口寄せの術

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口寄せの術(くちよせのじゅつ)は、『週刊少年ジャンプ』に連載されている岸本斉史による漫画作品『NARUTO -ナルト-』に登場する術技のひとつ。本記事では術の概要と共に、術により呼び出される「口寄せ動物」についても解説する。

概要[編集]

口寄せの術とは、血で契約した生き物を好きな時・好きな場所に呼び出す時空間忍術の一種。会得難易度はC(中忍レベル)。通常、親指に血を塗ってから印を結び、手をかざすことで術式が展開され、契約した生き物などが呼び出される(空中でも可能。多くの場合親指を噛んで血を流し、その傷は術発動後に治癒する)。また契約者でなくとも、契約者の血液と巻物などに記された口寄せの術式さえあれば術を発動できる。通常の口寄せの術の場合、応じるかどうかは契約動物にも一定の決定権があるらしく、「皆の書」によれば忍猫などは応じないことがあるようである。呼び出す対象は動物に限らず、人間や武器、丸太などでも可能。応用として、巻物や体内から武器などを口寄せするという手段も存在する(この場合、血液は不要)。

アニメ版では、未契約の状態で術を使うと別の場所にランダムに時空間移動してしまう設定と、契約者が死亡すると契約が自動的に解除されて口寄せ動物は自分の世界へ戻る設定が追加された。但し原作・アニメ共に穢土転生されたうちはイタチや長門、二代目水影・鬼灯幻月が口寄せの術を使用していることから、何らかの形で術者が復活した場合は自動的に再契約される模様。以上のような汎用性に富んだ術であるため、応用術を含め作中での使用者は多い。またペイン畜生道は、イビキの体に対して口寄せの術を行うことで、口寄せ動物を体内から出現させて攻撃するという応用を披露している。

大筒木ハゴロモの行使する口寄せは忍のそれとは一線を画しており、時空間忍術でも行き来不能なカグヤの空間からナルト達を呼び戻したほか、それに先立ち浄土から歴代の五影たちを魂のみの状態で現世に召喚している。その他、この系統には分類されないものの、性質変化や瞳術の中には口寄せを含む術も多く存在する。

応用術[編集]

