テレビ大阪

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テレビ大阪株式会社[1]
Television Osaka, Inc.[1]
本社社屋
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 TVO
本社所在地 日本の旗 日本
540-8519[1]
大阪府大阪市中央区大手前1丁目2番18号
(日経大阪電波会館)[1]
設立 1981年昭和56年)1月23日[1]
業種 情報・通信業
法人番号 2120001085068
事業内容 放送法に基づくテレビジョン放送
代表者 代表取締役社長 田中信行[1]
資本金 10億円
(2020年3月31日現在)[2]
発行済株式総数 200万株(2020年6月26日効力発生)[2]
売上高
  • 連結:154億9336万4000円
  • 単独:128億4479万2000円
    (2019年度)[2]
営業利益
  • 連結:5億1597万6000円
  • 単独:2億5097万5000円
    (2019年度)[2]
  • 経常利益
  • 連結:6億4668万円
  • 単独:5億7416万5000円
    (2019年度)[2]
  • 純利益
  • 連結:3億9275万8000円
  • 単独:4億1403万6000円
    (2019年度)[2]
  • 純資産
  • 連結:137億4025万5000円
  • 単独:127億3636万円
    (2020年3月31日現在)[2]
  • 総資産
  • 連結:178億4759万5000円
  • 単独:155億6561万4000円
    (2020年3月31日現在)[2]
  • 従業員数 166人(2020年4月1日現在)[1]
    決算期 3月
    主要株主 別項を参照のこと
    主要子会社 テレビ大阪サービス
    テレビ大阪システム
    テーク・ワン
    テレビ大阪エクスプロ[1]
    外部リンク https://www.tv-osaka.co.jp/
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    テレビ大阪[1]
    英名 Television Osaka, Inc.[1]
    放送対象地域 大阪府
    ニュース系列 TXN
    番組供給系列 TXN
    略称 TVO
    愛称 テレビ大阪
    呼出符号 JOBH-DTV
    呼出名称 TVOおおさか
    デジタルテレビジョン
    開局日 1982年3月1日
    本社 540-8519[1]
    大阪府大阪市中央区
    大手前1丁目2番18号
    (日経大阪電波会館)[1]
    北緯34度41分26.2秒 東経135度31分15.6秒 / 北緯34.690611度 東経135.521000度 / 34.690611; 135.521000座標: 北緯34度41分26.2秒 東経135度31分15.6秒 / 北緯34.690611度 東経135.521000度 / 34.690611; 135.521000
    演奏所 本社と同じ
    リモコンキーID 7
    デジタル親局 大阪 18ch
    アナログ親局 大阪 19ch
    ガイドチャンネル 19ch
    主なデジタル中継局
    • 太子河南 21ch
    • 枚方 27ch
    • 池田 28ch
    主なアナログ中継局
  • 枚方 21ch
  • 太子河南 27ch
  • 池田 47ch
  • 箕面・柏原・岬深日 62ch
  • ほか
    公式サイト https://www.tv-osaka.co.jp/
    テンプレートを表示

    テレビ大阪株式会社(テレビおおさか、Television Osaka, Inc. 略称 : TVO)は、大阪府放送対象地域とし、テレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。

    コールサインJOBH-DTV(大阪 18ch)、リモコンキーIDTXNキー局テレビ東京と同じ「7」。

    概要

    略称ロゴ

    1982年に開局した関西地方で最も新しい民放テレビ局で、TXNテレビ東京系列)に属している。都市型ネットワークという性質上TXNでは基幹局準キー局といった区別をしていないため正確には「系列局」でしかないが、在阪テレビ局という性質上「準キー局」とされることも珍しくない[3]

    現在のイメージキャラクターは、大阪名物のたこやきをモチーフとした「たこるくん」(本名・なにわ流たこる)。また相棒に、タコの「タコベエ」がいる。

    TXNでは唯一、自社製作番組で文字多重放送を行う場合に句点を使用していない[注釈 1]

    また、在阪民放テレビ局では唯一、製作クレジットに正式社名[注釈 2]を使用する。

    事業所

    出典[1]

