ジョーダン・ヘンダーソン

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ジョーダン・ヘンダーソン Football pictogram.svg
FWC 2018 - Round of 16 - COL v ENG - J Henderson.jpg
イングランド代表でのヘンダーソン (2018年)
名前
本名 ジョーダン・ブライアン・ヘンダーソン
Jordan Brian Henderson
愛称 Hendo[1]
ラテン文字 Jordan Henderson
基本情報
国籍 イギリスの旗 イギリスイングランドの旗 イングランド
生年月日 (1990-06-17) 1990年6月17日(31歳)
出身地 サンダーランド
身長 182cm[2]
体重 68kg[2]
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 リヴァプールFC
ポジション MF
背番号 14
利き足 右足
ユース
0000-2008 イングランドの旗 サンダーランド
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2008-2011 イングランドの旗 サンダーランド 71 (4)
2009 イングランドの旗 コヴェントリー (loan) 10 (1)
2011- イングランドの旗 リヴァプール 290 (27)
代表歴2
2009  イングランド U-19 1 (0)
2009  イングランド U-20 1 (0)
2010-2013  イングランド U-21 27 (4)
2010- イングランドの旗 イングランド 64 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年7月12日現在。
2. 2021年07月12日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジョーダン・ブライアン・ヘンダーソン MBEJordan Brian Henderson1990年6月17日 - )は、イギリスイングランド)・サンダーランド出身のサッカー選手プレミアリーグリヴァプールFC所属。イングランド代表、副キャプテン。ポジションはミッドフィールダー。2020-2021シーズン以降はセンターバックとしてプレーすることもある[3][4]

クラブ経歴[編集]

生い立ち[編集]

サンダーランドAFCに加入する前は地元サンダーランドのスポーツ・カレッジ(Farringdon Community Sports College)に通っていた。

サンダーランド[編集]

2008年にチェルシーFC戦でデビュー[5]。2009年にはコヴェントリー・シティFCにローン移籍した[6]。シーズン終了とともにサンダーランドのファーストチームに戻り、カーリング・カップバーミンガム・シティFC戦でファーストチーム初ゴールを挙げた[7]。また、マンチェスター・シティFC戦でプレミアリーグ初ゴールを挙げた[8]

リヴァプール[編集]

リヴァプールでプレーするヘンダーソン(2019年)

2011年にリヴァプールFCに移籍。度重なる怪我の影響で活躍できず、このシーズン開幕前にはロジャースより、「移籍先を探してもよい」と事実上の戦力外通告を受けていた[9]。しかし、このシーズン中盤以降にジョー・アレンの負傷も重なり、レギュラーの座についた。

2014-15シーズンからリヴァプールの副キャプテンに就任した[10]。キャプテンのスティーヴン・ジェラードが不在の時はキャプテンを任された。2014-15シーズンもリヴァプールは無冠に終わり、キャプテンのジェラードがチームを去ることになった。

長年キャプテンを務めていたジェラードが退団し、有力な次期キャプテン候補と見られ、2015-16シーズンからリヴァプールのキャプテンに就任[11][12]

2016-17シーズン、2016年9月19日のチェルシー戦で25ヤードのシュートを決めチームを勝利に導いた。またこのゴールが2016年9月の最優秀ゴールに選ばれた[13] [14]。2016-17シーズンは怪我の為24試合の出場に留った。

2017-18シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ決勝ではレアル・マドリードに敗れたが、キャプテンとしてチームを決勝に導き、2018年9月、リヴァプールと5年間の契約延長に達した[15]

2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝、FCバルセロナ戦の2ndlegではディヴォック・オリジのゴールにつながるシュートを放つなど、フル出場し[16]、キャプテンとしてチームを2年連続の決勝へ導き、決勝のトッテナム・ホットスパー戦でも先発フル出場し[17]、キャプテンとして優勝カップを掲げた。

2019-20シーズン、FIFAクラブワールドカップ、準決勝のモンテレイ戦では初めてセンターバックとしてプレーし[3]、勝利。決勝のフラメンゴ戦では本来の中盤でプレーし、前身のトヨタカップを含めチーム初の世界一のタイトル獲得に貢献した。加入後これまでで最良のシーズンを過ごし、チームにとって欠かせないキャプテンとして、30年振りとなるリーグ優勝に貢献[18]、FWA(イングランド・サッカー記者協会)が選ぶ年間最優秀選手賞を受賞した[19]