以下、特定の動物のみの応用術は、そちらを参照。

逆口寄せの術(ぎゃくくちよせのじゅつ)
【ガマ吉、フカサク】口寄せ動物が契約者を逆に口寄せする術。重吾の言動によればアオダも使用可能であるらしい。
口寄せ・哀暗冥電(くちよせ・あいあんめいでん)
【森乃イビキ】口寄せした巨大な招き猫型の棺に相手を閉じ込め、鎖で雁字搦めにした状態で地中に埋葬する。アニメ版オリジナルの術。
口寄せ・雨水門(くちよせ・うすいもん)
【アジサイ】雲や太陽、目が描かれた木製の門を口寄せする。アニメ版オリジナルの術。
口寄せ・穢土転生(くちよせ・えどてんせい)(補助、禁術)
【二代目火影・千手扉間、大蛇丸薬師カブト】扉間が考案し、大蛇丸、そしてカブトが完成させた、作中でも史上最悪と言える禁術。生きた人間を生贄に死者の魂を現世に呼び出し、蘇生させる。効率のみを優先し倫理や人道を完全に無視した術であるため、劇中では敵味方を問わず非常に警戒もしくは嫌悪されている。本来は蘇生させた死者から敵の情報を聞き出し、互乗起爆札を仕込んだ人間爆弾として使用するための術だが、大蛇丸はこれに改良を加え、単純な爆弾ではなく生前の能力を使用した兵士として使う術として完成させた。
使用条件
蘇生の対象となる死者の一定量の個人情報物質(DNA)と、死者の魂を留めるための生け贄とする生きた人間が必要となる(生け贄は故人と近い体格の人間が望ましいとされるが、生け贄の肉体が五体不満足等、損傷・欠損していても特に問題は無い。疾風伝の特別編では死にかけた人間を生贄にした場合、機能が低下する)。よって、DNAを発見・回収できなかった者や、死者の魂が浄土(あの世)にない者(屍鬼封尽で魂を死神に喰われている者等)は蘇生させることができない[1]
死者の特徴
蘇生させる際、生け贄にする生きた人間の体の周りを塵芥が覆い、マスクや服・額当てなどある程度の装備を再現した生前の姿を模る。カブトが行ったものは眼球の強膜が黒く濁り、完全に自我を奪われた状態では黒目の部分は白に変色する他、生前の能力や体質全てを再現することを可能にし、血継限界や秘伝忍術を含めた個人技能をほぼ完璧に使用できる。死んだ時点の姿で蘇生されるため、肉体の傷などの欠損はある程度回復する(蘇生時点での装備も再生するが、衣服などは外れれば身に着けなおす必要がある)が老化や肉体の衰弱はそのままになってしまう(カブトは老年期に死んだマダラを特殊な調整で全盛期の姿で蘇生させたため、肉体年齢を変えることは可能らしい)。蘇生した死者を後から口寄せする場合、木棺に入った状態で地中から現れる。また、ある種の特殊な感知能力を持った人物には、蘇生した人物がドクロのイメージで感知される。
この術で蘇生された死者は、元から死者であるために身体を傷つけられても致命傷を受けることはなく、ヒビが入る程度で術の効力によりすぐに修復してしまう(ゆえに穢土「転生」と呼称される。ただし毒物や、精神に作用する幻術は効果がある)。また、チャクラが尽きることがなくなる(最大値は変わらないが、使った端から回復する)。痛覚もなく血を流すこともないが、瞳術の反動や口寄せ時などに流血することはある。
頭に札を埋め込むことにより、蘇生された死者を蘇生させた術者に従わせることが可能。埋め込む札の種類により死者への拘束力は上下し、遠隔操作で書き換えることも可能である。拘束力が強ければ死者自身の自我を奪うことができ、操ることが容易になる。しかし自我を残された死者が蘇生させた術者を凌ぐ力量の持ち主だった場合、自力でその拘束を解くことができる。また死者に自我が残されている場合に限り、生前の心残りなどが晴れる、あるいは強い意志で跳ね除けることで魂の縛りが解け、再び成仏する場合もある。
特徴
術者が死亡しても口寄せは解除されない。このため蘇生された死者への対抗策は屍鬼封尽等の魂の封印や、体を動かせなくする封印術、もしくは蘇生させた術者に術を止めさせることとなる。また、点穴をついてチャクラの使用を封じることで動きを止めることも可能。封印された場合、封印が有効となった時点で死者は意識を失う。
忍術によって構成が維持されているため、全ての術を無にする六道の陰陽遁の攻撃を受けるとその部分だけ口寄せ契約が解除されて修復しなくなり、致命傷を受けた場合術自体が無効化されて浄土へ送り返されてしまう。
作者はこの術を作品に出した意義に関して「『分かり合える』と信じているナルトが単に相手を殺すことはできないので、そこで"穢土転生"という本来死んだはずの人間をゾンビのように復活させるというある種の荒行が出てきたんです」と後年コメントしている[2]
口寄せ・穢土転生・解(くちよせ・えどてんせい・かい)
【薬師カブト[3]、うちはマダラ】穢土転生の効果を解除し、死者の魂を浄土へ帰還させる。術者自身が使用する場合と、口寄せされた死者が使う場合の両方が存在する。
子・丑・申・寅・辰・亥の印を組むことで、術者が口寄せした死者を全て解放する。
死者に自我が残されており、その行動を術者が完全に縛りきっていなかった場合、口寄せされた死者自身が印を組むことで、死者の側から口寄せ契約自体を一方的に解除することができる。
死者がこれを使用した場合、術者による解除が不可能となり、穢土転生の本来のアドバンテージもそのまま残ってしまうため、強力な忍に解除の印を使わせてしまうと、「不死身となった忍が、無限のチャクラをもって、自らの意思で暴れ回り、術者でも止める事は出来なくなる」という厄介な状況を招く。作中では忍五大国を震撼させた最強の忍であるうちはマダラが実践し、そのマダラ自身ですらも「禁術を不用意に使うべきではない」と評していた。
口寄せ・拷問部屋(くちよせ・ごうもんべや)
【森乃イビキ】自らの精神世界にある拷問部屋に相手を口寄せして、尋問を行う。相手を床の歯車と繋がった鉄線で縛り上げ、その痛みを術者自身も共有し、陥落話術へ持ち込むことで自白させる。アニメ版オリジナルの術。
口寄せ・四獣包囲の陣(くちよせ・しじゅうほういのじん)
【音の四人衆】土牢剛霊無(どろうゴーレム)・大蜘蛛・三重羅生門・怒鬼を口寄せし相手を攻撃する。アニメ版オリジナルの術。
口寄せ・雷光剣化(くちよせ・らいこうけんか)(近、補助、上忍)
うずまきナルトうちはサスケ、初代火影・千手柱間、トロイ】「忍具口寄せ」の一種。剣やクナイなどを衣服や巻物に封じ、「印」を描いてそれに触れることで瞬時に忍具を呼び出す。展開状態で封じておけば、取り出しから攻撃までの時間をさらに短く出来る。
口寄せ・羅生門(くちよせ・らしょうもん)(防御、上忍)
【左近・右近】禍々しい形相が彫られた巨大な門を口寄せする。大蛇丸を護るための最強防御。ただ頑丈なだけではなく弾性にも優れ、キバと赤丸の放った「牙狼牙」の衝撃をも吸収し防いでしまうほどである。
口寄せ・三重羅生門(くちよせ・さんじゅうらしょうもん)(防御、超高等)
【大蛇丸、左近&右近[4]】羅生門の上位術で、三つ(受・減・拡)の羅生門を縦に並ぶように口寄せし、門一つでは防ぎきれない攻撃でも徐々に威力を殺して防ぎきる。三つとも、左右の装飾品の形が微妙に違う。アニメ版の描写からそれぞれ色も違うことが分かる。左近&右近がアニメで使用した時はに大量のクナイを仕込み、発射できる仕様になっていた。
口寄せ・五重羅生門(くちよせ・ごじゅうらしょうもん)
【初代火影・千手柱間】五つの羅生門を口寄せする、口寄せ・三重羅生門の上位版。山々を軽く超える高さで、完成体須佐能乎を纏った九尾の尾獣玉手裏剣の攻撃の軌道を変えるほど。
増幅口寄せの術(ぞうふくくちよせのじゅつ)(近、補助、上忍)
【長門】口寄せされた動物が攻撃された場合、頭部が増殖し、その数だけ複数の個体として分裂する。作中では犬の個体の頭部が増えて体を共有し、後に分裂した。アニメでは逆に分裂した状態から結合が行われていた。この術によって口寄せされた動物はダメージによる口寄せの解除が無効になるため、術者本人を倒す、天照で焼き尽くすなど、打撃や忍術ではない根本的な対処が必要となる。
輪廻眼の能力を知らなかった自来也がこの術について知っていたため、畜生道の能力ではなく高難度の口寄せだと思われる。

