イチハチ

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イチハチ
ジャンル トークバラエティ番組
演出 水野雅之(MBS)
出演者 浜田雅功ダウンタウン
藤本美貴 ほか
エンディング YU-A「見守っていたい」
製作
製作総指揮 浜田尊弘(MBS)
プロデューサー 井口岳洋(MBS)ほか
制作 毎日放送
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
公式サイト
THE 1億分の8
放送期間2009年10月28日 - 2010年4月14日
放送時間水曜日 22:00 - 22:54
放送分54分
回数18
イチハチ
放送期間2010年4月28日 - 2011年3月30日
放送時間同上

特記事項:
ナレーション立木文彦 ほか
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イチハチ』は、2009年10月28日から2011年3月30日まで、TBS系列で放送されていた毎日放送(MBS)制作のトークバラエティ番組である。放送時間は、毎週水曜22:00 - 22:54(JST)。ステレオ放送文字多重放送ハイビジョン制作が実施されていた。

2010年4月14日放送分までは『THE 1億分の8』(ザ いちおくぶんのはち)として放送、通称の『イチハチ』を番組のタイトルに採用したのは2010年4月28日放送分からである。また、同年9月末までの放送では、番組内でクイズを出題していた。

概要

毎回、日本国民の中でもかなり特殊な事情や条件(「16歳未満で出産した母」「独身イケメン大金持ちな男性」など)をテーマに設定。そのテーマに当てはまる人々から、強烈な個性・経験・関係を持つ8人(8組)を「1億分の8(イチハチ)」としてスタジオに招く。[1]ただし改編期には、特別番組の放送を優先する関係で、本番組の放送を休止する週がある[2]。『THE 1億分の8』のタイトルで放送されていた2010年3月までは、原則としてイチハチを(一般の視聴者を含む)一般人だけで揃えていた(備考および脚注も参照)。

司会浜田雅功藤本美貴。番組のロゴには、2人の横顔を模したイラストが使われていた。また、『THE 1億分の8』時代から、ゲストパネラーとして複数の著名人が登場していた[3]

放送開始から2010年9月まではイチハチならではのメリット、問題、悩み、エピソードなどを基に作成したクイズを、藤本が3問程度出題。ゲストパネラーの質問、藤本が出すヒント、イチハチにまつわる写真・人物・データの紹介を通じて、イチハチの本音・経験談・生活の知恵などを引き出す趣向になっていた。ただし実際には、かつて同じ時間帯に毎日放送が制作を担当した『世界バリバリ★バリュー』と同様に、クイズよりもトークを生かす形で放送されている[4]。ちなみにオープニングでは、回転椅子に座ったままカメラに背を向けたイチハチが、「オープン・ザ・フェイス」のコールを合図に1人ずつカメラに顔を向ける趣向になっている[5]

2010年2月からは、イチハチを芸能人だけで揃えた企画を中心に、「〜No.1決定戦(〜にはテーマが入る)」を随時実施。一般人への街頭インタビューで多かった回答(ベスト5)を基にトークやクイズを展開するほか、イチハチの顔写真が入った運動会風のイラスト画面を挿入することによって、トークの勢い(途中経過)が分かる趣向になっている。またエンディングでは、パネラーがチーム単位で投票することによって、イチハチの中からテーマに見合ったNo.1を選んでいた。なお、チーム間で票が割れた場合には、浜田が独断でNo.1を決定。放送回によっては、パネラーが投票しなかった出演者がNo.1に選ばれることもあった。

2010年4月14日には、番組初の2時間枠(21:00 - 22:48)で、「超人気芸人8組が浜田の前で相方への怒りと不満を全部ぶつけちゃうぞスペシャル」(以下「2時間スペシャル」と表記)を放送した。同年28日のレギュラー放送からは、番組の正式名称も『イチハチ』に統一。これを機に、イチハチを芸能人だけで揃えた「〜No.1決定戦」のみで番組を構成するようになった。

