ジュード・ベリンガム

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ジュード・ベリンガム
イングランド代表でのベリンガム (2022年)
名前
本名 ジュード・ヴィクター・ウィリアム・ベリンガム
Jude Victor William Bellingham
愛称 ガム
ラテン文字 Jude Bellingham
基本情報
国籍 イングランドの旗 イングランド
アイルランドの旗 アイルランド
生年月日 (2003-06-29) 2003年6月29日(20歳)
出身地 スタウアブリッジ英語版
身長 186cm[1]
体重 75kg[1]
選手情報
在籍チーム スペインの旗 レアル・マドリード
ポジション MF
背番号 5
利き足 右足
ユース
イングランドの旗 ストールブリッジ
2010-2019 イングランドの旗 バーミンガム・シティ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2019-2020 イングランドの旗 バーミンガム・シティ 41 (4)
2020-2023 ドイツの旗 ボルシア・ドルトムント 92 (12)
2023- スペインの旗 レアル・マドリード 21 (16)
代表歴2
2016-2018  イングランド U-15 8 (1)
2018-2019  イングランド U-16 11 (4)
2019  イングランド U-17 3 (2)
2020  イングランド U-21 4 (1)
2020- イングランドの旗 イングランド 27 (2)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年2月22日現在。
2. 2023年10月18日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジュード・ヴィクター・ウィリアム・ベリンガム(Jude Victor William Bellingham, 2003年6月29日 - )は、イングランドウェスト・ミッドランズ州スタウアブリッジ英語版出身のサッカー選手ラ・リーガレアル・マドリード所属。イングランド代表。ポジションはMF

クラブ経歴[編集]

バーミンガム[編集]

2003年にバーミンガム近郊のスタウアブリッジにて誕生。父親は本業は警察官だが、セミプロの元サッカー選手として地元バーミンガムでは名の知れた存在であった。2010年、8歳の時バーミンガム・シティFCユースでキャリアをスタートさせた[2]。サッカー選手として最初のアイドルはバーミンガム・シティでプレーしていたセバスティアン・ラーションクレイド・ガードナーリー・ボウヤーだった[3]

2019年にトップチーム昇格し、8月9日、EFLカップポーツマスFC戦でプロデビューを果たし、16歳38日でのクラブ最年少出場記録を樹立した[4]。8月31日、フットボールリーグストーク・シティFC戦で16歳63日でプロ初得点を記録し、クラブの最年少得点記録を更新した[5]

ドルトムント[編集]

ゼニト・サンクトペテルブルク戦でプレーするベリンガム (2020年)

2020年7月20日、ボルシア・ドルトムントと2025年までの5年契約を締結したことが発表された[6][7]。9月14日のDFBポカールMSVデュースブルク戦でデビュー。17歳77日で決めた初ゴールはボルシア・ドルトムント歴代最年少ゴールとなった[8]。5日後のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦では初アシストも記録し、9月の月間最優秀若手選手に選ばれた。10月20日、UEFAチャンピオンズリーグ・GL第1節のラツィオ戦でイングランド史上最年少でCL出場を果たした[9]。2021年4月14日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の2ndレグのマンチェスター・シティ戦ではボージャン・クルキッチに次ぐ2番目の若さで得点を奪った[10]。2021年のコパ・トロフィーにおいて、ペドリに次ぐ2番手に選ばれた。

2022-23シーズンのブンデスリーガにて年間最優秀選手に選ばれ、2023年のコパ・トロフィーを獲得するとともにバロンドールにもノミネートされた。

レアル・マドリード[編集]

2023年6月14日、マンチェスター・シティFCリバプールFCとの争奪戦を制したレアル・マドリード移籍が発表された[11]。契約期間は6年間で、移籍金は1億300万ユーロ(当時のレートで約156億円)+出来高は最大で3000万ユーロ(約46億円)にも上り、10代のミッドフィールダーの選手としては史上最高額と報じられている。

