ブリット
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| ブリット | |
|---|---|
| Bullitt | |
| 監督 | ピーター・イェーツ |
| 脚本 |
アラン・R・トラストマン ハリー・クライナー |
| 製作 | フィリップ・ダントーニ |
| 製作総指揮 | ロバート・E・レリア |
| 出演者 |
スティーブ・マックイーン ジャクリーン・ビセット ロバート・ヴォーン |
| 音楽 | ラロ・シフリン |
| 撮影 | ウィリアム・A・フレイカー |
| 編集 | フランク・P・ケラー |
| 配給 | ワーナー・ブラザース=セヴン・アーツ |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 113分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | 550万ドル |
| 配給収入 |
(1969年洋画配給収入1位) |
『ブリット』(Bullitt)は、1968年のアメリカ映画。ピーター・イェーツのハリウッド第1回監督作品。
マックイーンが運転する1968年型フォード・マスタングGT390と敵の1968年型ダッジ・チャージャーによる、サンフランシスコの急斜面を利用したカーアクションやクライマックスの空港での追跡劇が描かれる。
ストーリー[編集]
サンフランシスコ市警察本部捜査課のブリット警部補(スティーブ・マックイーン)は、チャルマース上院議員(ロバート・ヴォーン)から裁判の重要証言者の保護を命じられる。その証言者とは、ジョー・ロスというマフィア組員。ロスは組の金を横領し、組のヒットマンから狙われていた。
ブリットは、部下のデルゲッティ部長刑事やスタントン刑事と交代でホテルの一室にてジョー・ロスを保護する。ところが、ロスはスタントン刑事が目を離した隙に部屋のドアを開け、それと同時に部屋に入ってきたヒットマンに射殺されてしまい、スタントン刑事も重傷を負う。
スタントン刑事の証言により、ロスがヒットマンと示し合わせたかのようにドアを開けたことを知ったブリットは、事件の裏になにかがあることを感じ取り、ロスが死んだことを報告せず、デルゲッティ部長刑事と捜査を開始する。
キャスト[編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
|---|---|---|---|
| テレビ朝日版 ()内は追加収録担当 |
[1] | ||
| フランク・ブリット | スティーブ・マックイーン | 内海賢二 (落合弘治) |
宮部昭夫 |
| キャシー | ジャクリーン・ビセット | 平井道子 (岡本麻弥) |
|
| ウォルター・チャルマース上院議員 | ロバート・ヴォーン | 矢島正明 (矢島正明) |
|
| デルゲッティ部長刑事 | ドン・ゴードン | 勝部演之 (勝部演之) |
|
| サム・ベネット警部 | サイモン・オークランド | 神田隆 (五王四郎) |
|
| ベイカー警部 | ノーマン・フェル | 緒方敏也 | |
| ワイズバーグ | ロバート・デュヴァル | 北川国彦 | |
| ウィラード医師 | ジョーグ・スタンフォード・ブラウン | 玄田哲章 (玄田哲章) |
|
| エディ | ジャスティン・タール | ||
| フィル | ビル・ヒックマン | ||
- その他吹替 - 宮田光、緑川稔、徳丸完、北山年夫、寺島幹夫、桑原たけし、斉藤昌、野島昭生、若本紀昭、平林尚三、作間功、山岡葉子、三浦潤子、峰あつ子、山崎敦子
- 演出:小林守夫、翻訳:木原たけし(追録部:平田勝茂)、選曲:重秀彦、効果:遠藤堯雄/桜井俊哉、調整:前田仁信、プロデューサー:植木明、解説:淀川長治、製作:東北新社(ブロードメディア・スタジオ)
- ※2018年6月6日発売の「吹替の力」シリーズ『【初回限定生産】ブリット 日本語吹替音声追加収録版 ブルーレイ』にはテレビ朝日版にカット部分を追加収録したWOWOW版が収録される[2]。
スタッフ[編集]
- 監督 - ピーター・イェーツ
- 製作 - フィリップ・ダントニ/ロバート・E・レリア
- 原作 - ロバート・L・バイク
- 脚本 - アラン・R・トラストマン/ハリー・クレイナ
- 撮影 - ウィリアム・A・フレイカー
- 音楽 - ラロ・シフリン
- 編集 - フランク・P・ケラー
- 提供 - ワーナー・ブラザース=セヴン・アーツ
受賞歴[編集]
- 1968年アカデミー賞 編集賞 - フランク・P・ケラー
エピソード[編集]
- 現役レーサーのマックイーンと元レーサーのイェーツ監督の作品であり、サンフランシスコのロケでも、ジョン・フォードや黒澤明の作品で見られるような手法、すなわちスピード感を出すためカメラの撮影速度を落として映像を速く見せる方法は採用せず、カーチェイスは実際に猛速度で展開された。撮影監督のウィリアム・フレイカーはドライバーの視点で撮影するアイディアを発案し、構造の堅牢なアリフレックスを車内に持ち込んでいる。撮影に使える区間が限られていたため、撮影ははかどらず5週間が費やされた。
- 2001年には当時最新だった5代目のマスタングを初代風のマスクに変更し、劇用車と同じグリーン(当時は設定が無い色)に塗装した「ブリット仕様車」が限定で登場した。
- マックイーンは実在の連続殺人事件ゾディアック事件を担当したサンフランシスコ市警のデイヴ・トースキー刑事を役作りの参考にしている。本作で有名なブリットのショルダー・ホルスターは、トースキー刑事が実際に使用していたことから採用されたものである。
- ダッジ・チャージャーの運転手役を演じたビル・ヒックマンはスタント・ドライバーであり、フレンチ・コネクションのカーチェイスでも、その腕前を披露している。
- 伝記作家などがマックイーンとジャクリーン・ビセットに不倫関係があったことを指摘しているが、ビセットはこれを否定している。
- 本作は撮影用のオープンセットを全く使用せず、全て実際の場所で撮影している。
- 劇中でマックィーンが使っているマグカップに「寿」の漢字があるとの指摘がある。