2010年10月、TBS系列は水曜日のゴールデンタイムに放送する番組や放送枠を大幅に入れ替えた。しかし、本番組は従来と同じ水曜22時の1時間枠でレギュラー放送を続けた。この枠で番組が1年以上継続するのは、前述の『世界バリバリ★バリュー』以来である。ただし実際には、本番組の前枠(21時台)でもMBS制作の『くらべるくらべらー』が放送されるようになったため、同番組と交互に2時間スペシャルを編成する週が多かった。[6]

この改編を機に、従来は3組に分けていたパネラー席を、1つのテーブルを囲む形に固定。藤本によるクイズの出題や、チーム単位でNo.1を決める投票などを廃止したうえで、イチハチに関するVTR取材とスタジオトークで構成するようになった。 また、一般に「セレブ」とされる芸能人・企業経営者や著名人の子息からイチハチを集めるなど、企画の内容が『世界バリバリ★バリュー』の後期に近付いていた。しかし、2011年に入ってから、この企画の一部に制作上の問題があったことが表面化(後述)。放送倫理・番組向上機構(BPO)が審議に乗り出す事態にまで発展した。特に、同年1月12日放送分の「お坊ちゃまお嬢さま芸能人No.1決定戦」については、毎日放送が同年2月4日に「事前の確認が不十分だった」とする謝罪声明を発表。また、放送後の調査を基に、「客観的に見て、事実と異なる放送をした可能性が極めて高いと言わざるを得ない」との見解を示した。

本番組では、上記の問題が表面化してからも、2度にわたって企画のリニューアルを施しながら放送を続行。しかし、2011年3月30日に2時間枠で放送された「超人気芸人8組が浜田の前で相方への不満を全部ぶっちゃけちゃうぞスペシャル」で幕を下ろした。制作局の毎日放送では、「(上記の問題に関係なく)編成方針の見直しによって本番組を終了させた」との見解を示している。[7]その後「超人気芸人8組が〜」は、2011年12月21日の21〜23時に「超人気芸人大集合!!ガチで大ゲンカ祭2011」として放送された。この特番は2012年も放送されたが、TBSと共同制作の形をとった。(番組配信とスポンサーセールスはTBSが担当した)

出演者

司会

  • 浜田雅功ダウンタウン、番組での呼称は“浜ちゃん”) - 番組では本番組の開始に合わせて、浜田用に青色のコスチュームを用意。しかし、2010年3月10日までの放送では、藤本の隣にコスチュームを置いたままカジュアルな衣装で出演していた。同年4月14日放送の2時間スペシャルからは、チェックのベストの上に青いスーツを着用した。
  • 藤本美貴(番組での呼称は“ミキティ”) - 本番組で初めてテレビ番組の司会を務める。クイズの出題とイチハチ紹介のナレーションを担当するほか、トークで脱線しがちな浜田のフォロー役を担ったり、(司会者として)イチハチに質問を投げ掛けたりする。2010年3月10日までの放送では、ピンク色のコスチュームとホットパンツを身に着けていた。同年4月14日放送の2時間スペシャルからは、赤のコスチュームに、浜田のベストと同じチェック柄の入ったスカートを主に着用していた(後述)。

ナレーター

第3回までは赤平を、以降は立木を主に起用。2010年10月以降は、立木・橋詰を中心に、一部の企画で山口の声も流れるようになった。

BGM

エンディングテーマ

  • CLIFF EDGE「SA・YO・NA・RA 〜君を忘れないよ〜」(2009年10月28日 - 2010年1月30日)
  • CLIFF EDGE「また二人で... 〜あの日の帰り道〜 feat.RSP」(2010年2月3日 - 3月10日)
  • 超新星「J.P.〜REBORN〜」(2010年4月14日 - 6月23日)
  • ROOKiEZ is PUNK'D「eggmate of the year」(2010年7月7日 - 10月13日)
  • So' Fly「First Kiss」(2010年11月17日 - 12月15日)
  • YU-A「見守っていたい」(2011年1月12日 - 3月30日)

放送内容

  • THE 1億分の8』時代(2009年10月28日 - 2010年3月10日放送分)のゲストは、注記のない限りパネラーとしての出演。
  • THE 1億分の8』時代に2本立てで放送した回の出演者は、“Part2”として放送するパートの出演者を除いて掲載。