2020-21シーズン、2月20日のエヴァートン戦で負傷、長期離脱の見込みとなった[20]

代表経歴[編集]

2009年、U-19チェコ代表戦でU-19イングランド代表デビュー。U-21イングランド代表にも選出され、U-21ルーマニア代表戦では代表初ゴールとなるボレーシュートを決めている[21]。2010年にはイングランドA代表に選出され、フランス戦でデビューした[22]

2014年のワールドカップメンバーに選出されると、グループリーグでは2試合に先発出場(ともに途中交代、1試合は欠場)したがチームはコスタリカに首位通過を許し、ウルグアイイタリアにも後れを取り、最下位で敗退となった。

UEFA EURO 2016のメンバーに選ばれ、グループステージ最終戦のスロバキア戦でプレーした。

2018 FIFAワールドカップメンバーに選出された。ベスト16のコロンビア戦ではPK戦でPKを失敗したが、チームは勝利した。

2020年、UEFAネーションズリーグ3位に導いた功績や、EURO2020出場を決めた功績が評価され、ラヒーム・スターリングハリー・ケインらを抑えイングランド代表年間最優秀選手に選ばれた[23]

2021年、UEFA EURO 2020、準々決勝のウクライナ戦では途中出場すると、メイソン・マウントコーナーキックを頭で合わせゴール、約25年振りとなる準決勝進出に貢献した[24]。このゴールは、自身のフル代表初ゴールとなった。

エピソード[編集]

  • リヴァプールでチームメイトであったルイス・スアレスとは当初は不仲であった。しかし、次第にチームメイトとして接していくうちに仲良くなり互いに尊敬するようになったという[25]
  • 2015年に左足に足底筋膜炎を抱えている事が報道された。以後もその痛みと闘い続けている[26]

個人成績[編集]

クラブ[編集]

クラブ シーズン リーグ リーグ戦 カップ戦 リーグ杯 国際大会 その他 合計
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
サンダーランド 2008-09 プレミアリーグ 1 0 0 0 1 0 - 0 0 2 0
2009-10 33 1 2 0 3 1 - 0 0 38 2
2010-11 37 3 1 0 1 0 - 0 0 39 3
通算 71 4 3 0 5 1 - 0 0 79 5
コヴェントリー・シティ 2008-09 チャンピオンシップ 10 1 3 0 - - 0 0 13 1
通算 10 1 3 0 - 0 0 13 1
リヴァプール 2011-12 プレミアリーグ 37 2 5 0 6 0 - 0 0 48 2
2012-13 30 5 2 0 2 0 10 1 0 0 44 6
2013-14 35 4 3 0 2 1 - 0 0 40 5
2014-15 37 6 7 0 4 0 6 1 0 0 54 7
2015-16 17 2 0 0 3 0 6 0 0 0 26 2
2016-17 24 1 0 0 3 0 - 0 0 27 1
2017-18 27 1 1 0 1 0 12 0 0 0 41 1
2018-19 32 1 0 0 1 0 11 0 0 0 44 1
2019-20 30 4 0 0 0 0 6 0 4 0 40 4
2020-21 21 1 1 0 0 0 6 0 0 0 28 1
2021-22
通算 290 27 19 0 22 1 57 2 4 0 392 30
総通算 371 32 25 0 27 2 57 2 4 0 484 36

代表[編集]


イングランド代表国際Aマッチ
出場得点
2010 1 0
2012 4 0
2013 2 0
2014 11 0
2015 4 0
2016 10 0
2017 4 0
2018 12 0
2019 7 0
2020 3 0
2021 6 0
通算 64 1

タイトル[編集]

クラブ
リヴァプールFC
個人
  • FWA(イングランド・サッカー記者協会)年間最優秀選手賞 : 2019-20

脚注[編集]

