レヴェナント: 蘇えりし者

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レヴェナント: 蘇えりし者
The Revenant
The Revenant.svg
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本 マーク・L・スミス英語版
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
原作 マイケル・パンク英語版
『蘇った亡霊:ある復讐の物語』
(The Revenant: A Novel of Revenge英語版)
製作 アーノン・ミルチャン
スティーヴ・ゴリン
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
メアリー・ペアレント
デイヴィッド・カンター
ジェームズ・W・スコッチドーポル英語版
キース・レドモン英語版
製作総指揮 ブレット・ラトナー
ジェームズ・パッカー
ジェニファー・デヴィソン・キローラン
ポール・グリーン
マーカス・バーメットラー
フィリップ・リー
ジェイク・マイヤーズ
ジェームズ・パッカー
出演者 レオナルド・ディカプリオ
トム・ハーディ
ドーナル・グリーソン
ウィル・ポールター
フォレスト・グッドラック
ポール・アンダーソン
ブレンダン・フレッチャー
音楽 坂本龍一
アルヴァ・ノト
撮影 エマニュエル・ルベツキ
編集 スティーヴン・ミリオン
製作会社 リージェンシー・エンタープライズ
アノニマス・コンテント
アッピアン・ウェイ英語版
ラットパック=デューン・エンターテインメント
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 2015年12月25日(プレミア公開)
アメリカ合衆国の旗 2016年1月8日(一般公開)
日本の旗 2016年4月22日
上映時間 156分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 アリカラ語英語版
英語
フランス語
ポーニー語英語版
製作費 $135,000,000[2]
興行収入 世界の旗 $532,950,503[1]
日本の旗 10.8億円[3]
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レヴェナント: 蘇えりし者』(レヴェナント:よみがえりしもの、The Revenant)は、2015年アメリカ合衆国ウエスタン伝記映画作品である。原作は、作家マイケル・パンク英語版の小説『蘇った亡霊:ある復讐の物語』(The Revenant: A Novel of Revenge)で、アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いている。

概要[編集]

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督を務める。レオナルド・ディカプリオが主演を務め、トム・ハーディインセプション以来5年振りの共演をした。イニャリトゥ、ディカプリオとも、本作品でそれぞれアカデミー賞を獲得した。イニャリトゥは2度目の監督賞、ディカプリオは5度目のノミネートにして初の主演男優賞。

キャスト、スタッフが明らかにしているところによれば、自然光での撮影、それも特にマジックアワーと呼ばれる1日1時間半程度の黄昏時の撮影にこだわり、撮影セットは東向きの「朝用」と西向きの「夕方用」の2種類が用意された。また、劇中に登場する砦のセットは「全方位どこを写しても自然に見える」ことを目指して制作された。時系列に沿って「順撮り」で撮影していたため、当初撮影したカナダでは、予想以上の暖冬であったこともあり、撮影中に雪が早々に溶けてしまった。そこで、季節が反対の南米の高地に移動して撮影が続行され、ロケ期間は9ヶ月に及んだ。撮影は極地で行われ、凍った川に入ったり、実際に生肉を食い、動物の死体の中で眠る等、過酷なものであった。

リチャード・C・サラフィアン監督作品の"Man in the Wilderness"邦題:「荒野に生きる」1971年)のリメイク(原作が同じ)でもある。

あらすじ[編集]

1823年、アメリカ北西部の極寒地帯。とある毛皮ハンターの一団は先住民の襲撃を受け、多大な犠牲を払いながら命からがら川を下っていた。ハンターのひとり、ヒュー・グラスは先住民の妻との間にもうけた息子、ホークとともにガイドとして同行していた。船を捨て山越えルートを進んでいた最中、グラスは見回り中に子連れの熊に襲われ重傷を負う。隊長のアンドリュー・ヘンリーは瀕死のグラスを残して出発することを決断し、彼の最期を看取り埋葬する者として、ホークとジョン・フィッツジェラルド、若いジム・ブリッジャーが残ることになった。ジョンは2人がいない間にグラスを殺そうとするところをホークに見つかり銃を向けられるが、返り討ちに殺してしまう。一部始終を見ていたが動けないグラスは奇跡的に一命をとりとめ、折れた足を引きずり這いながらジョンを追い始めた。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

製作[編集]

封切り[編集]

  • アメリカ合衆国
2015年12月25日(プレミア公開)
2016年1月8日(一般公開)
  • 日本
2016年4月22日(一般公開)