スタッフ

  • 構成:鈴木おさむ、松本真一、佐藤俊明、寺田智和、木村タカヒロ、岸本浩二、宇田川岳史、玉置高幸、原木綿子、今井太郎、寺坂直毅
  • リサーチ:スコープ、ジーワン、ニューズクリエイト
  • SW:石毛雄己
  • CAM:五十嵐陽
  • VE:粕谷弘樹
  • AUD:渡辺 拓
  • 照明:藤井輝夫
  • 美術プロデューサー:内藤佳奈子
  • デザイン:野口陽介
  • 美術進行:横山 勇
  • マルチ:大高 貢
  • 大道具:葛西剛太
  • 大道具操作:成井一浩
  • 電飾:樋口真樹
  • アクリル装飾:下平雄治
  • スタイリスト:江島モモ、北田あつ子
  • ヘアメイク:渋澤栄祐、馬場伸二、吉田みわ
  • 編集:鈴木建介
  • MA:谷澤宗明
  • 音効:上口昭雄、石川良則
  • CG:田中秀幸
  • 編成:山本達也
  • 宣伝:石田敦子
  • スチール:森下里香
  • 技術協力:テクノマックス、スウィッシュ・ジャパン、プログレッソ、ザ・チューブ、SPOT、フレイムグラフィックス
  • 美術協力:フジアール
  • 収録スタジオ:東京タワースタジオ
  • AD:加用裕紀、青木誉幸、一場孝夫、濱田禮徳、田中雄大
  • AP:中塚大悟、八尋衣美、鈴木美絵、峰尾圭一
  • ディレクター:椎葉宏治、小林一丈、鳥越一夫、中村武史、村井伸一、高野透矢、中原嘉仁、原田浩司、相澤 雄、大森千代、大坂倫代、中谷徳秀
  • 演出:渡辺 剛
  • 総合演出:水野雅之
  • プロデューサー:浜田尊弘、井口岳洋、合田忠弘、稲冨 聡、江間浩司、村田聡子
  • 制作協力:吉本興業、NET WEB
  • 製作著作:毎日放送

備考

企画・構成

  • 本番組のプロデューサーによれば、「ネタ(番組で設定するテーマ)のストックは15年分ある」とされていた[38]。しかし実際には編成方針の見直しによって本番組は1年半で終了した。
  • 『THE 1億分の8』時代には、放送で顔を出せることを条件に、今後放送予定のテーマに該当する参加者を公式サイトで随時募集していた。『イチハチ』になってから半年間は、一般の視聴者を番組に招かず、放送上パネラーの名称を「No.1判定人」と表記していた[39]
  • 本番組での浜田は、ゲストが自分の頭越しにイチハチへ勝手に質問して盛り上げると、不機嫌な表情を見せていた。トークの流れによっては、ツッコミがてらにパネラー(主に芸人)や藤本の頭をはたいたり、芸能人イチハチ(の自慢話)に対する不満や妬みの感情を(あくまでもネタとして)「死ねばいいのに」という口癖で示したりすることがあった。
  • 芸能人だけの「No.1決定戦」にお笑いコンビが出演する場合には、一方の芸人をイチハチに入れたうえで、相方の芸人をパネラーとして登場させることが多かった。この場合には、イチハチ席とパネラー席の間で、コンビ同士によるトークの応酬が見られがちである。2010年4月から約半年に1回のペースで放送された2時間スペシャルは、「お笑いコンビが互いに相方への本音をぶつけ合う」という意味で、その延長線上にあった企画と言える。ただし放送上は、お互いの仲の良さに関するエピソードや、話芸への情熱をVTRで紹介するなどの配慮を施していた。
  • 開始当初から第4回(2009年11月18日放送分)までは、クイズの途中(22:30以降)に、予告を兼ねて次回放送分のクイズの一部を流していた。第5回(同年11月25日放送分)から第7回(同年12月9日放送分)は、前回放送分の続編に該当するパート(Part2)と、新たに放送するパートの2本立て構成に移行。“Part2”のパートを、番組の途中に挿入していた。ただし以降は、エンディングの次回予告を除いて、全編1つのテーマで放送している。
  • 番組開始の時点では、「1億分の1の本当にあったちょっといい話」と題したVTRを通じて、浜田を泣かせるようなエピソードを紹介することも計画していた。しかし、結局は実現しなかった。
    • THE 1億分の8』時代には、出演頻度の高いパネラー(陣内智則など)が出演済みの一般人イチハチを追跡した取材VTRを挿入したり、(素のリアクションを引き出す目的で)番組スタッフが芸能人パネラーや一般人イチハチにVTRで「ドッキリ企画」を仕掛けることがあった。
    • イチハチ』へ改称後の半年間は、(放送上)パネラーが「〜No.1」を決める直前に、芸能人イチハチにまつわるVTRをほぼ毎回放送。過去の写真とともに、関係者からのメッセージを字幕で紹介していた。メッセージでは、当日の放送で話題になったイチハチの行動・嗜好・生活態度を、笑いや皮肉を込めながら短い言葉で諫めることが多かった。
  • タモリのグッジョブ!胸張ってこの仕事』以来全編通しのスポンサー体制に変更された。

