英国アカデミー賞 監督賞

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英国アカデミー賞 監督賞
Chloezhao.jpg
2020年度の受賞者: クロエ・ジャオ
受賞対象映画の監督
会場イギリスの旗 イギリス ロンドン
イギリス
主催英国映画テレビ芸術アカデミー
初回1968年
最新受賞者クロエ・ジャオ - 『ノマドランド』(2020年)
公式サイトhttp://www.bafta.org/

英国アカデミー賞 監督賞(BAFTA Award for Best Direction)は、英国映画テレビ芸術アカデミーが与える賞の一つである。

歴史[編集]

この部門は以前はデヴィッド・リーン監督賞David Lean Award for Achievement in Direction)という名称だった。最多受賞者は2回のジョン・シュレシンジャーロマン・ポランスキーウディ・アレンアラン・パーカールイ・マルジョエル・コーエンピーター・ウィアーアン・リーアルフォンソ・キュアロンである。最多候補者は10回のマーティン・スコセッシである。

1985年公開作を対象とした第39回英国アカデミー賞英語版ではこの部門の受賞者及び候補者は発表されていない[1]

受賞とノミネートの一覧[編集]

1960年代[編集]

監督 作品
1968
第22回英語版
マイク・ニコルズ 卒業
リンゼイ・アンダーソン If もしも....
キャロル・リード オリバー!
フランコ・ゼフィレッリ ロミオとジュリエット
1969
第23回英語版
ジョン・シュレシンジャー 真夜中のカーボーイ
リチャード・アッテンボロー 素晴らしき戦争英語版
ケン・ラッセル 恋する女たち英語版
ピーター・イェーツ ブリット

1970年代[編集]

監督 作品
1970
第24回英語版
ジョージ・ロイ・ヒル 明日に向って撃て!
ロバート・アルトマン M★A★S★H マッシュ
デヴィッド・リーン ライアンの娘
ケン・ローチ ケス
1971
第25回英語版
ジョン・シュレシンジャー 日曜日は別れの時
ミロス・フォアマン パパ/ずれてるゥ!'
ジョゼフ・ロージー
ルキノ・ヴィスコンティ ベニスに死す
1972
第26回英語版
ボブ・フォッシー キャバレー
ピーター・ボグダノヴィッチ ラスト・ショー
ウィリアム・フリードキン フレンチ・コネクション
スタンリー・キューブリック 時計じかけのオレンジ
1973
第27回英語版
フランソワ・トリュフォー アメリカの夜
ルイス・ブニュエル ブルジョワジーの秘かな愉しみ
ニコラス・ローグ 赤い影
フレッド・ジンネマン ジャッカルの日
1974
第28回英語版
ロマン・ポランスキー チャイナタウン
フランシス・フォード・コッポラ カンバセーション…盗聴…
シドニー・ルメット オリエント急行殺人事件 / セルピコ
ルイ・マル ルシアンの青春英語版
1975
第29回英語版
スタンリー・キューブリック バリー・リンドン
シドニー・ルメット 狼たちの午後
マーティン・スコセッシ アリスの恋
スティーヴン・スピルバーグ ジョーズ
1976
第30回英語版
ミロス・フォアマン カッコーの巣の上で
アラン・J・パクラ 大統領の陰謀
アラン・パーカー ダウンタウン物語
マーティン・スコセッシ タクシードライバー
1977
第31回英語版
ウディ・アレン アニー・ホール
リチャード・アッテンボロー 遠すぎた橋
ジョン・G・アヴィルドセン ロッキー
シドニー・ルメット ネットワーク
1978
第32回英語版
アラン・パーカー ミッドナイト・エクスプレス
ロバート・アルトマン ウエディング
スティーヴン・スピルバーグ 未知との遭遇
フレッド・ジンネマン ジュリア
1979
第33回英語版
フランシス・フォード・コッポラ 地獄の黙示録
ウディ・アレン マンハッタン
マイケル・チミノ ディア・ハンター
ジョン・シュレシンジャー ヤンクス英語版

1980年代[編集]