    開局の経緯とネットワーク関係

    1966年から1967年にかけ、日本経済新聞社は大阪地区での新たな放送局の開局を目指して免許取得運動を起こしたが、実現には至らなかった。

    当時、日経は日本教育テレビ(NETテレビ、現在のテレビ朝日)に出資しており、また1969年11月には財界からの要請で東京12チャンネル(現在のテレビ東京)の経営を引き受けた。両局は毎日放送MBS。法人としては現:MBSメディアホールディングス)とネットワークを組んでいたため[注釈 3]、日経にとってはわざわざ新局を開局させる必要性は薄れていた。

    しかしながら、1974年3月には日経とNET、翌1975年3月31日には東京12チャンネルとMBSの各ネットワーク関係が解消されると、事情は一変。再建を目指す東京12チャンネルと日経の思惑が一致したことで、再度大阪財界を巻き込んで免許獲得運動に乗り出した。また、MBSはネットワーク解消後も東京12チャンネル・テレビ東京の経営参加は継続しており、このためMBSは関西地区のTX系列局開局に向けて日経と東京12チャンネルに多大な支援を行った。

    ただ、大阪府の周辺府県には既に府県域の独立局[注釈 4]が開局しており、それらからの反発を受けたものの[注釈 5]、紆余曲折の末に府域テレビ局ということで開局の目処が立ち、日本経済新聞大阪本社の隣りで1982年3月1日に念願のテレビ東京系列のマストバイ局・第1号として開局にこぎつけた。

    開局に合わせ、テレビ東京ホールディングス(テレビ東京の持株会社)の大株主で過去にネット関係にあったMBS[注釈 6]でテレビ大阪の開局を告知するCMを開局5ヶ月前の1981年10月から放送した[注釈 7]

    サンテレビ兵庫県)とKBS京都京都府)で放送されていたテレビ東京の番組は、本局に引き継がれた。両局は現在テレビ東京の番組をほとんどネットしていないため、各府県の大半の地域ではBSテレビ東京を受信できなければ、テレビ東京の番組をほとんど視聴できない状況となっている。

    なお、テレビ東京の菅谷定彦社長(当時)が2007年5月31日に行った定例会見で、地上デジタル放送全面移行後にテレビ大阪の放送エリアを京都府兵庫県に拡大する計画[4]を発表したが、その後は新たな動きはない[注釈 8]

    スタジオ

    第1スタジオ(80坪)、ニューススタジオ(40坪)、関西アーバン銀行本店内サテライトスタジオ(中央区西心斎橋)の3つ。府域局という性質上、在阪局では最小規模のテレビ局ということもあり、スタジオの数や規模(スタジオの床面積)も基幹地域以外の地方放送局とあまり変わらないものとなっている。

    情報カメラ

    本社、関西国際空港、大阪市中央区西心斎橋、京都川端四条のカモガワビルの4つである。かつてはツイン21と舞子ビラにもあった。

    社史・記念誌

    全て、テレビ大阪社史編纂委員会が編纂。

    • 1992年(平成4年)7月 - 「テレビ大阪10年の歩み」を発行(全171ページ)。
    • 2002年(平成14年)3月 - 「テレビ大阪20周年記念誌」を発行(全31ページ)。
    • 2007年(平成19年)5月 - 「テレビ大阪25年のあゆみ」を発行(全159ページ)。
    • 2012年(平成24年)5月 - 「テレビ大阪30年のあゆみ」を発行(全136ページ)。

    資本構成

    企業・団体は当時の名称。出典:[5][6][7][8]

    2015年3月31日 - 2016年3月31日

    資本金 発行済株式総数 株主数
    10億円 2,000,000株 37
    株主 株式数 比率
    日本経済新聞社 458,000株 22.90%
    テレビ東京ホールディングス 220,000株 11.00%
    テレビ愛知 215,000株 10.75%
    TVQ九州放送 214,000株 10.70%

