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ベイビーティース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベイビーティース
Babyteeth
監督 シャノン・マーフィー英語版
脚本 リタ・カルニェイ
原作 リタ・カルニェイ
Babyteeth
製作 アレックス・ホワイト
製作総指揮 ジャン・チャップマン英語版
出演者 エリザ・スカンレン
トビー・ウォレスドイツ語版イタリア語版
エミリー・バークレイ英語版
ユージーン・ギルフェッダー
音楽 アマンダ・ブラウン
撮影 アンドリュー・コミス
編集 スティーヴン・エヴァンス
製作会社 スクリーン・オーストラリア英語版
エンターテインメント・ワン
ジャン・チャップマン・フィルムズ英語版
ホワイトフォーク・フィルムズ
スペクトラム・フィルムズ
クリエイトNSW英語版
配給 オーストラリアの旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 クロックワークス/アルバトロス・フィルムズ
公開 オーストラリアの旗 2020年7月23日
日本の旗 2021年2月19日
上映時間 117分
製作国 オーストラリアの旗 オーストラリア
言語 英語
興行収入 世界の旗 $874,032[1]
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ベイビーティース』(Babyteeth)は2019年オーストラリア青春映画シャノン・マーフィー英語版監督の長編デビュー作で、出演はエリザ・スカンレントビー・ウォレスドイツ語版イタリア語版など。病と闘う少女が危険な不良少年と繰り広げる最初で最後の恋を描いている[2]。原作はリタ・カルニェイによる舞台劇『Babyteeth』で、カルニェイが脚本を担当している。

ストーリー

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ミラ・フィンレイは末期の病を患っていた。そんなある日、ミラはドラッグの売人、モーゼスと知り合いになった。ミラにとって、自分を病人扱いせず、1人の人間として接してくれるモーゼスはそれだけで有り難い存在だった。当初、ミラの両親(ヘンリーとアンナ)は娘がアウトローと親しくなることを苦々しく思っていたが、娘の幸せそうな姿を見て徐々に態度を軟化させていった。そして、ミラたちに受け入れられたことで、モーゼスの荒んだ心も癒やされていき、更生への道を歩み始めるのだった。

キャスト

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製作

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2018年5月2日、ベン・メンデルソーンとエッシー・デイヴィスが本作に出演すると報じられた[3]。2020年10月2日、本作のサウンドトラックが発売された[4]

公開・マーケティング

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2019年9月4日、本作は第76回ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映され[5]、トビー・ウォレスがその演技を評価されてマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した[6][7]。10月15日、IFCフィルムズ英語版が本作の全米配給権を獲得したとの報道があった[8]。2020年5月7日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]

評価

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本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには130件のレビューがあり、批評家支持率は94%、平均点は10点満点で7.52点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「演技は見事で、演出も繊細である。『ベイビーティース』は青春映画に属する作品の中でも特に込み入ったストーリーを展開しているが、観客はその見事な出来を楽しめる。」となっている[10]。また、Metacriticには29件のレビューがあり、加重平均値は77/100となっている[11]

出典

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  1. ^ Babyteeth (2020) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2020年10月24日閲覧。
  2. ^ ベイビーティース - allcinema
  3. ^ Wiseman, Andreas (2018年5月2日). “Ben Mendelsohn, Essie Davis Star In Oz Pic ‘Babyteeth’, Ivanhoe Sets Vietnam Slate, Blockchain VOD Platform — Global Briefs” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2018/05/ben-mendelsohn-essie-davis-star-in-oz-pic-babyteeth-ivanhoe-sets-vietnam-slate-blockchain-vod-platform-global-briefs-1202380979/ 2020年10月24日閲覧。 
  4. ^ “‘Babyteeth’ Soundtrack EP Released” (英語). Film Music Reporter. (2020年10月2日). https://filmmusicreporter.com/2020/10/02/babyteeth-soundtrack-ep-released/ 2020年10月24日閲覧。 
  5. ^ Vivarelli, Nick (2019年7月25日). “‘Joker,’ ‘Ad Astra,’ ‘The Laundromat,’ ‘Marriage Story’ to Compete in Venice” (英語). Variety. https://variety.com/2019/film/news/venice-film-festival-lineup-the-truth-ad-astra-marriage-story-1203277662/ 2020年10月24日閲覧。 
  6. ^ “病を抱える16歳の少女と不良青年の恋『ベイビーティース』公開決定&予告解禁”. クランクイン!. (2020年10月23日). https://www.crank-in.net/news/82311/1 2021年8月27日閲覧。 
  7. ^ OFFICIAL AWARDS OF THE 76TH VENICE FILM FESTIVAL” (英語). LA BIENNALE DI VENEZIA (2019年9月7日). 2020年10月24日閲覧。
  8. ^ McNary, Dave (2019年10月15日). “Eliza Scanlen Drama ‘Babyteeth’ Lands at IFC for North America (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. https://variety.com/2019/film/festivals/babyteeth-eliza-scanlen-ifc-north-america-1203371280/ 2020年10月24日閲覧。 
  9. ^ Babyteeth - Official Trailer HD IFC Films” (英語). YouTube. IFC Films (2020年5月7日). 2020年10月24日閲覧。
  10. ^ Babyteeth” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年10月24日閲覧。
  11. ^ Babyteeth Reviews” (英語). Metacritic. 2020年10月24日閲覧。

外部リンク

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