DVDリリース・派生作品[編集]

DVD / Blu-ray
レヴェナント: 蘇えりし者(2016年8月24日、20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン)[4]
  • DVD + Blu-ray版と4K ULTRA HD Blu-ray + Blu-ray版がリリース。特典映像としてメイキングが収録。
サウンドトラック
オリジナル・サウンドトラック『The Revanant』坂本龍一アルヴァ・ノトブライス・デスナー)(2016年2月24日、commmons

受賞[編集]

映画賞 対象 結果
2015 第36回ボストン映画批評家協会賞 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
第19回オンライン映画批評家協会賞[5][6] 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ ノミネート
撮影賞 エマニュエル・ルベツキ ノミネート
編集賞 ノミネート
第19回トロント映画批評家協会賞 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 次点
2016 第73回ゴールデングローブ賞[7][8][9] 映画作品賞 ドラマ部門 受賞
映画作品賞 ドラマ部門 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
監督賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 受賞
作曲賞 坂本龍一
アルヴァ・ノト
ノミネート
第21回放送映画批評家協会賞[10][11] 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
作品賞 ノミネート
監督賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ ノミネート
助演男優賞 トム・ハーディ ノミネート
第36回ロンドン映画批評家協会賞[12] 英国/アイルランド男優賞 トム・ハーディ 受賞[注 1]
第27回アメリカ製作者組合賞[13] 映画部門作品賞 ノミネート
第66回アメリカ映画編集者協会 エディ賞[14] ドラマ映画部門 ノミネート
第22回全米映画俳優組合賞[15] 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
第68回全米監督組合[16][17] 長編映画部門 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 受賞
第43回アニー賞[18] キャラクターアニメーション賞
(実写作品)
受賞
第69回英国アカデミー賞[19] 作品賞 受賞
監督賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
撮影賞 受賞
音響賞 受賞
第30回全米撮影監督協会[20] 映画部門 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 受賞
第20回サテライト賞[21][22] 主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
作品賞 ノミネート
監督賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ ノミネート
脚色賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
マーク・L・スミス
ノミネート
第52回アメリカ映画音響協会賞[23] 実写映画部門 受賞
第88回アカデミー賞[24][25] 監督賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 受賞
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
撮影賞 エマニュエル・ルベツキ 受賞
作品賞 ノミネート
衣装デザイン賞 ジャクリーン・ウェスト ノミネート
編集賞 スティーヴン・ミリオン ノミネート
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 ノミネート
美術賞 ノミネート
音響編集賞 ノミネート
視覚効果賞 ノミネート
第63回ゴールデン・リール賞[26] 映画(英語)音響効果部門 受賞
エンパイア賞 2016 [27] 作品賞 受賞
MTVムービー・アワード 2016 [28] 最優秀男優賞 レオナルド・ディカプリオ 受賞
最優秀ファイト賞 ヒュー・グラス vs 熊 ノミネート
最優秀TRUE STORY賞 ノミネート
2017 第59回グラミー賞[29] 最優秀スコア・サウンドトラック・アルバム(映像作品) 未決定
第40回日本アカデミー賞[30] 最優秀外国作品賞 未決定

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レジェンド 狂気の美学』『London Road』と合わせて受賞。

出典[編集]