視聴率

  • THE 1億分の8』時代の終盤までは、平均で6 - 8%と苦戦していた。それでも、前番組の『クメピポ! 絶対あいたい1001人』よりは若干上昇。また、TBSがゴールデンタイム・プライムタイムに放送する番組の中では、相対的に高い水準で推移していた。[40]前述の2時間スペシャルを放送した際には、当時の番組史上最高視聴率(10.5%)を記録している。[41]
  • イチハチ』への改称直後のレギュラー放送では、『THE 1億分の8』時代の視聴率を上回る週が多く、10%を超えた回もあった[42]。同年7月からは、平均6%台に落ち込むなど再び苦戦。それでも、同年10月以降は、レギュラー放送枠で10%前後を記録することがあった。
  • ただしスペシャル版では、通常の放送よりも高い視聴率を記録する傾向があった。2010年9月8日・15日にいずれも2時間枠で放送されたスペシャルでは、それぞれ10%以上を記録した。2010年9月8日放送の「ゴージャス女芸能人決定戦」では10.5%。同月15日放送の「お坊ちゃまお嬢様芸能人No.1決定戦」では、番組史上最高の12.0%を記録した。最終回の視聴率も、11.4%であった。[43]
  • また、本番組の制作を担当する毎日放送の地元・関西地区では、レギュラー放送・スペシャルとも関東地区より高い視聴率を示す週が多く、前述「お坊ちゃまお嬢様芸能人No.1決定戦」では、番組史上最高の16.7%に達した。[44]

番組外の逸話

  • 2010年1月頃から同年10月頃まで、浜田・藤本の顔写真を縦に並べた本番組の大型看板を、大阪市(毎日放送の本社所在地)の繁華街の1つ・道頓堀戎橋南詰)に建つビルの壁面へ設置していた。[45]
  • MBS(関西ローカル分)や系列のCS放送局・GAORAでは、放送内容を予告するテレビCMを随時放送。『イチハチ』への改称後は、CMと同じ内容の予告動画を、公式サイトでも無料で配信している。さらにMBSでは、レギュラー放送の休止期間明け直前を中心に、2010年夏頃から2011年の初頭まで番組宣伝を兼ねて本番組の再放送を実施していた(土・日曜日午後の関西ローカル枠で不定期放送)。
  • 藤本は2010年4月8日に、本番組の2時間スペシャル(前述)の宣伝を兼ねて、このスペシャルから着用するコスチューム姿で『ちちんぷいぷい』(MBSの情報番組、関西ローカル放送)内の料理コーナー「キッチンぷいぷい」へゲスト出演。[46]同コーナーへの出演後には、阪神甲子園球場での阪神タイガース読売ジャイアンツ戦(プロ野球セントラル・リーグ公式戦)で、上記のコスチュームを着たまま自身2度目の始球式に臨んだ[47]。同年7月19日に同局で放送された『痛快!明石家電視台』のゲストトークコーナー「なにをきくねん!」にも、本番組の宣伝を目的に初めて出演している。[48]