    過去の資本構成

    沿革

    • 1981年昭和56年)1月23日 - テレビ大阪株式会社設立。
    • 1982年(昭和57年)3月1日 - テレビ東京のメガTONネットワーク(現在のTXNネットワーク)初の系列テレビ局としてテレビ放送を開始(設立の段階では1981年11月に開局する予定だった[9]が、諸事情により延期となった)。ロゴマークは2バージョンあり、青で書かれた「TV」に「O」が赤い四角の中に白地で書かれているもの(「TVOバージョン」)とアナログチャンネルの「19」をマークにしたものである(「19chバージョン」)。同時にカラー放送・音声多重放送を開始した(在阪局では最後発だが、同時は史上初であった)。
    • 1992年平成4年) - 開局10周年。10周年用のCMで流れたキャッチコピーは、「桃栗3年、柿8年、テレビ大阪まる10年」だった。
    • 1997年(平成9年) - 開局15周年を迎えテレビ大阪・TVOのロゴを一新。キャッチコピーは「TVOh!なにすんねん!テレビ大阪」だった。
    • 2001年(平成13年) - 開局(設立)20周年としてイメージキャラクター「ひょうたん一家」登場。キャッチコピーは「めっちゃ!テレビ大阪」だった。
    • 2002年(平成14年) - 開局20周年としてイメージキャラクター「たこるくん」登場。同年10月より局のロゴマークから「めっちゃ!」が外れる。
    • 2003年(平成15年)12月1日 - 再びテレビ大阪・TVOのロゴを一新。午前11時に地上デジタル放送(JOBH-DTV)を放送開始(送出マスターはアナログ放送ではパナソニック製を使用しているが、デジタル放送ではNEC製を使用)。TVOのロゴマークも「TV」が青で書かれていて「O」が赤で書かれているもの(「新TVOバージョン」)とTVOの「O」にリモコンキーIDの「7」を入れたもの(「7chバージョン」)に変更された。なおデジタル放送の物理はアナログ放送の19chに隣接する18chで、アナログ停波まで12MHzの連続帯域を占有する状態が続く事になった。
    • 2004年(平成16年) - テレビ大阪制作のバラエティ番組をすべてステレオ放送化。
    • 2005年(平成17年)4月4日 - 地上デジタル放送のデータ放送を開始。
    • 2006年(平成18年)10月 - 自社制作番組としてゴールデンタイムに全国ネットとして初のレギュラー1時間枠を持つ(月曜20:00枠[注釈 9]。ただし制作は東京支社)。開局25周年キャッチコピーとして「もっと。テレビ大阪」が誕生する。
    • 2008年(平成20年)7月1日 - 製作著作[注釈 10]クレジットで従来の「テレビ大阪」の前に「7」のロゴを導入[注釈 11]
    • 2011年(平成23年)
      • 7月24日 - デジタル放送への完全移行によるアナログ放送終了。
      • 10月 - 翌年に開局30周年を迎えることに伴い、製作著作クレジット表記で従来の「テレビ大阪」の前に「30th」のロゴを導入[注釈 12](2012年9月放送分まで使用していたが、10月の放送から再び上記の「7」のロゴを表記したものに戻した)。
    • 2016年(平成28年)
      • 9月 - 翌年に開局35周年を迎えることに伴い、新たなキャッチコピーとして、一般公募で選ばれた「それ、テレビ大阪やろ。」を採用。
      • 10月 - 翌年に開局35周年を迎えることに伴い、製作著作クレジット表記で従来の「テレビ大阪」の前に「35th」のロゴを導入[注釈 13](半年で再び上記の「7」のロゴに戻した)。

    オープニング・クロージング

    アナログ放送

    開局当初 - 2000年9月まで
    • テレビ大阪本社近くの川崎橋の映像とCGを融合したものをバックに、テレビ東京川島真理子アナウンサーが周波数や空中線電力のアナウンスをするというものだった。また、緑を増やし、育てるキャンペーンの一環として「緑いきいき!人いきいき!」(OP後)や「広げよう緑前線」(ED前)をスローガンにしたスポット映像を放送。このスポットはCMにも使用されていた(OPやEDではコールサインのあとに局名がアナウンスされるが、CM版では英語で「TV OSAKA Channel 19」とアナウンスしていた)[要ページ番号]
    2000年10月 - 2002年9月まで
    • 開局20周年を記念して制作したイメージキャラクター「ひょうたん一家」のCGアニメ[要ページ番号]
    2002年10月 - 2011年7月23日まで
    • オープニングではパジャマ姿のたこるくんがベッドから目覚め、窓から鳥が飛んでいった後、なぜかまた眠りにつき、鼻から出る空気の泡が大きくなってそこから「JOBH-TV テレビ大阪」と表示、最後は再びベッドから目覚める。クロージングではパジャマ姿のたこるくんが右から左へ歩き、ベッド付近に来ると照明を消して眠りにつき、鼻から出る空気の泡が大きくなってそこから「JOBH-TV テレビ大阪」が出て終了。翌2003年12月よりテレビ大阪とTVOのロゴマークの一新に伴い、ロゴ部分のみにマイナーチェンジが施された(試験電波発射時のカラーバーに表示されるロゴもマイナーチェンジに伴い変更された)[要ページ番号]

