ロバート・アルトマン

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ロバート・アルトマン
Robert Altman
Robert Altman
本名 Robert Bernard Altman
生年月日 (1925-02-20) 1925年2月20日
没年月日 (2006-11-20) 2006年11月20日(81歳没)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミズーリ州カンザスシティ
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
職業 映画監督、脚本家
配偶者 LaVonne Elmer (1946-1951)
Lotus Corelli (1954-1957)
Kathryn Reed (1959-2006)
主な作品
M★A★S★H マッシュ
ザ・プレイヤー
ショート・カッツ
ゴスフォード・パーク

ロバート・アルトマンRobert Altman, 1925年2月20日 - 2006年11月20日) は、アメリカ合衆国映画監督

来歴[編集]

1925年2月20日ミズーリ州カンザスシティに生まれる。1943年第二次世界大戦中の18歳でアメリカ陸軍航空軍に入隊した。

1946年カリフォルニアに移住し、コマーシャルの仕事を始める。1951年、仕事の傍ら短編やドキュメンタリーを製作。1957年、初の長編劇映画『The Delinquents』を製作。同年製作したドキュメンタリー『ジェームズ・ディーン物語』はアルフレッド・ヒッチコックに評価された。

1962年、テレビシリーズ『コンバット!』の演出を務めた。同作は国内の愛国的雰囲気に支持されて、1960年代前半から長きに渡って放映され、日本などでもテレビの普及とともに人気を博したが、同年代の後半にベトナム戦争の泥沼化とともに厭戦や反戦の気分が高まったことで製作が中止された。1970年朝鮮戦争を扱ったブラック・コメディM★A★S★H マッシュ』が第23回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。世界的な注目を浴びる。同作は後にテレビシリーズ化がなされ、アメリカで国民的な人気を博す作品となった。

1970年代レイモンド・チャンドラーハードボイルド小説『長いお別れ』を映画化した『ロング・グッドバイ』(1973年)や総勢24人の登場人物を描いた群像劇ナッシュビル』(1975年)、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した西部劇ビッグ・アメリカン』(1976年)、パームスプリングスを舞台に3人の女性を描いた『三人の女』(1977年)など、13本もの長編を製作した。

1980年ロビン・ウィリアムズを主演に製作した『ポパイ』が興行的にも批評的にも失敗。その後、1980年代は一時低迷し、テレビ映画も手がけるようになる。1992年ハリウッドを舞台にした群像劇『ザ・プレイヤー』が第45回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞して復活。1993年にはレイモンド・カーヴァーの短編を元にした群像劇『ショート・カッツ』が第50回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞。アンリ=ジョルジュ・クルーゾーミケランジェロ・アントニオーニと並んで、世界三大映画祭の最高賞を全て制覇した史上3人目の監督となった。

1994年パリコレを舞台にした『プレタポルテ』にはマルチェロ・マストロヤンニソフィア・ローレンローレン・バコールなどが出演したほか、ジャン=ポール・ゴルチエカーラ・ブルーニなどが本人役で登場した。1996年にはヴェネツィア国際映画祭栄誉金獅子賞を受賞。1999年にはアメリカ芸術科学アカデミー会員に選出された[1]

2001年イギリスカントリーハウスを舞台に製作した『ゴスフォード・パーク』が第59回ゴールデングローブ賞監督賞を受賞。2002年にはベルリン国際映画祭名誉金熊賞を受賞。2006年、長年の創作活動に対して第78回アカデミー賞において名誉賞が授与された[2]

アカデミー賞にはこれまで監督賞に5回、製作者として作品賞に2回ノミネートされたが、受賞には至っておらず、長いキャリアの中で初めての受賞となった。また、その授賞式のスピーチで心臓移植をしていたことを告白。その8ヶ月後の11月20日ロサンゼルスの病院で癌により81歳で死去した[3]。同年2月に遺作となった『今宵、フィッツジェラルド劇場で』を第56回ベルリン国際映画祭で発表したばかりであり、次回作の構想も練っていたという。ポール・トーマス・アンダーソン2007年の監督作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』をアルトマンに捧げている[4]2008年には第23回インディペンデント・スピリット賞でロバート・アルトマン賞と冠したアンサンブル賞が創設された。

2014年にはロン・マン監督によるドキュメンタリー映画『ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』が公開された。

主な監督作品[編集]

その他[編集]

  • ロバート・オルトマンと表記する方が原音に近いが、日本ではアルトマンが定着している[5][6]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ Book of Members, 1780–2010: Chapter A”. 2011年4月15日閲覧。
  2. ^ Robert Altman”. 2012年9月29日閲覧。
  3. ^ 米国:映画監督ロバート・アルトマンの死”. 2014年8月15日閲覧。
  4. ^ Ian Haydn Smith著『International Film Guide: The Definitive Annual Review of World Cinema』(2008年)P.316より。 
  5. ^ [1]
  6. ^ Robert Altman RIGHT PRONUNCIATION 2018年5月8日閲覧。

外部リンク[編集]