ブカヨ・サカ
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画像提供依頼:イングランド代表あるいはアーセナルFC在籍時の画像提供をお願いします。(2022年3月) |
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名前 | ||||||
ラテン文字 | Bukayo Saka | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
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生年月日 | 2001年9月5日(20歳) | |||||
出身地 | ロンドン・イーリング区 | |||||
身長 | 178cm | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム |
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ポジション | FW(WG) / DF(LSB) | |||||
背番号 | 7 | |||||
利き足 | 左足 | |||||
ユース | ||||||
–2018 |
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クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2018– |
![]() | 87 | (15) | |||
代表歴2 | ||||||
2017 |
![]() | 2 | (1) | |||
2017-2018 |
![]() | 9 | (0) | |||
2018-2019 |
![]() | 5 | (1) | |||
2018-2019 |
![]() | 10 | (4) | |||
2020- |
![]() | 1 | (0) | |||
2020- |
![]() | 14 | (4) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2022年3月19日現在。 2. 2021年11月16日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ブカヨ・サカ(Bukayo Saka,2001年9月5日 - )は、イングランド・ロンドン・イーリング区出身のサッカー選手。アーセナルFC所属。イングランド代表。ポジションはフォワード。
経歴[編集]
クラブ[編集]
イギリスのロンドン・イーリング区グリーンフォードで生まれ、アーセナルFCアカデミーでキャリアをスタートさせた。2018年9月、アーセナルとプロ契約を締結した[1]。2018年11月29日、ヨーロッパリーグのFCヴォルスクラ・ポルタヴァ戦でトップチームデビューを果たした。12月13日、ヨーロッパリーグのカラバフFK戦でトップチームでは自身初の先発フル出場をした[2]。2019年1月1日、フラムFC戦でプレミアリーグデビューを果たした。
2019年9月19日、ヨーロッパリーグのアイントラハト・フランクフルト戦でトップチームでの初ゴールを決めた。この試合でフル出場し1ゴール2アシストとアーセナルの3ゴール全てに絡む活躍をした。2019年10月21日、シェフィールド・ユナイテッドFC戦でプレミアリーグ初フル出場を果たした。
2020年7月1日、アーセナルとの長期の新契約を締結したことが発表された[3]。同年7月4日、プレミアリーグのウルヴァーハンプトン戦でボレーシュートを叩き込みプレミアリーグでの初ゴールを決めた[4]。
2020-21シーズンは、左サイドバック、トップ下、両サイドハーフと様々なポジションで起用されたが上手く適応し主力として活躍。公式戦7ゴール7アシストを記録した。その活躍からプレミアリーグ年間最優秀若手選手賞の8人の候補の中に選出された[5]。また、PFA年間最優秀若手選手賞の6人の候補の中にも選出された[6]。さらに、毎年サポーターの投票で選ぶ20-21シーズンのアーセナル年間最優秀選手に51%の票を獲得し選出された[7]。U-21の最優秀選手を選ぶ2021年度のコパ・トロフィーの候補10人の中にノミネートされた[8]。
2022年3月19日、アストン・ヴィラ戦で記念すべきアーセナルのプレミアリーグ通算2000得点目を決めた[9]。
代表[編集]
イングランド生まれだが両親はナイジェリア出身である。2019年12月時点ではイングランド代表とナイジェリア代表のどちらを選択するかまだ決めていないと語った[10]。ユースチームは、イングランド代表の各カテゴリーでプレーしている。2018年5月、開催国として2018年のUEFA U-17欧州選手権に出場するU-17イングランド代表に招集された[11]。2020年10月1日、19歳にしてイングランドA代表に初招集された[12]。同年10月8日、親善試合のウェールズ代表戦でイングランドA代表デビュー[13]。
2021年6月1日、EURO2020のイングランド代表メンバーに招集された[14]。同年6月2日、親善試合のオーストリア代表戦でイングランドA代表初ゴールを決め試合を勝利に導いた[15]。 本大会では第3戦のチェコ戦で先発起用されると、MOMに選出される活躍で決勝トーナメント進出に貢献[16]。準決勝デンマーク戦ではクロスで相手のオウンゴールを誘い、イングランド初のユーロ決勝進出に貢献した[17]。決勝では後半途中出場、PK戦では5人目のキッカーとして登場したが、前者のマーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョに続きシュートを防がれてしまい、準優勝に終わった[18]。その後、PKを外した3人の若手選手が黒人系であったこともありSNSで人種差別を含む誹謗中傷が相次ぎ世界的に大問題となった。これには所属クラブのアーセナル公式サイトや監督ミケル・アルテタ、FA、UEFAなど数々のサッカー関係者や協会さらにはウィリアム王子やジョンソン首相などの要人など多くの人物が誹謗中傷を非難し3人を支援するコメントを発表した[19][20][21]。また、PKを外した3人は19歳から23歳と全員若手であり、特に最後の5人目を任されたのは19歳のサカであったが自国会場で大勢の自国サポーターが見守る中ビッグタイトルがかかった特大のプレッシャーかかる場面でベテランではなく若手に任せた監督ガレス・サウスゲートのPKキッカー選考に疑問を呈する声が、ロイ・キーンやジョゼ・モウリーニョやマイケル・オーウェンなどサッカー関係者から相次ぎ賛否両論が巻き起こった[22][23]。
2022年3月24日、3月の代表戦に招集されていたが新型コロナ陽性が判明しイングランド代表から離脱した[24]。
個人成績[編集]
クラブ | シーズン | リーグ | リーグ戦 | カップ戦 | リーグ杯 | 国際大会 | その他 | 合計 | ||||||
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出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | |||
アーセナル | 2018-19 | プレミアリーグ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