制作上の問題

  • 2010年11月17日の「お買い物女王No.1決定戦」では、イチハチに関する取材VTRの一部で、ホテルの買収交渉の模様を放送。しかし放送後に、「交渉の当事者」としてVTRに登場した人物が、交渉の責任者ではなかったことが関係者の指摘などで判明。BPOでは2011年1月17日に、「情報の確認が不十分で、企業の宣伝に利用された可能性がある」として、当該回の放送内容を放送倫理検証委員会で審議した[49][50]
  • 2011年1月12日の「お坊ちゃまお嬢様芸能人No.1 決定戦」では、イチハチとして出演した女性実業家を、「アメリカニューヨークに23軒の自宅を所有する資産家」として紹介。本人が事前に「自宅として使用中」と申告した物件の一部を取材したうえで、その模様を収めたVTRを放送した。しかし放送後に、視聴者からの指摘によって、「VTRで取り上げた物件の1つを(放送時点で)別の人物が所有していた」との疑惑が浮上した。制作局の毎日放送では、ニューヨークなどで事実関係の調査に入るとともに、「事実と異なる内容を放送した疑いがある」としてBPOに報告[51][52]。2月4日には、以上の調査結果を基に、「当該実業家の所有だったとは証明できず、事実と異なる放送をした可能性が極めて高い」として公式サイトで謝罪声明を発表した。なお、指摘を受けた女性実業家は、「(本番組の)スタッフには(指摘対象の物件が)『投資物件』であることを最初から説明。スタジオトークでもそのことに言及したはず」と主張[53]。同局の調査チームが(番組で紹介した)23物件の所有証明の提示を求めた際には、プライバシーの保護を理由に提示を拒否している[53][54]
  • なおBPOは、本番組放送終了後の2011年7月6日に、上記2件の放送内容に対する審議の結果を意見書として公表。「故意の虚偽や意図的な捏造はなかったが、取り上げた情報・事実の正確さを確認する努力を怠っていて、その扱い方がずさんだった」との見解を明らかにした。2010年11月17日放送分については、「出演者とその関係者が、放送が取り上げた情報と密接な利害関係を有していた点で、放送の公正さにも欠けていた」として、「放送倫理違反があった」という判断を示している[55][56]