    デジタル放送

    開局当初 - 2016年10月2日まで

    オープニングでは日の出から局ロゴを大写しし、数々のロゴ(「TV OSAKA 7」や「"O"に"7"を入れたもの」)が飛んで行き、「TVO」のロゴが映された丸型のテレビを経て、最後はデジタル7chのロゴと「テレビ大阪(改行)JOBH-DTV」になる。クロージングではオープニング映像を逆にしたようなもので、丸型のテレビ画面→数々のロゴ→20世紀フォックスのロゴのような金色の局ロゴの大写し→デジタル7chのロゴと「テレビ大阪(改行)JOBH-DTV」の順だった[要ページ番号]

    2016年10月3日 -

    前述のアナログ放送末期に使用されていたものをイメージして製作。

    オープニング:ワルたこるとワルタコベエがベッドから目を覚ましたあと、壁に掛けてある掛け軸に「今日のイタズラ 目標7件」と書き、悪巧みを謀る。そのあと、イタズラ道具の入ったおもちゃ箱を持って外へ飛び出してゆく。そして最後は、おもちゃ箱からこぼれたビックリ箱の中から「JOBH-DTV テレビ大阪」と書いてある紙が飛び出てくる[要ページ番号]

    クロージング:外から帰ってきたワルたこるとワルタコベエが壁に掛けてある掛け軸に「今日のイタズラ 7件」と書き、イッシッシと笑う。そのあと眠くなり欠伸をひとつすると、ベッドにくるまり、ベッドにある触角のスイッチで照明を消して眠りにつき、鼻から出る空気の泡が大きくなってそこから「JOBH-DTV テレビ大阪」が出て終了[要ページ番号]

    アナログ放送終了特別クロージング

    2011年7月24日正午をもって、アナログ放送での放送を終了した。通常編成では『和風総本家』の再放送だったが、これを『たこるTV』に差し替えた上で「なにわ流たこるのうた」へ展開し、シームレスに特別クロージングへと移った[要ページ番号]

    内容は、まず緞帳が下がった舞台の上にたこるくんが立ち、たこるくんが「19ch」と書かれたプラカードを裏返して「7ch」(デジタル放送のリモコンキーID)をアピールした。BGMは「つっつっつー、テレビ大阪…(以下略)」のオルゴールによるインストゥルメンタルバージョンが使われた。舞台には「たこるくんファミリー」が勢ぞろいして、長年のアナログ放送視聴に感謝のメッセージを述べた後、最後に「JOBH-TV テレビ大阪」→「アナログ放送終了 ありがとうございました!」と書かれた縦長の看板が下り、たこるくんファミリーが一礼して終わった[要ページ番号]

    メッセージアナウンスは「視聴者の皆様、テレビ大阪 アナログ放送19chをこれまでご覧いただき、ありがとうございました。デジタル放送のチャンネル番号は、『7』に変わります。テレビ大阪開局30周年、これからもよろしくお願いします。JOBH-TV テレビ大阪。アナログ放送は、終了します。皆様、どうもありがとうございました![要ページ番号]

    正午以降はブルーバックのお知らせ画面に切り替わり、途中関西を襲った地震の速報を字幕で流した後、最後に「たこるのうた」からをリピートして、停波した[要出典]

    主な番組

    送信所親局概要・中継局一覧

    出典[1]

    大阪親局

    TXN系列局のリモコンキーID地図

    大阪府東大阪市山手町2031番4号(生駒山西中腹海抜560m・TVO単独)[10]

    親局の送信所は、NHK大阪局を含む各局が生駒山の山頂にあるのに対し、本局はそれよりやや低い西側の中腹に設置されている。出力も各局の3分の1に当たる1kWに抑えられ、送信アンテナには大阪府方向のみに電波が飛ぶように指向性がかけられている。