口寄せ動物[編集]

[編集]

嗅覚に優れた忍犬を呼び出す。契約者ははたけカカシ[5]。輪廻眼関連の契約者は#畜生道の動物を参照。

パックン
- 辻親八
カカシが口寄せする忍犬でパグらしき品種。
カカシが口寄せする忍犬の中で最も信頼が厚いと言われ、単体で口寄せされる事も多い。人語を話すために戦闘向きのタイプではない。アニメ版第20話ではナルトの家のキーホルダーのデザインとなっている。
ブル
カカシが口寄せする忍犬でブルドッグらしき品種。カカシが口寄せする忍犬の中で体格及び鳴き声が一番大きい。
シバ、ビスケ、アキノ、グルコ、ウーヘイ、ウルシ
声 - 日野聡川田紳司鳥海浩輔水樹奈々東條加那子近藤隆
カカシが口寄せする忍犬。

応用術(犬)[編集]

口寄せ・土遁・追牙の術(くちよせ・どとん・ついがのじゅつ)
【はたけカカシ】詳細は土遁を参照。

使用術(犬)[編集]

犬壁の陣(いぬかべのじん)
【パックン&ブル&シバ&ビスケ&アキノ&グルコ&ウーヘイ&ウルシ】カカシの忍犬の連携技のひとつ。ブルを中心として全員が陣を組み、ブルを掴んで攻撃しに来た相手を陽動させ、タイミングを見計らって散開し相手の攻撃をかわす。アニメ版オリジナルの術。
鶴翼の陣(かくよくのじん)
【シバ&ビスケ&アキノ&グルコ&ウーヘイ&ウルシ】カカシの忍犬の連携技のひとつ。六匹の忍犬が左右同時に飛び込んで、敵に噛み付く。その姿は翼を広げたの様に見える。アニメ版オリジナルの術。
忍犬忍法・砂塵の舞(にんけんにんぽう・さじんのまい)
【シバ、ビスケ、アキノ、グルコ、ウーヘイ、ウルシ】脚で地面を高速で掘ることで塵を巻き上げ、その中に隠す同時に敵の視界を遮る。アニメ版オリジナルの術。
法円の陣(ほうえんのじん)
【シバ&ビスケ&アキノ&グルコ&ウーヘイ&ウルシ】カカシの忍犬の連携技のひとつ。六匹の忍犬が円状に配置して対象を囲む。劇中ではパックンとブルを隠すために「砂塵の舞」の範囲を広げるために使った。アニメ版オリジナルの術。

蝦蟇[編集]

木ノ葉隠れの里から歩いて1ヶ月程掛かる迷いの森の奥にある秘境「妙木山」に住む。かつては人間と交流を持たなかったが、数十年前に自来也が妙木山に迷い込んだことがきっかけで木ノ葉と関わるようになった。契約者は自来也、うずまきナルト四代目火影・波風ミナト、猿飛木ノ葉丸。契約書は自来也が管理していたが、彼の死後はナルトに引き継がれ、その後木ノ葉丸が所持している。