脚注

  1. ^ 浜田のコメントやナレーションでは、「パンチの効いた8人(8組)」と呼んでいる。
  2. ^ 2010年3月17日 - 4月14日と同年9月15日 - 10月13日には、いずれもこの番組の放送を4週にわたって休止したうえで、再開時に2時間スペシャルを編成。同年10月13日以降も、MBSの制作による特別番組の放送や(TBSが日本での地上波テレビ中継権を保有する)世界バレー中継による特別編成の影響で、11月17日まで4週にわたって放送を休止した。
  3. ^ 2010年9月末までの放送では、パネラーがチーム単位で登場していたため、司会席の近い順にパネラー席をピンクチーム・オレンジチーム・イエローチームと称していた。なお、第4回までは3名×4組、第17回までは3名×3組、以降は2名×3組の対抗戦であった。
  4. ^ THE 1億分の8』時代には、クイズの正解数が多かったチームに賞品を出したり、放送へ登場したイチハチ全員に番組オリジナルのチョコラボを記念品として進呈したりしていた。
  5. ^ 開始当初の放送では藤本がコール。その後は、ナレーターのアフレコによるコールが合図になるように、収録済みの映像を編集していた。
  6. ^ 2010年9月から2011年1月までの本番組では、9回の放送中7回分を2時間スペシャルとして編成。『くらべるくらべらー』の2時間スペシャルや、MBS制作で2時間の特別番組を放送する週には、本番組の放送休止で対応していた。
  7. ^ MBS「イチハチ」終了“虚偽騒動は無関係”サンケイスポーツ2011年2月5日付
  8. ^ 月刊誌『Tokyo graffiti』62号(発行・グラフィティマガジンズ、発売・KKロングセラーズ、2009年10月25日発売)の特集「恋愛は自由!」とのコラボレーション企画として放送。本番組でのオープニング映像でも紹介された。また、イチハチの中に作家の末永直海がいた。
  9. ^ 井上公造長谷川まさ子佐々木博之駒井千佳子(いずれも芸能レポーター)・種井一司(東京スポーツ芸能担当記者)・山下伸基(サンケイスポーツ芸能デスク)・渡邊裕二(文化通信社記者)・嘉納愛夏(カメラマン)
  10. ^ 第4回放送の続編「世間を騒がせるスクープをした芸能記者たちPart2」を中盤にはさむ形の2本立て構成。「人生大逆転!奇跡のビフォーアフターな人たち」から、パネラーのチーム数が3組になった。
  11. ^ 第5回放送の続編「人生大逆転!奇跡のビフォーアフターな人たちPart2」を中盤にはさむ形の2本立て構成。
  12. ^ 第7回は、第6回放送の続編「スゴ腕探偵たちPart2」を中盤にはさむ形の2本立て構成。第8回では、「死にかけた人たち」の続編だけを放送した。
  13. ^ 第8回までの総集編と、特にインパクトの強かったイチハチに関する追跡取材・再現ドラマで構成。浜田・藤本は、スタジオパートにのみ2人きりで出演した。
  14. ^ 「第2のはるな愛を探せ」をテーマに、ミッツ・マングローブ楽しんごなどがイチハチとして登場。ミッツが徳光和夫の甥であることを証明する目的で、徳光自身もVTRで出演した。
  15. ^ 番組史上初めて、各種メディアで活躍する芸能人・文化人ばかりでイチハチを揃えた特別企画。エンディングでは、番組内でのトークを基に、パネラーが岩尾を「芸能人ドケチNo.1」に選んだ。また、イチハチのドケチなエピソードの証言者として、板東英二佐々木健介・北斗晶夫妻、小倉優子デーブ・スペクター東野幸治磯野貴理団長安田がVTRで登場。杉浦に関するエピソードでは、司会の藤本から妻・辻希美のコメントが紹介された。
  16. ^ 「恋愛の勝ち組女」として、放送直前に高見盛との交際が話題になった松坂南が登場。また、鉄道アイドルとして知られる木村裕子が「旅行」、釣り師として知られるタレントのふくだあかりが「魚」をテーマにそれぞれ出演した。
  17. ^ イチハチのエピソードの証言者として、船越英一郎的場浩司彦麻呂がVTRで登場。また、パネラーの配置が2名×3チームになっていた。
  18. ^ この放送は、パネラーの配置を3名×2チームに変更。イチハチとして登場した芸人のうち、収録と単独での仕事が重なった千原ジュニア(千原兄弟)は、途中で姿を消した(実際の放送より)。今回は、「相方に不満をぶつける人」と「相方に不満をぶつけられる人」に分かれ、また、トークパートの最後には、イチハチに当たるコンビ8組の新人・若手時代の秘蔵映像を放送。エンディングでは、レギュラー放送の「No.1決定戦」と同様のパターンで、パネラーがタカアンドトシを「収録後一緒に飲みに行きたい漫才コンビNo.1」に選んだ。