    また、アナログ放送ではVHF波の他局に対してUHF波で送信されていたため、新たにUHFアンテナを設けないと視聴できなかった。

    • コールサイン - JOBH-DTV
    • コールネーム - TVOおおさかデジタルテレビジョン
    • リモコンキーID - 7
    アナログ親局がUHF波だった関係で、在阪民放では唯一アナログ親局とは異なり、キー局のテレビ東京と共通の番号である(TXNでは、テレビ愛知を除く5局が「7」に揃えている)。また、在阪民放5局では唯一の“キー局合わせ”でもある[注釈 14]

    中継局

    局名 物理チャンネル 空中線電力 実効輻射電力
    河内長野清見台[11][12] 47ch 10mW 28mW
    枚方尊延寺[13][14] 56mW
    河内長野寺元[15][16] 23mW
    天見[17][18] 18ch 50mW 125mW
    貝塚木積[19][20] 47ch 89mW

    廃止

    アナログ放送

    2011年7月24日停波時点

    親局

    アナアナ変換前はMBSの神戸アナログ中継局が18chだったため、神戸市内などで混信が生じていた。

    • コールサイン:JOBH-TV
    • チャンネル:19ch
    • 周波数:映像507.25MHz 音声511.75MHz(テレビせとうち高松局は映像507.26MHz 音声511.76MHz)
    • 空中線電力:映像10kW 音声2.5kW
    • 実効輻射電力:映像200kW 音声50kW

    中継局

    • 枚方 21ch・30W(実効輻射電力:230W)(TVO単独で南方向へ送信。)
    • 箕面 62ch・30W(実効輻射電力:380W)(TVO単独)
    • 太子河南 27ch・10W(実効輻射電力:38W)(同上)
    • 柏原 62ch・10W(実効輻射電力:58W)(在阪各局と併設)
    • 池田 47ch・3W(実効輻射電力:11.5W)(垂直偏波・TVO単独)
    • 豊能吉川 21ch・3W(実効輻射電力:8.1W)(NHKと併設)
    • 中能勢 40ch・3W(実効輻射電力:8.1W)(NHK、FM大阪FM802と併設)
    • 西能勢 53ch・3W(実効輻射電力:3W)(NHKと併設)
    • 岬深日 62ch・0.5W(実効輻射電力:3.2W)(在阪各局と併設)
    • 河内長野清見台 33ch・0.1W(実効輻射電力:0.35W)(垂直偏波・在阪各局と併設)
    • 枚方尊廷寺 61ch・0.1W(実効輻射電力:0.71W)(同上)
    • 河内長野寺元 62ch・0.1W(実効輻射電力:0.25W)(在阪各局と併設)
    • 泉南金熊寺 50ch・0.1W(実効輻射電力:0.46W)(同上)
    • 天見 62ch・0.1W(実効輻射電力:0.28W)(垂直偏波・在阪各局と併設)

    区域外再放送

    以下の府外のケーブルテレビでは、区域外再放送が行われている。

    兵庫県京都府奈良県では、アナログ時代から一部地域で再送信が行われている。

    ただし、和歌山県ではアナログ放送時代から一切再送信が実施されず[注釈 15]滋賀県でも、地デジ移行後は地形的問題などから全局で放送が中止された。また、在阪他局が視聴できる三重県伊賀東紀州地方については、直接受信はもとよりケーブルテレビでも視聴することが難しいため、全国紙・地方紙共に掲載していない。(愛知県の同系列局・テレビ愛知も含む)

    一方、徳島県では民放四国放送(JRT)のみという特殊な事情から、一部の局や地域を除いて区域外再放送が特例的に実施されている(現在のところJRTとNNS系列読売テレビ(ytv)を除く広域3局と、一部の局でサンテレビ・テレビ和歌山も実施)。なおアナログ放送は大阪府内で受信し再送信していたが、地上デジタル放送(地デジ)開始してからは徳島県内の数箇所で受信を行っている。

    また、大阪府外のひかりTVでは本局を配信対象としていない。

    京都府の一部地域でも受信できる関係から、地デジ移行に関するオリジナルのCMには舞妓を起用したバージョンもあった。

    京都府
    兵庫県
    奈良県
    徳島県

    アナウンサー一覧

    契約アナウンサーには「☆」印を併記した[21]