ガマブン太(ガマブンた)
声 - 渡部猛中博史[6]
ガマ吉とガマ竜の父。
煙管を銜え、腹にさらしを巻いて法被を羽織った親分肌の大蝦蟇。ナルトとは主従が逆転しており、ナルトが子分で、ブン太が親分という妙な関係。性格は仁侠の親分そのもので、自来也でも手に負えないと言うほど。ドスの利いた広島弁がそれに拍車をかけている。
水遁系の術、ドスと自らの体を利用した攻撃を主とする。体の大きさもケタ外れで、戦闘の際には地形が変わってしまうほど。
ナルトと守鶴となった我愛羅との闘いでは「まだお前と盃を交わしていない」という理由で守鶴を相手にすることを面倒くさがっていたが、息子のガマ吉を助けられたと聞いて、その恩に報いるためと、ガマ吉をいじめた守鶴に仕返しをするためにナルトに力を貸して守鶴と闘い、短冊街近郊では本来の主である自来也や綱手のカツユと共に大蛇丸が呼び寄せたマンダと激突した。
第二部ではガマケンと共にペイン六道の口寄せした怪物群と戦うも、ペイン天道の攻撃により戦闘不能になり、任務から帰ってきたガイ班に里の危機を伝えた。第四次忍界大戦では詳細は不明だが「手打ちのゴタゴタ」で妙木山を動けず、ガマ吉を派遣した。
モデルは俳優菅原文太
ガマ吉(ガマきち)
声 - 上田燿司
ガマブン太の子でガマ竜の兄。
広島弁であり、父に似て強気な性格。おやつを欲しがる癖がある(具体的に何が食べたいのかは謎)。実在の蝦蟇と同じ位のサイズで偵察向き。。
ナルトと自来也がそれぞれ、ガマブン太の口寄せを失敗した時に登場。第二部では巨大な姿に成長し、アニメでは火遁を使える。ペイン襲来時は、単身で負傷した綱手を避難させた。第四次忍界大戦ではナルトによって口寄せされ、サスケが口寄せしたアオダ、サクラが口寄せしたカツユと共に新たなる三竦みを成す。ナルト自身はガマブン太を口寄せするはずだったが、ブン太が「手打ちのゴタゴタ」で多忙のため代わりに口寄せされた。第二部初登場から数か月しか経っていないにも関わらず、すでに父親と同じ位の巨大なサイズに成長しておりナルトを驚かせた。また、煙草を銜え父と同じドスを携えている。十尾の人柱力となったオビトとの戦いでは、口寄せの時間切れで消える直前に仙術である水飴鉄砲を放ち、ナルトと扉間に十尾の人柱力の弱点が仙術であることを気付かせるきっかけを作った。
ガマ竜(ガマたつ)
声 - 重松朋
ガマブン太の子でガマ吉の弟。
父や兄と比べるとのん気な性格。ガマ吉同様、おやつを欲しがる癖がある(具体的に何が食べたいのかは原作では謎だが、アニメでは人間が食べるような菓子類を頬張ったり、カエルらしくハエを追い回したりする場面がある)。
ナルトと自来也がそれぞれ、ガマブン太の口寄せを失敗した時に登場。作中には出てきていないが、第二部では巨大な姿に成長し、アニメではガマ吉・ナルトとの修行により水遁を使えるようになる。
ゲロ寅(ゲロとら)
声 - 浦山迅
胴体が大きな巻物の形をした、山でもかなり珍しいとされる「巻物蝦蟇」の一匹。契約者の体内に「蔵入り」し、契約者が死するまで機密情報を堅守する。
体内から出た時は胴体が縮んでいる時がある。ナルトに掛けられている四象封印の鍵を持つが、自来也に触られることに抵抗を持つ。これはナルトの修行中、自来也が九尾のチャクラのコントロールを身につけさせようと鍵を緩めた結果、九尾化したナルトに重傷を負わされたためである。
自来也に蔵入りしていたが、ペインとの戦闘前に出され、後にサスケと戦うことを決意したナルトに蔵入りする。
ガマヒロ
声 - 大西健晴
腹巻きを巻いており、背中の2本の刀で戦う大蝦蟇。
主に「口寄せ・屋台崩しの術」発動の際に呼ばれ、初登場時は木ノ葉崩しの最中だった。ペイン襲来時にはガマブン太・ガマケンと呼ばれ、共にペインの口寄せ動物と戦った。第四次忍界大戦ではナルトが呼び出し、白ゼツの部隊をまとめて押しつぶしている。
モデルは俳優の松方弘樹
ガマケン
声 - 斧アツシ
背中に防御用の大皿を背負い、攻撃用の刺又を持った大蝦蟇。「自分不器用ですから」が口癖。
雨隠れではペインの口寄せ動物に対抗する形で自来也に呼ばれ、木ノ葉ではガマブン太らと共にペインの口寄せした怪物と戦った。
モデルは俳優の高倉健
コウスケ
声 - 酒巻光宏
ゴーグルを首に掛けている連絡蝦蟇。
ナルトが妙木山に修行に行っている間、火影の部屋で待機していた。木ノ葉がペインによる襲撃を受け始めた頃、それを伝えるべく妙木山に戻る直前にダンゾウにより密かに殺された。修行中のナルトが木ノ葉の異変に気付いたのは、契約者の巻物からコウスケの名前が消えていたのがきっかけだった。
フカサク
声 - 西川幾雄
二大仙蝦蟇の一人。
シマのことをいつも気遣っているが、うるさく思われている。相手を呼ぶ時はちゃん付けで呼ぶ。自来也に仙術を教えた師匠でもあり、彼や蝦蟇達からは「頭(かしら)」「じじ様」、ナルトからは「じいちゃん仙人」と呼ばれている。
自来也の仙人モードでは妻のシマと共に自来也の肩に乗り、自然エネルギーの吸収や情報収集および分析を行う。舌を硬化させて敵を斬る仙術を使用できる(アニメでは水流を吐き出して切り裂く別の術を使用)。
自来也の死に際には、背中にダイイングメッセージを残された。自来也の死後はナルトに仙術を教えた。ペイン戦では、シマと共に幻術を使用する寸前でペイン天道の万象天引で引き寄せられたところを金属棒で刺されて一旦は死亡したが、ナルトとの対話で心変わりした長門の「外道・輪廻天生の術」で蘇生する。
『臨の書』では自来也の肩に乗る夫婦ガエルと言う構想はあったもののデザイン的に大変と言う理由でボツにされたが、フカサクとシマの設定はそのアイデアの翻案である。
名前のモデルは深作欣二
シマ
声 - よのひかり
二大仙蝦蟇の一人でフカサクの妻。
何かと口うるさく、常に今晩の料理を考えている。ナルトが妙木山に修行に来た際は、虫や小動物を調理した料理を出した。料理は木ノ葉まで買い出しに行くこともある模様。自来也からは「姐(ねえ)さん」と呼ばれていた。ガマ達からは「シマおばぁ」と呼ばれている。
フカサクと共に自来也の肩に乗り、自然エネルギーの吸収や情報収集および分析を行う。火遁や風遁の術を使用できる。
名前のモデルは岩下志麻
ガマ丸(ガマまる)
声 - 千田光男中村章吾(過去編)
蝦蟇たちの長。「大ガマ仙人」と呼ばれていることが多い。
滅多に夢を見ないが、稀に見る夢は全て未来に起きる出来事の予知であり、自来也が妙木山に来ることも予知していた。
作中での予言は「大筒木兄弟とカグヤの戦い」「尾獣たちを導く少年(=ナルト)の出現」「自来也の妙木山訪問」「自来也の弟子が忍の世界に大きな破壊、あるいは平和を齎す」「ナルトがキラービーと出会い、その果てにサスケと戦う(まだ続きがあったが、全てを理解したナルトが遮ったため不明)」。
蝦蟇達からは「大じじ様」、ナルトからは「デカじいちゃん仙人」と呼ばれている。物忘れがひどく、他人の名前はすぐ忘れ「誰だったかいの?」と尋ねるのがお決まりだが、自来也が好色家ということだけはしっかり記憶しているほか、予言に関することは決して忘れない。六道仙人こと大筒木ハゴロモの時代よりもさらに古の時代から生きる歴史の生き証人であり、ハゴロモにとっては仙術の師匠でもある。「ハムラと共にカグヤと戦うことになる」「九匹のケモノの名を呼びたわむれる碧眼の少年が世界を変える」という予言を与え、仙術の修行をつけている。
アニメ版では、大筒木兄弟と出会った頃は普通の蛙の姿だったが、当時から仙人の力を強く発揮していた。神樹が飛来しカグヤが降り立った時から生きており、兄弟にカグヤと神樹の真実を教え、ハゴロモに請われ仙力(仙人モード)を授けガマの国の秘宝を渡した。インドラとアシュラが生まれた頃にはハゴロモと飲み友達になっており、月日毎に体が大きくなっていった。
ガマ力(ガマりき)
声 - 桜井敏治
アニメオリジナルキャラクター。オネエ口調で話す蝦蟇。
作中での初登場は「三尾出現の章」だが、時系列ではナルトが修行の旅に出ていた「過去編」となっている。実力者で、水遁や幻術を使用することができる。しかし、ナルトは彼から幻術対策の修行で酷い目に遭わされたこともあり苦手としている。