  1. ^ リヴァプール主将ヘンダーソン、英国紙から「ケンコバ」みたいな名で呼ばれていた”. qoly (2016年5月18日). 2021年6月23日閲覧。
  2. ^ a b Jordan Henderson, Liverpool midfielder player profile – Barclays Premier League”. premierleague.com. 2015年11月23日閲覧。
  3. ^ a b Liverpool team news: Henderson starts at centre-back with Van Dijk ill as Klopp names second-string XI to face Monterrey”. www.thesun.co.uk (2019年12月18日). 2020年7月24日閲覧。
  4. ^ 不振続くリバプールにシアラーが助言「新戦力起用でヘンダーソンを中盤に戻すべき」”. web.ultra-soccer.jp (2021年2月11日). 2021年2月23日閲覧。
  5. ^ “Blues batter Black Cats”. Sky Sports. (2008年11月1日). http://www.skysports.com/football/match_report/0,19762,11065_3003690,00.html 2008年11月1日閲覧。 [リンク切れ]
  6. ^ “Coventry sign Henderson on loan”. BBC Sport. (2009年1月29日). http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/c/coventry_city/7858023.stm 2009年1月29日閲覧。 
  7. ^ Sunderland 2 – 0 Birmingham”. BBC (2009年9月22日). 2009年9月26日閲覧。
  8. ^ Man City 4 – 3 Sunderland”. BBC (2009年12月19日). 2009年12月20日閲覧。
  9. ^ 「彼なしには勝てない…」戦力外通告も受けた主将ヘンダーソンが語った“恩師”クロップへの想い”. www.soccerdigestweb.com (2020年6月26日). 2020年7月24日閲覧。
  10. ^ リヴァプール、ヘンダーソンが副キャプテンに”. Goal (2014年9月16日). 2014年9月16日閲覧。
  11. ^ リヴァプール、ヘンダーソンの新キャプテン就任を発表Goal.com 2015年7月10日
  12. ^ ヘンダーソンがリヴァプールの主将に就任…ジェラードの後任は「名誉」soccerking 2015年7月11日
  13. ^ McNulty, Phil (2016年9月16日). “Chelsea 2-1 Liverpool”. BBC Sport. 2016年9月19日閲覧。
  14. ^ Prentice, David (2016年10月3日). “Liverpool's Jordan Henderson wins September Goal of the Month”. http://www.liverpoolecho.co.uk/sport/football/football-news/screamer-liverpools-jordan-henderson-wins-11969907 2016年10月4日閲覧。 
  15. ^ “Jordan Henderson signs new long-term LFC contract”. Liverpool FC. (2018年9月3日). https://www.liverpoolfc.com/news/first-team/314962-jordan-henderson-new-liverpool-contract 2018年9月3日閲覧。 
  16. ^ Liverpool 4-0 Barcelona (4-3 agg): Jurgen Klopp's side complete extraordinary comeback”. www.bbc.com (2019年5月7日). 2019年5月10日閲覧。
  17. ^ Tottenham 0-2 Liverpool: Mo Salah and Divock Origi goals hand Liverpool sixth European crown”. SKY (2019年6月2日). 2019年6月2日閲覧。
  18. ^ 'The brains of the operation' – player ratings for Liverpool's title winners” (英語). www.theguardian.com (2020年6月26日). 2020年6月27日閲覧。
  19. ^ リバプールの偉大なる主将ヘンダーソンが英記者選出の年間MVPに!”. web.ultra-soccer.jp (2020年7月24日). 2020年7月24日閲覧。
  20. ^ 負傷者続出のリバプールに大打撃。ヘンダーソンが鼠径部を痛め最大3ヶ月離脱へ”. FOOTBALLCHANNEL. 2021年2月25日閲覧。
  21. ^ http://www.thefa.com/England/All-Teams/Players/H/Jordan-Henderson
  22. ^ England 1 France 2”. The Telegraph (2010年11月17日). 2010年11月22日閲覧。
  23. ^ “Jordan Henderson named England Player of the Year, Raheem Sterling & Harry Kane snubbed”. Soccer Laduma. (2019年1月15日). https://www.soccerladuma.co.za/news/articles/international/categories/world-news/jordan-henderson-named-england-player-of-the-year-raheem-sterling-harry-kane-snubbed/671063 2019年1月15日閲覧。 
  24. ^ イングランド、25年ぶりベスト4進出! ウクライナに4発快勝&無失点キープ”. サッカーキング (2021年7月4日). 2021年7月4日閲覧。
  25. ^ 「スアレスを殺してやろうかと…」ヘンダーソンが元同僚とのエピソードを明かす - ライブドアニュース
  26. ^ ジョーダン・ヘンダーソン。“不治”の痛みを抱え闘う主将 footballista 2019年4月17日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]