    男性

    • 植草結樹 - 長崎放送から1991年に移籍。2015年4月から一時、スポーツ部のプロデューサーやニュースデスクを兼務していた。2020年1月31日付で定年を迎えた[22]が、翌2月1日以降も嘱託契約で在籍している[23]。実弟は系列局・テレビ東京アナウンサーの植草朋樹、実子は沖縄テレビアナウンサーの植草凜[22]
    • 渡辺学 - 岡山放送から1995年に移籍。2006年7月からは、アナウンス部を離れて、名古屋支社長や東京支社営業局営業部長を務めた。2017年4月1日付で、編成局アナウンス部長・宣伝部担当部長としてアナウンス部へ復帰。2018年度からは、アナウンサーとしての活動も再開している。2020年4月1日付でチーフアナウンサーへ異動するとともに、解説委員を兼務。
    • 福谷清志 - 日本海テレビから移籍。2008年4月入社。
    • 前田拓哉 - 山形テレビから移籍。2018年10月1日入社。

    女性

    元アナウンサー

    男性
    • 磯辺建臣 - 現:社会福祉法人顧問。
    • 杉浦滋男
    • 鈴木光裕☆ - 1982年度 - 1983年度在籍。福島テレビから開局と同時に移籍。契約期間の満了後に、東海ラジオや文化放送でスポーツアナウンサーとして活動した。現:フリーアナウンサー。
    • 大池博 - 現:事業局長。
    • 金森啓 - 現:編成局編成管理部。
    • 早坂淳 - 北海道テレビから移籍。1999年入社、総務部。
    • 酒井健治 - 福岡放送から移籍。1997年入社、現:事業部プロデューサー。
    • 庄野数馬 - 山口放送から移籍。2015年4月入社、2017年12月26日付で編成局長付、2018年4月1日付で東京支社営業部へ異動。2019年8月退社。現:フリーアナウンサー。
    • 千年屋俊幸 - 新卒採用の1期生として開局と同時に入社。2008年から他部署へ異動していたが、2013年4月1日からアナウンサーに復帰した。2019年3月31日の定年を機にフリーアナウンサーへ転じてからも、テレビ大阪が制作する番組(『やさしいニュース』など)への出演を継続[24]
    女性

    番組表が掲載されている新聞

    テレビ大阪の系列新聞である日本経済新聞(日経新聞)ではリモコンキーID番号順(6chのABCテレビと、8chのカンテレの間)で掲載されているが、その他の新聞の大阪本社発行版(※朝日・毎日・産経・読売)は従来通り、大阪府全域と京都府兵庫県の一部では右端にフルサイズで、それ以外の地域はハーフサイズかクォーターサイズで掲載されている(フルサイズの場合は基本的に、10ch・読売テレビの次)。これは前述の通り府域局としての割り当てであり、京阪神地域以外では受信が難しい点などを考慮したものである。

    • 大阪日日新聞 - 大阪府の地方紙。
    • 神戸新聞 - フルサイズで掲載している。大阪府内向け全国紙と比べ地元県域局サンテレビと逆の位置(NHK(Eテレ→総合)→広域4社→サン→TVO)に掲載。
    • 日本海新聞 - 2011年9月30日付まで、但馬版に掲載。位置は神戸新聞と同上。
    ハーフサイズ以下のサイズで掲載

    その他、奈良日日新聞においても日刊紙時代に掲載されていた[注釈 15]