応用術(蝦蟇)[編集]

口寄せ・蝦蟇口縛り(くちよせ・がまぐちしばり)(攻撃 超高等)
【自来也】妙木山岩宿の大蝦蟇の食道の部分だけを口寄せする術。敵が逃げようとすると、時間と共に迫りくる肉の壁に敵は包み込まれ、やがて胃の腑にて消化される(火を吐かせることも可能)。四肢だけを埋めて尋問や拷問などに使ったり、脈拍を測って発言の真偽を確認したりすることもできる。
口寄せ・蝦蟇見世の術(くちよせ・がまみせのじゅつ)(近~遠、攻撃、上忍)
【自来也】蝦蟇の外見・中身をバーに擬態させ相手を誘い込み、術者が術を解くと同時にその中にいる人物を閉じ込める。
口寄せ・屋台崩しの術(くちよせ・やたいくずしのじゅつ)(攻撃、上忍)
【自来也、四代目火影・波風ミナト、うずまきナルト】相手の頭上で大蝦蟇を口寄せし、その重さで押し潰す。

使用術(蝦蟇)[編集]

蝦蟇隠れの術(がまがくれのじゅつ)(補助、中忍)
【自来也】口寄せした妙木山の潜り蝦蟇の体内に隠れる。探知系の忍術に感知されないため、敵地に侵入する際に有効。
コンビ変化(コンビへんげ)(補助)
【うずまきナルト&ガマブン太】口寄せ動物のチャクラを借り、口寄せをした術者が印を結び口寄せ動物を自分の思った姿に変化させる。劇中ではナルトのイメージする「爪と牙のある獣」=九尾の妖狐(九喇嘛)の姿に変化した。
舌戦縛(ぜっせんばく)
【シマ】蛇の姿を象った舌で敵を感知して縛り、イボから出る強酸性の液体で溶かす。
舌戦斬(ぜっせんざん)
【フカサク】極限にまで硬度を上げた長い舌を伸ばし、大地もろとも敵を切り裂く。
水斬(みずきり)
【フカサク】口から吹き出した高水圧の水で相手を切り裂く。アニメ版オリジナルの術[7]

大蛇[編集]

主に大蛇丸とその弟子たちが口寄せする。蝦蟇達における妙木山のように「龍地洞」と呼ばれる伝承の地に生息している。作中で人の言葉を話したのはマンダとアオダだけであり、他の大蛇が言葉を話せるのか不明。蝦蟇とは違い名前や個性が明らかにされることが少ないため個別のキャラクターとしての大蛇は少ないが、作中では比較的多く登場する口寄せ動物である。契約者は大蛇丸、うちはサスケ[8]、みたらしアンコ[9]、薬師カブト。

