(じんとん)[編集]

【卑留呼】『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』に登場。超高速での移動を可能とする。

冥遁(めいとん)[編集]

『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』に登場。敵のチャクラの吸収と解放を行う。

冥遁・吸穴孔(めいとん・きゅうけつこう)
【卑留呼】左手の印の部分から相手の術のチャクラなどを吸収し、術ごと消失させる。逆に自身の術として強化し、会得することができる。
冥遁・邪自滅斗(めいとん・じゃっじめんと)
【卑留呼】冥遁・吸穴孔で得たチャクラを水色の炎に変換し左手の印の部分から放出させ、倍返しの形で敵を遠くへ吹き飛ばす。

小説版オリジナル[編集]

泥遁(でいとん)[編集]

小説『暁秘伝』に登場。水遁と土遁を組み合わせた術。この組み合わせで生じる本来の性質変化で継承した一族は不明だが、木遁と同じ組み合わせでありながら違う術であることを理由に迫害されていた模様。この術が生み出す泥は熱に強く、後に「花咲」の陶磁器を焼くために使われている。

泥遁・地盤泥化(でいとん・じばんでいか)
【飴雪】周辺の地形そのものを泥に変換し、一気に崩壊させる。飴雪は飛段との戦闘中に、「ジャシン様」への生贄として村を崩壊させるのに使用した。
泥遁・泥水壁(でいとん・でいすいへき)
【飴雪】泥水を壁のように吹き上げ相手に叩きつける。
泥遁・泥底無(でいとん・でいていむ)
【飴雪】敵の足元を泥沼と化し、泥で形成した腕で捕縛して引きずり込む。飴雪はこの術で飛段の死司憑血の陣をかき消し「儀式」を無効にした。
泥遁・泥人形(でいとん・どろにんぎょう)
【飴雪】泥で出来た人形を生み出し使役する。

颱遁(たいとん)[編集]

小説『サスケ真伝』に登場[14]。暴風を操る忍術。風遁の系統と思われる。

颱遁・強風烈破(たいとん・きょうふうれっぱ)
【ノワキ(風心)】島一つを覆うほどの暴風の渦を作り出す。
颱遁・猛風大烈破(たいとん・もうふうだいれっぱ)
【ノワキ(風心)】強風烈破で作り出した風を収束させ、巨大な刃としてぶつける。凄まじいパワーを持ち、完成体須佐能乎と鍔迫り合いが出来るほど。

血継淘汰での性質変化[編集]

血継淘汰(けっけいとうた)とは、血継限界の上位に位置する、3つの性質変化を一度に合わせる超高等能力で、忍史上2人の使用者しか認知していない程の希少な能力である。自然発生ではなく、無が研究の末に開発したもの。

塵遁(じんとん)[編集]

一度に風遁、土遁、火遁の三つの性質を合わせる血継淘汰の一つ。元々は二代目土影・無が開発[15]・使用しており、三代目土影・オオノキは無から教わる事で会得している。なお、無は分裂の術を使用すると、塵遁を使用できなくなる(ゲームでは分裂して同時に使用しているため、分裂した片方だけでは使用できないと思われる)。

塵遁・原界剥離の術(じんとん・げんかいはくりのじゅつ)
二代目土影・無、三代目土影・オオノキ】チャクラを変換したエネルギー場を形態変化させ、接触した対象を分子レベルまで分解する。作中での使い方は以下の通り。使用すると金属状の音を発するほか、この術同士がぶつかると周辺の物質が広範囲に消滅する。
  • 両手から作り出した巨大な立方体のブロックを対象者に命中させ消滅させる。
  • 円柱を模したブロックをビーム状に遠くへ飛ばす。
  • 岩山を消滅させる程巨大な立方体のブロックを出現させる。作中ではブロックを部分的に割り、雷水龍弾を通した。

血継網羅での性質変化[編集]

全ての忍術を無にする陰陽遁をベースにした術」とされる。作中では黒ゼツが風・火・土・雷・水・陰・陽全ての性質変化を組み合わせたと語っており、いわば「8つ目の性質変化」とも言える。ヒルゼンは「血継淘汰のさらに上」と分析した。