監督 作品
1980
第34回英語版
黒澤明 影武者
ロバート・ベントン クレイマー、クレイマー
デイヴィッド・リンチ エレファント・マン
アラン・パーカー [[フェーム (映画)|フェーム]
1981
第35回英語版
ルイ・マル アトランティック・シティ
ビル・フォーサイス英語版 グレゴリーズ・ガール英語版
ヒュー・ハドソン 炎のランナー
カレル・ライス フランス軍中尉の女
1982
第36回英語版
リチャード・アッテンボロー ガンジー
コスタ=ガヴラス ミッシング
マーク・ライデル 黄昏
スティーヴン・スピルバーグ E.T.
1983
第37回英語版
ビル・フォーサイス英語版 ローカル・ヒーロー
ジェームズ・アイヴォリー 熱砂の日英語版
シドニー・ポラック トッツィー
マーティン・スコセッシ キング・オブ・コメディ
1984
第38回英語版
ヴィム・ヴェンダース パリ、テキサス
ローランド・ジョフィ キリング・フィールド
セルジオ・レオーネ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
ピーター・イェーツ ドレッサー
1985
第38回英語版
1985年公開作の監督の候補及び受賞者の記録無し [1]
1986
第40回英語版
ウディ・アレン ハンナとその姉妹
ローランド・ジョフィ ミッション
ニール・ジョーダン モナリザ
ジェームズ・アイヴォリー 眺めのいい部屋
1987
第41回英語版
オリバー・ストーン プラトーン
リチャード・アッテンボロー 遠い夜明け
クロード・ベリ 愛と宿命の泉 PARTI/フロレット家のジャン
ジョン・ブアマン 戦場の小さな天使たち
1988
第42回英語版
ルイ・マル さよなら子供たち
ガブリエル・アクセル バベットの晩餐会
ベルナルド・ベルトルッチ ラストエンペラー
チャールズ・クライトン ワンダとダイヤと優しい奴ら
1989
第43回英語版
ケネス・ブラナー ヘンリー五世
スティーヴン・フリアーズ 危険な関係
アラン・パーカー ミシシッピー・バーニング
ピーター・ウィアー いまを生きる

1990年代[編集]

監督 作品
1990
第44回英語版
マーティン・スコセッシ グッドフェローズ
ウディ・アレン ウディ・アレンの重罪と軽罪
ブルース・ベレスフォード ドライビング Miss デイジー
ジュゼッペ・トルナトーレ ニュー・シネマ・パラダイス
1991
第45回英語版
アラン・パーカー ザ・コミットメンツ
ケビン・コスナー ダンス・ウィズ・ウルブズ
ジョナサン・デミ 羊たちの沈黙
リドリー・スコット テルマ&ルイーズ
1992
第46回英語版
ロバート・アルトマン ザ・プレイヤー
クリント・イーストウッド 許されざる者
ジェームズ・アイヴォリー ハワーズ・エンド
ニール・ジョーダン クライング・ゲーム
1993
第47回英語版
スティーヴン・スピルバーグ シンドラーのリスト
リチャード・アッテンボロー 永遠の愛に生きて
ジェーン・カンピオン ピアノ・レッスン
ジェームズ・アイヴォリー 日の名残り
1994
第48回英語版
マイク・ニューウェル フォー・ウェディング
クシシュトフ・キェシロフスキ トリコロール/赤の愛
クエンティン・タランティーノ パルプ・フィクション
ロバート・ゼメキス フォレスト・ガンプ/一期一会
1995
第49回英語版
マイケル・ラドフォード イル・ポスティーノ
メル・ギブソン ブレイブハート
ニコラス・ハイトナー 英国万歳!
アン・リー いつか晴れた日に
1996
第50回英語版
ジョエル・コーエン ファーゴ
スコット・ヒックス シャイン
マイク・リー 秘密と嘘
アンソニー・ミンゲラ イングリッシュ・ペイシェント
1997
第51回英語版
バズ・ラーマン ロミオ+ジュリエット
ジェームズ・キャメロン タイタニック
ピーター・カッタネオ フル・モンティ
カーティス・ハンソン L.A.コンフィデンシャル
1998
第52回英語版
ピーター・ウィアー トゥルーマン・ショー
シェーカル・カプール エリザベス
ジョン・マッデン 恋におちたシェイクスピア
スティーヴン・スピルバーグ プライベート・ライアン
1999
第53回英語版
ペドロ・アルモドバル オール・アバウト・マイ・マザー
ニール・ジョーダン ことの終わり
サム・メンデス アメリカン・ビューティー
アンソニー・ミンゲラ リプリー
M・ナイト・シャマラン シックス・センス

2000年代[編集]