マンダ
声 - 天田益男
大蛇丸が口寄せする最強の蟒蛇。
非常に気性が荒く、大蛇丸でさえ従わせるのは容易ではない。大勢の生贄を貰うのを条件に大蛇丸に渋々従っているようであるが、カブトには「大蛇丸が負傷していると知ったらすぐにでも裏切る」と言われていた。自来也のガマブン太や綱手のカツユとは旧知であるが、仲は悪く特にガマブン太とは犬猿の仲である。
素早い動きで敵に襲い掛かり、地中に潜ったり脱皮で敵の攻撃をかわしたりとトリッキーな戦い方をする。
デイダラとサスケの戦いの終盤に、サスケに口寄せされたが、幻術を掛けられてデイダラの自爆の盾に利用されるという悲惨な扱いを受け、最後までそのことを毒づきながら息絶えた。
二代目マンダ
カブトがマンダの細胞をあらゆる薬を使用し活性化させて作り出した大蛇。大きさ・強さ・感知能力は初代マンダをしのぐと言われ、初代とは違い手足が生えている。海中を移動して雲隠れの島亀を襲い、引っ繰り返した。
アオダ
声 - 後藤光祐
サスケによって口寄せされた大蛇。かつてサスケに命を救われたことがある。そのためマンダとは違ってサスケを様付けして敬語で接し、命令に従うなど極めて従順な態度である。マンダと同様に素早く、敵の陣中も難なくかいくぐった。
第四次忍界大戦でナルトが口寄せしたガマ吉、サクラが口寄せしたカツユと共に新たなる三竦みを成す。
白蛇仙人(はくじゃせんにん)
龍地洞に君臨する大蛇達の長らしき巨大な蟒蛇。カブトの回想のみで登場。
煙管を咥えており宗教的な飾りを身に着けている。カブトが仙人モードを会得する為の修行を行った。かつては大蛇丸も龍地洞に訪れていた。

応用術(大蛇)[編集]

口寄せ・双頭蛇(くちよせ・そうとうじゃ)
【壱】青い蛇を呼び出す。壱が持つ膨大なチャクラ量のため、再生速度が異常に速い。劇場版オリジナルの術。
蛇鋼網(じゃこうもう)
【壱】口寄せ・双頭蛇の蛇の口から新たな双頭蛇を生み出す。これを延々と繰り返し、最終的に夥しい数の蛇の網で敵を囲む。劇場版オリジナルの術。
蛇旋刺(じゃせんし)
【壱】口寄せ・双頭蛇の蛇の口から生み出された新たな双頭蛇を回転させ吐き出し、攻撃する。劇場版オリジナルの術。
潜影蛇手(せんえいじゃしゅ)
【みたらしアンコ、大蛇丸】袖の中から口寄せした蛇を相手に絡ませ相手を捕らえる。
潜影多蛇手(せんえいたじゃしゅ)(近、中、攻撃、上忍)
【大蛇丸、うちはサスケ、薬師カブト、みたらしアンコ】袖の中に口寄せした大量の蛇に襲わせ、相手を捕らえる。
蛇睨呪縛(じゃげいじゅばく)(近、攻撃、補助、中忍)
【大蛇丸、うちはサスケ】腕から口寄せした大蛇で敵を締め上げる。そのまま蛇の餌とすることも可能。この術はあらかじめ召喚先を指定することで、血を使用した結印をせずに即座に口寄せできる利点がある。

畜生道の動物[編集]

輪廻眼のうち畜生道を使用しての口寄せ。様々な動物を口寄せする[10]。口寄せ動物には「口寄せ輪廻眼」によってコピーされた輪廻眼を移植されており、これにより術者と視界を共有することができる。作中での契約者は長門。

巨大な犬
契約者は長門。
複数の頭を持つ巨大な犬。鼻のすぐ後ろに「六道の棒」が刺さって、「増幅口寄せの術」に縛られており、ダメージを受けるほどに頭が増える。また、一頭一体の(つまり通常の)犬に分裂することもできる。
雨隠れの里では3頭1体の状態で現れ、自来也が口寄せしたガマケンと交戦した。木ノ葉の里では尋問班の建物を襲うも暗部の抵抗を受ける。その後ナルトとペインの決戦場でガマブン太、ガマケン、ガマヒロと交戦し、分裂能力で彼らを苦しめた。
カメレオン
契約者は長門。
尾の先には蛇の頭を持つ巨大なカメレオン。頭部左後方から伸びる角状の体部の先には「六道の棒」が複数刺さっている。姿を透明になる能力を持ち、術者がその体内に隠れることによって隠密に移動することができる。
雨隠れの里にて自来也、ガマケンと交戦。口寄せ者であるペイン畜生道を飲み込んで共々姿を消し、自来也の探知結界外から応戦していたが、仙人モードになるため呼ばれたシマの生物探知によって捕らえられ、フカサクの術で胴を両断された。
ムカデ
契約者は長門。
巨大なムカデ。頭から下顎まで貫くようにして「六道の棒」が刺さっている。
ペイン六道の木ノ葉襲撃の際、撹乱陽動の目的で木ノ葉の里に口寄せされ建物を破壊していた。その時逃げ遅れた少女に襲いかかろうとするところをサクラのパンチで撃退された。
パンダ
契約者は長門。元々は二代目畜生道の素体となったアジサイの契約動物だった。
巨大な鳥
契約者は長門。足が体の上下に合計三本あるなどの異形で、産み落とす卵は爆弾になる。