    制作に参加した映画作品

    関連項目

    脚注

    注釈
    1. ^ ただし、リアルタイム字幕放送を実施する場合は使うことがある。
    2. ^ 他4局は、製作クレジットに略称・愛称を使用する。
    3. ^ ただし、正式にネットワークを組んでいたのはテレビ朝日のみ。
    4. ^ サンテレビ近畿放送→KBS京都びわ湖放送奈良テレビテレビ和歌山が該当。いずれの局も、当時からテレビ東京の番組を多くネットしており、番組不足による経営危機を恐れたために反対した。
    5. ^ テレビ東京は、元々財団法人日本科学技術振興財団が「東京12チャンネル」として、既存局と同一の送信環境で科学教育番組を放送するために1964年に開局した経緯のため、関東1都6県全てを放送対象地域としている。なお、東京12チャンネル開局の7年後の1971年に都県域の独立局として千葉テレビ放送群馬テレビが開局。
    6. ^ この関係もあり、MBS(HD)の完全子会社である放送映画製作所との共同制作の番組がテレビ大阪には多数存在する他、開局前の社員研修もMBSで行っていた。
    7. ^ CMには落語家桂文珍が出演し、テレビ大阪を受信する際にはUHFアンテナが必要であることを訴えた。また、開局直前には「新人は何にでも挑戦できるから面白い…3月1日、開局!! ♪19チャンネ〜ル テレビ大阪〜♪」という15秒CMが、同じく毎日放送を通じて放送された。
    8. ^ 過去、熊本放送が1959年4月の開局から1964年8月30日まで、福岡県筑後地方佐賀県南部、長崎県島原地方といった隣県の一部地域の視聴を前提にテレビ放送を行った事例があるが、現行放送法では隣接府県域の一部を放送対象地域に盛り込むような放送免許は事実上受けられない。
    9. ^ 2009年10月から木曜21:00枠に移行。
    10. ^ 在阪局で「作」ではなく「作」を用いているのは、毎日放送とテレビ大阪のみである。
    11. ^ 右下にたこるくんが「7」を支え、その左上にタコベエが乗っかっているクレジット。ちなみに、同日からテレビ東京もリモコンキーID「7」を入れた「TV TOKYO 7ch デジタル」の製作著作クレジットを導入。
    12. ^ 「0」の部分にたこるくんが乗っかっているほか、「0」の中にタコベエが入っている。
    13. ^ 「35」の部分にたこるくんとタコベエが乗っかっており、たこるくんが「それ、テレビ大阪やろ。」と書かれたを持っている。
    14. ^ 関西テレビもフジテレビと同じリモコンキーID「8」だが、こちらはアナログ親局が揃って8chだったことに起因する。
    15. ^ a b その関係から、和歌山県の県域紙・紀伊民報などの地域日刊新聞では番組表を掲載していない(全国紙の奈良・和歌山版には現在でも掲載されている)
    16. ^ かつては、同一系列局のテレビせとうちと共に再送信していた。現在は徳島県内で唯一、大臣裁定で読売テレビも再送信している。
    出典
    1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 会社情報 - TVO テレビ大阪
    2. ^ a b c d e f g h 第40期(連結)計算書類(1000円未満切り捨て) - テレビ大阪株式会社
    3. ^ テレビ大阪 株式会社 - リクナビ2017
    4. ^ 定例社長会見(2007年5月31日) - テレビ東京[リンク切れ]
    5. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2015』コーケン出版、2015年11月20日、373頁。 
    6. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2016』コーケン出版、2016年11月25日、381頁。 
    7. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、355頁。 
    8. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、377頁。 
    9. ^ 日本の民放ネットワーク JNNの軌跡』(JNNネットワーク協議会、1981年)に掲載の「民放テレビ・ネットワーク年表」での記述(223ページ)より
    10. ^ テレビ大阪生駒送信所・無線局免許状 - 総務省
    11. ^ 河内長野清見台中継局のエリア|放送 - 総務省
    12. ^ テレビ大阪河内長野清見台中継局・無線局免許状 - 総務省
    13. ^ 枚方尊廷寺中継局のエリア|放送 - 総務省
    14. ^ テレビ大阪枚方尊廷寺中継局・無線局免許状 - 総務省
    15. ^ 河内長野寺元中継局のエリア|放送 - 総務省
    16. ^ テレビ大阪河内長野寺元中継局・無線局免許状 - 総務省
    17. ^ 天見中継局のエリア|放送 - 総務省
    18. ^ テレビ大阪天見中継局・無線局免許状 - 総務省
    19. ^ 貝塚木積中継局のエリア|放送 - 総務省
    20. ^ テレビ大阪貝塚木積中継局・無線局免許状 - 総務省
    21. ^ アナウンサールーム - TVO テレビ大阪
    22. ^ a b "日本初親子3代アナ2代目 テレビ大阪・植草結樹アナが13日DT戦でラスト実況!江夏氏とコンビに「縁」". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 12 August 2019. 2019年12月20日閲覧
    23. ^ 『次は準備万全』”. テレビ大阪・植草結樹のYOU樹 RIN RIN! (2020年1月31日). 2020年2月5日閲覧。
    24. ^ "テレビ大阪・千年屋アナが3月末で定年退職 今後はフリーでニュースに登場も「夏休みに青春18切符で…」". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 25 March 2019. 2019年12月20日閲覧

    外部リンク