代々木駅
代々木駅 | |
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JR代々木駅遠景(2005年5月) | |
よよぎ Yoyogi | |
所在地 | 東京都渋谷区代々木一丁目 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 東京都交通局(駅詳細) |
代々木駅(よよぎえき)は、東京都渋谷区代々木一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。
乗り入れ路線
JR東日本の各線(後述)、東京都交通局の都営地下鉄大江戸線が乗り入れ、接続駅となっている。大江戸線の駅には「E 26」の駅番号が付与されている。
JR東日本の駅に乗り入れている路線は、中央本線と山手線の2路線であり、中央本線を所属線としている。両路線とも複々線となっており、中央本線に関しては緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみ、山手線に関しては電車線で運行される環状路線としての山手線電車のみがそれぞれ停車し、中央線快速・埼京線・湘南新宿ライン及び特急列車は停車しない。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。
駅構造
JR東日本
JR 代々木駅 | |
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よよぎ Yoyogi | |
所在地 | 東京都渋谷区代々木一丁目34-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ヨヨ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 3面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
69,704人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1906年(明治39年)9月23日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■中央・総武線(各駅停車)* |
キロ程 |
9.6km(東京起点) 千葉から45.7 km |
◄千駄ケ谷 (1.0 km) (0.7 km) 新宿► | |
所属路線 | ■山手線 |
キロ程 | 9.9 km(品川起点) |
◄原宿 (1.5 km) (0.7 km) 新宿► | |
備考 |
みどりの窓口 有 東京山手線内・東京都区内駅 |
2面2線の相対式ホームが1面2線の島式ホームを挟む形の合計3面4線を有する高架駅である。2番線と3番線で島式ホームを共用し、中野方面行から渋谷方面への乗り換えは同一ホームで可能である。[1]また、中野方面行から池袋方面への乗り換えは北隣の新宿駅で行うのが一般的である。
新宿駅のホームは、改良工事で代々木側に延長された。これにより両駅間の最短距離は非常に短くなり、最短では100m程度しかない。
2番線と3番線の新宿寄りには柵と階段が設置され、段差が生じている。
新宿寄りの地下通路は以前乗り換え用だったが、2000年4月20日の都営地下鉄大江戸線の駅が開業したのに伴い北口が開設され、直結された。同時に西口の駅舎も改築され、同線の出入口も新設された。
エスカレータは北口出入口と北口改札内コンコース~ホーム間を、エレベーターは北口出入口内にある。
出口は3か所あるが、東口は非常に狭い。西口と北口はすぐ都営大江戸線の乗り換え口がある。
当駅は代々木アニメーション学院の最寄り駅のためか、以前駅構内に同校のアニメ調の広告が多くあった。しかし、2006年に同校が民事再生法を適用後は経営再建の一環で構内のかなりの広告が減らされ、かつて長い間4番線の新宿寄りにあった横長の広告も現在は別の広告に変わっている。
西口にみどりの窓口があり、北口、西口に指定席券売機が設置されている。
ホーム | 路線 | 行先 | 備考 |
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1 | ■山手線(外回り) | 新宿・池袋・上野方面 | |
2 | ■山手線(内回り) | 原宿・渋谷・品川方面 | |
3 | ■中央・総武線(各駅停車) | 中野・三鷹・立川・高尾 | 三鷹以西直通は早朝・深夜のみ |
4 | ■中央・総武線(各駅停車) | 千駄ヶ谷・御茶ノ水・東京・千葉方面 | 東京発着は早朝・深夜のみ |
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JR西口(2007年7月27日)
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JR東口(2007年12月28日)
東京都交通局
東京都交通局 代々木駅 | |
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よよぎ Yoyogi (山野美容専門学校前) | |
◄E 25 国立競技場 (1.5 km) (0.6 km) 新宿 E 27► | |