その他の動物[編集]

カツユ
声 - 能登麻美子
「湿骨林」に生息している大蛞蝓。契約者は綱手春野サクラ。綱手の弟子であるサクラなどからは「カツユ様」と呼ばれている。扱いの難しいガマブン太やマンダとは違い、綱手やサクラに対して極めて従順に従う。綱手やシズネを様付けしたり、誰に対しても(敵である大蛇丸にでさえ)敬語で接するなど丁寧な言葉づかいが特徴的。体の大きさはガマブン太と比べても遜色ない。
分裂する能力を持っており、物理的ダメージでバラバラにされてもそれぞれが分裂体として独立するため、実際のダメージは負わない。また、固有術「蛞蝓大分裂」で一気に分裂することができる。分裂した個体はみな意識を共有しており、どれだけ離れていてもリアルタイムで情報伝達が可能。また一体を起点として、分身が張り付いている人物全員に綱手の医療忍術の効果を行き渡らせ治療することが可能。綱手の百豪の力に呼応して力を使用するらしく、綱手が瀕死の時には回復力が低下しており大蛇丸に疑問を抱かれた。綱手とサクラの合わせ技でカツユの一部を液体状に変化することが可能。
緊急時には木ノ葉の面々に綱手の言葉を伝える密偵として働き、ペイン来襲の際は無数に分裂して負傷者を治療すると共に、ペインに関する情報を聞き出し、ナルト達に伝えていた。第四次忍界大戦では、白豪の術を習得したサクラによって口寄せされ、ナルトが口寄せしたガマ吉、サスケが口寄せしたアオダと共に新たなる三竦みを成した。至極緻密なチャクラコントロールが必要な百豪の印をサクラが習得し自分を口寄せできたことに喜んだ。本体はガマブン太を超える超巨大なサイズであり、百豪の術を発動した綱手とサクラが二人がかりで口寄せしても全体の10分の1しか呼べず、それでも忍連合軍全員の足場になれるほどに大きい。
使用術一覧
舌歯粘酸(ぜっしねんさん)
濃硫酸を吐き相手を溶かす。
蛞蝓大分裂(かつゆだいぶんれつ)
身体を無数に分裂させる。
蛞蝓・網療治夥(カツユ・もうりょうじか)(補助)
【五代目火影・綱手、春野サクラ】「蛞蝓大分裂」で増殖した無数のカツユの分体を仲間に吸着させ、遠隔で回復させる。
猿猴王・猿魔(えんこうおう・えんま)
声 - 中博史
木ノ葉の額当てを着けた老。契約者は三代目火影・猿飛ヒルゼン。共に信頼関係は厚く、ヒルゼンと共に数々の戦いをくぐり抜けてきた歴戦の猛者。なお、「猿猴王」は姓ではなく肩書きである。金剛の如意棒に変化してヒルゼンが使いこなす。突進してきた扉間を片手で殴り倒す、隙をつき大蛇丸の首を捕らえるなど、実力は高い。木ノ葉崩しで三代目に口寄せされ共闘、その死を見届けた。第四次忍界大戦では穢土転生で蘇ったヒルゼンに口寄せされ、如意棒に変化して武器となった。
使用術一覧
変化・金剛如意(へんげ・こんごうにょい)(補助)
自身を如意棒に変化する。
金剛牢壁(こんごうろうへき)(防御・補助)
如意棒に変化した状態で分身させ、強固な牢獄となって対象を囲い込む。相手を閉じ込めたり、術者が入ることで自分の身を護ることができる。柱間の木遁を防ぎきるほどの堅牢さを持つ。
忍亀(にんがめ)
声 - 北川勝博
大きな。契約者はマイト・ガイ
中忍試験開始前、サスケとの勝負で禁術である表蓮華を使おうとしたリーを強く叱責した。その後長らく出番がなかったが、第二部での鬼鮫追跡の際、空中を跳ぶための足場として口寄せされる。島亀に生息する大亀の大きさに驚いていた。
カマタリ
声 - 徳本恭敏
隻眼の。身体は小さいが、背に巨大なを背負っている。契約者はテマリ。対多由也戦で「口寄せ・斬り斬り舞」の際に口寄せされた。
怒鬼(どき)
3体の鬼。契約者は音の四人衆の一人・多由也。
多由也が魔境の乱を奏でることにより、生体エネルギーを求める状態になる(口が開き、そこから「物質化霊」なるエネルギー体に口が付いたようなものが出る)。見た目とは裏腹に身のこなしがうまい。
シカマルとの戦闘で使役されたが、彼の策に嵌り影真似の術で操られ、多由也自身の手により術を解かれその場から消滅した。
シロマリ
声 - 伊丸岡篤[11]
アニメオリジナルの、城一つを飲み込むほど巨大なカメレオン[12]。契約者は首崎剛佐、岸本斉史[13]
首崎城の城主・剛佐は50年前に城を襲った敵軍と戦った際に口寄せし、剛佐の死後も「城に入り込んだ者を食い尽くす」の命令を守るためこの世界に残った。
実家である餡の国に帰る途中に姿を消した蜜の国の奥方一行を探す任務でナルト、キバ、ヒナタも首崎城に向かうが、その城はシロマリの腹と同化したためナルト達も奥方一行同様シロマリに飲み込まれた。
「牙通牙」を貫かれてもすぐに修復する回復力と強い胃液でナルト達と奥方一行も消化されしまうが、城に残った剛佐の幽霊がナルト達に天井にいる契約の巻物を案内し、その巻物を破壊しシロマリが元の世界へ戻り、全員が無事に脱出した。
貝螺王(ばいらおう)
アニメオリジナルの、大型の法螺貝。契約者はカンダチ。 後ろにいる二本の管から気を吹き出し移動し、口から触手で打ち、貝殻からトゲを飛ばす、大技「水遁幻術・霧幻魔牢」で敵の動きを止めるなど様々な能力を持つ。
ナルトが自来也との修業している時に、自来也が昔世話になった村に通い、その村を支配している元半蔵の右腕であるカンダチと交戦した際に口寄せされた。その多彩な能力でナルトと自来也を苦戦させたが、村人の少年・タニシが放った唐辛子弾でナルト達は「霧幻魔牢」から解かれ、最終的にナルトの「大玉螺旋丸」に倒された。
使用術一覧
螺貝槍(らばいそう)
貝殻から多量のトゲを飛ばす。
螺貝鞭(らばいべん)
口から触手を鞭のように敵を打つ。
水遁幻術・霧幻魔牢(すいとんげんじゅつ・むげんまろう)
詳細は水遁を参照。
イブセ
大型の山椒魚。契約者は半蔵。
体を痺れさせる毒霧を吹くことができ強力だが、一度吹くには5分のインターバルが必要。また、地中に潜ることも可能。
伝説の三忍との交戦や、忍連合軍との交戦で口寄せされた。後者ではミフネを丸呑みにした上で毒霧で倒したかに見えたが、その寸前に居合斬りによって倒された。
モチーフは井伏鱒二が書いた『山椒魚』。
蜃(おおはまぐり)
貝殻に霧隠れのマークが刻まれている大型の。契約者は二代目水影・鬼灯幻月。二本の管から蒸気らしきものを吹き出し、蜃気楼(陰遁系の幻術)を発生させる(魔幻・気蒸の楼閣)。この蜃気楼は蜃の本体を攻撃しない限り解除されないが、蜃気楼の影響で感知タイプの忍でも本体の感知は不可能である。その為接触感知などを行わない限り本体を見つけることは出来ない。蜃気楼で作り出された幻はいかなる攻撃もすり抜けて効果が無いが、幻から繰り出された攻撃は実際に効果を発揮する。第四次忍界大戦ではその力で連合を翻弄したが、我愛羅による探知で場所を突き止められ、オオノキに粉砕された。
モチーフは蜃気楼を生み出すという巨大蛤の
使用術一覧
魔幻・気蒸の楼閣(まげん・きじょうのろうかく)
詳細は幻術を参照。

