ポール・ポグバ

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ポール・ポグバ Football pictogram.svg
FRA-ARG (11) - Paul Pogba (cropped 2).jpg
フランス代表でのポグバ(2018年)
名前
ラテン文字 Paul Pogba
基本情報
国籍 フランスの旗 フランス
ギニアの旗 ギニア
生年月日 (1993-03-15) 1993年3月15日(28歳)
出身地 ラニー=シュル=マルヌ
身長 191cm[1]
体重 84kg[1]
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッドFC
ポジション MF
背番号 6
利き足 右足
ユース
1999-2006 フランスの旗 ロワシー=アン=ブリ
2006-2007 フランスの旗 トルシー
2007-2009 フランスの旗 ル・アーヴル
2009-2011 イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッド
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2011-2012 イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッド 3 (0)
2012-2016 イタリアの旗 ユヴェントス 124 (28)
2016- イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッド 134 (28)
代表歴2
2008-2009  U-16フランス 17 (1)
2010  U-17フランス 10 (2)
2010-2011  U-18フランス 6 (1)
2011-2012  U-19フランス 12 (4)
2012-2013  U-20フランス 13 (3)
2013- フランスの旗 フランス 84 (11)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年7月26日現在。
2. 2021年07月10日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ポール・ポグバ(Paul Pogba)こと、ポール・ラビイレ・ポグバPaul Labile Pogba1993年3月15日 - )は、フランスセーヌ=エ=マルヌ県出身のサッカー選手イングランドプレミアリーグマンチェスター・ユナイテッド所属。フランス代表。ポジションはミッドフィールダー

経歴[編集]

クラブ[編集]

マンチェスター・ユナイテッド[編集]

ギニア系の両親をルーツに持つ。2009年にマンチェスター・ユナイテッドFCの下部組織に入団し、2011年にトップチームに昇格した。9月19日、フットボールリーグカップリーズ・ユナイテッドAFC戦でプロデビューを果たした。2012年1月31日のストーク・シティFC戦でプレミアリーグデビュー。

ユヴェントス[編集]

2012年8月3日、出場機会を求めてフリートランスファーでユヴェントスFCへ移籍。10月20日のSSCナポリ戦で移籍後初ゴールならびにプロ初ゴールを決めた。2012-13シーズンは27試合に出場し5ゴールを決めてユヴェントスの連覇に貢献し、一躍トップクラスの選手へと躍り出た。

2013-14シーズンはシーズン開幕直後のクラウディオ・マルキジオの負傷によってスタメンを確保。マルキジオの復帰後もレギュラーとして活躍し35試合に出場して7ゴールを挙げるなどチームのセリエA三連覇に貢献した。2015-16シーズンから背番号を6番から10番に変更することを、クラブ公式Twitter上で発表した[2]。10番はミシェル・プラティニロベルト・バッジョアレッサンドロ・デル・ピエロカルロス・テベスといった名選手が着用していた番号である。

マンチェスター・ユナイテッドへの復帰[編集]

2016年8月7日、古巣マンチェスター・ユナイテッドFCのメディカルチェックを行うことが発表された。そして、8月8日に5年契約で完全移籍することが発表された。移籍金はユヴェントス側の発表によると、当時のサッカー界における移籍市場史上最高額の1億500万ユーロにボーナス500万ユーロの1億1000万ユーロ。

UEFAヨーロッパリーグ 2016-17決勝、アヤックス・アムステルダム戦ではゴールを決め、チームの優勝に貢献した[3]。2018年4月のマンチェスターダービーでは、試合途中まで2-0とリードされマンチェスター・シティFCの優勝にリーチがかかっているなか、2得点の活躍で、3-2と勝利、目の前でのシティの優勝を阻止した。

2018-19シーズン、ジョゼ・モウリーニョ監督体制3年目となったこのシーズンは序盤から確執が噂され、腕章もはく奪。パフォーマンスも昨シーズンとは程遠いものとなっていた。絶不調の最中にあった2018年末にモウリーニョ監督が解任され、後任にオレ・グンナー・スールシャール監督が就任すると、チームは指揮官交代後の7試合で全勝。ポグバもその内の6試合にフル出場して5ゴール4アシストと躍動し復調を果たした。しかし、後にスールシャールとも確執を生んでしまい、2019-20シーズン開幕前には退団を希望していたと伝えられ、レアル・マドリードへの移籍やユヴェントス復帰がメディアによって取り沙汰されていた[4]。ポグバは2018-19シーズンをリーグ成績35試合13得点9アシストで終えている[5]

