ハワーズ・エンド

『ハワーズ・エンド』（Howards End）は、1910年に出版されたE・M・フォースターの小説。

あらすじ

郊外の邸宅ハワーズ・エンドを舞台に描かれるドラマ。

日本語訳

• 『E.M.フォースター著作集（3） ハワーズ・エンド』（小池滋訳、みすず書房、1994年）
• 『ハワーズ・エンド』（吉田健一訳、集英社、1992年）
  • 河出書房新社〈世界文学全集（第1期-07）、2008年）、池沢夏樹個人編集

映画

アメリカでは1992年3月13日に、イギリスでは5月1日に公開。第65回アカデミー賞では作品賞を含む9部門にノミネートされ、主演女優賞、脚色賞、美術賞を受賞。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

• ヘンリー・J・ウィルコックス - アンソニー・ホプキンス（池田勝）
• マーガレット・シュレーゲル - エマ・トンプソン（池田昌子）
• ルース・ウィルコックス - ヴァネッサ・レッドグレイヴ（竹口安芸子）
• ヘレン・シュレーゲル - ヘレナ・ボナム＝カーター（勝生真沙子）
• レナード・バスト - サミュエル・ウェスト（堀秀行）
• チャールズ・ウィルコックス - ジェームズ・ウィルビー（小室正幸）
• イヴィー・ウィルコックス - ジェマ・レッドグレイヴ（山田栄子）
• ドリー・ウィルコックス - スージー・リンデマン（安達忍）
• ジャッキー・バスト - ニコラ・デュフェット（さとうあい）
• ジュリー叔母さん - プルネラ・スケイルズ（斉藤昌）
• ティビー・シュレーゲル - エイドリアン・ロス・マジェンティ（真殿光昭）
• ポール・ウィルコックス - ジョゼフ・ベネット（二又一成）
• 演奏会講演者 - サイモン・キャロウ（クレジットなし）（小島敏彦）

スタッフ

• 監督：ジェームズ・アイヴォリー
• 製作：イスマイル・マーチャント
• 製作総指揮：ポール・ブラッドリー
• 脚本：ルース・プラワー・ジャブヴァーラ
• 撮影：トニー・ピアース＝ロバーツ
• 音楽：リチャード・ロビンズ

主な受賞

• アカデミー賞：主演女優賞、脚色賞、美術賞
• 英国アカデミー賞：作品賞、主演女優賞
• ゴールデングローブ賞：主演女優賞（ドラマ部門）
• カンヌ国際映画祭：45周年記念賞