ドルトムントでは主にボランチのポジションでプレーする典型的なボックス・トゥ・ボックス型のミッドフィルダーだったが、カルロ・アンチェロッティはトップ下のポジションで起用した[12]。2023年8月12日、開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦でリーグ戦初先発で初ゴールを決め[13]、10月28日に行われた自身初となるFCバルセロナとのエル・クラシコで2得点を挙げて逆転勝利に貢献[14]。得点力を飛躍的に伸ばし、ラ・リーガ15試合で13得点を挙げてブンデスリーガ3シーズンでの総得点12点を超えた[15][16]

代表経歴[編集]

イングランド代表として各年代でプレー。2020年11月に早くもフル代表に初招集。12日のアイルランド戦で、後半途中に交代で起用され、同国代表史上3番目となる17歳136日の若さで代表デビューを果たした[17]

2021年6月、UEFA EURO 2020のイングランド代表に招集される。6月13日、クロアチア戦で途中出場し、EURO史上最年少出場を記録した[18]

FIFAワールドカップでのベリンガム (2022年)

2022年11月、2022 FIFAワールドカップのグループリーグ初戦のイラン戦で先発出場し、先制点を記録した。ワールドカップで得点を記録した初の21世紀生まれ選手となり[19]、イングランド代表においてマイケル・オーウェンに次ぐ史上2番目に若いワールドカップでの得点記録者となった[20]。 決勝トーナメント一回戦のセネガル戦では ジョーダン・ヘンダーソンの先制点をアシストした。

エピソード[編集]

個人成績[編集]

2023年6月7日現在
クラブ シーズン リーグ カップ リーグカップ 国際大会 その他 通算
ディビジョン 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
バーミンガム・シティ 2019-20[27] チャンピオンシップ 41 4 2 0 1 0 - - 44 4
ボルシア・ドルトムント 2020-21[28] ブンデスリーガ 29 1 6 2 - 10 1 1 0 46 4
2021-22[28] 32 3 3 0 - 8 3 1 0 44 6
2022-23[28] 31 8 4 2 - 7 4 - 42 14
通算 91 12 13 4 - 25 8 2 0 132 24
レアル・マドリード 2023-24 プリメーラ・ディビシオン -
キャリア通算 133 16 15 4 1 0 25 8 2 0 176 28

代表歴[編集]

出場大会[編集]

試合数[編集]

2023年10月18日現在


イングランド代表国際Aマッチ
出場得点
2020 1 0
2021 9 0
2022 12 1
2023 5 1
通算 27 2

代表での得点[編集]

# 日付 場所 キャップ 対戦相手 スコア 結果 試合
1. 2022年11月21日 カタールの旗 ライヤーンハリーファ国際スタジアム 18  イラン 1-0 6–2 2022 FIFAワールドカップ
2. 2023年9月12日 スコットランドの旗 グラスゴーハムデン・パーク 26 スコットランドの旗 スコットランド 0-2 1-3 親善試合

タイトル[編集]

クラブ[編集]