監督 作品
2000
第54回英語版
アン・リー グリーン・デスティニー
スティーブン・ダルドリー リトル・ダンサー
リドリー・スコット グラディエーター
スティーブン・ソダーバーグ トラフィック
スティーブン・ソダーバーグ エリン・ブロコビッチ
2001
第55回英語版
ピーター・ジャクソン ロード・オブ・ザ・リング
ロバート・アルトマン ゴスフォード・パーク
ロン・ハワード ビューティフル・マインド
ジャン=ピエール・ジュネ アメリ
バズ・ラーマン ムーラン・ルージュ
2002
第56回英語版
ロマン・ポランスキー 戦場のピアニスト
スティーブン・ダルドリー めぐりあう時間たち
ピーター・ジャクソン ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
ロブ・マーシャル シカゴ
マーティン・スコセッシ ギャング・オブ・ニューヨーク
2003
第57回英語版
ピーター・ウィアー マスター・アンド・コマンダー
ティム・バートン ビッグ・フィッシュ
ソフィア・コッポラ ロスト・イン・トランスレーション
ピーター・ジャクソン ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
アンソニー・ミンゲラ コールド マウンテン
2004
第58回英語版
マイク・リー ヴェラ・ドレイク
マーク・フォースター ネバーランド
ミシェル・ゴンドリー エターナル・サンシャイン
マイケル・マン コラテラル
マーティン・スコセッシ アビエイター
2005
第59回英語版
アン・リー ブロークバック・マウンテン
ジョージ・クルーニー グッドナイト&グッドラック
ポール・ハギス クラッシュ
フェルナンド・メイレレス ナイロビの蜂
ベネット・ミラー カポーティ
2006
第60回英語版
ポール・グリーングラス ユナイテッド93
ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス リトル・ミス・サンシャイン
スティーヴン・フリアーズ クィーン
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ バベル
マーティン・スコセッシ ディパーテッド
2007
第61回
ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン ノーカントリー
ポール・トーマス・アンダーソン ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
ポール・グリーングラス ボーン・アルティメイタム
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 善き人のためのソナタ
ジョー・ライト つぐない
2008
第62回
ダニー・ボイル スラムドッグ$ミリオネア
スティーブン・ダルドリー 愛を読むひと
クリント・イーストウッド チェンジリング
デヴィッド・フィンチャー ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ロン・ハワード フロスト×ニクソン
2009
第63回
キャスリン・ビグロー ハート・ロッカー
ニール・ブロムカンプ 第9地区
ジェームズ・キャメロン アバター
ロネ・シェルフィグ 17歳の肖像
クエンティン・タランティーノ イングロリアス・バスターズ

2010年代[編集]

監督 作品
2010
第64回
デヴィッド・フィンチャー ソーシャル・ネットワーク
ダーレン・アロノフスキー ブラック・スワン
ダニー・ボイル 127時間
トム・フーパー 英国王のスピーチ
クリストファー・ノーラン インセプション
2011
第65回
ミシェル・アザナヴィシウス アーティスト
トーマス・アルフレッドソン 裏切りのサーカス
リン・ラムジー 少年は残酷な弓を射る
ニコラス・ウィンディング・レフン ドライヴ
マーティン・スコセッシ ヒューゴの不思議な発明
2012
第66回
ベン・アフレック アルゴ
キャスリン・ビグロー ゼロ・ダーク・サーティ
ミヒャエル・ハネケ 愛、アムール
アン・リー ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
クエンティン・タランティーノ ジャンゴ 繋がれざる者
2013
第67回
アルフォンソ・キュアロン ゼロ・グラビティ
ポール・グリーングラス キャプテン・フィリップス
スティーヴ・マックイーン それでも夜は明ける
デヴィッド・O・ラッセル アメリカン・ハッスル
マーティン・スコセッシ ウルフ・オブ・ウォールストリート
2014
第68回
リチャード・リンクレイター 6才のボクが、大人になるまで。[2]
ウェス・アンダーソン グランド・ブダペスト・ホテル
デイミアン・チャゼル セッション
アレハンドロ・G・イニャリトゥ バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
ジェームズ・マーシュ 博士と彼女のセオリー
2015
第69回
アレハンドロ・G・イニャリトゥ レヴェナント: 蘇えりし者[3]
トッド・ヘインズ キャロル
アダム・マッケイ マネー・ショート 華麗なる大逆転
リドリー・スコット オデッセイ
スティーヴン・スピルバーグ ブリッジ・オブ・スパイ
2016
第70回
デイミアン・チャゼル ラ・ラ・ランド[4]
トム・フォード ノクターナル・アニマルズ
ケン・ローチ わたしは、ダニエル・ブレイク
ケネス・ロナーガン マンチェスター・バイ・ザ・シー
ドゥニ・ヴィルヌーヴ メッセージ
2017
第71回
ギレルモ・デル・トロ シェイプ・オブ・ウォーター[5]
ルカ・グァダニーノ 君の名前で僕を呼んで
マーティン・マクドナー スリー・ビルボード
クリストファー・ノーラン ダンケルク
ドゥニ・ヴィルヌーヴ ブレードランナー 2049
2018
第72回
アルフォンソ・キュアロン ROMA/ローマ[6]
ブラッドリー・クーパー アリー/ スター誕生
ヨルゴス・ランティモス 女王陛下のお気に入り
スパイク・リー ブラック・クランズマン
パヴェウ・パヴリコフスキ COLD WAR あの歌、2つの心
2019
第73回
サム・メンデス 1917 命をかけた伝令[7]
ポン・ジュノ パラサイト 半地下の家族
トッド・フィリップス ジョーカー
マーティン・スコセッシ アイリッシュマン
クエンティン・タランティーノ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

2020年代[編集]

監督 作品
2020
第74回英語版
クロエ・ジャオ ノマドランド
リー・アイザック・チョン ミナリ
セーラ・ガヴロン英語版 Rocks
シャノン・マーフィ英語版 ベイビーティース
トマス・ヴィンターベア アナザーラウンド
ヤスミラ・ジュバニッチ Quo Vadis, Aida?

参考文献[編集]