  19. ^ この放送から、パネラーの配置を2名×3チームに変更。
  20. ^ イチハチメンバーから、普段着用しているパジャマを借りて、そのパジャマから加齢臭が出ていないかを抜き打ちで測定。結果、小森・虻川・多岐川の3名が、中年男性の平均数値を超えてしまった。
  21. ^ 16人のイチハチ女性芸能人を、二つのテーマに分けてトークを行う、二本立てスペシャル1本目。放送時間は普段の放送より短く、No.1の発表は番組の最後のスポンサー紹介の時にテロップで発表された。
  22. ^ 16人のイチハチ女性芸能人を、二つのテーマに分けてトークを行う、二本立てスペシャル2本目。
  23. ^ この回から、チーム単位で分けていたパネラー席を横一列のテーブルに変更。パネラーによる「芸能人No.1」の決定方式も、該当するイチハチの番号を指定する方式から、イチハチの名前をフリップに直接書き込む方式に変わった。
  24. ^ 2010年4月14日放送分の2時間スペシャルの続編で、2010年10月期の特別編成による4週間の休止期間をはさんで、2時間スペシャルとして放送。「ゴージャス女芸能人決定戦」でイチハチとして世間から大いにかけ離れた生活振りを披露した松岡を、初めてパネラーに抜擢した。また、「浜田による指示」という名目で、出演芸人に関する一般人へのイメージ調査を実施。一部のパートでは、その結果を基にトークを展開している。
  25. ^ レギュラー放送を1回1テーマ体制に移行してから初めて、2週にわたって放送。
  26. ^ 過去のレギュラー放送で世間離れしたエピソードを披露した「お坊ちゃまお嬢様芸能人」15名がイチハチとして再集結。中松が音頭を取る格好で、イチハチの一部が中松の自宅でパーティーを開いた際の映像も放送された。ちなみに、パーティーの映像には、パネラーの上原や中松の実父・中松義郎も登場している。
  27. ^ 『イチハチ』への改称後の企画には珍しく、道端と熊谷以外のイチハチが企業の経営に従事する人物だった関係で、「V.I.Pしか入れないスポット」をベスト10形式で発表。「社交界のプリンス」と呼ばれる熊谷は、"セクレタリー(秘書)"を同席させながら、"年齢非公表の文化人"という肩書で出演していた。ちなみに、中村と熊谷は、『世界バリバリ★バリュー』にも登場したことがある。
  28. ^ パネラーとして出演していた後藤輝基(フットボールアワー)は、放送中に自分の名を冠したミニコーナー「後藤プレゼンツ 身近なVIPサービスセレクション」を進行していた。パネラーがミニコーナーの進行役も務めたのは、『THE 1億分の8』時代を含めても、この時の後藤が初めてである。
  29. ^ 番組の後半では、藤本の進行で「セレブHEADLINEニュース」を放送。セレブ向けのサービスや不動産物件を、VTRで紹介した。
  30. ^ 過去に出演経験のあるイチハチだけを集めて、レギュラー枠で「スペシャル」として放送。前回に続いて、番組の後半に「セレブHEADLINEニュース」を組み込んだ。
  31. ^ フットボールアワーをスタジオゲストに迎えての総集編。追加取材として、松岡が初めてセルフうどん店などで注文・食事を経験する企画も放送された。
  32. ^ 2月9日の放送分は、女性編と男性編の2部構成で放送した。同月16日には、「怒りの芸能人男女16人大集合!浜田の前で理不尽キレまくり2時間スペシャル 延長戦」として、2時間の放送枠に収まらなかったトークをレギュラー枠で放送。番組の後半では、「浜田が過去に起こした理不尽な行動」とされる3つの噂を「浜田ブチギレ伝説」として紹介したうえで、浜田本人が真相を明かした。その結果、エンディングでのパネラー投票で、浜田が「理不尽芸能人No.1」に選ばれてしまった。
  33. ^ 番組の後半には、藤本の進行で「人気芸能人向けセレブHEADLINEニュース」を放送した。
  34. ^ レギュラー放送枠での最終回。エンディングでは、出演者のエピソードにまつわるビデオメッセージを、半年振りに放送した。
  35. ^ 当初は2011年3月16日の放送を予定していたが、東日本大震災の発生(同月11日)以降に特別編成へ移行したため延期。16日の当該時間帯は急遽、毎日放送開局60周年記念企画の一環で制作されたドラマ『ドラマアンコール トイレの神様』が放送された。