2019-20シーズン。2019年9月25日のロッチデールAFC戦ではキャプテンマークとPKキッカーを剥奪された[6]。その後、足首の負傷により戦列を離れる[7]。12月22日、プレミアリーグ第18節ワトフォードFC戦にて途中出場し、復帰を果たした。

代表[編集]

フランス代表として、UEFA U-17欧州選手権2010に出場した。2013年3月22日に行われた2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ジョージアとの試合でラファエル・ヴァランと共にA代表デビューを果たし、先発フル出場した[8]2013 FIFA U-20ワールドカップでは主将を務め、優勝に貢献。大会最優秀選手にも選ばれた。

2014 FIFAワールドカップ決勝トーナメント1回戦ナイジェリア戦で先制点を決めた。チームはベスト8に終わったが、大会の最優秀若手選手賞を受賞し存在感を見せつけた。

2016年、UEFA EURO 2016では準々決勝アイスランド戦でゴールを決めた。チームは決勝でポルトガルに敗れ準優勝。

2018 FIFAワールドカップではグループステージのデンマーク戦を除く全ての試合に出場。クロアチアとの決勝戦ではフランスの3点目となるミドルシュートを決め、フランスの優勝に大きく貢献した。

2021年、UEFA EURO 2020では決勝トーナメント1回戦のスイス戦でミドルシュートによる得点を挙げたが試合に敗れ、準々決勝にも進めなかった[9]

プレースタイル・評価[編集]

主にボランチインサイドハーフとしてプレーする。恵まれた体格を生かして相手の足が届かない位置にボールを置くなど、ボールキープ力に優れる。相手に囲まれた際は、テクニカルなターンやリフティングによって相手のマークを外すことができる。また、正確かつ強烈なミドルシュートも大きな魅力である。チャンスメイクにも定評があり、とりわけ長いパスの精度は非常に高いため、正確なサイドチェンジや一気にゴール前でのチャンスを作ることができる。元ブラジル代表ロナウジーニョは「才能に溢れた歴史を作ることができる選手だね」とその才能を称賛した[10]

試合によって好不調の波があり、MOM級の働きをすることもあれば、敗戦の原因だと指摘されてしまうこともあり、才能に比して高い評価が得られない一因となっている[11]

エピソード[編集]

個人成績[編集]

クラブ シーズン リーグ リーグ戦 カップ戦 リーグ杯 国際大会 その他 合計
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
マンチェスター・ユナイテッド 2010-11 プレミアリーグ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2011-12 3 0 0 0 3 0 1 0 0 0 7 0
通算 3 0 0 0 3 0 1 0 0 0 7 0
ユヴェントス 2012-13 セリエA 27 5 2 0 - 8 0 0 0 37 5
2013-14 36 7 0 0 - 14 1 1 1 51 9
2014-15 26 8 4 1 - 10 1 1 0 41 10
2015-16 35 8 5 1 - 8 1 1 0 49 10
通算 124 28 11 2 - 40 3 3 1 178 34
マンチェスター・ユナイテッド 2016-17 プレミアリーグ 30 5 2 0 4 1 15 3 0 0 51 9
2017-18 27 6 3 0 1 0 5 0 1 0 37 6
2018-19 35 13 3 1 0 0 9 2 0 0 47 16
2019-20 16 1 2 0 1 0 3 0 0 0 22 1
2020-21 26 3 2 0 3 1 11 2 0 0 42 6
通算 134 28 12 1 9 2 43 7 1 0 199 38
総通算 261 56 23 3 12 2 84 10 4 1 384 72


代表[編集]

出場大会[編集]

試合数[編集]


フランス代表国際Aマッチ
出場得点
2013 7 1
2014 15 4
2015 5 0
2016 17 3
2017 5 0
2018 15 3
2019 5 0
2020 6 0
2021 10 1
通算 85 11

代表での得点[編集]

# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 大会
1 2013年9月10日 ベラルーシの旗ホメリセントラル・スタジアム ベラルーシの旗 ベラルーシ 2–4 2–4 2014 FIFAワールドカップ予選
2 2014年5月27日 フランスの旗サン=ドニスタッド・ド・フランス ノルウェーの旗 ノルウェー 1–0 4–0 親善試合
3 2014年6月30日 ブラジルの旗ブラジリアナシオナル ナイジェリアの旗 ナイジェリア 1–0 2–0 2014 FIFAワールドカップ
4 2014年9月7日 セルビアの旗ベオグラードスタディオン・ツルヴェナ・ズヴェズダ セルビアの旗 セルビア 0–1 1–1 親善試合
5 2014年10月11日 フランスの旗サン=ドニ、スタッド・ド・フランス ポルトガルの旗 ポルトガル 2–0 2–1
6 2016年7月3日 アイスランドの旗 アイスランド 2–0 5–2 UEFA EURO 2016
7 2016年10月11日 オランダの旗アムステルダムアムステルダム・アレナ オランダの旗 オランダ 0–1 0–1 2018 FIFAワールドカップ予選
8 2016年11月11日 フランスの旗サン=ドニ、スタッド・ド・フランス スウェーデンの旗 スウェーデン 1–1 2–1
9 2018年3月27日 ロシアの旗サンクトペテルブルクガスプロム・アリーナ ロシアの旗 ロシア 0–2 1–3 親善試合
10 2018年7月15日 ロシアの旗 モスクワルジニキ・スタジアム クロアチアの旗 クロアチア 3-1 4-2 2018 FIFAワールドカップ・決勝

タイトル[編集]

クラブ[編集]

ユヴェントス時代
ユヴェントス
マンチェスター・ユナイテッド

代表[編集]

U-20フランス代表
フランス代表

個人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b ポール・ポグバ”. サッカーキング. 2019年2月10日閲覧。
  2. ^ ユーヴェMFポグバが背番号を「10」に変更…過去にはデル・ピエロらが着用soccerking 2015年8月6日
  3. ^ United are Europa League Winners”. manutd.com (2017年5月25日). 2017年5月25日閲覧。
  4. ^ ポグバ、マンU退団は決定的か…レアル移籍よりもユーヴェ復帰を希望 サッカーキング 2019年6月19日
  5. ^ 世界のトッププレイヤー能力値ランキング1位~5位。Fチャン編集部が選定、メッシが1位ではなく…?(2019/20シーズン版) フットボールチャンネル 2019年10月2日
  6. ^ ポグバは今冬こそ移籍決断…スールシャール監督と確執かexcite news 2019年9月27日
  7. ^ 12月まで離脱のポグバ代役をスールシャールが指名「フレッジは重要な戦力になる」 Goal.com 2019年10月30日
  8. ^ ポグバ&ヴァランがデビュー フランス、快勝で単独首位に”. Goal.com (2013年3月23日). 2013年3月23日閲覧。
  9. ^ EURO衝撃敗退も…ベンゼマとポグバの超ゴールが伝説級にすごかった”. コリー (2021年6月29日). 2021年7月15日閲覧。
  10. ^ ロナウジーニョ氏がポグバのバロンドールに太鼓判「歴史を作れる選手」…去就についても言及 | Goal.com”. www.goal.com. 2021年3月8日閲覧。
  11. ^ 「もう少し頭を使え」スコールズ氏、一貫性に欠ける後輩ポグバに苦言 | Goal.com”. www.goal.com. 2021年3月8日閲覧。
  12. ^ ポグバ、新たな髪型はポケモンの「モンスターボール」…SNSで披露soccerking 2016年2月10日
  13. ^ アッレグリ監督、ポグバのヘアスタイルに自虐「私にはそんな毛が…」 フットボールチャンネル 2016年1月26日
  14. ^ ポグバ、髪色をなんと「超サイヤ人」にする!ドラゴンボール風に Qoly 2018年3月20日
  15. ^ ESPN World Fame 100 ESPN.com 2017年6月10日閲覧。
  16. ^ “「バスケは禁止!」ハムストリング負傷のポグバが趣味を禁じられる”. 超ワールドサッカー. (2017年10月5日). https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=289695 2020年2月26日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]