所在地 | 東京都渋谷区代々木一丁目35-5 |
駅番号 | ○E 26 |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 | 大江戸線 |
キロ程 | 27.2 km(都庁前起点) |
電報略号 | 代(駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
16,333人/日(降車客含まず) -2009年- |
乗降人員 -統計年度- |
33,045人/日 -2009年- |
開業年月日 | 2000年(平成12年)4月20日 |
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。駅名併称は「代々木アニメーション学院前」だったが、現在は「山野美容専門学校前」であり、到着前の施設案内放送でも流される。
A3出口とコンコースを結ぶエレベーターは両側にドアがあり、JR北口からも利用できるようになっている。改札内コンコースとホームを結ぶ階段・エスカレータには、周辺施設パネルが設置されている。
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 都営大江戸線 | 六本木・大門・門前仲町方面 |
2 | 都営大江戸線 | 新宿・都庁前・光が丘方面 |
利用状況
JR東日本の2010年度1日平均の乗車人員は69,704人(JR東日本全体で60位)である。都営地下鉄の2010年度1日平均乗降人員は33,005人(乗車人員 16,388人、降車人員 16,617人)である[2]。以前は大学受験のための予備校生が乗降客のかなりの割合を占めていたが、2008年に代ゼミタワーが完成して大部分の予備校生が他の駅を利用するようになったため大きく変化している。
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | JR東日本 | 都営地下鉄 | 出典 |
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1992年 | 60,578 | - | [3] |
1993年 | 58,236 | - | [4] |
1994年 | 56,819 | - | [5] |
1995年 | 55,631 | - | [6] |
1996年 | 54,858 | - | [7] |
1997年 | 52,431 | - | [8] |
1998年 | 51,104 | - | [9] |
1999年 | [1] 51,342 | - | |
2000年 | [2] 55,062 | 7,127 | [10] |
2001年 | [3] 59,431 | 10,630 | [11] |
2002年 | [4] 65,427 | 11,770 | [12] |
2003年 | [5] 66,650 | 13,325 | [13] |
2004年 | [6] 67,768 | 14,055 | [14] |
2005年 | [7] 68,471 | 14,822 | [15] |
2006年 | [8] 69,830 | 15,636 | [16] |
2007年 | [9] 74,536 | 17,309 | [17] |
2008年 | [10] 71,660 | 16,876 | [18] |
2009年 | [11] 70,269 | 16,333 | |
2010年 | 69,704[12] |
駅周辺
小田急小田原線の南新宿駅まで西へ、新宿駅まで北へそれぞれ数百メートルの距離にある。タカシマヤタイムズスクエアのうち紀伊國屋書店新宿南店は「新宿」を名乗るものの、距離は当駅の方が近い。
北口・A3出口方面
渋谷区代々木一丁目(北寄り)・二丁目方面
- 東京スクールオブビジネス
- 日本共産党東京都委員会事務所
- 新宿サザンテラス
- 代々木アニメーション学院東京本部校
- JR東京総合病院
- 酪農会館ビル
- 山野美容専門学校
- 新宿マインズタワー
- 小田急小田原線南新宿駅
- 代々木ゼミナール本部校(代ゼミタワー)
西口・A1・A2出口方面
渋谷区代々木一丁目、千駄ヶ谷四丁目方面
- 東豊書店 - 中国語書籍
- 代々木ゼミナール法人事務局・TVスタジオ・国際教育センター(旧代々木本校)
- Y-SAPIX
- 代々木VILLAGE by kurkku(代々木ゼミナール本校跡地の一部)
- ミューズモード音学院
- 第一経理専門学校
- 代々木駅前通郵便局
- 日本共産党本部(中央委員会)
- 軟式野球会館
- 新日本出版社本社
- 美和書店 - 社会科学書、新日本出版社、日本共産党の書籍類
- 渋谷区千駄ヶ谷出張所
- 原宿警察署
- 修養団(SYD)
- SYDホール
- フジタ本社
- グラクソ・スミスクライン日本支社
- 大京本社
- 東京地下鉄副都心線北参道駅
- 補助57号線
- 代々木山谷通り
- 神社本庁
- 日本ムスリム協会(イスラム教)
- 明治神宮
- 東海大学医学部付属東京病院
- 新宿御苑
- 鉄緑会
- 木久蔵ラーメン
- FM-FUJIサテライトスタジオ(スタジオVIVID)
東口方面
渋谷区千駄ヶ谷五丁目方面
※都営地下鉄からは一旦A2出口を出てJR線をくぐる道路経由で東側へ行ける。