  1. ^ a b The Revenant(2015)”. Box Office Mojo. 2016年1月12日閲覧。
  2. ^ ‘The Revenant’ Budget Soars to $135 Million As New Regency Foots the Bill (Exclusive)”. The Wrap (2015年10月16日). 2016年1月12日閲覧。
  3. ^ 2016年(平成28年) 興行収入10億円以上番組 (PDF)”. 日本映画製作者連盟. 2017年2月3日閲覧。
  4. ^ “レオナルド・ディカプリオ主演、アカデミー賞3冠「レヴェナント」ソフト化”. 映画ナタリー. (2016年8月23日). http://natalie.mu/eiga/news/199112 2016年8月23日閲覧。 
  5. ^ “Carol” and “Sicario” Lead the 19th OFCS Nominations”. Online Film Critics Society (2015年12月7日). 2016年1月19日閲覧。
  6. ^ オンライン映画批評家協会賞は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が4冠”. 映画.com (2015年12月15日). 2016年1月19日閲覧。
  7. ^ ゴールデングローブ賞「キャロル」が最多ノミネート、坂本龍一は作曲賞候補に”. 映画ナタリー (2015年12月11日). 2016年1月19日閲覧。
  8. ^ ゴールデン・グローブ賞最多は『キャロル』の4部門5ノミネート!女性同士のラブストーリー”. シネマトゥデイ (2015年12月10日). 2016年1月19日閲覧。
  9. ^ ゴールデングローブ賞結果発表、「レヴェナント:蘇えりし者」が最多3部門制す”. 映画ナタリー (2016年1月12日). 2016年1月19日閲覧。
  10. ^ 放送映画批評家協会賞ノミネート発表 「マッドマックス」が最多13ノミネート”. 映画.com (2015年12月15日). 2016年1月19日閲覧。
  11. ^ 「マッドマックス」が放送映画批評家協会賞で最多9冠、トムハ&シャーリーズも受賞”. 映画ナタリー (2016年1月18日). 2016年1月19日閲覧。
  12. ^ ロンドン映画批評家協会賞、作品賞は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」”. 映画.com (2016年1月19日). 2016年1月19日閲覧。
  13. ^ 米製作者組合賞ノミネート発表”. 映画.com (2016年1月6日). 2016年1月20日閲覧。
  14. ^ 『スター・ウォーズ』『マッドマックス』がノミネート!第66回アメリカ映画編集者協会エディ賞”. シネマトゥデイ (2016年1月7日). 2016年1月20日閲覧。
  15. ^ レオナルド・ディカプリオ 主演男優賞受賞 全米映画俳優組合賞映画部門発表”. シネマトゥデイ (2016年2月1日). 2016年2月2日閲覧。
  16. ^ イニャリトゥ&リドリー&ジョージ・ミラー!全米監督組合賞ノミネーション発表”. シネマトゥデイ (2016年1月14日). 2016年1月20日閲覧。
  17. ^ 米監督組合賞に「レヴェナント」イニャリトゥ監督 「バードマン」に続き2年連続”. 映画.com (2016年2月8日). 2016年2月8日閲覧。
  18. ^ 「インサイド・ヘッド」がアニー賞最多10部門に輝く、高畑勲は功労賞を獲得”. 映画ナタリー (2016年2月7日). 2016年2月8日閲覧。
  19. ^ 英国アカデミー賞で「レヴェナント」5冠、トム・クルーズがディカプリオを祝福”. 映画ナタリー (2016年2月15日). 2016年2月15日閲覧。
  20. ^ 米撮影監督協会賞は「レヴェナント」!エマニュエル・ルベツキが3連覇”. 映画.com (2016年2月16日). 2016年2月17日閲覧。
  21. ^ サテライト賞ノミネート発表”. 映画.com (2015年12月3日). 2016年1月20日閲覧。
  22. ^ 作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』 ディカプリオにまた栄冠! 第20回サテライト・アワード発表”. シネマトゥデイ (2016年2月26日). 2016年2月26日閲覧。
  23. ^ 「レヴェナント」が映画音響協会賞を受賞”. 映画.com (2016年2月23日). 2016年2月24日閲覧。
  24. ^ アカデミー賞ノミネーション発表、「レヴェナント」12部門、「マッドマックス」10部門”. 映画ナタリー (2016年1月15日). 2016年1月20日閲覧。
  25. ^ 88th ANNUAL ACADEMY AWARDS 第88回アカデミー賞特集 ノミネート&結果一覧”. シネマトゥデイ. 2016年2月29日閲覧。
  26. ^ 『レヴェナント』と『マッドマックス』が同時受賞!”. シネマトゥデイ (2016年3月2日). 2016年3月2日閲覧。
  27. ^ “『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が最多受賞!2016年エンパイア賞発表”. シネマトゥデイ. (2016年3月25日). http://www.cinematoday.jp/page/N0081370 2016年3月25日閲覧。 
  28. ^ スター・ウォーズ/フォースの覚醒』最多11部門!MTVムービーアワードノミネーション発表”. シネマトゥデイ (2016年3月14日). 2016年3月14日閲覧。
  29. ^ “坂本龍一、「レヴェナント」サントラで第59回グラミー賞にノミネート”. 映画ナタリー. (2016年12月7日). http://natalie.mu/eiga/news/212264 2016年12月7日閲覧。 
  30. ^ “第40回日本アカデミー賞優秀賞の最多受賞は「怒り」、「シン・ゴジラ」「64」が続く”. 映画ナタリー. (2017年1月16日). http://natalie.mu/eiga/news/216979 2017年1月17日閲覧。 

外部リンク[編集]