ボルシア・ドルトムント

個人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Jude Bellingham” (ドイツ語). Borussia Dortmund. 2021年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月2日閲覧。
  2. ^ Bellingham creates Blues history”. Birmingham City F.C. (2019年8月6日). 2019年8月7日閲覧。
  3. ^ ベリンガム、ジダンを知ったきっかけは“父親がビーチで買った偽ユニフォーム”?”. Yahoo!JAPAN (2023年11月3日). 2024年2月7日閲覧。
  4. ^ Chapman, Joseph (2019年8月6日). “Birmingham City player ratings: Jude Bellingham shines bright despite defeat”. Birmingham Mail. https://www.birminghammail.co.uk/sport/football/football-news/birmingham-city-player-ratings-jude-16711571 2019年8月6日閲覧。 
  5. ^ “Birmingham 2–1 Stoke: Blues comeback heaps more pressure on Nathan Jones”. (2019年8月31日). https://www.skysports.com/football/birmham-vs-stoke/report/409408 2019年9月1日閲覧。 
  6. ^ バーミンガム・シティからMFジュード・ベリンガムを獲得”. ボルシア・ドルトムント (2020年7月20日). 2020年7月21日閲覧。
  7. ^ ドルトムント移籍のベリングハム「決断はとても簡単だった」”. キッカー日本語版 (2020年7月20日). 2020年7月21日閲覧。
  8. ^ The youngest goalscorer and the fastest goal by a substitute”. ボルシア・ドルトムント英語版 (2020年9月15日). 2023年12月30日閲覧。
  9. ^ ドルトムントMFベリンガム、イングランド史上最年少でCLスタメン出場を果たす”. サッカーキング (2020年10月21日). 2020年10月26日閲覧。
  10. ^ ドルトムント17歳ベリンガム、欧州CL決勝Tで2番目の年少ゴール”. 日刊スポーツ (2021年4月15日). 2021年4月17日閲覧。
  11. ^ ベリンガム、レアル・マドリードの新入団選手”. レアル・マドリード (2023年6月14日). 2023年6月16日閲覧。
  12. ^ レアル・マドリードのベリンガムが「いかに特別であるか」を風間八宏が解説「注目はボールを持った時の幅の広さ」”. sportiva web (2023年10月23日). 2023年12月19日閲覧。
  13. ^ レアル・マドリード、ロドリゴ&ベリンガム弾でビルバオ撃破! ラ・リーガ白星発進”. サッカーキング (2023年8月13日). 2023年8月13日閲覧。
  14. ^ a b レアル・マドリーがバルセロナとのクラシコを制す!開始早々にギュンドアンの先制点を許すも…怪物ベリンガムの2発で劇的逆転勝利‼︎Goal.com(2023年10月29日)2023年10月29日閲覧。
  15. ^ 公式戦14得点目でキャリアハイに並ぶ! ベリンガム、銀河系軍団での輝きはすでに“一等星”クラス”. サッカーキング (2023年11月27日). 2023年12月19日閲覧。
  16. ^ もうブンデスリーガでの得点数を超えてしまった ベリンガムはレアルで完全覚醒した「アンチェロッティは何かを解き放った」”. Yahoo!JAPAN (2023年12月19日). 2023年12月19日閲覧。
  17. ^ ドルトMFべリンガム、17歳でイングランド代表デビュー!史上3番目の記録残す…”. Football Tribe (2020年11月12日). 2020年11月13日閲覧。
  18. ^ 17歳ベリンガムがEURO最年少出場記録を樹立…37歳パンデフは2番目の年長得点記録”. サッカーキング (2021年6月14日). 2021年6月14日閲覧。
  19. ^ 優勝候補”イングランド代表、イランに6発大勝でワールドカップ白星発進”. サッカーキング. 2022年11月21日閲覧。
  20. ^ a b ヘイ、ジュード! イングランドの逸材MFベリンガムが代表史上2番目の若さでW杯弾をゲット”. theworldmagazine.jp (2022年11月22日). 2023年11月26日閲覧。
  21. ^ ドルトムント移籍の17歳MF、バーミンガムが背番号「22」を永久欠番にサッカーキング(2020年7月24日)2021年9月1日閲覧。
  22. ^ ベリンガム「伝統を引き継ぎたい」注目の背番号は“ジダンの5番”に決定!”. サッカーキング. 2023年6月17日閲覧。
  23. ^ レアル加入のベリンガム、ジダン氏に敬意表し背番号は「5」に”. AFPBB News. 2023年6月17日閲覧。
  24. ^ ドルトムント、イングランドの17歳逸材ベリンガムを獲得「簡単な決断だった」”. Goal.com (2020年7月20日). 2023年11月26日閲覧。
  25. ^ レアルを救ったベリンガム、『ヘイ・ジュード』の大合唱に大感激!「足が震えた」”. Livedoor.com (2023年9月3日). 2023年11月26日閲覧。
  26. ^ イングランド代表のイケメン19歳がベッカム氏と2ショット!「2人のレジェンド」とファンも興奮”. スポーツ報知 (2022年11月15日). 2023年12月30日閲覧。
  27. ^ "ジュード・ベリンガムの2019/2020での成績". Soccerbase. Centurycomm. 2020年10月21日閲覧
  28. ^ a b c J. Bellingham: Summary”. Soccerway. Perform Group. 2022年12月10日閲覧。

外部リンク[編集]