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ドゥニ・ヴィルヌーヴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
Denis Villeneuve
Denis Villeneuve
2018年
生年月日 (1967-10-03) 1967年10月3日(56歳)
出生地 カナダの旗 カナダ ケベック州ジャンティーイ英語版
職業 映画監督脚本家
活動期間 1994年 -
主な作品
灼熱の魂
プリズナーズ
ボーダーライン
メッセージ
ブレードランナー 2049
デューン』シリーズ
 
受賞
ヴェネツィア国際映画祭
青年映画賞
2016年メッセージ
ベルリン国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
2001年
放送映画批評家協会賞
SF/ホラー映画賞
2016年メッセージ
ジニー賞
監督賞
2001年
2010年静かなる叫び
2011年灼熱の魂
脚本賞
2001年『渦』
脚色賞
2011年『灼熱の魂』
その他の賞
ワルシャワ国際映画祭
最優秀作品賞
2010年灼熱の魂
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ドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve, 1967年10月3日 - )は、カナダ映画監督脚本家

来歴

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1967年、カナダケベック州公証人の父親と専業主婦の母親の長男として生まれる。ケベック大学モントリオール校で映画について学び、キャリア初期にはラジオ・カナダの若年映画コンペ「La Course Europe-Asie」で受賞した[1]ジニー賞の監督賞は『英語版』(2000年)、『静かなる叫び』(2009年)[2]、『灼熱の魂』(2010年)[3] で計3回受賞した。

『灼熱の魂』は第83回アカデミー賞外国語映画賞にカナダ代表として出品され[4]、本戦ノミネートを果たした[5]

2013年には『プリズナーズ』でハリウッドデビューを果たす。

2013年、トロント国際映画祭にて

2016年、エイミー・アダムス主演の『メッセージ』を監督し、第89回アカデミー賞において監督賞にノミネートされた。また、作品賞を含む7部門にノミネートされ、アカデミー音響編集賞を受賞した。

2017年、カルト的な人気を誇るSF映画の金字塔『ブレードランナー』の35年ぶりの続編『ブレードランナー 2049』を発表し、アカデミー賞撮影賞視覚効果賞の2部門に輝いた。

2021年、フランク・ハーバートSF大河小説デューン砂の惑星』を原作とした『DUNE/デューン 砂の惑星』を監督。コロナ禍での公開でありながら、全世界で2億2320万ドルの興行収入を記録した。また第94回アカデミー賞では、監督賞こそ逃してしまったものの作品賞を含む10部門にノミネートされ、6部門を受賞した。

2024年には、その続編『デューン 砂の惑星 PART2』が公開。世界興行収入6億ドルを超えるヒットとなり、その影響でシリーズの世界累計興行収入が10億ドルを突破した。

フィルモグラフィ

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題名 監督 脚本 製作 備考
1994 REW-FFWD Yes Yes No
1996 Cosmos Yes Yes No 「Technétium, Le」の章のみ
1998 Un 32 août sur terre Yes Yes No
2000
Maelström
Yes Yes No ジニー賞5部門受賞、第51回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞[6]
2008 華麗なる晩餐
Next Floor
Yes Yes No 第4回札幌国際短編映画祭最優秀美術賞受賞
2009 静かなる叫び
Polytechnique
Yes Yes No ジニー賞9部門受賞[7]
2010 灼熱の魂
Incendies
Yes Yes No ジニー賞8部門受賞[8]
2013 プリズナーズ
Prisoners
Yes No No
複製された男
An Enemy
Yes No No
2015 ボーダーライン
Sicario
Yes No No
2016 メッセージ
Arrival
Yes No No
2017 ブレードランナー 2049
Blade Runner 2049
Yes Yes No
2021 DUNE/デューン 砂の惑星
Dune
Yes Yes Yes
2024 デューン 砂の惑星 PART2
Dune: Part Two
Yes Yes Yes
2026
Untitled Event Film
Yes
TBA
Rendezvous with Rama
Yes 原作はアーサー・C・クラークのSF小説『宇宙のランデヴー[9]

出典

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  1. ^ Villeneuve's hometown holds red-carpet bash”. Montreal Gazette. 2011年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月3日閲覧。
  2. ^ Polytechnique sweeps Genie Awards” (英語). Toronto Star (2010年4月12日). 2023年12月16日閲覧。
  3. ^ Villeneuve's Incendies wins eight Genies, including best picture”. The Globe and Mail (2011年3月10日). 2017年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月16日閲覧。
  4. ^ Vlessing, Etan (2010年9月22日). “Canada picks 'Incendies' to vie for Oscar”. hollywoodreporter. オリジナルの2010年10月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101001054603/http://www.hollywoodreporter.com/hr/content_display/world/news/e3i164dab495458bd2bb6e4fc7db250065e 2010年9月29日閲覧。 
  5. ^ Nominees for the 83rd Academy Awards”. oscars.org. 2011年1月25日閲覧。
  6. ^ 渦 (2000) - 作品情報・映画レビュー”. キネマ旬報WEB. キネマ旬報社 (2022年8月10日). 2023年12月4日閲覧。 “2001年ベルリン映画祭国際批評家連盟賞、カナダ・ジニー賞主要5部門、トロント映画祭最優秀カナダ映画賞、モントリオール映画祭最優秀カナダ映画賞ほか受賞。”
  7. ^ “ドゥニ・ヴィルヌーヴがカナダの銃乱射事件を描いた「静かなる叫び」公開”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年12月26日). https://natalie.mu/eiga/news/214094 2016年12月26日閲覧. "カナダのアカデミー賞に相当するジニー賞で作品賞、監督賞など9部門を制した。" 
  8. ^ J・M (2022年8月10日). “ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作『灼熱の魂』よりバス襲撃の果てに待つ悲劇を収めた本編映像が公開”. SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン). 近代映画社. 2023年12月4日閲覧。 “第83回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、カナダ版アカデミー賞であるジニー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など8部門独占を果たしたほか、30か国以上の映画祭で上映され高い評価を獲得した。”
  9. ^ 『DUNE』ヴィルヌーヴ監督、アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』を映画化へ ─ モーガン・フリーマン長年の企画、ついに前進 | THE RIVER”. theriver.jp (2021年12月16日). 2023年11月10日閲覧。

関連書籍

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  • 『ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 : アート・アンド・ソウル・オブ・DUNE/デューン 砂の惑星』 著:タニア・ラポイント、序文:ドゥニ・ヴィルヌーヴ、イントロダクション:ブライアン・ハーバート&ケヴィン・J・アンダーソン、訳:阿部清美、DU BOOKS、2021年10月。ISBN 978-4-86647-143-3
  • 『ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 : アート・アンド・サイエンス・オブ・メッセージ』 著:タニア・ラポイント、序文:テッド・チャン、訳:阿部清美、DU BOOKS、2023年2月。ISBN 978-4-86647-168-6

外部リンク

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