  36. ^ 前半は、ボケチームとツッコミチームに分かれて不満を言い合う構成。パネラーが選ぶ本番組最後のNo.1は、アンジャッシュだった。
  37. ^ ブラックマヨネーズは、過去の2時間スペシャルと同様に、(放送上)21:54から登場。イチハチに出演したコンビ8組の今後1年間を濱口善幸がタロットで占う企画では、進行役を務めるかたわら、「ブラマヨ劇場」と称してお互いの不満をぶつけ合った。
  38. ^ 週刊TVガイド』2009年11月6日号で本番組が紹介された際の浜田のコメントより
  39. ^ 一般人をイチハチに招いた最後の企画は、第15回「有名人の熱狂的ファンNo.1決定戦」。公式サイトでは、「2時間スペシャル」の放送前の時点で、イチハチへの応募フォームを閉鎖した。
  40. ^ 放送週によっては、水曜ゴールデン・プライムタイムに放送されるTBSの番組で、最高の視聴率を記録することもある(2010年2月3日・10日など)。第1回の視聴率は7.8%であった。
  41. ^ 関西地区では15.3%を記録。
  42. ^ レギュラー放送での最高視聴率(関東地区)は、『THE 1億分の8』時代で9.4%(2010年2月17日放送分)、『イチハチ』への改称後で11.0%(同年5月19日放送分)。
  43. ^ 視聴率はいずれも関東地区ビデオリサーチ調べ。
  44. ^ 関西地区、ビデオリサーチ調べ。
  45. ^ MBSでは以前にも、同じ場所に『水野真紀の魔法のレストラン』(同局制作の関西ローカル番組)の看板を一時設置。本番組の看板を掲示していた時期には、MBS以外のテレビ局で放送される番組で、道頓堀近辺でのロケの模様を収めたVTRに看板が映り込むこともあった(2010年9月21日フジテレビ系列で放送された関西テレビ制作のスペシャルドラマ『新・ミナミの帝王』など)。2010年10月中旬からは、『EXILE魂』(2012年9月までMBS・TBSの共同制作番組として放送)の看板に変更された。
  46. ^ 藤本は、モーニング娘。時代の2006年にも、他のメンバー3名(当時)とともに同番組のスタジオにゲスト出演。しかし、単独で同番組の生放送に登場したのは、当日が初めてである。
  47. ^ 試合翌日(2010年4月9日)発行の『スポーツニッポン』などを参照。MBSが関西ローカル・TBS系列全国ネットの中継権を保有していた関係で、始球式が実現した。なお藤本は、5回裏終了後に、全国ネット枠の『ザ・プロ野球』へ中継ゲストとして初登場。始球式の模様を紹介したほか、藤本自ら本番組の2時間スペシャルを宣伝した。なお、同スペシャルでも始球式のVTRを流す予定だったが、実際には放送されなかった。
  48. ^ 放送日は関西ローカル。また、藤本は、本番組の開始前から現在に至るまで、『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で明石家さんまとたびたび共演。2010年7月から9月上旬までは、同局の開局60周年を記念して結成された芸能人のPRユニット「ハッピー隊」のメンバーとして、同局のテレビ・ラジオで放送の開局記念特別番組やスポットCM(いずれも関西ローカル)にたびたび登場していた。
  49. ^ 「主治医が見つかる診療所」「イチハチ」審議へ BPO 朝日新聞2011年1月17日付
  50. ^ 情報バラエティー2番組3事案に関する意見(PDF) - BPO
  51. ^ 「お嬢様の部屋」はウソ?毎日放送にやらせ疑惑 読売新聞2011年1月27日付
  52. ^ TBS系「イチハチ」またやらせ疑惑 デイリースポーツ1月28日付
  53. ^ a b イチハチ(毎日放送制作)番組に関する取材の回答
  54. ^ 毎日放送、虚偽放送認め謝罪 「イチハチ」で 共同通信
  55. ^ テレビ東京『月曜プレミア!主治医が見つかる診療所』と毎日放送『イチハチ』に関する委員会決定(PDF) - BPO
  56. ^ 毎日放送制作番組「イチハチ」に対するBPO放送倫理検証委員会「意見」について 2011年7月6日付で公表された同局の広報資料より

外部リンク

MBS制作・TBS系列 水曜22時台
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THE 1億分の8

イチハチ