- NTTドコモ代々木ビル
- JA全農新宿ビル
- 服部栄養専門学校
- 新宿パークホテル
- タカシマヤタイムズスクエア
- 紀伊國屋書店新宿南店
- 紀伊國屋サザンシアター
- 東急ハンズ
- 東京都立新宿高等学校
- 新宿御苑
- 丸正
- ハナ信用組合
- 西武信用金庫
- ミューズ音楽院
- しんぶん赤旗編集局
- 東京勤労者医療会代々木歯科
- 東京俳優生活協同組合
- 日本デザイン専門学校
- 東京地下鉄丸ノ内線・副都心線・都営地下鉄新宿線新宿三丁目駅
- 新宿駅JR高速バスターミナル - 2011年5月11日移転。降り場は新宿駅東口(TDR発を除く)。
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代々木駅西方にある神社本庁
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日本共産党本部ビル。当駅に近い事から「代々木」と呼ばれる事がある。
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代々木駅と新宿駅の間にあるタカシマヤタイムズスクエア。先鋭のビルはNTTドコモ代々木ビル
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しんぶん赤旗編集局が入居するASビル
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山野美容専門学校などが入居するMYタワー(代々木一丁目)
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代々木ゼミナール新校舎(代々木二丁目)
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新宿駅JR高速バスターミナル。「新宿駅」を名乗るが、当駅のほうが近い。
バス路線
- 代々木駅
- 新宿駅JR高速バスターミナル
- 高速バス(乗車のみ)[19] - 京都・大阪・神戸方面、名古屋駅行、仙台行 ほか多数(詳細は新宿駅バスのりば#新宿駅JR高速バスターミナルを参照)
歴史
- 1906年(明治39年)9月23日 - 甲武鉄道の駅として開業。当時は後に中央本線となる路線のみに駅があった。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 国有化により国鉄の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 中央東線(後の中央本線)所属駅となる。
- 1909年(明治42年)12月16日 - 山手線列車の停車開始。当時は現在の山手貨物線付近にホームが存在していた。
- 1924年(大正13年)- 山手線の当駅付近複々線化完了により、ホームを現在地に移転。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅(中央本線所属)となる。
- 2000年(平成12年)4月20日 - 東京都交通局、都営地下鉄大江戸線新宿~国立競技場間開通と同時に同局の駅が開業。JR東日本の駅は北口を開設。
- 2001年(平成13年)11月18日 - JR東日本でICカードSuica供用開始。
- 2002年(平成14年)5月30日 - JR駅構内で火災発生。山手線が全線ストップ、走行していた列車も緊急停車した。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 東京都交通局でICカードPASMO供用開始。
駅名の由来
当駅の所在地は旧代々木村(JR駅開業当時は代々幡村)ではなく、旧千駄ヶ谷村であり、本来の代々木地域とは言えない。現在でも代々木というと、当駅周辺のことではなく、渋谷区の上原や富ケ谷といった地域を指すことが多い(代々木上原駅や代々木郵便局などが所在)。代々木公園の最寄り駅も当駅ではなく、JRでは隣の原宿駅である(駅構内にその旨の案内表示がある)。当駅に代々木駅という駅名が付けられた理由は、開業当時は小田急小田原線や京王線が開通しておらず、旧代々木村にそれまで1つも駅がなかったため、当駅が旧代々木村に最も近かったからである。
その他
- 駅の北側には新宿駅の構内敷地があり、中央線の特急の引き上げ線と5・6番線ホームがすぐ近くにある。
- 1980年代から1990年頃まで、山手線内回りホーム先頭付近に落書き対策として「落書きボード」が設置されていた。初期は駅近辺の予備校生などによる合格祈願や励ましなどのコミュニケーションが行われたが、いつの頃からかアニメやマンガのキャラクターなどの落書きが多く見られるようになった。水道橋駅にも同様のものがあった。
隣の駅
- 東京都交通局
- 都営大江戸線
- 国立競技場駅 (E 25) - 代々木駅 (E 26) - 新宿駅 (E 27)
脚注
- ^ 東京地下鉄半蔵門線・都営地下鉄新宿線の九段下駅も壁が撤去されると同様の構造となり、新宿線新宿方面行-半蔵門線押上方面行の乗り換えが同一ホームで可能となる
- ^ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 新宿駅JR高速バスターミナル