上記以外に蜘蛛(契約者は鬼童丸)、(契約者はゲンノウ(アニメ)、うちはサスケ[14]、長門)、(契約者は志村ダンゾウ)、(契約者はルイガ(アニメ)、干柿鬼鮫)などが口寄せされている。他にも名称が判明していない口寄せ動物が複数いる。

脚注[編集]

  1. ^ 大蛇丸とカブトは各地の戦場などで死体を回収しては穢土転生体として蘇生させていたが、特定の個人と断定しづらい血液や肉片も素材としていたため、蘇らせたい本人とは異なる別人(凄腕ではなく、大した能力を持たない平凡な忍)をも多数蘇生させるなど失敗も繰り返していた。疾風伝では先代の影達を封印されたことによる戦力不足に伴い、これらの穢土転生体も戦場に投入されている。
  2. ^ 【インタビュー/前編】「NARUTO-ナルト-」原作者・岸本斉史が語る 忍の世界の設計図 CinemaCafe.net 2014年12月4日
  3. ^ イタチの幻術でコントロールされ使用を強制された。
  4. ^ アニメで使用
  5. ^ カカシの口寄せする忍犬は8匹確認されている。いずれもカカシが命名。8匹とも「へのへのもへじ」と書かれたちゃんちゃんこを着用。
  6. ^ 2011年の劇場版『ブラッド・プリズン』より。前任の渡部が2010年に死去したため。
  7. ^ 「舌戦斬」の代わりに使用された。
  8. ^ 左腕に刺青らしきものが彫ってあり、そこに血を塗りつけてから印を結ぶことで口寄せを行う
  9. ^ 潜影蛇手を使用しているためで、アニメでは口寄せの術も使用
  10. ^ ペイン畜生道がJC41巻150P、46巻54P、同161P、同180Pでそれぞれ口寄せした動物は、作中で名称が示されなかった。
  11. ^ スタッフロールでは「首崎城の不気味な声」と表記されていた。
  12. ^ 契約の巻物に描いたマークより。巻物の表紙では「首崎蜥蜴」を記した。
  13. ^ 契約の巻物に名前がある。
  14. ^ サスケが契約している鷹の名前はガルダで、ダンゾウ戦で初登場(前に契約していたマンダは上記の理由でデイダラとの戦いで死んだため)。

関連項目[編集]