天之御中(アメノミナカ)
【大筒木カグヤ】 瞬時に自らがいる空間を周囲の者達ごと別の空間に移す術。移動できる空間は溶岩の世界、氷の世界、砂漠の世界、酸の海、超重力の空間、無限月読にかかった忍達からチャクラを直接抽出でき他の5つの空間と繋がる「始球空間」の6つ。この空間の間はとてつもなく遠く、オビトもサクラの百豪の術のチャクラを借りることでやっと神威で繋げることができた。
天之氷室(アメノヒムロ)
【大筒木カグヤ】氷の世界で使用可能な術。標的を一瞬で氷の中に閉じ込める。
求道玉(ぐどうだま)
【大筒木ハゴロモ、大筒木アシュラ、六道ナルト、六道オビト、六道マダラ】六道仙術を開花させたものが纏う玉。本体の背中(ハゴロモは足元)に円を描くように浮いている複数個の黒い球状の物体で、正体は五行陰陽の全ての性質変化を含有した膨大なチャクラの塊。形態変化を利用してその形状を流動的に変化させることが出来る。攻撃時は細い棒や球体として飛ばす(後者は閃光と共に炸裂させることも可能)。本体から約70m離れた所まで飛ばせるが、それ以上はコントロールが効かなくなる。防御時は錫杖・盾・殻・長い布状といった形に変化させる。
さらに、陰陽遁を併用することが出来、その状態では全ての忍術を無効にする。ミナトは自身のクナイが接触しただけで切れた他、右腕に攻撃を当てられた際には穢土転生の再生能力が無効化された[16]。しかし、形態変化で形を変えられる時間は限られており、また自然エネルギーを使用する仙法の攻撃は陰陽遁を乗せても無効化できない。
神剣・ぬのぼこの剣(しんけん・ぬのぼこのけん)
【大筒木ハゴロモ、六道オビト】世界を創造したとされる六道仙人の神剣。刀身が黒く、先端が二又に分かれている。また、見た目がDNA二重螺旋とよく似ている。オビト曰く「思いの強さが剣に宿る」武器であると言う。実際に使用した際は後悔がフラッシュバックしたためか、ナルトとサスケの「疾風迅雷・威装之一太刀」に押し負け粉砕された。
膨張求道玉(ぼうちょうぐどうだま)
【大筒木カグヤ】神樹に囚われた忍達の膨大なチャクラを吸収し作り出した巨大求道玉。周辺の物質をことごとく消滅させ、何もない新たな空間を作り出す。
神・樹界降誕(シン・じゅかいこうたん)
【大筒木カグヤ、六道マダラ】無限月読に掛かった者達を拘束しチャクラを吸収し続ける。詳細は木遁を参照。
兎毛針(とげばり)
【大筒木カグヤ】自らの髪を鋭く伸びた棘の如く対象に突き刺し動きを封じる。白眼で対象の点穴を見切りつつ使用することで、一気に動きを封じることも出来る。
共殺の灰骨(ともごろしのはいこつ)
【大筒木カグヤ】自身の骨を武器とする術。掌から放出された灰骨を体に受けた対象は、受けた箇所から朽ち果てて行き最後には全身が塵となる。
無限月読(むげんつくよみ)
【大筒木カグヤ、六道マダラ】自らの輪廻写輪眼を月に投影し全ての者に幻術を掛ける。詳細は万華鏡写輪眼を参照。
八十神空撃(やそがみくうげき)
【大筒木カグヤ】掌にチャクラを練り込みそれを放つことで、夥しい数の比類なき拳撃を浴びせる体術。完成体須佐能乎を破壊するほどの威力を持つ。
黄泉比良坂(よもつひらさか)
【大筒木カグヤ】空間に穴を開けて自身が支配する6つの空間内を自在に行き来する。対象を別の空間に引きずり込むこともできる。発動する際、印等を必要としない。通常他の者が6つの空間へ自由に往来することはできないが、両方の万華鏡写輪眼が備わったオビトが莫大なチャクラを利用することでやっとこの術に神威を共鳴させることができた。また、サスケは「ゴースト事件」解決後に木ノ葉で解析された「牛頭天王」の術式を応用し、輪廻写輪眼の力を最大まで引き出すことでこれらの空間への出入りを可能とした。

その他の血継限界[編集]

かぐや一族[編集]

屍骨脈(しこつみゃく)
【君麻呂、薬師カブト[17]】かぐや一族に伝わる、体内の骨を自在に操る能力。骨芽細胞破骨細胞カルシウム濃度など、骨に関係あるものであれば制約無く自由自在に操れるため、骨の生成・分解・硬化なども思いのままである。状態2の君麻呂は骨と身体の融合が可能。カグヤが持つ骨を操る能力の名残。
唐松の舞(からまつのまい)
【君麻呂】体中から無数の骨を突き出す。
早蕨の舞(さわらびのまい)
【君麻呂、薬師カブト[17]】地中でも発動できる舞で、地上に無数の鋭い骨の刃を出す。骨と一体化して自由に移動できるため、回避されても不意打ちが可能。その光景は巨大な剣山の様で、太さは自在。君麻呂は状態2で使用可能となる。
椿の舞(つばきのまい)
【君麻呂】骨の刀を形成して肩から抜き取り、連続して敵を突く。
十指穿弾(てしせんだん)
【君麻呂】指の骨飛礫を飛ばす。回転が加えられており、いかなる硬質な物質でも貫かれてしまう。
鉄線花の舞・蔓(てっせんかのまい・つる)
【君麻呂】背中から脊柱を引きずり出す。脊柱は非常に長く、鞭のようにしなる。これによって敵を捕らえることが可能。君麻呂は状態2で使用可能となる。
鉄線花の舞・花(てっせんかのまい・はな)
【君麻呂】最硬化した骨で巨大な矛を作り、相手を貫く技。膨大なチャクラを用いる術のため、状態2で使用可能となる。その分チャクラの消耗も激しく、決して外さぬよう敵を「蔓」で捕える必要がある。
柳の舞(やなぎのまい)
【君麻呂】骨の刀で攻撃するが、状況によって技の形は変化する。