2019-20 | 26 | 1 | 4 | 1 | 2 | 0 | 6 | 2 | 0 | 0 | 38 | 4 | ||
2020-21 | 32 | 5 | 2 | 0 | 2 | 0 | 9 | 2 | 1 | 0 | 46 | 7 | ||
通算 | 59 | 6 | 7 | 1 | 4 | 0 | 17 | 4 | 1 | 0 | 88 | 11 | ||
総通算 | 59 | 6 | 7 | 1 | 4 | 0 | 17 | 4 | 1 | 0 | 88 | 11 |
代表歴[編集]
出場大会[編集]
- U-17イングランド代表
- 2018年 - UEFA U-17欧州選手権(3位)
- イングランド代表
- 2021年 - UEFA EURO 2020(準優勝)
試合数[編集]
- 国際Aマッチ 11試合 3得点(2020年 - )
イングランド代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2020 | 4 | 0 |
2021 | 7 | 3 |
通算 | 11 | 3 |
代表での得点[編集]
# | 日付 | 場所 | 対戦相手 | スコア | 結果 | 試合 |
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1. | 2021年9月6日 | ![]() |
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4–0 | 4–0 | 2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
2. | 2021年10月9日 | ![]() |
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0-2 | 0–5 | |
3. | 2021年11月17日 | ![]() |
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7–0 | 10–0 |
タイトル[編集]
クラブ[編集]
- アーセナル
- FAカップ:1回(2019-20)
- FAコミュニティ・シールド:1回(2020)
脚注[編集]
- ^ “Okonkwo and Saka sign professional contracts” (2018年9月14日). 2020年1月13日閲覧。
- ^ “'He is very important for us' - Emery excited by Saka's Arsenal debut”. (2018年12月14日) 2020年1月21日閲覧。
- ^ “Bukayo Saka signs new long-term contract”. (2020年7月1日) 2020年7月2日閲覧。
- ^ “Wolves 0-2 Arsenal: Gunners keep pressure on the hosts in race for Europe - BBC Sport”. (2020年7月4日) 2020年7月5日閲覧。
- ^ “Saka nominated for PL Young Player of the Season”. (2021年6月1日) 2021年6月3日閲覧。
- ^ “Saka nominated for PFA Young Player of the Year”. (2021年6月2日) 2021年6月3日閲覧。
- ^ “Arsenal Player of the Season: In first place...”. (2021年6月4日) 2021年6月11日閲覧。
- ^ “Saka nominated for 2021 Kopa Trophy”. (2021年10月8日) 2021年10月9日閲覧。
- ^ “Saka makes history as Arsenal hit 2000th Premier League goal milestone”. (2022年3月19日) 2022年3月20日閲覧。
- ^ “Bukayo Saka: Arsenal teenager weighs up international options”. (2019年12月22日) 2020年1月22日閲覧。
- ^ “ENGLAND U17S SQUAD REVEALED FOR U17 EURO FINALS ON HOME TURF”. (2018年5月3日) 2020年1月22日閲覧。
- ^ “ENGLAND SENIOR MEN'S SQUAD NAMED FOR OCTOBER GAMES WITH WALES, BELGIUM AND DENMARK”. (2020年10月1日) 2020年10月6日閲覧。
- ^ “England 3-0 Wales: Dominic Calvert-Lewin scores debut goal in win - BBC Sport”. (2020年10月8日) 2020年10月12日閲覧。
- ^ “Final England squad named for UEFA EURO 2020”. (2021年6月1日) 2021年6月3日閲覧。
- ^ “England 1-0 Austria: Bukayo Saka seals win with first international goal - BBC Sport”. (2021年6月2日) 2021年6月3日閲覧。
- ^ “EURO初出場でMOM…19歳FWサカ「信じられないような経験」”. サッカーキング (2021年6月23日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ “イングランド、初失点も同国初の決勝進出! 快進撃のデンマークは延長戦の末敗退”. サッカーキング (2021年7月8日). 2021年7月8日閲覧。
- ^ “イタリア、53年ぶり2度目のEURO制覇! PK戦でイングランド下し34戦無敗維持”. サッカーキング (2021年7月12日). 2021年7月12日閲覧。
- ^ “Club statement: Bukayo Saka” (2021年7月12日). 2021年7月15日閲覧。
- ^ “ユーロ決勝でPK失敗、3選手に人種差別的な中傷相次ぐ イングランド協会が非難” (2021年7月12日). 2021年7月15日閲覧。
- ^ “人種差別的な中傷する人は「ファンじゃない」、イングランド主将らが非難” (2021年7月13日). 2021年7月15日閲覧。
- ^ “「酷だ。かわいそう、気の毒に思う」モウリーニョ、19歳サカの5人目PKキッカーについて見解” (2021年7月13日). 2021年7月15日閲覧。
- ^ “PK戦で敗れたイングランド、キーン氏はキッカーの人選に不満 「私がスターリングやグリーリッシュなら…」” (2021年7月12日). 2021年7月15日閲覧。
- ^ “アーセナルFWサカから新型コロナ陽性反応…イングランド代表を離脱” (2022年3月26日). 2022年3月25日閲覧。
外部リンク[編集]
- Profile at the Arsenal F.C. website
- Profile at the Football Association website
- ブカヨ・サカ - UEFA主催大会成績
- Soccerway
- Transfermarkt