左近・右近[編集]

双魔の攻(そうまのこう)
左近と右近、薬師カブト】「双魔の術」とも言う。作中での使い方は次の通り。
  • 左近と右近がそれぞれ体を共有している状態を意味する(普段は左近が表に出ている)。中に入っている方はどこからでも自分の体のあらゆる箇所を飛び出させることができる。
  • カブトは自身が取り込んだ人物の細胞を移植し、取り込んだ人物と体を共有した状態になり、その人物が変わると姿や術も変化する(伝異遠影)。この力で取り込んだ人物の術の使用を可能にした。
寄生鬼壊の術(きせいきかいのじゅつ)
【右近】肉体を分解して相手の体内に入り込み、細胞を自分の細胞で侵食する暗殺専門の術。相手が自傷すると負傷するが、逆に使用中に無傷で術者を攻撃することは出来ない。右近は状態2で使用可能となる。
多連脚(たれんきゃく)
【左近、右近】双魔の攻で体を共有している状態で蹴りつけると同時に、右近の両足を伸ばすことで三本分の威力を叩き込む。
多連旋風(たれんせんぷう)
【左近、右近】双魔の攻で体を共有したまま、多連脚と自身の回転を加えることで旋風を発生させる。アニメ版オリジナルの術。
多連拳(たれんけん)
【左近、右近】双魔の攻で体を共有している時に相手を殴る。一見1本の腕での高速パンチに見えるが、実際は中に入っている方の手も加わっている。この時は中の方の手で相手を捕まえるなど応用性が高い。

血之池一族(小説版オリジナル)[編集]

血龍眼(けつりゅうがん)
【チノ、御屋城エン】血液や血中の鉄分をコントロールする能力。発動すると眼球そのものが真っ赤に染まり血涙を流す。万華鏡写輪眼に匹敵する幻術を操る他、鉱泉を介しての情報収集が可能。また、自身のチャクラを流し込むことで人間を爆弾に変える術が存在する。
血龍昇天(けつりゅうしょうてん)
【チノ】血液を介して膨大なチャクラを操り、八頭の龍に変えて叩きつける。チャクラが続く限り再生可能なうえ、須佐能乎並みのサイズを持つ。

劇場版オリジナル[編集]

鬼芽羅の術(きめらのじゅつ)
【卑留呼、壱】『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』にのみ登場したオリジナルの術。長い年月を経て卑留呼が開発した禁術で、他者の体を融合させることで、血継限界(作中で使用したのは鋼遁迅遁冥遁嵐遁で、さらにカカシを取り込み写輪眼も得る予定だった)を習得する。中には独自のものも含まれる。壱が使用したものは自身の口寄せ動物と体を共有した弐と参、及び自らを合成させ、最終的に強化された口寄せ動物のキメラを作り出している。
竜命転生(りゅうめいてんせい)
【竜舌】『劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン』に登場。死んだ相手に口移しで自分の生命力を与え蘇生させるが、代償として術者は死亡する。

脚注[編集]

  1. ^ 「者の書」では、その三者が血継限界とされている。
  2. ^ また、マダラは写輪眼は左右揃って初めて本来の力が出せるとオビトに語っている。
  3. ^ a b c d e f g h アニメで使用
  4. ^ NARUTO ナルト 疾風伝 第338話 イザナギとイザナミ
  5. ^ うちは一族フェアってことで。 ぴえろ公式ブログ 2014年6月19日
  6. ^ 十尾の人柱力となった状態では使用不能になっていた。
  7. ^ 左眼は万華鏡が開眼する前にカカシに移植されているが、万華鏡の瞳術は元となった写輪眼の開眼者で決まる。
  8. ^ a b オビトから力を貰い期限付き
  9. ^ a b 小説版で使用
  10. ^ 例えば嵐遁はダルイが水遁の術と雷遁の術を使用していることから。照美メイは水・土・火の3つの性質変化から木(水+土)を除く(土+火)・(火+水)の2つの血継限界を使用できる、など
  11. ^ 当時は原作で氷遁という設定自体が未登場であり、それが血継限界であること、下記の魔鏡氷晶が氷遁であることの双方も公表されておらず、実質映画オリジナル忍術となっていたため血継限界を写輪眼でコピーできない設定が反映されなかった。
  12. ^ 単行本 巻ノ七十一 681「カグヤの涙」より。
  13. ^ 『陣の書』236ページ
  14. ^ 術そのものはアニメ版でも使用されているが「颱遁」の言及はない。
  15. ^ 陣の書259頁より。
  16. ^ 発動直後は不完全であり、陰陽遁が乗っていなかったためか扉間とヒルゼンは再生している。しかし、その後攻撃を受けたミナトは再生できなくなっている。
  17. ^ a b 双魔の攻(双魔の術)で本来の術者を出現させ、使用を可能にした。

参考書籍[編集]

  • NARUTO秘伝・者の書 - キャラクターオフィシャルデータBOOK(集英社・ISBN 9784088742472